ジャンク鉄摸の入線 & 修理・調整!!(181系 & C型ディーゼル機関車) | キハでGo!

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こんばんは、今日は午前中にボンの運動会へ行ってきました。今回で5回目ですが、コロナの影響で生徒一人につき二人までの入場制限、検温票の提出、マスク着用、シート敷き禁止等々の今までにない運動会で、時間もいつもは15時位まで開催されていましたが、今回は各学年2種目ずつで午前中に終了し、お弁当タイムもありませんでした。

考えようによっては中止よりはいいのですが、今年1年生になった子やその親御さん、祖父母の皆さんにとってはちょっと寂しい運動会になったかもしれません。

来年は何とか通常開催できればいいのですが・・・・

 

さて、今回は・・・

前々回に写真と簡単な入線経過をブロいでいましたが、今回はようやく手を付けることにしました。

キハすきすき線区に回送された時点では大相撲秋場所に熱中していたので、1枚目のように箱に収納されており、かなり汚れていた車両のみボロ布(ボンの小さくなったシャツ)で磨くのみでした。

改めて中身を確認すると、現在の鉄道模型と比べると、ほぼ無価値なものかもしれませんが、鉄摸愛好会のAさんによると30年位は経過しているようですw

今回はAさんの知人で鉄道模型を引退される方から車両とエンドウのNレール(かなり大量)が回送されたようですが、Aさん宅にはすでに所属していたり、宅内が鉄道模型だらけで大変とのことで、9月の愛好会に持参され、参加者に配布されていました。レールはKATOで構築しており、最近は複々線のお座敷レイアウトで満足しているので、気になった車両をいくつかいただくつもりが、気が付くとこんなに頂いてましたw

今回は気になった車両を2種、見てみることにしました。

 

この手の電車は全く所有していなかったのですが、これはKATOのかなり旧製品である国鉄181系です。

愛好会で「181系があるよ」と言われ、キハ181系と勘違いした私は「欲しい!持って行く!」と言って受け取りましたが、よく見ると「パンタグラフ」が・・・

一応、先頭車、中間車の5両で短いですが編成も組めます。ただ愛好会でレールに乗せても反応しなかったので、これから修理してみたいと思います。

今の鉄道模型は床下とボディを分解する際は、ボディの裾を軽く広げて分離するのですが、昔の製品は2枚目のように屋根を取ってから窓ガラス→ボディを外すタイプが多く、今回もその仕様でしたw

 

愛好会で譲渡された際にばらし方も聞いていたので、何とかここまで分解でき、あとはいつものピカールで銅板を磨き、台車やギアの汚れ落としとオイル差し、そして電導部品に接点復活王を塗布してもとに組み直します。

ボディを外す以外にも初めてみる形状の部品も多く、ばらす際はスペアもないので慎重に・・w

何とか動力車が復活したので、走行させました。

181系はキハ81系のように先頭車がボンネット形状になっており、良い感じでレトロ感を醸し出していますw

 

とてもスムースに走行し、旧製品ですが、意外と静かに走行してくれました。

ただ本当に旧製品なのでヘッド・テールライトは、オプション扱いで、台車には導電パーツも入っていない状態でした。この頃は走れば良しだったのでしょう。

ただ車両の形は今も昔も同じなので、模型としてのギミックは走行のみですが、造詣は古い製品ですが、悪くないのではと思いました。

 

お次はむき出して入っていた小さなディーゼル機関車です。こちらは以前に購入したTOMIXのC型(詳しくはコチラ)よりもさらに古い商品でAさんによるとTOMIXがまだTOMYの社名で鉄道模型を売っていた時代の商品らしいです。なのでこちらもゆうに30年は超える古い旧製品です。

こちらもレールに置きますが、ウンともスンとも言いません・・・・

 

簡単に分解できましたが、分解時に車輪とギアのカバー(ダイキャスト製)がひび割れ状態で外すと2枚目のように分解してしまいましたw

こうなると普通は「詰み状態」となり、廃車かパーツ取りとなりますが・・・・・

 

何とかカバー部分をプラ板で作れないかチャレンジですw

ダイキャスト製のパーツは古い時代のものは崩壊しやすく、今回もその一つかと思われます。そしてパーツをよく見るとBachmannの文字が!!!前回のブログで紹介した同社製のF9ディーゼル機関車(詳しくはコチラ)と同じメーカーですw この頃のTOMYは自社生産せずにBachmannのOEM生産をしていたようです。

