雑草は贈り物
高齢の女性の働いている姿や、家事をしている姿をyoutubeで見ることが多くなりました。飲食店で働く姿や、お料理をしている様子を見ることが多いのですが、皆、手が大きく見えます。その大きな手で包丁を持ち、料理を作り、重いものの持ち運びもしています。働き者の手、だから、大きな手なんだ、すごいなぁと思っていました。いつも使っていた指ぬきが、指に入らなくなりました。使い続けた指ぬきは、すっかり光沢を無くしましたが、使いやすくてお気に入りでした。でも、指に入らなくなったので、間違えて買い仕舞っておいた大きすぎる指ぬきを使おうとしたら、まだ、緩い状態なのです。仕方がないので、さらに古い、いつ買ったかも忘れた、シミだらけの古い古い指ぬきを使うことになりました。6、7年前に、一本の指の第一関節が痛くなりました。痛みが治まらず、腫れてきたので整形外科に行ったところ、レントゲンの写真を見せながら、へバーデン結節と診断されました。「加齢が原因だから治らないよ。ほらこっちの手のこの指も少し腫れているだろう。痛い時はテープを貼っておいて」とモーラステープが処方されました。何度かテープは貼ったものの、光過敏の副作用が現れる場合があるとの事で、その後は使わず過ごしていました。痛みがあるのは一本だけだった数年でしたが、昨年から、他の指5本が痛みと腫れを生じるようになりました。特に腫れたのが、右手の中指で、これまで使ってきた指ぬきが使えなくなったのです。両手を広げてみると、指はすっかり節くれだっています。年を重ねると様々なところに変化が現れ、あっと思うことが増えますが、自分の手が、youtubeで見たおばあさん達のように、ゴツゴツな大きな手になっていくんだなぁとしみじみ感じて、今日も、手を広げてみるのです。
*********************テレビドラマ『SHOGUN 将軍』が話題になっている。1975年の歴史小説『将軍』(ジェームス・クラヴェル著)』は、当時テレビドラマ化され、その後編集されて劇場版となって日本でも公開された。三船敏郎や島田陽子が主演している。この歴史小説のリメイク版、ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』が、日本では2024年2月よりディズニープラスにて独占配信、またFX制作、HuLuなどでも配信されている。吉井虎永(徳川家康)は、真田広之が演じている。*********************これまで、外国の方が描く日本や、日本人の所作や着物の着方、物事のとらえ方など、「えっ」と思う映画がありました。映画「ラストサムライ」はとても良かったことを覚えています。ラストサムライはwikiによると「日本を舞台に日本人と武士道を偏見なく描こうとした意欲作で、多数の日本人俳優が起用された」とあります。他の国の文化、特に日本の武士道などに精通している外国の方は少ないことでしょう。とはいえ、武士道については日本人だって理解するのは難しい時代になりましたね。私が子どもの頃はテレビで時代劇も多かったですし、映画も沢山ありました。当たり前のように観ていた時代劇ですが、1962年(昭和37年)の映画『切腹』を観た時は、あまりの所作の美しさに感激しました。監督は小林正樹、仲代達矢主演でした。この映画では武士道とはと、考えさせられたり、どこも上層部は・・・と、今現在の社会と変わらないような話でもあります。もちろん、dvdで観たものですが、それから少し時代劇の見方が変わったような気がします。おばあさんになって自分の見方も変わったのかもしれませんね。それから時々、以前見た時代劇映画やドラマなどをdvdで見返したり、YouTubeで見るようになりました。今回の時代劇ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』は、面白そうなのでdvdが出たら、ぜひ見てみたいと思います。
いつものように、部屋は明るくなり、カーテンの隙間からは、「今日は良い天気です」とお知らせしてくれる光が差し込んでいます。穏やかな元旦の朝を迎えることができ、のんびりとお正月気分を味わっていました。地震を知らせる携帯の音があちこちから聞こえてくるまでは・・・。地震や津波の状況が次々と知らされると、もうお正月気分は吹き飛んでしまいました。今現在も、がれきの下で救助を待っている人々がいると聞いています。多くの救助隊も入りましたが、多くの人の協力も待たれていると思います。自然災害の多い日本なのに、こうして自然の破壊力を目の当たりにする度に、打ちひしがれてしまいます。それでも、今、できることをしていきたいと思います。被災地の方の安全とお心が守られますようにお祈り申し上げます。
