舟木昭太郎の日々つれづれ -96ページ目

桜の花に誘われて何処へ 忘れ得ぬ故郷の山桜・・・ 

 東京などに桜の開花宣言が出た。花に誘われて、今年はどこぞの桜を見に行こうか。代々木公園、千鳥が淵・・・思い巡らせば心は乱れるのだ。桜ほど日本人に愛でられる花もあるまい。或いはそこに「ものの哀れ」「死生観」を感じるからなのかもしれない。
 「願わくは花のしたにて春死なんその如月の望月のころ」と西行も意味じくも詠んでいる。
 私の脳裏にいまも鮮烈にあるのは、ふるさと福島県鮫川村の山桜。まだおふくろが健在な頃で、結婚したばかりの妻を連れて実家を訪れた。折りしも桜の候、母が作ってくれた弁当を持って出かけ、小高い丘の上で花見の宴を開いた。兄弟、甥、姪たちに囲まれて、そこには大きな山桜の木が聳えていて、風が吹くとひらひらと舞い降りて来てはお重の煮物に降りかかった。
 山桜の花の色は染井吉野のように艶やかでない。素朴な、田舎娘のような花だ。山里の春にひっそりと咲き、ひっそりと散って行く。
 あの日の山桜を亡き母と重ね合わせて、いまでも思い出す。山間の小高い丘の上で、あの桜は、今年もひっそりと咲くだろう。 最後に桜賛歌をもう一首。「敷島の大和心を人問わば、旭日に匂う山桜花」(本居宣長)
 人それぞれの桜の季節、あなたの楽しみ方は・・・。

DREAM旗揚げ戦を見て思った ミルコはかつてのミルコならず

 HERO'SとPRIDEとのミックスされた「DREAM」がスタートした。結論を言えば、HERO'S色が薄れ、PRIDE色に染まっての旗揚げ戦だったように見受けられた。そんな分析はどうでもいいか・・・どちらも同じ格闘技をやっているんだから。
 ミルコは、500日ぶりの日本のリングだということだが、大分筋肉が弛緩していた。現在UFCで2連敗ということだが、なるほどと思った。この体じゃキックもパンチも切れがあるまいと。幸い今回の相手は格下相手でKO勝ちで、強さだけが目立ったが―この先一線級相手だとそうはいくまい。過去の人になりつつあるような気がする。
 日本選手では川尻達也が積極的に出て印象深かった。外国選手ではやはりアルバレス。技も動きもシャープで無駄が無い。
 5月には、「戦極」の旗揚げ第2戦が行われるという。DREAMと戦極2団体が総合格闘技で覇を競う。
 どうせなら、年末は合同興行で年1回の「最強」を決める戦いをしたらどうか。盛り上がると思うがね・・・。

今年もディスコで高森夫人の誕生会 昇る太陽、沈む太陽―中村&高橋

 梶原一騎先生の夫人であられる高森篤子さんの誕生パーテーが、今年も六本木のMAHARAJA SALOON「KING&QUEEN」で3月8日(土)の13時~19時で行われた。
 「マイ・バースディパーティ」と題する夫人のパーティー、今年で4回目。毎年ディスコ会場を使用して行われ、全員無料招待で「プレゼント持参の方、入場不可」と招待状に銘記してある。夫人曰く「日頃疎遠になっている方々と、お会いしたいと始めました。誕生に名を借りて、恥ずかしながら・・・でも皆様との楽しいひと時に喜びに比べれば私の羞恥心などたいした問題じゃないですよ。」
 大人も子供も食べたり、踊ったり皆楽しんでいた。私は”キックの鬼”沢村忠さんと今年も出席させて頂いた。
 夫人は今年も和装でことのほか艶やかであった。私が「53才の誕生おめでとうございます」と言うと夫人は「あら、43才よ」と笑った。私の病気を気遣ってくれて「元気そうで、安心したわ」と言ってくれた。
 心温まる誕生会だ。さぞ天国の梶原一騎先生も喜んでいることだろう。来年も楽しみにしております!
 内藤はポンサレックと引き分け。だが内容があった。飛ばしすぎで後半のスタミナ切れが心配されたが、輪島戦法で乗り切った。トリッキーな動きを我が物にして、ボクシングの幅が広がった。意外に長持ちするかも。
 昇る太陽、沈む太陽―名古屋女子マラソン。無欲の勝利、中村友梨香。21才若い。楽しみだ。高橋尚子、シドニーの金から8年・・・失速しての27位。もういいではないか、肩の荷を降ろして、後進の指導に当たってもらいたい。ご苦労さん。

