紺碧のソラの雲 -17ページ目

無垢な瞳

「あれ、パパの頭の真ん中のところ髪の毛が無くて肌色だね~。カッパみたい!」

これは2年前5歳の娘が言ったセリフ。
無垢な瞳は真実を捕らえる。その時のパパは頭の真ん中が肌色だってことを知らなかったから!だからパパはよく覚えているんだよ。

7歳になった君は相手の事を慮ることができるようになったから、思った事を思ったままに言う事は随分と少なくなったような気がする。もし言ったとしても、相手の顔を見て言い訳を言ったりして上手くごまかす事ができるようになってきたかな。

それが、だんだん「大人になるってこと」なのかも知れないけど、パパはちょっとつまらないなと思うこともあるんだ。

そういえば、やはり2年前にこんなこともあったね。

パパがリビングで足のツメを切っていたら、背中にコツンと何かが飛んできた。メモ用紙が四つ折りになっていて「パパへ」と娘の字で書いてある。中をあけて見ると




パパへ

パパのあしのにおいって

すごくくさいよね



と書かれていた。
確かにパパの足ってチーズっぽい臭いがするけど・・・。足のツメを切る時ってそういう臭い、おじさんはみんなする・・・んだよね。
それをお手紙で教えてくれる、そういうお前のセンスが大好きだったのさ。最近はちょっと、そういう事がなくて余り面白くなかったりするんだけど「大人になるってこと/子供のままでいること」って表裏一体だったりするから難しいねぇ。

くっつき虫

娘は小さい頃から、俺が横になっていると必ず俺にくっついてくる。
ラッコの親子みたいな状況で2人でTVを観たり、俺が爆睡している上で本を読んでいたりする。
どこの家の子も親にひっついて座ったりするものだと思うけど、我が家の場合は圧倒的に妻より俺の場合が多い。何でだろ?

そういえば、俺は1月にタバコを止めてから6kgも太ったのだが、この間娘が「ムチムチが気持ちいい」みたいなことを言っていたぞ。
娘の大好きなTVは「元祖!でぶや」。石塚英彦に毎回大笑いしている。パパイヤ鈴木や内山君もなんだか好きみたいだ。

ひょっとして娘は「デブ専」なのか!?

いや、自分で自分を貶めてどうする。まだオレはデブではない。“肥満ぎみ”だけど“肥満”じゃない!・・・・・と信じたい。

いけないいけない、デブの話が今回の主題ではない。くっついてくる娘の話だ。
小さいときには上に乗られようが枕にされようが良かったのだが、7歳にもなると結構重い。

俺「なんでそんなにくっついてくるの?重いよ。」
娘「いーじゃん!」
俺「いいけどさ~。」

くっついてこなくなったらそれはそれで寂しかったりするから、拒否できなかったりする。

弱っちぃな、オレ。

スイミングスクール1日体験

娘をスイミングスクールの1日体験コースに連れて行った。
着替えさせて女性の先生に託す。

その後はプールの上の保護者の見学スペースから妻と二人で授業の様子をずっと見ていた。参加したジュニアクラスは通常15名くらいいるらしいのだが、春の運動会のシーズンなので生徒が少なく娘を含めて3名のみ。先生は2名。ほぼマンツーマンで見てくれたので体験コースとしてはかなり恵まれたのではないだろうか。
先生は実に理にかなったメソッドでトレーニングする。
娘は全然泳げないので、まず水に慣らす→顔を水に付ける→バタアシをする
といった一連の動作を飽きさせない&安全で嫌にならないように留意しながら、腕の浮き輪などの器具を使いつつ少しづつステップアップしながら教えていった。

1時間の娘の成長ぶりといったら!

だいたい風呂に入ってる時にちょっとでも顔が濡れたら泣きながら「ガーゼ頂戴!早く!」という奴が、積極的に顔を水に付けるなんて。生き生きした目。楽しそうな笑顔。あんな目を見ると、通うなとは言えないよ。
1時間のレッスンを終えた後で、入会の手続きを早速した。
娘よ、来週から頑張るのだぞ!シンクロ選手への道は…まだまだ遠いけど。

焼酎

焼酎が好きだ。愛してる。君無しでは生きられない。

焼酎3羽ガラス



毎日呑むからそんなに高いものはそうそう買えない。味とコストから選ぶとこの3種がお薦めです。

麦:壱岐
黒糖:弥生
芋:富乃宝山(ちょっと高いけど)

昔いいちこの社長と話したときのこと
社長「君ィ、この世で一番旨い飲み物は何かわかるかね?」
俺「いいちこですか?」
社長「わはは!答えは水だよ!君ィ!」

呑みやすい。水みたいに呑める酒を目指しているんだそうだ。

でも残念ながら、いいちこよりも上の3種のほうがすきなんだけどね。

胃カメラ

健康話の4回目。最終回。

午前中仕事をし、午後から病院に。
今回は頚動脈エコーと胃カメラの再検査。

初めての胃カメラは最悪だった。

まず胃の中の泡を押さえる薬を飲む。
次に喉の麻酔のためゼリー状の薬を「5分間のどの奥に貯めておいてください」と言われる。どんどん舌が麻痺してくる。唾も飲み込みにくくなる。