ほんの少しのお手伝いのつもりだったのに、2時間半もかかってしまいました。帰宅して、1時半に昼食を済ませると、どっと疲れが出て眠くなって、こたつで寝てしまいました。目が覚めてみれば辺りは薄暗く、まだ自分の家の掃除をしていないのにと、慌てて飛び起きました。そして、細かいところは目を瞑り、簡単にお掃除をして、ようやく一息、ミルクティーでひと休みです。思えばこんな風に、この一年は過ぎていったような気がします。今日のネットニュースでは、坂田利夫さんの訃報がありました。『アホ』に徹して、私たちを笑わせてくれました。映画『0.5ミリ』での演技が印象的でした。また、イングランドの俳優トム・ウィルキンソンの訃報もありました。映画『フルモンティ』や幾つかの映画でも拝見しました。素敵な方です。私のような小さなブログにコメントを下さった、闘病中ののりさんも旅立たれました。厳しい闘病生活を送られる中、多くの人を励ましておられました。私も励まされたその一人です。時々、悲しみの波が冷たい風のようにすり抜けていきますが、苦しい時は気持ちを切り替えて、のりさんのようにポジティブにと思っています。今年ももう残り数時間ですね。穏やかに、良いお年をお迎えくださいね。私も、今を大切に、苦しみの中においても、小さな幸せ、楽しみを見つけて日々過ごしたいと思っています。ありがとうございました。
もう冬ですよ・・ほら、道路の端には色とりどりの枯れ葉が積もって、通る車に吹き飛ばされているでしょう。夜空の星は輝きを増しましたし、指先を冷たくする風に気づいてちょうだいよ・・なんて聞こえてきます。霧の中を目の前の灯りだけを頼りに、春先から自分の役割だけで精一杯の月日を送ってきたような気がします。もう、クタクタよれよれ状態の朝、部屋の窓を開けたら花の香りに気が付きました。金木犀の花の香りでした。その時「あ、これは良くないな・・今の生活を変えなくちゃ」と、考えて考えて、自分の役割を三分の一、減らしました。そしたら、少しづつ精神的に落ち着いてきて、自分の時間を持てるようになりました。とは言え、少し無理を重ねたでしょうかね。幾つか良くない症状が出て、病院通いも忙しかったのですが、落ち着いてきました。あと一年ちょっと、自分の役割を頑張って、それで卒業させてもらいたいと切に願っています。私の日常生活をブログに書くと、体調不良の羅列になってしまいます。落ち着いてから、昔のDVDを引っ張り出して少しづつ観ていたのですが、とても面白かったので、そんな話や、ちょっと気になったことを、気楽に話せるようになったらと思っています。今年一杯はまだ少し忙しいので、もう少し頑張って、また自分の時間を楽しみたいと思います。皆さんのブログはいつも読ませていただいて楽しませていただいて、ありがたく思っています。今、コロナ以外の病気も流行っているようです。どうか皆さまお体を労わって、これからの冬の季節を楽しんで下さい。
今年の春は大きな区切りがつくので、伊豆への旅行を予定していました。私の体調が崩れてしまったので無理かなと思っていましたが、めまいも収まってきたので、予定を変更して、箱根彫刻の森美術館へ日帰り旅行に行きました。建物の中に入ると足湯で一休み小さな登山電車が逞しく山を登り、電車から見る山の景色は美しく、春の山の空気は美味しくて、本当に幸せな一日でした。3月は良いことが幾つか重なり、ありがたいなぁと感謝しながらも、出かける用事も増えたので、少し疲れました。春の陽気に心は外に向かいますが、体は重いので、家の中でチクチクと縫物や本を読む日々を過ごしています。読書に夢中になって手抜きのランチすっぱすぎた夏みかんのはちみつ漬け
