打ち上げ花火 -11ページ目

打ち上げ花火

ド素人の花火写真・動画館。普段の身近な出来事も。
かつて筆者が運営していた「東京西北部の中小河川」
「東京西北部の送電鉄塔」の関連情報も掲載。

10回目を迎えた北区花火会。今年は一般客も入れて通常の開催に戻った。
午前中は関東各地で雨が降っている。午後には上がるらしいが気掛かりだ。しかし午後2時頃には時折青空も見えるようになってきたのでひと安心。

対岸の川口側で撮影。開始1時間前くらいに到着したが、今年は既にかなりの人出だ。
 

現地。スカイツリー遠望

 

三脚で場所を確保して少し下流の足立農業公園でトイレ。同公園のフードコーナーは特別に21時まで営業とのことで長い列ができている。

既に日が落ちていたので現地の様子はよく見えない。従来は赤水門の西側は無料席だったが、今回は新荒川大橋のところまで有料席となっており、無料席は橋の上流側のみとなっている。最大5号玉なので、さすがにそこまで離れると距離的にやや辛いかも知れない。そんなこともあって左岸側の人が多いのかも知れない。

風は左手(南東)から吹いている。東の空からまん丸お月さんが出てきた。十五夜当日見えずにその前後に日に見えるとか皮肉だ。

 

打ち上げは18:45から。今回も4部構成で、第1幕「10th Anniversary 北区・新時代」、第2幕「渋沢栄一と社会貢献」(ストーリー花火)、第3幕「第6回北区芸術花火博覧会」、第4幕「グランドフィナーレ ~ひまわりの約束~」となっている。第3幕以外はいずれも音楽花火。今年は45分間で10,000発を打ち上げるので密度は高い。

会場の外なので現地の様子が掴めず、いつ始まるのかが分からないが、音楽が流れるので間もなく始まるなという雰囲気は分かる。しかし遠くで何か鳴っているな程度で何の曲までかは分からない。今回は青水門前の従来の打ち上げ会場に加え、赤水門前の船からも打ち上げられている。

東寄りから吹いていた風が、花火が始まる頃には南西の風となり、筆者の辺りは風下となってしまった。

 

右下に小さく見える花火は赤水門前の船上からの打ち上げ
 

船上からの花火にもちゃんと仕掛け(トラ)が用意されている
 

 

 

 

 

風下なので煙が気になる

 

 

 

フィナーレ。お決まりの真っ白下手糞写真(笑)
 

 

7:20辺りからは第3幕の芸術玉(敬称略)
1 昇朴付 茜空(秋田 小松忠信)
2 昇曲付 夕日に群トンボ(静岡 田畑喜一郎)
3 昇朴付 幻想花(長野 那須野大)
4 昇朴付 芯入時計草(長野 藤原信雄)
5 昇朴付 八仙花(宮城 若松将生)
6 昇朴付 万華鏡(愛知 磯谷尚孝)
7 昇朴付 幻想イルミネーション(茨城 野村陽一)
8 昇朴付 ひまわり輪菊(東京 小勝康平)
9 昇曲導付 青紅閃光グラデーション(山梨 齊木智徳)
 

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来週は「こうのす花火大会」。今年は3、4尺玉も復活する。天候も今のところ大丈夫そうだ。その翌週には「さいたま市政令指定都市20周年記念花火大会」も控えており、この時期に3週続けて花火大会というのも珍しいと思う。

※この記事は、かつて筆者が開設していたサイト「東京西北部の送電鉄塔」に掲載していたものを再編集したものです。古い写真なので建て替えられた鉄塔もあるかも知れません。
 

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並木線
なみきせん  
Namiki-sen line
東電 66kV   

所沢市内で東大和線から分かれる短い路線。短いが全線鋼管鉄塔の路線。背番号のような大きな番号札の付いた鉄塔が全くないのも珍しい。

 

