KATO 「手歯止め」を入手する!(意外と良かったw) | キハでGo!

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こんばんは!

連休二日目ですが、本日はポカポカ陽気で過ごしやすかったような気がします。

 

まずはいつものサンデースポーツ御意見番ですが、本日は東京オリンピックにて柔道史上初の兄弟での金メダリストとなり、次回のパリオリンピックでも代表に選ばれている阿部兄弟がゲストでした。

共に世界選手権でも数多くの金メダルを獲得しており、次回のオリンピックでも活躍が期待されています。

他にも兄妹と言えば、卓球でも張本兄弟が揃ってパリオリンピックの代表にもなっており、上の子の影響を受けて下の子も同じ競技の世界に飛び込むのはよくある話(相撲では大波三兄弟が有名ですね)ですが、オリンピック代表になるのは、その中でも稀な存在であり、さらに金メダリストとなると・・・

ということでゲストのすごさで、今回は特にスポーツで目立ったないようななかったような・・・

 

スポーツ御意見番を視聴した後は、特に予定が無かったのでドライブがてらJoshinの伏見店まで行ってきました。

やや鐡道模型のコーナーが縮小されていましたが、そこそこの品ぞろえでした。

ただ特に欲しい車両はなかったのですが、パーツ類を見ていると目に付いたのが1枚目の商品!

存在は知っていたのですが、ネットでは早々に売り切れてしまい、入手し損ねていたKATOの「手歯止め(黄色)」です。店頭では1つしかなかったので、慌ててカゴを取って、確保!お支払いを終えて帰宅しました。

中身は2枚目の通り、2個いちでランナーに付いていますが、4個の小さなパーツ・・定価は660円なので一つ辺り165円ですが、部品だけ見ると、かなり割高な印象がします。

しかし、実際に使ってみると・・・・

 

この部品はどのように使うかと言いますと、1枚目の様にレールの間に設置しますが、KATOの商品なので、TOMIXのレール(1枚目左)には残念ながらサイズが合わないので使えません。(同じNゲージなんですが・・・不思議ですw)

KATOのレールにはしっかりと入り、2枚目の様に黄色い台形の部分がレール上に載った感じになります。

これは何に使うかと言いますと・・・・

 

小さくて分かりにくいかもしれませんが、1枚目はキハ40(西日本更新車:広島色)の1番目の車輪を、先ほどの黄色い台形の間に設置して使用します。(2枚目は前面から撮影してみましたが、ちょっとわかり肉ですねw)

この部品は実際の鉄道では「手歯止め」(ハンドスコッチとも言います。)と呼ばれる道具であり、車両が勝手に動かないように車輪の前後に車輪とレールの間に噛ませる道具で、いわゆる輪留めです。

よくトラックでも駐車中にタイヤの前後に設置していることがあると思いますが、鉄道車両やトラックなどは空気圧を使った空気ブレーキで車両を止めていますが、エンジンを落とした状態で長時間が経過すると、空気圧の送り込みが止まり、気温などの変化で、圧が下がると最悪、無人で動き出してしまうことがあるため、このような道具を使って万一の事故を防ぐ対応を取られています。

 

キハ40以外にも機関車にも使用できます。

1枚目はDD54ですが、こちらはキハ40の37tと違って70tもあるので、手歯止めは重要です。

2枚目は・・・以前にジャンクで買って、本当のジャンクであり必死に修理したC55(詳しくはコチラ)ですが、こちらは第一動輪に設置しているも、よく見るとサイズが合わずに先台車の車輪が浮いていますw

 

この手歯止めですが、鐡道模型の世界ではM車は電流を切れば、100%、動き出すことはなく、そしてT車についても、こちらは動き出しますが・・・動いたところで何の支障もないので、無用の長物かと思われるかもしれません!

しかし、キハすきすき線区では、この商品はとてもありがたい存在であり、その理由が1枚目です!

キハすきすき線区では車両のご紹介の際に、そこそこきれいに撮れるようにダイソーで撮影ボックスを購入して、日々のブログ用写真を撮影しています。(詳しくはコチラ

M車や昔のTOMIXの転がりの悪いT車であればよいのですが、1枚目の様に近年のT車は本当によく転がりますので、撮影時も静かに車両を載せても右の様に前に転がってしまい、脱線してしまいます。(左は手歯止めを使っています)

今までは2枚目左の様に鉄コレに付属していたレール用の車両止めパーツを使用していました。しかしこれは鉄コレ付属のレールにはピッタリですが、KATOやTOMIXのレールではサイズが合わず、レールの間には入るのですが、固定性が悪く、車両を載せるときにずれてしまい、使いにくかった・・・・

今回の部品のおかげで、撮影がしやすくなることは確実であり、今後も活用したいと思います。

 

実際にはないと思いますが、1枚目の様に傾斜のある所でもちゃんと車両は止まっています!