眼をショボショボさせながら、チクチク・・チクチク・・・。こんな風に手仕事をしている時は、音楽を流しながらや、落語や哲学の講義や歴史の解説などを聞きながら、チクチクしていました。最近はいつもの音をやめ、近所から聞こえてくる生活音や、外から聞こえる音に耳を傾けています。生ごみの日のカラスの鳴き声がおさまれば、様子を伺って飛び出した鳥たちの話し声、時折急ぐように飛ぶヘリコプターや飛行機の音、工事や植木の手入れの機械の音、学校帰りの子供たちの声は楽しそうです。朝の通勤電車は大勢の人を乗せて力いっぱい走る音、夜は仕事を終えた人達の疲れも乗せて規則正しい音を響かせて、終電に近づけば、闇に窓からの光を放ってカラカラと走る音に聞こえます。もう少しでこたつカバーも仕上がるので、近づいている春の音にも耳を澄ませて、チクチクしたいと思います。朝、ベランダの窓を開けると、朝の光とともに、花を増やしはじめたカスミソウの香りが部屋に流れてきます。何度も深呼吸してしまいます。私だけのために、初めてドーナツを買いました。三つ買って、一つは食べました。ドーナツはいつもみんなと食べるため、誰かに差し上げるためには買っていたのですが、自分が食べるためだけに買ったことがなかったことに気づきました。美味しかったです。ふふ・・。また私だけのために買おうと思います。揚げごぼうの甘辛です。
凍った風が吹く中でも、蠟梅の花は咲き始め香りを振り撒いているだろうと、霜柱を踏みしめて散歩がしたいのですが、なかなか行けない状態です。昨年後半から体調を崩すこと多くなり、体が回復してくると、別の症状が現れてきて、それが回復してくるとまた別の症状です。その都度検査をして、薬の処方も受けています。症状が辛い時は何もできませんが、本を読んだり、YouTubeを見たりも不調の合間にできます。気分が良ければ縫物や編み物の続きや、溜まった資料の整理をしたり、掃除や料理、買い物にも行けます。2週間ほど前の就寝中、寝返りで目がクルクル回り、続けて頭もクルクル回る眩暈に襲われました。回転性の眩暈です。以前、3回罹患したメニエール病の時の眩暈とは少し違っています。私はメニエールでは耳の症状が強く、天井が回るような眩暈はありましたが、漫画で見るようなクルクル回るのは初めてでした。翌日は軽い眩暈で過ごせたので様子を見ましたが、その晩の夜中もめまいが起きたので耳鼻科に行きました。検査の結果は聴力は問題なく、眼振もなく、メニエールでも良性発作性頭位めまい症でもありませんでした。良性発作性頭位めまい症に罹った経験のある娘の症状と、今回の私の症状は同じでしたけどね。めまいを感じる事は頭痛と同じように、これまでも起きていることなので、良くなるのを待つしかないようです。周りを見回すと、コロナやインフル、風邪と、孫達の学校も欠席が増えていて、大人も様々な体調不良の人が多いと聞いています。風邪は万病の元で気を付けなければいけませんが、風邪一つをとっても昔のように単純ではなくなってきているようですね。暖かくして、良い睡眠をとって、免疫を整えていきましょう。iyaninattaka6640さんに教えて頂いた鯖の水煮缶を使ったお料理『鯖じゃが』です。凄く美味しいです。私はトマトがなかったので代わりにトマト缶を使い、コンソメと塩コショウで味付けしましたが、パスタにも合いそうです。病みつきになりそうです。
去年から作り始めた炬燵カバーが漸く形になってきました。なんせ大きいので大変です。二枚の布を接ぎ合せて周りを縫うだけなら簡単なのですが、絣とシーチングでパッチワークにしたので手間がかかりました。ここまでの工程はミシンですが、これからは手仕事になります。どんな模様にしようかと悩み中です。炬燵の時期が終わる前に出来上がるのか心配です。炬燵布団の下に掛ける省スペース中掛けも、炬燵カバー作り始める前に作りました。毛玉でモコモコになった古い中掛け毛布を見て、いつも孫娘に「おばあちゃんこれ、すごいね~」と言われていました。新しい毛布を買うつもりで探してはいたのですが、思うような品物が見つからないので、フリースの生地に布でバイヤステープを作って仕上げました。重なる部分の上下が反対になりましたし、フリース生地ももう少し厚手が良かったと思いましたが、まあ何とかなりました。今使っている炬燵カバーは母から貰ってずっと仕舞い込んでいた反物で作ったもので、とても丈夫です。でも少し色が落ちてきましたので、そろそろ新しものをと考えていました。洗い替えに一枚布のカバーもありますが、どうしても気に入ったほうを使ってしまいますね。12月に入って寝込んでから、漸く回復を感じられるようになり、久しぶりにミシンを踏みました。頑張りすぎて3日間ミシンを踏み続けたので、少し疲れました。今日はお休みです。炬燵でのんびり、大根煮をいただきます。
あけましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます今日は近くの神社にお参りに行きました。すぐに家に帰ってきたので、外での写真は撮りませんでしたので、今年は卯年ですが、うちの笑助の写真を・・そして、今夜は素敵な初夢を・・この一年が皆様にとって幸せでありますようにお祈り申し上げます。
ここ数年、お盆の時期や年越しそばを食べに行っていたお店が閉店してしまいました。新しい場所でまたお店をやりますと記載がありましたが、今年の年越しそばは食べられませんでした。どうしましょうと迷いつつ移動していましたが、いつも通り過ぎていた出汁の香りの漂う古いお蕎麦屋さんに入りました。お蕎麦はいつもざる蕎麦かもり蕎麦を食べるのですが、今日はなぜか温かいお蕎麦が食べたくて、山かけ蕎麦を食べました。お蕎麦も出汁もとろろも美味しくて、今度はぜひもり蕎麦を食べに来ようと心密かに思ったのでした。少し前まで食事が美味しく食べられなかったのですが、回復してきてなんでも美味しく食べられるようになりました。温かい部屋で、美味しい料理をいただき、楽しくおしゃべりができることのありがたさを感じています。この一年、私の拙いブログに足を運んでくださった皆様に感謝いたします。皆様のブログを読ませていただいて、感心したり感動したり、考えさせられたり、楽しんだり喜んだりさせていただいています。ありがとうございます。皆様良いお年をお迎えください。
数年ぶりに飴を買いました。普段、飴やガムを食べることはほとんどなく、喉がイガイガする時はハチミツをなめていました。でも、喉の調子がなかなか良くならないし、乾燥もしているので飴をなめることにしました。スーパーに行くと、どんだけあるの~と思うほどの種類の飴達が陳列棚に下がっています。どれにしようと迷いつつ、結局、昔ながらのたんきり飴、にっき飴、味覚糖の純露を買いました。たんきり飴は痰の絡む喉の不快さにすぐに効きそうな名前ですが、痰を思い浮かべてゲッとする思いはぬぐえません。私が子供の頃はこの飴は「いも飴」と呼ばれていたんですが、名前の由来はわかりません。ー仏生山地に130年前から伝わるたんきり飴作り―というHPを見ると・・・『仏生山銘菓として伝えられる「徳衛堂」の「たんきり飴」。「江戸時代に地元法然寺の住職が風邪をひいて、痰が切れずに困っていたところ、それを知った門前町の飴屋が、飴と大豆粉を主材に煎り、ゴマと生姜を薬味とし差し上げたところ、住職の痰が切れたので以降「たんきり飴」と称されるようになったそうです。明治5年に開業し現在4代目となる徳田安生さんが引き継ぐ「たんきり飴」作り、鍋にブレンドした水あめ、生姜、ゴマ、大豆粉を加え、練りながら煮詰めていきます。熱々の生地に素早く大豆の粉をまぶしながら細長く伸ばし、球断器と呼ばれる溝のある道具で丸めた飴を、大豆粉をまぶしながら手で直径5センチほどの円に平らに伸ばしていきます。出来上がった飴は噛むとパリッと割れて、口の中に大豆の甘みとゴマと生姜の香りが広がりなんとも爽やかで優しい甘さです』とあります。美味しそうですね。一度食べてみたいです。私が今回買ったたんきり飴は、エイサク飴本舗のキビ砂糖とグラニュー糖、水飴のみで作ったもので、後味がすっきりとして美味しかったです。そして古くからある味覚糖の純露は飴そのもの、宮川製菓のニッキ飴は、口に入れるとニッキの香りがふわっと広がり優しい味でした。次回ははっか飴とライオネスコーヒーキャンディを買いたいと思います。ライオネスコーヒーキャンディは昔から好きなんですが、見当たらなかったので、別のスーパーに行ってみましょう。11月に入って少し調子を崩し、徐々に良くなっていたのですが、12月になってまた調子を崩して寝込んでしまいました。漸く普段の日常生活が戻ってきましたが、すぐに疲れてしまうので、何をするにも思うようには進みません。出来るときには好きな事にも時間を使うようにしています。嫌な症状がその時だけ忘れていられることもありますし、手仕事の作品はたとえ時間がかかっても、出来上がると微笑んでいる自分に気づきます。楽しい感覚を思い出して嬉しくなります。照明カバーを作るつもりでいたビーズは別のものに変身となりました。晒で作る刺し子のふきんですが、基本の刺し子をやり始めてみました。縫っている時は無心になって、糸が繋がって模様が出来てくると嬉しさが込みあがってきます。大根の美味しい季節です。大根の千枚漬けもどきです。
