
では、入園してみよう。エントランス広場。発券所と入場門があった辺り

古城。フェンスで囲まれてるが解体はなさそうなので一安心

正門からは見えにくい位置にあるが、古城の向かいにあるとしまえんの案内板、サイクロンのレール、正門のフェンス、園内のベンチ。レールは閉園直前はボロボロだったので再塗装された模様。レールとフェンスが折り重なるように置いてあり余りバランスがよくない。背後の工事が終わるまでの仮設かも知れない

その案内

正面の花壇。「Welcome to Toshimaen」の看板のあったところ

メインストリート。久しぶりに「としまえんへ来た」という気がした。しかし当時のようなワクワク感はない

その先の橋から石神井川上流側。としまえん時代は高い壁があり川は見えなかった。左の森にかつてフィールドアスレチックがあった

橋を渡ったところ。門が設けられ、この先はハリーポッター館のエリア。開園後も夜間は閉められると思われる

その門から先。ああ、「としまえんの心臓」とも言うべきエルドラドのあった場所こそがハリーポッター館の玄関になるなんて。左の元プチまえん、さらに昔はフライングカーペットのあった辺りには作品内に登場すると思われるヘビのお化けや巨大なメガネなどのオブジェがある(筆者はハリーポッターの物語は全く知らない)。

門から下流方面。中之橋へと抜けられるようになっている

下流側の橋。昔は現在の庭の湯内の日本庭園を抜けてここへ出る道がメインストリートだった。欄干は当時のものと思われる

門から上流側。工事用車両の搬入路としても使われているので遊歩道は狭い

ブラワーエンジンとフリュームライドの間にあった橋。ハイドロポリスが作られた頃には既に閉鎖されていたが、ここを左へ上った先に観覧車があった

フリュームライド付近からプール。流れるプールもかなり解体が進んでいるのが分かる(コンクリートの水路状のもの)。長らく残されていた右岸側のサイクロンとフリュームのレールも解体されており、この辺りにサイクロンの第3ドロップがあった

流れるプールの中央にあった、としまえんで最も古い1929年オープンのプールも既に跡形もない

それいゆステージの裏にあった橋

ミニサイクロン付近。間近で見るハリーポッター館はかなり巨大で威圧的

ここにはかつて、サイクロンの橋梁があった(※こちら)

プール入口の橋

その上流に掛けられた工事車両用の橋

石川橋の近くにある納品車用の橋。当時から一般には縁のない橋ではあった

工事エリアを抜ければ遊歩道は広い。向こうに石川橋が見える

子供遊具コーナー

中央の広場では開園記念イベントの準備中

旧みどり児童遊園の銘板の展示も
開園記念イベント。子供らが「かいえーん!」と叫ぶと、地元の武蔵野音大のブラスバンドによるファンファーレ。プール跡地から昼花火を上げる演出でもあればよかったかも知れない
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としまえんに久々に足を踏み込み、その余りに変わり果てた姿に加え、細切れのサイクロンのレールや無残に打ち砕かれた流れるプールなどを見て、みんな大好きだった「としまえん」は本当に死んでしまったのだと改めて感じさせられた。来月のハリーポッター館の開業により雰囲気はますます変化するだろう。今まさに1つの時代が移り変わろうとしている。