東大和線

https://ameblo.jp/uchiagehanabi-jsakurai/entry-12808275359.html

 

東大和線 52
東大和線からの分岐。(08.3.29)
 

1
珍しいA字型の鋼管鉄塔。(08.3.29)
 

2
この先は1本型の鋼管鉄塔。イチョウの絵柄が入っている。(08.3.29)
 

3
同上。鋼管鉄塔だと狭いところでも圧迫感がない。(08.3.29)
 

4
模様がなくなる。わずかに角度を変える。(08.3.29)
 

5
隣のマンションの方が高い。(08.3.29)
 

6
横から見ると非常にシンプルだ。(08.3.29)
 

7
最終鉄塔。これもA字型。この先は地下へ潜り、リハビリ所沢線が分岐している。(08.3.29)

 

(了)
 

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あの熱く盛り上がった最期の夏から3年。正門。古城や事務棟跡はフェンスで閉ざされたまま。
 

ハイドロポリス南側
 

プール南側

 

南西隅の変電所
 

第5通用門。今年も柿の実が熟し始めた
 

石川橋より
 

同じ場所より閉園直後。すっかり印象が変わってしまった。既に重機が入り解体が始まっている(20.9.5)
 

流れるプール跡。日程表にも「仮設物点検」としか書かれておらず、もう半年以上ほとんど工事は行われていない
 

春日神社近くよりプール跡

今年も稲刈りシーズンを迎え、川越市の伊佐沼で水抜きが行われています。九十川の護岸工事により印象が少し変わりました。

三芳町のみよしまつりも、4年ぶりに帰ってきた。
例によって川越方面を走ってから会場へ向かうのだが、今日も積乱雲と黒い雲があちこちに出ており空模様が怪しい。念のため雨合羽を持って出る。

午後5時頃、川越市内でふと北の空を見ると、またもや真っ暗な恐ろしい雨柱が見える。調べると鴻巣付近のようだ(今年の「こうのす花火大会」は10月7日)。雷も鳴っているようだがここまでは聞こえてこない。
 

雨柱の写真を3週続けて載せることになるとは思わなかった
 

新河岸川と富士見江川の合流点する鶉橋から富士見江川を上り三芳へ入る。雨は大丈夫そうだ。既に日は落ちているが、会場へ向かう家族連れが多い。みよしまつり自体は15時から開催されているが、夏祭りというより花火大会だと思っている人も多いようだ。

いつも自転車を置く駐輪場が満車なので、奥の駐輪場へ行ってくれと言われる。町役場西側の駐輪場へと回る。4年ぶりとあって例年より人出も多いようだ。
 

会場
 

当日販売の有料席。段ボール椅子の簡易な席だが、完売
 

花火は19時40分からで2,000発。打ち上げ場所が近いので迫力ある。これに加え、以前は別の打ち上げ場所から10号玉が上がっていたのが信じられない(10号玉が上がってた最後の花火はこちら
 

画面を見てると何かおかしい。慣れないカメラなためか、気が付くと何と15fpsに設定されているではないか。オープニングが台無しになってしまった。急いで30fpsに設定する。敢えてそのまま入れておくので、15fpsと30fpsの違いを比べて欲しい(笑)

 

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今年の夏は暑かった。東京は観測史上初の8月全日真夏日だったらしい。そろそろ花火シーズンも終わりだと思うが、最近は秋花火も多い。この先も上記こうのすを始め、「北区花火会」(9月30日)、「さいたま市政令指定都市20周年記念花火大会」(10月14日。5年ごと)、「川口花火大会」(11月11日)、それに中止となった朝霞市「彩夏祭」の花火のみを再度打ち上げるという話も出ている(11月4日らしいが調整中)。花火は夏の風物詩という印象があるが、秋は気候的にも過ごしやすくなるし、回数が増えるのは喜ばしいことではないか。