先日、携帯の修理のために、原宿の表参道に行きました。駅から歩道を歩いていて、「あれ、なんか違う」と思って引き返して見上げれば、原宿クエストがありません。どうしたのかなと思いながらも、予約の時間が近づいているためにそのまま通り過ぎました。後日、別の用事でまた表参道に行ったので看板を見ると、商業施設に建て替えと書いてありました。原宿クエストには、『イッセー尾形の一人芝居』を観るために何年か通いました。東京乾電池の芝居や、様々なライブにもあちこち行って、人生で一番活動的だった数年だったように思います。家族と一緒ではない、私だけのたのしみを味わう時間を持てるようになった時期でもありました。その後、私は病気がちになり、仕事をするだけで精一杯、芝居やライブからも遠ざかってしまいました。原宿クエストが解体されたのを見て、「自分の楽しんだ時代は終わったんだ」と一瞬寂しさが込み上げてきたのですが、「時代は終わる?終わらないんじゃないかな・・形は変わっても、目には見えなくても、受け継がれつつ、まわりまわっているんじゃないかな」と思えてきて、ちょっとホッとしたのでした。思い出したのが、中島みゆきの歌『時代』です。「・・・まわるまわるよ時代はまわる 喜び悲しみくりかえし・・・」イッセーさんはいまも一人芝居を、違う場所で公演してます。また観に行きたいです。あの空気間に浸りたいです。てんぷらと生姜煮
毎日サツマイモを食べています。サツマイモ料理がない時は、干し芋をおやつに食べています。サツマイモだけポテトサラダです。^^塩と隠し味にほんの少しの砂糖、そしマヨネーズなんですけど、思いもよらぬ美味しさで、何度も作ってしまいます。アレンジもできますね。春巻きの皮に包んで焼くとまた美味しいです。スウィートポテト作成途中から気が変わって作った気まぐれポテト。スウィートポテトの材料に、少し片栗粉を入れて成型してバターで焼いたものです。ホイップクリームや、ハチミツ、黒蜜をかけても美味しいです。私はそのままで食べます。そして浮気してチーズケーキです。ずっとチーズケーキが食べたかったのですが買いに行けず、ウォーキングコースを変更して買いに行きました。ところが、買うつもりで家を出た日、途中で不調の波に襲われて、早く家に帰りたい気持ちになってしまい、一つの用事を済ませると早々に帰路につきました。が、チーズケーキを買うのを忘れていたと気が付いたのは、家が見えた頃でした。今日はチーズケーキを食べる日じゃなかったんだとあきらめて、一息つくと干し芋を齧ったのでした。翌日、チーズケーキの誘惑に逆らえずに、目的を一つに絞って買いに行きました。おやつの時間が待ち遠しかったのは久しぶりです。そして、美味しかったです。^^先日購入したさつまいもに、「てんぷらにしたら美味しいよ」と加えてくれた鳴門金時のてんぷらを、来週あたり作ることにしましょう。
九月、十月は、じっくり振り返って思い出さないと、いや、思い出せないことも多いまま、今日になりましたという感覚です。とにかく、忙しい時もぼぉーっとしている時も、時の流れが早いです。気温差も大きい今年の秋ですが、不調の波の中を泳ぎながら、課せられた役割をこなす日常に、唐突に肩を叩く非日常の出来事に振り回されています。携帯もパソコンも調子が悪く、パソコンは1年以上前から買い替えなくてはとパソコン選びは時々してはいたものの、まだ今のパソコンが動いていると自分に言い訳していたのでした。私は携帯はメールと電話だけでもよいのですが、ガラケーも今後なくなると聞いているので、とりあえず今の携帯を修理しながら使い続けていくつもりです。故郷の友人は携帯を持たないので、自宅の電話と手紙だけでやり取りをしていますが、あまり困ることもないと言っていました。というわけで、先月は携帯の修理にと久し振りに都内まで出かけたのですが、帰りに自宅近くの最寄り駅の階段で、左足のふくらはぎが攣ってしまいました。左足を庇っていると、今度は右足の指が攣って、やっとの思いで帰宅しました。歩数計は1万歩でしたが、運動不足を痛感しました。これじゃ、近所しかいけないじゃないかと自分にぼやきまくりです。