- 経営者になる 経営者を育てる/菅野 寛
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人事の中山さんが
以前買ったのを見て、
僕も買ったんだけれど、そのまま読まずに
積まれていた本をようやくこの週末に読んだ。
しかも2回。すぐに読み直した。
結論から言うと、これ超おすすめ。
経営者を目指す人も、経営者を育成する立場の人にも
これは判りやすい。
経営を『総合芸術』に例えて、マーケティングや
戦略、ロジックなどの左脳部分ではなく、
右脳やハートといったアートな部分について
噛み砕いて書いてある。
そのなかの一文をちょっと紹介。
流通業界やネットベンチャーで比較的多く見られる
パターンだが、新しいビジネスモデルで戦う企業が
台頭し、あっという間に市場を席巻するケースがある。
その企業は一世を風靡するが、しばらくすると、衰退
してしまう場合も少なくない。
なぜか。多くの場合、”天才”経営者が、直感的な
「インサイト」で画期的なビジネスモデルを思いつく。
その「勇気」によって即断即決で、ビジネスモデルの
検証は不十分なままとにかく事業化する。
その後は、その「強烈な意志」によって率いられた
軍隊のような企業組織が、猛烈に実行・実践する。
たまたま、そのビジネスモデルが時代環境に
合致している場合はその企業は大化けする。
ところが早晩、事業環境が変化し、ゲームのルールが
変わる。そのときに”天才”経営者が柔軟に
ビジネスモデルを変革できないと、その企業は
急速に衰退してしまうのだ。
ガツンとやられた。
いろいろと思いあたるところもあるだけに耳の痛い話でもある。
だからこそ、経営力をアップさせていかないと
この変化の時代には生き残れない。
事業環境の変化や競争ルールの変化といった
前提条件の変化に気付くのは本当に難しい。
最後にもうイチ文だけ紹介。
優秀な経営者は、朝も昼も夜も、事業のことを考えている。
常に、「本当にこの戦略でいいのか。何か大きな前提を
間違っていないか。この戦略は数ヶ月前には正しかった
かもしれないが、実は、事業の成功要件が構造的に
変化しているのではないか。単に自分はそれに気付いて
いないでいるのではないか。何か見落としてはいないか」と
寝ても覚めても考えている。
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■今日の名言
「若いときには知恵がなく、老いてからは行動する力がない。」