吉田はPRIDEで燃え尽きた 今後の動向に注目す

 事務所の移転も無事済んで、やっと戦闘態勢が整った。やらねばならない仕事が山積している。
 そんな折、以前から何とかしなくてはとやっきになっていた、ホームページのリニューアル・・・やっとやってくれる人が見つかった。日頃、私のブログをアジャストしてくれているA・Fさんが「二つ返事でOK」してくれたのだ。助かる。ネットのことは素人なので、これからもいろんな方にお世話になるだろう。宜しくお願い致します。
 「戦極」が旗揚げされ新団体のシンボルである吉田秀彦がバーネットに3回、足首固めで敗れた。見に行けなかったが、これで’06年7月より総合で3連敗。38歳・・・年齢を懸念する人も多い。私はそれよりもPRIDEで彼なりに燃え尽きたのだと思う。振り返れば、吉田はいつも「肉を切らせて骨を断つ」のまさに極限の戦いの中に身を置いて来た。シウバは戦はいい例だ。真っ向から戦んでは玉砕した。玉が砕け散るように吉田の試合はいつも私を感動させた。ミルコ、グッドリッジ、ケアー、ノゲイラ、ボブチャンチン、そしてヒョードル、宿敵・ライバルはいつも目前にあった。
 目標があった。新団体でそれがあるか。燃え尽き、灰になったところから、火をおこすのは困難なものだ。
 吉田の今後の動向を私は注目している。

今週はグルメに浸る日々 ホルモンから中華まで

 今週25日からの週は連続して美味しいものを頂いた。まず月曜日は、新宿御苑近くの「赤ちょうちん」という牛モツ焼きの店。およそ10年ぶりで訪れた。当時は現在のようにしゃれたこじんまりとしたお店でなく、大衆酒場と言う雰囲気で、煙が店内を覆って、それはそれで趣きがあった。元ウェルター級東洋チャンピオンの龍反町さんと私は、渡辺栄一社長に連れらて、月に一度は行ったものだ。先代がまだ健在の頃で、特に内臓、ホルモンが好きな私は、何はさておき、吹っ飛んで行った。
 あれから10年、今は息子さんの時代に変わったが、昔と変わらぬ味で十分満喫した。ホルモンを塩でフライパンで軽く炒めたものは絶品、量も多く値段も安い。それにハラミの牛刺もとろけるように五臓六腑に染み渡った。久しぶりに脳梗塞を忘れて痛飲してしまった。
 跡継ぎの息子さんの接客態度も好感が持てる。味良し、人良し素晴らしいところだ。但しいつもお客が一杯で、なかなか入れない。
 絶対予約が必要。電話03-3354-7266(日・祭日休み)。是非、ご賞味あれ!
 26日は華商組合の新年の集いに招かれ、芝公園のメル・パルクに出かけた。お付き合いさせて頂いている朱さん(花市場社長)からの招待。台湾の駐日大使から、横浜中華街の経営者など錚々たる人たちで会場は賑わった。ところで肝心の中華のフルコースの味は・・・正直いって余り期待しなかったのに、なんと美味しかったのだ。
 さもありなん、中華街の味にうるさい重鎮がいらしゃるのだ。特に私は鳥のモモ肉のフライ、高菜のオコゲ・オジヤ、デザートの揚げ饅頭は心に残った。聞けば、当ホテルの日本人シェフは研究熱心で、創意工夫を怠らないという。加えて中華街から、熱心なアドバイス、注文があったと聞く―私にとって至福の一週間であった。 

長島さんのリハビリ姿に圧倒された 黒崎先生が以前にタイで試合をした人は

 ご無沙汰致しました。事務所の移転などでブログの更新が疎かになりました。心配した友人からは、また脳梗塞が再発したのかと電話がありました。たかがブログ、されどブログ・・・例え一人でも見て下さる人がある限り続けようと思います。
 長島茂雄さんのリハビリの様子をテレビで拝見しましたが、不自由な体で懸命にトレーニングする姿に心打たれました。本来なら公開したくないであろうリハビリ姿―だが長島さんは、「次は走ることです」と笑顔で語っている。太陽のように明るく、常に希望を持って生きていらっしゃる。私も同じように脳梗塞を患った者として、そのアグレッシブな生き様には、ただただ圧倒される。見習いたい。
 池田知弘さんというブログの読者の方からお手紙を頂きました。「黒崎先生、大沢昇以前に、タイでムエタイと試合をした日本人はいるか?」という趣旨のものですが、何人かしていますよ。でもそれは飛び入り的なものだったり、あるいは名も無い選手だったり・・・だから大山空手が昭和39年にムエタイとルンピニースタジアムのリングで対戦した試合を、私は初の公式試合と認めていますが。

具志堅さんを囲み新年昼食会 2月一杯で事務所を移転します

 1月末から2月始めの週は何かと追われるように、多忙な日を送った。そんな中、具志堅用高さんを囲んでの新年の昼食会はとてもアットホームで我ながら満足した。私が日頃お世話になっている方10人余り招待、皇居を望む丸の内ビルの35階にあるモリタ屋で開催。具志堅会長はジム主催の興行が迫っているにもかかわらず、来てくれて招待客と記念写真に納まったりサービスしてくれた。有難いことだ。かれこれ30年に及ぶお付き合いになるが、ずーっと変わらずハートがいい。
 カンムリワシも50歳、益々男の味が出てきたように思う。あとはそろそろ、世界王者の誕生が見たいものだ。
 あ、そうだ、これも月末渋谷に田吾作の井上社長夫妻と食事に出掛けたら、とある中華店でFEGの谷川さんに会った。偶然で、久しくお会いしていなかったので、懐かしくて、我が妻を紹介させて頂いた。K-1の発展を心から願っています。
 申し遅れましたが、事務所を2月一杯で代々木上原の方に移転します。電話番号が変わります。