パソコンは、新しいものを買って使い始めることができたのですが、大量の写真や資料等、整理しなければいけないものがあることに気づかされました。思えば、今年に入って家の中を整理していくつもりでいたのですが、今日は10月31日、今年もあと2か月です。孫の見守りと夕食作りも、もう少しで終わる予定なので、寒いと言い訳をしないで片づけを進めていくことにしましょう。そして、歩くこと・・と思ってはいますが、歩くのがとても嫌になる時があるんですね。なぜでしょうね。先日、自分の不注意から顔にやけどをして、落ち込んでいましたが、今日は気分転換に、自転車で遠くの田んぼに出かけました。お天気が良くて、青い空に風に揺れる木々の葉が光ってゆらゆらしています。すると、田んぼの中に『さつまいもほり』の旗が風に揺れているじゃありませんか。買いました。さつまいもと生姜を自転車のかごに積みきれないほど。あぁ~うれしい!!と思わず、声に出てしまいました。ご近所にも分けて、私は早速干し芋作りです。でも、今夜の夕食は鳥めしです。
私は気に入ると、飽きるまで食べ続けることがあります。食べきると、また材料を買ってきて作って食べる、これの繰り返しです。なにかに取りつかれたような拘りを見せてしまうんですね。今、取りつかれているのは、カボチャに豆もやしに芋けんぴです。干からびているように見えるんですが、水分が少ないカボチャだったので、こうなりましたが、甘くてホクホクです。今年はカボチャが当たり年なのか、みな甘くておいしいです。カボチャには沢山のお料理がありますが、私はカボチャだけの美味しさを味わえる、塩蒸しが好きです。豆もやしの中華サラダ風です。あまり美味しそうに見えませんね。ひとつまみの塩をまぶした豆もやしを、5分ほど少量の水で蒸して、乾燥わかめを放り込んで残った水分を吸わせます。そして、砂糖、みりん、酢、醤油、ごま油、ごまで和えます。(からしを入れても)さっぱりしていて、噛むほどに豆の味わいを感じ、わかめが良いアクセントです。豆もやしの前はもやしにハマって、とうとう飽きて、娘に呆れられましたが、今度は豆もやしです。スーパーに行くと、つい豆もやしを買ってしまいます。サツマイモの美味しい時期なのに、お菓子の芋けんぴです。数か所のスーパーで買って食べ比べましたが、見た目の違いは少しあるものの、みんな美味しいです。砂糖のまぶし加減で硬さは少し違いがあるようですが、かなり固いですね。あまり食べ続けると、歯を悪くするんじゃないかと心配です。ボチボチ、休もうと思います。食欲の秋ですね。空腹が一番のごちそうといいますが・・食欲がなかったり、食べても美味しく感じられない時を過ごし、体調がよくなってあれが食べたい、これが食べたいと思えるようになって、口に運んだ食べ物が美味しく感じられると、食べられる幸せを実感します。食卓を囲むのが一人でも、二人でも、大勢でも、美味しく食べられて幸せな気分になって、自然と笑顔になって、食事が楽しいものであればいいですね。お花の形の葉をした植物。名前はわかりません。秋のひまわり畑を見つけました。
私が毎日、目が痛いというので、先月の敬老の日に娘がプレゼントしてくれました。光から頭痛や目の痛みになることも多いので、外出時は紫外線カットの眼鏡をかけるようにしています。今年の夏は暑すぎて日中に外に出る頻度は少なく、逆に、家の中で細かい手仕事や読書などで目を使うことが多かったです。運動不足で血液の循環が悪くなっていたかもしれませんが、目の奥をギューッとつかまれているような痛みが続くことがありました。定期検診を受けている眼科では検査でも問題なく「目の使い過ぎですか?」という質問に「問題ないです。どんどん使って大丈夫」との事で、使っていいんだという嬉しさと、でも痛いんだよねという不安が入り混じった思いになりました。ビーズ編みのカバーを作る為のビーズの選別や読書等もしばらく休むと目も楽に感じます。作業の合間に遠くを見たり、気分転換も必要でしょうね。一番良いのはやはり、目を休めることだと思います。で、目を休めながら片づけや、端切れを使ってコードクリップの試作をしました。そして、おやつは鳩サブレ。口に入れるとバターと卵の香りがふわっと広がり、噛むと口の中でホロっと崩れます。素朴で懐かしく、美味しいです。一昨日から気温が下がって、体を動かしやすくなりましたが、急激に下がりすぎましたね。昨夜から湯たんぽを使っていますが、今夜も気温は低いようですので、湯たんぽを入れて寝ることにします。夏の疲れが出る時期でもありますので、皆さん、お体を大切になさって下さい。