野山北公園の武蔵村山の花火も4年ぶりに戻ってきた。
最近、雷雨が頻発している。今日も雷雨予報が出ているので雨合羽を持って出る。出発して間もなく、練馬区内で雷鳴が聞こえた。調べると関越所沢IC付近で激しい雷雨が起きている模様。

17時半頃狭山湖に到着。東西に巨大な積乱雲が見える。東のは大宮から川越に掛けて。川越は先週と同じ時間にまた雷雨だ。時折稲妻が走るのが見え雷鳴が聞こえる。西に見えるのは八王子から奥多摩方面。雷鳴は聞こえないが雨柱が凄い。
 

狭山湖より奥多摩方面の雷雲
 

雲は西に流れている。東の空は比較的きれいだ。都心のビルやスカイツリーもはっきり見える。今日は狭山丘陵付近は降られないで済むだろうと判断する。
 

都心側を望む
 

先日の立川の花火の時と同様、多摩湖・狭山湖間の県道55号を下り、かたくりの湯(休止中)へ出る。指定された水道道路沿いの公園に自転車を置き、野山北公園の運動場へ向かう。現地では舞台が設けられ各種イベントが開催中。
 

実行委員会による開会式

 

実行委員長のカウントダウンにより花火が始まる。前回はジャズバンドの生演奏があったが、今年は壇上には誰もおらず静かなBGMが流れるだけでちょっと寂しい。最大4号玉程度。玉数は2023年なので2023発。今回は日産村山工場跡地のイオンモール屋上も第2会場として開放されていたようだが、4号玉だとちょっと遠いような気もするがどうだっただろうか。

 

 

帰りは青梅街道を経由して、途中から裏道へ入り東村山浄水場から久米川駅を回って滝山団地へと出る。同団地では「滝山・前沢 みんなの夏祭り」の1日目が終わったところ。この祭りも4年ぶりの開催であった。

新座市の柳瀬川沿いで行われる夏祭り。締めくくりに花火が上がる。特筆すべきは地元の9つの町内会の主催で開催されている点。町内会レベルの夏祭りで花火はなかなか見られないのではないだろうか。コロナ禍で4年ぶりの開催。今回初めて向かった。

川越方面を走った後、夕方から会場へ向かうが、雲行きが怪しい。川島辺りに猛烈な雷雲が発生している。
 

雨柱。入間川平塚橋から川島町方面
 

午後6時頃、新河岸川旭橋から新河岸川に入るが、途端に大粒の雨が降り始めた。辺りに雨宿りするような場所は全くない。約3km下流の川崎橋まで全速で走り、庇になっている部分を見つけて雨宿りに入る。瞬く間に猛烈な豪雨となり雷も鳴り始める。しかも近い。光って1秒も経たないうちにドドーンと来る。これは怖い。近所に何発も落ちている。東電の雨量・雷観測情報を見ると、川島付近の雷雲とは別にこの辺りの真上で雷雲が発生したようだ。

待つこと約30分。雷も止み雨もほぼ収まったので出発する。時刻は18時半過ぎ。柳瀬川の花火は20時からだから間に合うだろうが、現地も雨が降っているようなので気になる。

豪雨だったが、周囲には保水力のある田んぼが多いので新河岸川の水位はほとんど上がっていない。雨宿りした川崎橋の1つ下流の養老橋では第15回福岡河岸まつりが行われており、灯篭流しなども通常通り開催のようだ。

富士見市の岡坂橋からR463へ入り西へ向かう。東武線を超えると左手に柳瀬川が近づいてくる。志木ニュータウン入口から柳瀬川沿いに入る。主会場は新座4中とのことだが、余り来ない場所なので分かりずらい。係員に聞きながら自転車置き場へ辿り着く。新座4中の他、川沿いにも観覧席が設けられているが、あえてメイン会場の新座4中校庭で撮影することにした。雰囲気としては隣の三芳町のみよしまつりに近い。
 