さらに2枚目は全ての車輪に手歯止めを設置してみましたw(一袋に4つ入っているのでw)

しかし実際にこれだけ角度があると、このようなところにはまずは停車留置することはありえず、また全車輪に手歯止めを設置すると、設置もですが、運行前の回収も大変ですよねw

実車ではこの手歯止めを外し忘れると、最悪、脱線してしまう可能性もあり、要注意が必要ですが、最近の車両では手歯止めを保管する手歯止め掛け(大抵は先頭のスカートあたり)にセンサーが仕込まれており、始動時に手歯止めが回収されていないと表示が出たり、エンジンがかからない仕組みがあったり、万一、乗り上げても脱線しないように手歯止め自体が崩れる強度にしている鉄道会社もあるようです。

 

Nの世界では手歯止めの価値は限定的であり、またさすがに手歯止め掛けなども再現されていないので、陽の目を見る部品ではありませんが、ブログで車両紹介をする私や、ジオラマを趣味にされている方には留置線の車両に使うとリアリティーがアップするので、範囲は限られていますが、なかなかお勧めの逸品ではと思い、久しぶりですが・・・・

決してKATOの回し者ではないのですが、この「手歯止めは『買い』です!!」w

 

 

そしてネットでググると、黄色以外に透明の手歯止めがホビセンカトー扱いであるようですが、こちらは30個入りで4950円もします!

こんなにいるのか?と思いましたが、こちらは車両を棚などでディスプレイする際に動力の無い客車や貨車などを飾る際は有効であり、何両もガラスケースなどで飾る方には、まとまった数が必要であり、一定の需要はあるのかもしれませんね・・・でも4個入りの黄色は売り切れが多いですが、30個入りはネットでは在庫が確認できるので、本当に需要も狭く、ホビセンカトー扱いになるもの納得ですw

でわでわ

 

後は昨日同様に色んな車両を走らせました。(特に最近は運転していない物を中心にw)

まずは相当古い、TOMIXの485系とKATOの181系です。485系はジャンク扱いで購入(詳しくはコチラ)し、動力車を別途用意し、181系は鉄模愛好会つながり(詳しくはコチラ)で流れてきた車両です。

どちらも古い模型ですが、485系は交直流車両のゴチャゴチャパンタ周り、181系は食堂車を楽しみ、そして何よりも古いにも関わらず、スムーズに走行することに感動w

 

お次はKATOのキハ201と731系です。(詳しくはコチラ

JR北海道の車両ですが、恐らく国内唯一の電車と気動車の併結編成と思われるレアな車両です。

それぞれで走行を楽しみ、その後は2枚目の様に併結運転も楽しみました。

このキハ201は1両あたり2億円もする車両で、あまりにも高額なことから3両4編成しか製造されませんでした。しかし普通車両にも関わらず、電車と同様の加速力を持つ「モンスター気動車」であり、さらにこの車両から得られたノウハウがJR北海道の特急車両に使用されるエンジンの開発に寄与したほどです。

なかなか面白い車両、編成ですが、活躍の場が路線縮小などで狭まってきており、導入目的となった協調運転も現在では普通列車1本だけとなっているようであり、近い将来、廃車にはならなくても、協調運転は姿を消す可能性が高いと思われます。

 

お次は先日のTOMIXからの新製品発表にあった「エーデル丹後+485系」(詳しくはコチラ)に触発されて、取り出したのがマイクロエースのキハ65系「エーデル鳥取」です。(詳しくはコチラ

実車は見たことないのですが、よくできており、ヤフオクで比較的安価に入手し、とても気にっています。

改造された先頭車2両に中間車としてキハ65を2両挟んだ4両編成ですが、運用によっては2枚目の様に改造先頭車とキハ65をセットにした2両でも運用されていたようです。今回も4両と2両の運転を堪能しましたw

 

最後はTOMIXのキハ58系の氷見線です。(詳しくはコチラ

こちらはキハ58系の旧高岡色ですが、真ん中の2両が同じカラーリングになった12系客車です。氷見線は沿線に工業地帯があり、通勤・通学で朝夕のラッシュ時は2両では足りないことから余剰の12系客車をキハ58系と併結できるように改造し、ラッシュ用編成に運用していました。

こんなレアな編成がTOMIXから発売され、思わず飛びついてしまった私ですが、なかなか走らせる機会が無く、久しぶりに白面のスハフ12の不気味さを堪能しましたw

 

と、本日も昨日同様にあまり走らせていなかった車両を中心に走行を楽しみました。これも3連休で特に予定の無い余裕さからの楽しみと思われ、明日も現時点では特に予定はないので、明日も同じように楽しみたいと思いますw

でわでわ