糖尿病の食事療法を実際にどう指導されているか、というと
「毎食、最初に野菜🥕をよく噛んで食べること」というのが基本で、
①まず野菜をにぎりこぶし1個か2個分を5分くらいで食べ、
②次にたんぱく質のおかずを5分、
③最後にのこりのおかずと
炭水化物であるごはん🍚、麺類🍜、パン🍞、いも類🍠を5分くらいかけて食べる、
ということのようです。
この食べ順だと炭水化物が最後になるので、
炭水化物を食べる頃にはお腹が膨れ始め、
自然と炭水化物を食べる量が減る、
という効果をねらっているみたいですね。
野菜は海藻、きのこ類も含め、
生野菜だけでなく、茹でたり、蒸したり、煮たり、炒めたりなど
加熱した野菜料理でも良いみたいです。
日本の伝統的な和食の朝ごはんの場合、
野菜サラダや
味噌汁を
5分くらいでよく噛んで食べ、
納豆などのおかずを5分かけて食べ、
残りのおかずとごはんをよくかんで食べる、
という感じでしょうかね。
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参考文献
関西電力病院 総長 清野 裕 先生監修 患者さんのための糖尿病ガイド 「どうしても一歩踏み出せないあなたへ 今日から始める食事と運動」 より
2018年12月4日公開 2023年5月19日更新