会場
 

20時から花火が始まる。チラシによると最大4号玉だそうだ。打ち上げ場所がとても近い。かつてのとしまえんの花火を思い出させる。玉数はチラシには書かれてないが、1,500発らしい。斜め打ちやナイヤガラなど内容も豊富で、想像以上の立派な花火だったのに驚いた。特にフィナーレのナイヤガラは小規模花火大会としてはボリュームが半端ない。会場からもどっと歓声が上がる。

 

一脚なので見苦しい部分もあるがご了承を
 

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以前から知ってはいたが、初めて訪ねた柳瀬川ふれあい祭り。町内会レベルとは思えない規模の花火に感動した。新しいカメラのよいテストにもなった。こういう花火も、大規模な花火大会とはまた違った良さがあると思う。なお、本来ならこの週に行われる小江戸川越花火大会は今年は中止となってしまった。昨年の雨の中での市政100年大会で体力を使い果たしたのだろうか。

祭の日 - 柳瀬川ふれあいまつり
https://matsuri-no-hi.com/matsuri/6198
 

動画用カメラとして長いこと活躍したパナソニックLUMIX DMC-TX1だが、そろそろガタが来たようだ。通常の写真は全く問題ないのだが、動画撮影中、4k30pでは働かないはずの手ブレ補正が誤動作して映像が小刻みに振動する現象が発生するようになってしまった。諸氏の中にも今年の立川やいたばしの花火の動画を見て気づいた方もおられるのではないだろうか。

修理するにも、パナのサイトで修理見積もりしたところ約4万円も掛ってしまうらしいので、動画用カメラを新調することにした。今度買う時は自分でぺったん棒を使いセンサー掃除のできるレンズ交換式の小型機と決めていたので、まず候補としてソニーZV-E10を検討した。動画向けに特化したカメラで、APS-C機ながらレンズキットで9万円程度で売られている。しかしあれこれ調べてみるとローリングシャッター現象(動く被写体の映像が傾いて撮影される現象)が酷いという口コミが多く気になった。

次に考えたのがパナソニックDC-G100。こちらも主に動画向けのカメラで、マイクロフォーサーズ機。間もなく新機種が出るのか、値段も下がっておりレンズキットで8万円程度で売られている。1型コンデジのTX2(TX1の後継機)よりも安い。

今回はこのG100にした。理由としてはTX1と同じパナ機でUIがほぼ共通、ZV-E10にはないEVFが付いている。そしてバッテリーもTX1と同じで、予備電池を買わずに流用できる点が大きかった。

 

TX1とG100。1回り大きい程度だが、EVF部の突き出しが思いのほか嵩張る

 

付属レンズは12~32mm。マイクロフォーサーズの画角はフル機の半分なので、フル換算24~64mm相当になる。プラスチックで安っぽい印象のレンズだが、非球面レンズ3枚とEDレンズ1枚が使われているそうだ。しかしズームリングのみでフォーカスリングがない。マニュアルフォーカスの場合、ピントは本体側で調整しなければならない。

動画はTX1と同じく4K30pまで。最近は60pの撮れるカメラも多いが、まぁ花火なら30pで十分だろう。フルHDなら60pも可能(TX1も)。

廉価なカメラの場合、動画撮影時は画角が狭くなるのが一般的だが、例によってこのカメラも狭くなる。取り説には画角が狭くなりますとしか書かれていないが、調べてみると4kで手振れオフにした場合1.26倍だそうだ。キットレンズを使った場合、換算24mm相当x1.26で約30mm相当ということになる。今まで使っていたTX1が37mm相当だったので、TX1よりはやや広い画角が得られる。ちなみに手振れ防止を「標準」にした場合は約1.37倍、「強」にした場合は1.79倍にもなってしまう