なので塗装は国鉄のDD51っぽいカラーリングになっていますw

おっと、話がそれました。早速、プラ板でカバーを作成します。まずは寸法を確認し、長方形にプラ板を切り出します。

そしてギア用の穴が必要なので、同じく採寸して中を抜きます。

この後は同じサイズに切り出す→1枚目に接着→ギア穴をあけるを5回ほど繰り返しましたw

 

1枚目は割れていますが、もともとはこのような感じでした。

それを自作のプラ板製カバーに変更します。これはまだネジ止め穴をあけておらず、そして寸法も多少のずれがあるので、削って修正し、ギアがカバーに当たらないように調整します。(これが大変で面倒・・・w)

 

調整が終わり、ネジ穴も上手く切れたのである程度、しっかりと本体に固定でき、ギアを手で回すとそこそこスムースに回転しました。

あとはモーターを載せますが、これもまた古いモーターで今どきのケースに封入されたものではなく、コイル等がむき出しのいわゆる「キャラメルモーター」ですが、鉄道模型でこのキャラメルモーターが使用されているのは久しぶりに見ました。(といっても先ほどの181系も同じケース無しのキャラメルモーターでしたがw)

 

さぁ、お座敷レイアウトに設置して・・・・・

 

どうだ!!!

見事に走っています。そしてなんと前オーナーは自作でライトも仕込んでいたので、こちらははんだごてで電極に引っ付けて光るようにしましたw

動きはラピッドスタートの上に、引っ掛かるような走行ですが何とか走っています。

ただモーターの一部がすでに壊れているので、止めた際にコイルの位置によっては再スタートができず、窓から爪楊枝でコイル部分を少し回してやらないと再スタートができませんw

おそらく3つある回転子のうち一つが通電不良になっているのでしょう。他の2つで回り出すと走るのですが、止めた際に通電不良の回転子の位置が磁石に近いと自力回転ができないようです。

こうなるとコイルを巻きなおすしかないのですが、こんな小さなモーターのコイルは手では無理だと思うので、同じパーツを見つけるか、ケースモーターを何とか載せるしかないのでしょうね・・・

ただ爪楊枝を一緒にセットすることで何とか走行はさせられますw

 

こちらはケースがなかったので、車両ケースにまとめて不要になっているTOMIXの貨車用ケースを少し改良して車両と割れたダイキャストパーツと回転子を突き回すための爪楊枝を入れておきましたw

 

今回は数多い旧製品鉄道模型から181系とC型機関車を選んで修理、調整を行いましたが、なかなかいい時間つぶしになりましたw

まだ動力車はいくつかあるので、ご紹介がてらに何とか動くようにしていきたいと思いますw

でわでわ

 

何回か私のブログでボンの小学校にはワム60000(校庭)とハワム80000(校舎裏)にあることをブロイでいますが、なんと今回は偶然でしょうか!校庭側のワム60000の扉が開いていました!!

ボンの競技中は望遠カメラでの撮影を嫁に厳命されているので、離れることはできませんが、競技の合間に何とか近づいてみましたw(毎年、近づいていますが、いつもは閉まってますw)

ちなみにボンの写真撮影を失敗すると嫁のスーパー雷が落ちるので、鉄道撮影並みに本気ですw(ただリレーは難しい!今年はボンのグループがトップだったので、とても撮りやすかったwいつもは他の子と被りやすいので、ハラハラドキドキもんですw)

 

中は板張りになっており、おそらく元々の板張りと思われます。そして中には運動用具がしまわれており、棚も設置されています。

天井を見るとワム60000は丸屋根だったので、緩やかにカーブしているのがわかると思います。それと写真の部分は板で補強?補修?してあるようです。最初はベンチレーター跡をふさいでいるのかと思いましたが、ワム60000は確か屋根上には何もなかったような気がしたので・・・・

 

と今日は運動会といつもはが外観しか楽しめないワムですが、今回は偶然なのかドアが開いており、中を見させてもらいましたw

ただコロナの影響で校庭のみの解放となっており、校舎裏にあるハワム80000は今回は見ることはできませんでしたw

でわでわ