胃カメラ | 紺碧のソラの雲

胃カメラ

健康話の4回目。最終回。

午前中仕事をし、午後から病院に。
今回は頚動脈エコーと胃カメラの再検査。

初めての胃カメラは最悪だった。

まず胃の中の泡を押さえる薬を飲む。
次に喉の麻酔のためゼリー状の薬を「5分間のどの奥に貯めておいてください」と言われる。どんどん舌が麻痺してくる。唾も飲み込みにくくなる。

横になる。腕に麻酔薬を注射される。
リラックスしてと言われるがなかなかリラックスできない。
「だって初めてなんですもの」


直径1.5センチくらいの黒い管をどんどん入れられる。
えづく。
えづく。
涙が出る。
えづく。
直径1.5センチくらいの黒い管をどんどん入れられる。
えづく。
えづく。
涙が出る。
えづく。
直径1.5センチくらいの黒い管が50~60センチほど入る。
えづく。
えづく。
涙が出る。
えづく。

は~い。終わりです。問題ありません。

別室に通される。麻酔が切れるまで30分ほど寝るように言われる。
身体の筋肉がゆるんでいるのか、おならが2発「ぷう」とでる。
看護婦さんに聞かれて恥ずかしい。

1時間後、再検査をした全ての結果を聞かされる。

前回のMRIで撮った自分の脳の輪切りの写真を初めてみる。
「綺麗な脳ですね」と誉められる。
どう対応して良いかわからないが、確かに綺麗だ。前頭葉。脳幹…。昔教科書でみた“人間の脳”の図みたいだ。出血の後もないし、頭は全く問題なし。

胃カメラについても、ちょっと胃酸が逆流して食道が爛れているが概ね問題なし。

今回の検査費用は5千円くらいだった。

その日はそのまま直帰する。「問題ない」ことがわかって嬉しくてかみさんと娘を焼鳥屋に呼びだし5時半から酒をしたたか飲む。ベロベロになる。ハッピー。

病気自慢のコーナーはこれでおしまい。