なおマイクロフォーサーズの場合、8mm(フル換算16mm)なんて短焦点のレンズもあるので、これらを使えば手ブレ強でも換算29mm相当で撮れるようになる。

またこのカメラはLog記録も可能だそうだが、Logとは何のことだかよく分かっていない筆者のようなド素人には多分必要ない機能だろう。

外付けマイク端子が付いているのもいい。もちろん音量のマニュアル調整もできる。ストロボ用シューもあるので、マイクを直結することもできる。ここでは手持ちのオーディオテクニカAT9943を取り付けてみた。

 

シューにマイクを取り付ける
 

気になる点は、4K動画が最大10分という点。TX1は15分だったので、今までの感覚で撮影していたらいつの間にか記録が停止していた、なんてこともあるので気を付けたい。Youtubeには最近はフルHDでアップしているが、撮影は4kなので。

さて実際に上記の柳瀬川ふれあい祭りで撮影してきたところ、音量はマニュアル調整可能なものの、ゲインは-12dBまでしか下げられず、花火のような大音量ではレベルメーターを振り切ってしまうことが分かった。リミッターが掛かっているようなので音割れは起きないが、やはりICレコーダーで別に録音した方がよい結果が出そうだ。

 

ボールヘッドシューを介してICレコーダーを取り付ける
 

レフ機に取り付けて写真と動画を同時撮影。この場合、ICレコーダーは地面に置くなどして工夫しないとシャッター音が入ってしまう
 

なお、バッテリーはTX1と同等の持ちがあるようだ。1時間程度の花火大会(+風景撮影50枚ほど)なら1個で十分であった。
持ち歩いてみて、気になったのはやはり大きさ。コンデジに慣れていると大きく感じてしまう。さっと取り出して撮影するにはやや不利ではある。またキットレンズは最大換算64mmまでなので望遠も苦手。普段の風景やメモ的な撮影には今まで通り手軽なTX1を使うことになりそうだ。
 

LUMIX G100をVlog機として使うときの注意点【4Kクロップ・ビットレート】
https://nomadly.net/lumix-g100-crop/

西武園の花火。全体でわずか4分ほど。今やメインはあくまで火祭りであり、花火はそれに付帯したオマケでしかなくなってしまった。かつての8号玉(尺玉も可)はもう戻ってこないのだろうか(7月16日撮影。尺玉が上がっていた頃の動画は、例えばこちら)。

 

 

先週の立川同様、4年ぶりの開催となったいたばし花火大会・戸田橋花火大会。コロナ前の19年がそれぞれ60回、66回だったので、コロナで中止になった20~22年も回数をカウントしていたようだ。

現地着は17時頃。日差しが強く暑い。いつもの16エリア上段を確保。シートばかり目立ち、まだ人は少ない。やや風が強いのが気になる……
 

日差しが強い
 

退場時規制が掛かる平面はまだ余裕たっぷり。左岸側に戸田橋側の会場が見える。上流側は立ち入り禁止区域。この区画があってこそ尺玉をばんばん上げられるのだ

 

18時を過ぎたあたりで太陽が雲に隠れ、嫌気のするような暑さも一段落する。人が増え始める。
 

人が増え花火大会らしくなってきた
 

19:00から区長その他の挨拶があり、19:10からカウントダウンで打ち上げが始まる。
 

 

露光時間長め

 

戸田側は打ち上げ場所が整備され、ワイドスターマインが可能となった
 

風が強いので流れ気味
 

 

 

中盤にいたばし名物、日本最長級の大ナイヤガラの滝がある。その直後、しばらく花火が上がらなくなり何やら会場が騒々しい。アナウンスが入る。「只今火災発生中のため花火を中断しています」。よく見ると遠くに煙が上がっている。ナイヤガラが草に火を付けてしまったようだ。消防車が現場へ向かう。狭い河川敷で人も多いので速度出せない。

 

ナイヤガラ終了後も煙もくもく
 

しばらくの後、「本日の花火大会は安全に打ち上げの継続が不可能と判断したため中止となりました。気を付けてお帰りください」とアナウンスが入る。消防車が現地に到着しても火はなかなか消えない。地上にある花火に誘爆したら大変だ。

