川越市の九十川の県道113号付近で右岸の護岸工事が行われている。この付近は伊佐沼に水が入ると、すぐ下流にある水門を閉めて水位が上がるので、それまでに工事を終わらせる必要がある。素掘りの水路がとてもよい雰囲気だった。
練馬区の目白通り(都道8号、放射7号)と西武線が交差する中村陸橋の逆立体化工事が行われて早いもので25年が過ぎ去った。
この工事は地上を走っていた西武線と、陸橋上を通る目白通りの位置を一夜で入れ替えてしまうもので、作業は01年3月3日午後10時から翌4日早朝に掛けて行われた。
練馬区内としては最大級の公共事業であり、日本土木史上にも残る非常に大規模な工事としてテレビ各局の取材が訪れ、その様子は全国放送された。筆者も徹夜で現地の様子を伺った。当日の様子を振り返ってみる。

切り替え当日の午前中、仮設の陸橋。アップダウンにSカーブで非常に危険
前方の鉄塔は東京電力練馬変電所(現荻窪支社練馬制御所 ※こちら)
午後10時、通行止めになるとすぐに撤去する仮設車道を焼き切る作業が始まる
掘削開始。ダンプカーが次々と到着し、ベルトコンベアで土砂が手際よく運ばれる
西武線の終電が終わると同時に線路を取り除く工事が始まる。この下に仮設の車道が既に完成している
陸橋のトラスを焼き切る様子。その直下に西武線の高架線が完成している
工事の山場、トラスを取り除く作業が始まる。ドイツ・デマーク社の500t吊り超大型クレーンを使用
持ち上がった
ゆっくり、慎重に移動する
地上の安置場所にゆっくりと下ろす。無事接地し、作業員の「OKです」という合図と共に見守っていた大勢の住民から盛大な拍手が起こった。テレビ各局が集まった住民に次々とインタビューする(余談だが、会社の同僚によると筆者も写った模様)
トラス撤去後、西武線ではすぐさま架線を張る作業が行われる。写真にはないが、この時点で高架線の新しい信号機は早くも煌々と輝いていた
後日、仮設車道(01.3.17)
西武線の旧路線(01.3.17)
あれから25年、今や道路が上を通っていたことを知らない人も増えてきたことだろう。この目白通りは谷原交差点から都道24号となり、いずれは先日開業した清瀬の新しい道(※こちら)へと接続される。さらには埼玉県内へと続き、将来は都心から例えばこんな田舎(いい意味で)まで1本道で繋がるのだ。
狭山市堀兼 不老川
都心と埼玉南部を結ぶ都道24号の一部、清瀬市内の「東村山3・4・15の2号」の新小金井街道~清瀬橋が14日15時に開業した*。
この道路の開通により、小金井方面から埼玉南部への移動がずっと楽になった。つまり、やや遠回りとなるが、小金井方面~松山3丁目~この交差点~清瀬橋と走ることによって、年中渋滞している西武線の踏切を避けることができるのだ。
西武線は他の路線と比べて道路の立体化が乏しく(練馬区内は近年高架化したが)、北多摩地区のドライバーにとって大変な障壁となっており、また東京都も北多摩地区の道路に関しては余り力を入れていないようにも感じられ(例えば東八道路みたいな高規格道路はこの地域には1つもない)、車での移動、特に南北方向は困難を伴ったが、今回の開通によりかなり改善されるのではないだろうか。
しかし、この付近は2車線分の幅しかない。公式にも幅員18mとあり、4車線(25m)の条件を満たさないので、将来4車線化もできない。また、練馬区の北園交差点以東と埼玉県内は既に4車線で開通しており、将来全線開業した際にこの区間がボトルネックになるのではないかという点も気掛かりだ。なお練馬区側はマスコミで何度も取り上げられているのでご存じの方も多いと思うが、道路予定地上に墓地があり、寺院側との交渉が難航しているため開業はいつになるか見当も付かない。
新小金井街道より。9時頃。テープカットやくす玉は用意されておらず式典すらない静かなスタートだ
*地域交通の安全性や快適性などの向上に繋がります 東村山3・4・15の2号線(清瀬橋・上清戸)交通開放 - 東京都
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/12/2025122333
(26.2.22追記)
先週撮影してきた写真を拡大してみたら、遠くにくす玉が吊ってあるのを発見。記念式典は行われたようだ。
※この記事は、かつての筆者が開設していたサイト「東京西北部の送電鉄塔」に掲載していたものを再編集したものです。古い写真なので建て替えられた鉄塔もあるかも知れません。
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新所沢変電所
しんところざわへんでんしょ
Shin-tokorozawa hendensho substation
中東京変電所(※こちら)の近く、鶴ヶ島市にある500kV級の大型変電所。ここに繋がる送電線はどれも幹線級のごついものばかりで、赤白通信鉄塔も2本ある(東電の場合、「新」と付く変電所は500kVである)。所沢と名乗っているが、ここ、全然所沢じゃないよ(笑)(07.10.20)
西側
北側
東側 もう1本の通信鉄塔が見える
この変電所で見れる鉄塔
新所沢線(500kV)
新古河線(500kV)
新鶴ヶ島線(旧新坂戸線)(500kV)
中沢線(275kV)
南狭山線(275kV)(※こちら)
南川越線(275kV 廃止)
安曇幹線(廃止)
1回線で三角配列の珍しい鉄塔。「安曇」の名で分かるように、北アルプスから400本近い鉄塔を介して遥々やってきた。これも500kVの超高圧で、大量に連なった碍子が物々しい。現在は別の鉄塔に建て替えられ西上武幹線となっている
※この記事は、かつての筆者が開設していたサイト「東京西北部の送電鉄塔」に掲載していたものを再編集したものです。古い写真なので建て替えられた鉄塔もあるかも知れません。
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南狭山線(2/2)
みなみさやません
Minamisayama-sen line
東電 275kV
前
南狭山線(1/2)
https://ameblo.jp/uchiagehanabi-jsakurai/entry-12954548273.html
20
智光山公園内。下段の日高線から的場線が分かれる。(07.10.20)
19
ここでも下段の日高線から柏原線が分かれている。(07.10.20)
18
ホンダ新車センターの向こう側。またもや分岐があり地下に引き込まれている。上広瀬線と記されている。(07.10.20)
17
圏央道と交差。ここで北へ向きを変えて圏央道に沿う。(07.10.20)
16
この手前で武蔵赤坂線が下を交差。(07.10.20)
※武蔵赤坂線はこちら
15