横になる。腕に麻酔薬を注射される。
リラックスしてと言われるがなかなかリラックスできない。
「だって初めてなんですもの」


直径1.5センチくらいの黒い管をどんどん入れられる。
えづく。
えづく。
涙が出る。
えづく。
直径1.5センチくらいの黒い管をどんどん入れられる。
えづく。
えづく。
涙が出る。
えづく。
直径1.5センチくらいの黒い管が50~60センチほど入る。
えづく。
えづく。
涙が出る。
えづく。

は~い。終わりです。問題ありません。

別室に通される。麻酔が切れるまで30分ほど寝るように言われる。
身体の筋肉がゆるんでいるのか、おならが2発「ぷう」とでる。
看護婦さんに聞かれて恥ずかしい。

1時間後、再検査をした全ての結果を聞かされる。

前回のMRIで撮った自分の脳の輪切りの写真を初めてみる。
「綺麗な脳ですね」と誉められる。
どう対応して良いかわからないが、確かに綺麗だ。前頭葉。脳幹…。昔教科書でみた“人間の脳”の図みたいだ。出血の後もないし、頭は全く問題なし。

胃カメラについても、ちょっと胃酸が逆流して食道が爛れているが概ね問題なし。

今回の検査費用は5千円くらいだった。

その日はそのまま直帰する。「問題ない」ことがわかって嬉しくてかみさんと娘を焼鳥屋に呼びだし5時半から酒をしたたか飲む。ベロベロになる。ハッピー。

病気自慢のコーナーはこれでおしまい。

MRI

俺の健康にまつわる話の3回目。

再検査で人生初の脳のMRIを受ける。専門医だ。

身体から金属類を全て外し、服はそのままベットに横になる。
チャリン、と音がする。小銭がまだポケットに入ったままだった。
出してください!ときつく責められる。

ヘッドフォンを付けられる。クラシック音楽が聞こえる。
顔が動かないようにプラスチックの枠を乗せられる。

ブザーの代わりに空気の入ったゴムボールを渡される。苦痛を感じたら握るのだそうだ。よくわからないが、ボールには細い管が外に伸びていて外で風船が膨らむか何かしてしらせることができるのだろう。
「20分くらい我慢してくださいね。目はつぶってください」と言われそのままベットをスライドし検査機の中に入れられる。中では
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!…
と音が鳴っている。小さく鈴の音みたいな音も聞こえる。
目を開けるとかなり狭い。目の前15センチ上が天井。
枠があるので左右には余り顔を動かせない。閉所恐怖症の人間は一発でアウトだな!

頻繁にウィーン!とかビュイーン!とかグァーン!とか音が鳴る。
たぶんこの音が鳴っているときに頭を輪切りにした画像を撮ってるんだろうな。

うるさくてヘッドフォンのクラシック音楽が聞こえない。
こんなにうるさくちゃ寝れないし、狭いし、動けないし、
…どんどん思考がネガティブになっていく。「えーん!せまいよ~こわいよ~」

こうしている間にどんどん頭が輪切りになっているんですなぁ。
「20分か。長いな~。後どれくらいだろ?早く終わらないかな」と思い始めたところで「はーい。終わりでーす」と機械から引き抜かれる。

結果は後日。
検査費用は9千円くらいだった。次はもうひとつの再検査である胃カメラの話。続く。

直腸診

健康話の2回目。人間ドックでの話。
35歳を過ぎてから人間ドックは毎年受けている。常日頃の不摂生があるにもかかわらず昨年までは無事にのりきってきた。

採血したりバリウム飲んで胃のレントゲン撮ったりなどの通常の検診の他、人生2度目の直腸診を受ける。タイトル通り今回の話のキモはこれ!

今日のドクターは30歳前後のサッパリ系の小奇麗な女医さん。
この人にお尻を見られる、まして肛門に指を入れられるなんてちょっと恥ずかしい。

「はい。パンツを膝まで下ろして、お臍を見るように丸くなってください」
女医さんはビニールの手袋を付けて、グリースみたいな油を指に付けた。
「はーい。ゆっくりと息を吐いてくださ~い」といいつつ指を肛門に入れてくる。

グリグリ!

「はい。大丈夫ですよ」と彼女はにっこりと笑う。

痛恥ずかしい。…けどなんだか一安心。

前回の初めての直腸診の時は男性のドクターだったのだが、なんか陵辱されたというか、非常に屈辱感があって、直腸診なんか二度とやるものか!と思ったのだった。
でも、直腸ガンとかになったら洒落にならないからね。

結果は、「タバコを止めて太ったのでドロドロ血に気をつけろ」ということと、一応念のために、再検査で脳のMRI(昨年倒れたことを話したら、受けることに)と胃カメラ(レントゲンで食道に怪しいギザギザが)を受けることに。

がーん!初の再検査だぜ。続きは、また明日。

もうそんなに若くない

エイジングフリーな30代後半のおっさんの健康にまつわる話の1回目。長いよ。

まずは、昨年末に俺が医者の友人に送ったメールから
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○○殿