後でニュースで見て、かなり大規模な火災になってしまったのに驚く。

 

戸田側はその後も花火続行。火災発生のため帰るようにと指示されているが、誰も帰ろうとしない。
 

いたばし側で煙が上がる一方で戸田は再開
 

 

 

 

 

フィナーレ。いつものように白一色で飛んでしまう
 

 

 

4:47辺りからの10発は芸術玉(敬称略)。
1 昇朴付 和火寂の花(福島 菅野俊宏)
2 昇朴付 芯入大ダリヤ(東京 細谷圭二)
(※先日の立川と同じもの。どちらも担当はホソヤエンタープライズ)
3 昇曲導付 三重芯変化菊(新潟 阿部正明)
4 昇曲導付 いないいないばあ(静岡 小口友義)
5 昇曲付 南国ヤシに雪牡丹(秋田 久米川和行)
6 昇小花 八重芯ステンド牡丹(静岡 田畑朝裕)
7 昇朴付 夜行幻想花(新潟 小泉英一)
8 昇曲付 八重芯の華(長野 那須野大)
9 昇曲付 クリスタルオパール(秋田 小松忠信)
10 昇朴付 三重芯変化菊(山梨 山内浩行)

中止のアナウンスは入っていないが、消防車の走行シーンがある。

なお、中止になってしまったコンテンツは下記の通り。ポケモン花火の中止にはがっかりした人も多かっただろう。

54 大スターマイン 155発
55 スターマイン 120発
56 4号玉早打 10発
57 4号玉早打 10発
58 7号玉単打 2発
59 10号玉単打 2発
60 スターマイン 120発
61 4号玉早打 10発
62 4号玉早打 10発
63 7号玉単打 3発
64 10号玉単打 2発
65 ワイドスターマイン 1,090発
66 大スターマイン 155発
67 7号玉単打 3発
68 10号玉単打 2発
69 4号玉早打 10発
70 4号玉早打 10発
71 尺五寸玉 1発
72 ピカチュウ花火 1発
73 尺五寸玉 1発(モンスターボール)
74 スターマイン 120発
75 4号玉早打 10発
76 4号玉早打 10発
77 7号玉単打 2発
78 10号玉単打 3発
79 大スターマイン 255発
80 4号玉早打 10発
81 4号玉早打 10発
82 7号玉単打 3発
83 10号玉単打 3発
84 スターマイン 120発
85 スターマイン 120発
85 4号玉早打 10発
86 4号玉早打 10発
88 7号玉単打 2発
89 10号玉単打 3発
90 スターマイン 120発
91 4号玉早打 10発
92 4号玉早打 10発
93 7号玉単打 3発
94 10号玉単打 3発
95 大スターマイン 155発
96 エンディングワイドスターマイン 1,305発

計4,014発が上がらずに終わってしまった。全体で13,000発なので、1/3近くが上がらなかったことになる。4発ある尺五寸玉は1発しか上がらなかった(プログラムにはないが、フィナーレに1発ある)。

 

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4年ぶりに帰ってきたが、思わぬアクシデントに見舞われたいたばし花火大会。もう長年ここの花火を見てきたが、火災が起きたのは初めてだ。アメダスで調べると19時頃に都心部で約6m/s、羽田空港で約9m/sの強風が吹いていた。同日開催の朝霞市の彩夏祭の花火は中止になってしまったようだ。

今回の火災は、都会における花火大会の実施要領として他の大会にも波及するのではないだろうか。晴天であっても風が強いから中止という大会が今後増えそうに思う。当局からどのような指導が行くか分からないが、いたばしではもうナイヤガラは不可能かも知れない。最近、各地で花火大会が開催できないというニュースがよく流れ、花火大会に対する風当たりは強い。いたばし花火大会そのものが開催できなくなるような最悪な事態に陥らないことを願う。