高齢の女性の働いている姿や、家事をしている姿をyoutubeで見ることが多くなりました。
飲食店で働く姿や、お料理をしている様子を見ることが多いのですが、皆、手が大きく見えます。
その大きな手で包丁を持ち、料理を作り、重いものの持ち運びもしています。
働き者の手、だから、大きな手なんだ、すごいなぁと思っていました。
いつも使っていた指ぬきが、指に入らなくなりました。
使い続けた指ぬきは、すっかり光沢を無くしましたが、使いやすくてお気に入りでした。
でも、指に入らなくなったので、間違えて買い仕舞っておいた大きすぎる指ぬきを使おうとしたら、まだ、緩い状態なのです。
仕方がないので、さらに古い、いつ買ったかも忘れた、シミだらけの古い古い指ぬきを使うことになりました。
6、7年前に、一本の指の第一関節が痛くなりました。
痛みが治まらず、腫れてきたので整形外科に行ったところ、レントゲンの写真を見せながら、へバーデン結節と診断されました。
「加齢が原因だから治らないよ。ほらこっちの手のこの指も少し腫れているだろう。痛い時はテープを貼っておいて」とモーラステープが処方されました。
何度かテープは貼ったものの、光過敏の副作用が現れる場合があるとの事で、その後は使わず過ごしていました。
痛みがあるのは一本だけだった数年でしたが、昨年から、他の指5本が痛みと腫れを生じるようになりました。特に腫れたのが、右手の中指で、これまで使ってきた指ぬきが使えなくなったのです。
両手を広げてみると、指はすっかり節くれだっています。
年を重ねると様々なところに変化が現れ、あっと思うことが増えますが、自分の手が、youtubeで見たおばあさん達のように、ゴツゴツな大きな手になっていくんだなぁとしみじみ感じて、今日も、手を広げてみるのです。