秋晴れが続いています。道を歩けば、金木犀の花の香りが挨拶をしてくれるので、足を止めてきょろきょろして花を探してしまいます。花や木々、風が、空が、季節の移り変わりを知らせ、それぞれの美しさで私たちを感動させて、現実の厳しさや痛みさえも癒してくれる瞬間を与えてくれます。華やかな春の兆しも好きですが、私はこの時期が一番好きです。忙しく過ごした一日の黄昏時に、ふと空を見上げると、夕焼けが残る空にくっきりと刃のような月を見て足を止めることがあります。一瞬、時間が止まったような感覚になります。刈ったばかりの草の匂いに金木犀の花の香りが混ざり、いつもの道は香りに揺れているようです。もう一度空を見上げれば、いつの間に夜になったのかは知らないけれど、空はすっかり夜の顔です。どこからか、魚を焼く臭いがしてきます。空から目を下ろせば、目の前はいつもの自分の家の玄関です。☆9月23日に静岡県を通過した台風が甚大な被害を及ぼしました。ネットのニュースでも報道がほとんどないままでしたが、ツイッターでは現状を知らせてくれる方々がいましたので、被害の状況や断水で給水車に並ぶ人々の姿をみて、胸が詰まる思いでした。数日前に改善されている旨の報告があり、ボランティアの方々も入っているとのことでしたが、被害からすると、まだまだ大変な状態だと思います。被害に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
ニホンハッカ(日本薄荷)は日本在来のシソ科ハッカ属の多年草で、通称では和ハッカと呼ばれています。和名のハッカは、中国の漢名「薄荷」を音読みにして名付けられました。別名で、目の疲れに葉で目を抑えて目薬代わりに利用されたことからメグサ(目草)、眠気覚ましに葉で目をこすったことからメザメグサ((目覚め草)、その他メハリグサなどとも名づけられました。全草(特に茎葉)にハッカ油を含んでおり、精油成分には、大脳皮質や延髄を興奮させる作用があり、発汗、血液循環を促進させる働きがあります。概要すると局所的に血管を拡張させる作用から、筋肉の緊張や痛みを和らげる働きをします。薬用として、古くから胃腸薬や鎮痛薬、香料として使用されてきました。茎葉を刈り取って陰干ししたものが薄荷(ハッカ)と称する生薬、葉だけのものは薄荷葉(カッカヨウ)と称し、薬用や製薬原料、浴湯料などに利用します。日本漢方局では、芳香・矯臭・矯味(匂い・味)の目的で調剤で使います。アルマテラピーでは、外国産ミントに比べて甘い感じがなく、気分を高揚させるにも落ち着かせるにも、効果が高いという評価もあります。1930年代、日本はハッカ生産で世界市場の約7割を占め、米国製「メンソレータム」などの原料として輸出されていました。セイヨウハッカ(ペパーミント)は、シソ科ハッカ属の多年草で、原産地はヨーロッパ大陸です。スペアミントとウォーターミントの交雑種と言われています。ニホンハッカに比べて、メントール(ハッカ脳)の含有量は50~60%です。ヨーロッパ、アラビアでは、葉を摘み取って乾燥させたものをハーブ(薬草)や薬味として使用したり、花を枝ごと水蒸気蒸留で精油を抽出して香料として利用されてきました。ペパーミント由来の香料は菓子に使われ、ハーブティにも用いられました。西洋では古くから軽い病気の薬として、健胃、制吐、抗痙攣、発汗を促して体を冷やす、病後の回復などの目的で使われました。【毒性】精油は皮膚に対して刺激性がある可能性があり、紅斑性皮疹、頭痛、徐脈、筋肉の震顫および運動失調などの過敏性反応が報告されています。突発性心房細動、ぜんそくの悪化を引き起こした例もあります。メントールを含む軟膏を使用したことによる呼吸器の強い痛みや、少数ではあるがチアノーゼも報告されています。ニホンハッカとセイヨウハッカは共にシソ科ハッカ属の多年草で、多くの種類がありますが、ほぼ同じですね。【使う際には、注意が必要】・猫や小動物のいる家庭では使わない。・神経毒性を引き起こす作用がある成分が含まれていますので、念のため妊娠・授乳中の方、乳幼児やお年寄りなどの体の抵抗力の弱い方は使用を控える。・必ず、パッチテスト(48時間)を行うこと。