ちょっと相談があります。

この間、11月の下旬の出来事です。□□の温泉に向かう途中
急に足下がおぼつかなくなってしまい、岩の階段のところでぶっ倒れてしまいました。
立ちくらみみたいな感じで初めての出来事だったのです。

意識ははっきりしており、岩に頭を打たないように身体をひねりながら
倒れるときにナナメ45度になった視界をはっきりと覚えております。
別に吐き気もないし、その後風呂に入って酒まで呑んだのですが、ちょっとした眩暈みたいなのは残っていました。

その後約ひと月、病院に行った方がいいかなぁなどと思いながら今に至ります。
普通に酒は呑むし。たまの頭痛があるけどそれは昔から。

4月に受けた人間ドックでは問題なし。身体の不調は強いて言えば、左足の親指が少し痺れるような感じがあるのと足が臭いことかな(笑)。

その時は腰をしたたかに打ち付け打撲だけで済んだのですが、一回脳の検査を受けた方がいいのかな?そういうときはやっぱ脳外科に行くべきもの?
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以下は、それに対する友人の医者からの返信メール↓

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大変だったね。もうそんなに若くないってことかな?

まずは、脳外ではないと思います。状況から考えて、
1)メニエール病(メニエール症候群)
  内耳の平衡感覚を司るリンパ流のみだれにより回転性めまいを生ずる。原因は不明であるが、中年男性に多いと言われており、自律神経のみだれや内耳の炎症などが原因として考えられる。 

でもこれは激しい眩暈が中心で、今回の様に崩れ落ちるということはあまり考えられないので否定的です。

2)低血圧症
  突然くらっとして失神するのが特徴。若い女性に多く、一般的に校庭で整列している時に“貧血”で倒れる女の子の殆どがこれです。脱水や過度の疲労やストレスが誘引になることが多いようです。

これも否定的ですね。

3)起立性低血圧
  動脈硬化が進んだ老人がほとんどだから、これも違うね。

4)一過性脳虚血発作
  何らかの原因で一過性に脳の一部が虚血になり、その時くらっとしたり意識を喪失したり・・・・程度から症状まで様々です。最も多い原因は頚動脈の動脈硬化に伴う血栓形成。血栓の一部が脳に飛び症状を起こし、しばらくすると再開通し正常になる。次に多いのは、長嶋茂雄のような心臓の心房細動で心臓内に血栓を作り、それが脳に飛ぶパターン。いずれにせよ、最悪脳梗塞の危険性がある重要な前駆症状と言えます。

君の場合、これが一番考えられます。と言うか、まず否定しなくてはいけないポイントです。検査の結果異常なしの場合が圧倒的に多いけど、要検査だよ。

検査としては、心臓エコーと頚動脈エコーは必須。
早めに保険証を持って○○クリニックに来なさい。優しい○○さん(美人看護婦)が検査してくれるよ。 

年内は12/22, 27, 28 の3日間だけだよ。

----以上、転載おわり

ということで、昨年末に検査に行ってきたのでした。

心臓は問題無し。頚椎の動脈硬化が見つかりました。
具体的には、右の動脈の分岐するところに血管の内壁が1.2ミリほど盛り上がっているところがあって、そこに血栓が付着しやすいのだということ。
今回の場合は、そのたまった血栓がポンと脳に飛んだために起こったのだと考えられるそうです。

治療法はなし。規則正しい生活、不摂生は止めるように。

とのことでした。その日はその医者と焼鳥屋に呑みに行ったんだけど。7時から飲んで終電で帰りました。←オイオイ!

それから5ヶ月後。
先日、人間ドックに行ってきました。続く。

三社祭

土日に三社祭に行ってきた。
俺は江戸っ子ではないのだが縁があって7年前から祭りに参加させて頂いている。
今年は暑かったなぁ。でも毎年必ずどっかで雨が降るな。今年は宮入の時に雨。

昨年で青年部を引退したので余りお手伝いすることがないし、今年は腰が悪い(セロームをルーフバルコニーに出そうとしてギックリ腰に…トホホ)ので御輿は一切担がなかった。子ども御輿くらいしか手伝っていない。
なのに筋肉痛が襲ってきた。しかも一日経ってから。

「アンチエイジング」が最近の流行らしいが、思いっきり老化が進む近頃。
おっさん度が激しい。なんとかせねば。

次回からは、俺の健康に関するネタを書く(つもり)。

誕生日のプレゼント

誕生日のプレゼントは、メッセージカードだった。
俺がいない間に、妻&じいさん、ばーさん達に娘が電話でヒヤリングして
メッセージを転記したもの。

おじいちゃんからのメッセージ「お誕生日おめでとう!」
みたいなカードが計5枚まとまって娘から渡された。心のこもったプレゼントありがとう!
すっごく嬉しいよ。

夕食は、娘の手作りのロウソクをつけて。↓

ロウソク



そのうち成長するに従って、パパのことを毛嫌いするようになるのだろうけど、それまではこの状況を楽しむよ。

妻の食事もスペシャルで旨かった。サンキュ!