TEL03-3469-0620、FAX03-3469-0685です。仮の番号ですが、当分の間これを使用します。宜しくどうぞ。
 そんなわけで、何かと忙しい1週間でした。

大都会に降る雪は・・・汚れた心を清める

 東京にも雪が降って、何かしら童心に帰る。ふるさとに降る雪の日々懐かしい。大都会に降る雪は、汚れた心を清めてくれるようなそんな気分にさせてくれる。豪雪地帯に住む人々には、そんなロマンチェックな気分に浸るなんてお笑い草だろうけど、たまに降る雪は幾つになっても心が騒ぐものだ。雪国の人、スイマセン。
 さて、我が家の本が部屋に納まらず閉口している。特に五木寛之の本など、もし何方か欲しい人があれば、差し上げます。着払いでよければご連絡ください。リストまずお送りいたします。
 宛先/〒101-0051千代田区神田神保町2-46

 第2十勝ビル2F
 (株)アッパー  舟木昭太郎宛て (不要本)
 
 それと「キック鑑賞会」の申し込み早速頂きまして有難うございました。元キックのレフェリーから、某テレビ・プロデューサーなど、本当に感激いたしました。定員に達し次第、締め切りさせて頂き、開催の時期などお知らせいたします。ご応募の宛先も上記で「キック鑑賞会」宛てで、住所・氏名・電話を明記してお送りください。


 お知らせがもう1つ。「UPPER CLASS」の発行元が1月15日発行分をもって停止しました。新たな発行元が引き継ぎますが、多少準備に時間がかかります。ご迷惑をお掛けいたしますが、決まり次第このコラムでお知らせいたします。ご理解下さい。

「キック鑑賞会」を発足・・・興味のある方はご参加を

 「UPPER CLASS」1月号は15日配布となりました。宜しくどうぞ・・・北京五輪の年です。そんな訳で表紙も星野ジャパン。中国4000年の歴史の大地でのアスリートたちの活躍がいまから楽しみ。
 さて、今年は私自身何か変わったことに挑戦したいと思います。その手始めに取敢えず、「キックの鑑賞会」を行いたいと。私が個人的に集めたまだ未発表のビデオや、市販のDVDを鑑賞しながら、裏話などを交えながら歓談したいと―できれば20人くらい集めて、時に元キックボクサーを招いて語って頂くつもり。勿論、ムエタイもです。タイへの観戦ツアーも視野に入れています。会場は当初、弊社アッパーを予定しております。
 第1回は2月中旬に、顔会わせをかねて集まりたいと思います。
 興味のある方は、ご一報ください。宛先は下記へはがきで。

〒101-0051千代田区神田神保町2-46 第2十勝ビル2F
(株)アッパー
 「キック鑑賞会」宛

当初は20名で締め切りにさせて頂きます。

キックとボクシングは似て似ざるもの 沢村忠氏と山口剛史氏の意外な接点

 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
 さて、大晦日のK-1DYNAMITE!&やれんのか!も無事成功に終わりご同慶の至り。私が注目した魔裟斗×チエ・ヨンスは予想通りキックの洗礼で、チエは惨敗。まあ、試合から遠ざかっていたことにもよるがキックのリングでは、ボクサーが自慢のパンチを爆発させることは難しい。どうしても蹴りが気になって、踏み込めない・・・似て似ざるもの、それがキックとボクシングの現実。
 さて、世にも不思議なお話を―。あのキックの鬼・沢村忠さんから年末に電話があり「UPPER CLASSのプレゼント・ページで見たんだけど、山口剛史さんの剛柔流空手道のDVDを是非欲しいんだけど。実は彼(山口氏)とは、東京・青山小&中で同級で、一番仲良しでした。彼は女の子にもてましてね、中学卒業後は会っていませんが彼の姿をDVDのジャケットで見て、当時のことが懐かしく思い出されました。」と一頻り、話した。
 この経緯(いきさつ)をDVDの発売元クエストの藍原信也氏に伝えた。早速、藍原氏は、「沢村さんに渡して下さい。実は山口剛史さんと沢村さんは大学も日大芸術学部で一緒ですよね。これ奇遇っていうんですかね。だけど、小&中が一緒とは知りませんでしたよ」とDVD2巻を私に託した。
 後に格闘技の世界を背負って立つ二人が、少年期共に同じ学びやにあった・・・そんな未来を誰が予期出来よう。しかも大学の学部まで一緒だとは。沢村さんに大学のことを聞いたら、覚えていない、という。
 ともかくも、正月休みに「山口剛史の剛柔流空手道 1,2巻」をさぞや懐かしく鑑賞したことだろう。ちなみに沢村忠さんも剛柔流三段である。
 一度、お二人を会わせたいものだ。