私は以前、ハッカの虫よけスプレーをよく作って使っていました。現在はペパーミントで虫よけスプレーを作っていますが、今年はほとんど蚊がいませんでしたね。精油はペパーミントやオレンジ、ラベンダー等、他にも数種類使っています。精油は、自家製ハンドクリームやスキンクリームに入れたり、ペパーミントは靴箱など臭い消しに、クリームに入れて肩こり用にと重宝しています。要らなくなったグラスに、石膏粘土で作った小石を入れて、そこに精油を数滴たらして、トイレや寝室に置いたりしています。複数の精油とも合わせながら楽しんでいます。ニホンハッカとセイヨウハッカ(ペパーミント)の精油は、少し香りが違うような気がしますが、どちらも好きです。お好きな香りがありましたら、気分転換にお部屋で香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。※精油は、ハーブの特色、効能なども違いますから使用においては確認が必要です。昨日の日中は、今何時?と思うくらい暗くなって雷が鳴り、急激な大雨が繰り返されました。今朝、遅く起きたら真夏のような太陽が出ていたので、「あれ~」と思いながら洗濯物をベランダに干して、料理の下ごしらえをしていたところ、「雨が降ってきたよ~」とお隣からお知らせの声が。。慌てて家の中に干しましたが、空は雨雲に覆われていました。そして、雨が降ったり止んだり、強風が吹いたりおさまったり、その合間に太陽がでたりと、目まぐるしくお天気が変わっています。昨日も今日も、とても蒸し暑くて息苦しいので、冷やしたくないところはカバーして、エアコンを使っています。台風が大きな被害なく過ぎていきますように・・。
クズはマメ科クズ属のつる性の多年草です。日本では、根を用いて食材や葛粉、漢方薬が作られており、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられています。名前の由来は、大和国(現:奈良県吉野川(紀の川)上流の国栖(くず)が葛粉の産地で、国栖の人がこの植物を売り歩いたため、いつしかクズと呼ばれるようになった説があります。クズは日本の山野や土手、街中の公園や空き地にも見られ、繁殖力が強く駆除が困難な雑草として扱われています。世界の侵略的外来種ワーストに入っている選定種の一つでもあります。葉の裏は白い毛を密生して白色を帯び、風に吹かれて葉裏が見えることから裏見草(うらみぐさ)とよばれ、「恨み」とかけて枕詞に使われています。虫が沢山つき、繁殖力も強く、嫌われ者のクズですが、かつては飼料として重宝されました。馬、牛、ヤギ、うさぎ等多くの草食動物が好んで食べました。現在、飼料としての需要は無くなりましたが、薬用として、お菓子として活躍しています。根に含まれるでんぷんをとり、葛粉としてお菓子が作られています。葛切り、葛餅、干菓子や和菓子の材料、料理のとろみ付け等々、古くから用いられています。私は以前、葛粉を作るところから始める和菓子屋さんの映像を見たことがありますが、大変な労力で、手間ひまをかけて丁寧に作られた葛切りをみて感動したことがあります。葛粉は私も時々、風邪気味の時に甘くして葛湯にしていただいています。伸びた蔓の先端部は、お浸しや天ぷらでもいただけるそうです。また、クズといえば、葛根湯ですね。風邪の引き初めに葛根湯はよくきくとされています。発汗作用、解熱作用、鎮痛作用があるとされ、胃腸不良(下痢)の時の民間治療薬としても古くから利用されてきました。それから、葛布。私は知りませんでした。もう少し調べて、いつか葛布に出会いたいなと願っています。----------------------------------------------------------------------------今日は久しぶりに、少し遠い散歩コースの一つまで自転車で行きました。涼しい秋風とムッとする熱さの入り混じった田んぼの中を、自転車を押して歩いていたところ、見つけました。前回の記事の、ねむの木の大木です。ここにあったのかぁと、思わず叫びそうになりました。一枝いただいてきたので、今夜は枕元に・・。外に出ると、風は秋の香りを運んでくれて、空は美しく、あちこちに秋の装いが見られます。いつの間にか果樹は実り、草むらを歩けば足元からバッタが飛び出し、トンボが舞っています。もう、夏にさよならですね。無花果銀杏ススキ