旭ヶ丘線との交差。南狭山線唯一の鋼管鉄塔。日高線は旭ヶ丘線の下に入り、これより下段は笠幡線となる。(07.10.20)
※旭ヶ丘線はこちら
14
私設ゴルフ場内。接近不能。(07.10.20)
13
(07.10.20)
12
(07.10.20)
11
(07.10.20)
10
JR川越線、小畔川と交差。(07.10.20)
9
(07.10.20)
8
下段の笠幡線が分かれる。この先は275kVのみになる。(07.10.20)
笠幡変電所
圏央道沿いの配電用の小型変電所。構内には笠幡線No.8が立っている。(07.10.20)
7
圏央道沿いから分かれる。(07.10.20)
6
(07.10.20)
5
日光街道 (国道407号) 沿い。背後に杉並木が見える。(07.10.20)
4
電線が極端に偏っており、片側の碍子は直接鉄塔に繋がっている。(07.10.20)
3
(07.10.20)
2
南川越線(廃止)が近付いてくる。(07.10.20)
1
新所沢変電所構内。(07.10.20)
1-1
片方の回線は少し離れたところにあるもう一つの鉄塔に繋がっている。(07.10.20)
次
新所沢変電所
https://ameblo.jp/uchiagehanabi-jsakurai/entry-12956055516.html
(了)
※この記事は、かつての筆者が開設していたサイト「東京西北部の送電鉄塔」に掲載していたものを再編集したものです。古い写真なので建て替えられた鉄塔もあるかも知れません。
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南狭山線(1/2)
みなみさやません
Minamisayama-sen line
東電 275kV
新所沢変電所と南狭山変電所を結ぶ275kVの路線。かなり重要な幹線であり、これがダウンすると首都圏の広範囲で停電が起こる。実際、99年に自衛隊の練習機が入間川河川敷に墜落してこの路線を切断し、ずっと離れた東京・世田谷方面まで停電したのは記憶に新しい(この経路は新座線、片山線、北多摩線を通じて世田谷の千歳変電所へと繋がっている)。下段に日高線(66kV)を併設。逆順で掲載。
前
南狭山変電所
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43
南狭山変電所内。十字型鋼を使用した重厚な鉄塔だ。(07.10.20)
42
保線作業中。数人が腕金に登って作業を行っている。下段に日高線が合流する。現在は赤白鉄塔になっている。(07.10.20)
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ここも作業中。不老川を渡る。(07.10.20)
入曽変電所
南狭山変電所から程近いところにある配電用の小型変電所。下段の日高線のみが接続している。(07.10.20)
40
(07.10.20)
39
(07.10.20)
38
(07.10.20)
37
これも作業中。(07.10.20)
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同じく作業中。(07.10.20)
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(07.10.20)
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電線に作業員がぶら下がっている。(07.10.20)
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狭山台団地の外れ。(07.10.20)
32
(07.10.20)
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原っぱの中に立っている。(07.10.20)
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向きを変える。武蔵赤坂線に寄り添う。(07.10.20)
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南狭山線は十字型鋼を使用した鉄塔が多いが、その代わり鋼管鉄塔はほとんど存在しない。(07.10.20)
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狭山変電所をかすめる。下段の日高線が分岐して変電所に取り込まれるが、この鉄塔には東原線とある。旭台線(廃止)も分岐する。(07.10.20)
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(07.10.20)
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赤間川を渡る。入間川沿いの田圃に出る。(07.10.20)
25
(07.10.20)
24
この先で入間川を渡る。(07.10.20)
入間川を渡る南狭山線と武蔵赤坂線。自衛隊機墜落で切断されたのはこの辺り。(07.10.20)
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入間川の対岸。(07.10.20)
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急な斜面の上に立つ。(07.10.20)
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住宅地を過ぎると再び農地へと出る。(07.10.20)
次
南狭山線(2/2)
https://ameblo.jp/uchiagehanabi-jsakurai/entry-12955271988.html
練馬区役所展望フロアから見た北清掃工場と立川市清掃工場の解体の様子。
北清掃工場の煙突。残り50m程度か。左下にテントに覆われた解体中の工場も見える。なお手前の赤白鉄塔はNTT十条、右の煙突は足立清掃工場(130m)、右端の鉄塔は草加市(といっても都県境の近くだが)の東京ガスの調圧所。同社の小平の鉄塔そっくりだ(※こちら)
こちらは立川清掃工場(左)。早くも春霞みで綺麗に見えない。残り70m程度だろうか。右の煙突は近くにある小平・村山・大和衛生組合の清掃工場。ここも建て替え中で、傍らに新しい59mの低い煙突が立っている。切り替わり次第古い煙突は解体される模様









































































