※この記事は、かつての筆者が開設していたサイト「東京西北部の送電鉄塔」に掲載していたものを再編集したものです。古い写真なので建て替えられた鉄塔もあるかも知れません。
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新座線
にいざせん
Niiza-sen line
東電 275kV
南狭山変電所と新座変電所を結ぶ275kVの路線。狭山線 (154kV)、脇田線 (66kV)、清戸線 (154kV) などを併設している。
前
南狭山変電所
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南狭山変電所構内。(07.9.1)
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変電所を出てすぐのところにある。右側から脇田線 (66kV)、左側から狭山線 (154kV) が只見幹線475-1を介して合流し、6回線となる。
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堀兼道沿い。(07.9.1)
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高い。札は見つけられなかったが、恐らく100m近いと思われる。(07.9.1)
航空自衛隊入間基地から撮影した南狭山変電所方面。4号は南狭山変電所のマイクロ鉄塔より遠くにあるにもかかわらず、それより高く見える。マイクロ鉄塔は大体100m程度が多いので、4号は優に100mは超えていると思われる。(08.11.2)
4号の先は深い森となっており、こんな林道を歩かなければならない(近年、県道東京狭山線が開業し多少行きやすくなったが林道は健在)。(07.9.1)
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ここで同じく南狭山変電所から出発した川越線 (水野線の一員) と交差する。下段の脇田線は川越線の下へ入り、ここからは新座線と狭山線の4回線になる。(07.9.1)
※川越線はこちら
6
森から出たところ。この先で県道川越所沢線と交差。(07.9.1)
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高い。赤白ではないが94mもある。(07.9.1)
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雑木林の合間に団地型の墓地が多い。産廃屋も目立つ。民家はほとんどない。この辺りがダイオキシン問題で全国的に有名になった「くぬぎ山」である。武蔵赤坂線 (旧武蔵野線、154kV) と交差。106mの新座線で最も高い鉄塔。(07.9.1)
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武蔵赤坂開閉所の北側。ここは5差路になっている。中東京変電所から来た旭ヶ丘線 (154kV) と交差。新座線に併設されてきた狭山線はここで独立して南川越変電所へ向かう。同線から分岐して新座線下流方向に向かう路線は清戸線。(07.9.1)
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少し開けたところへ出る。(07.9.1)
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この先で再び森の中へ入る。(07.9.1)
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県道大宮所沢線沿い。(07.9.1)
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これと次の14号で大きく向きを変える。(07.9.1)
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開けた場所に出る。関越道三芳PAが見えてくる。(07.9.1)
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三芳PA前。高さは確認できないがかなりありそう。(07.9.1)
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関越道の北側へ移る。こちら側の側道は砂利道。(07.9.1)
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この先再び関越道の右側へ移る。(07.9.1)
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カメラ付き。(07.9.1)
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前後に比較して10mほど高い。(07.9.1)
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ここで角度を変え、関越道から反れる。(07.9.1)
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国道254号が近くなり、付近には物流の倉庫などが目立つようになる。(07.9.1)
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(07.9.1)
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南川越変電所から来た京北線 (154kV) が急接近。><のような感じになっており互いに接続はされていない。新座線には未使用の腕金があることから、以前は京北線もこれを介していたのではないだろうか。ひょろ長い京北線に対し新座線はがっちりしており、275kVの貫禄を感じさせる。(08.2.17)
夜の23号
90mもある23号だが、何と航空障害灯が付いていない。代わりに隣の赤白でない京北線35に付いている。90m以上の場合、障害灯は3カ所に設置しなければならず、しかも頭頂部には点滅する1000Wの中光度航空障害灯を付ける必要がある。だが隣の78mの京北線の鉄塔なら100W程度の低光度航空障害灯を2カ所付けるだけで済み、多少なりとも省力化が図れるためこのようになったのではないだろうか。(09.9.5)
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上記23は深い雑木林の中にあり接近不能だが、再び開けた場所に出てくる。(07.9.1)
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(07.9.1)
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この先は谷間になっており一気に下る。(07.9.1)
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浦和所沢バイパスを超えたところ。この先に柳瀬川が流れているため次の28までのスパンは長い。(07.9.1)
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柳瀬川右岸に立つ赤白鉄塔。その下を申し訳なさそうに膝折線 (水野線の一員、66kV) が潜っている。(07.9.2)
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(07.9.2)
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新座貨物ターミナル前。(07.9.2)
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坂を上りきったところ。(07.9.2)
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新座変電所構内にある最終鉄塔。低めに見えるがこれでも69mもある。(07.9.2)
(了)
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新座変電所
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