婚約発表でしたね
読売新聞にまで載るとは思いませんでした。
杏里とリー・リトナーの婚約。
いままで未婚だったとは思えませんでしたが、再婚同士だそうで、ナットク。
ボクも夫婦で音楽って、夢だったんだけどなぁ、、、、
現実はなかなかそうはいかないものですね。
JR駅トイレのBGM
JSバッハのゴールドベルク変奏曲の1曲目。
どういうわけか、なかなかトイレにマッチしていたのです。
ボクは通勤でJRに乗らないから、年に数回しかJRを使わないし、トイレにはもっと入らない。
最近のJR駅って、みんなBGMが流れているのかしら??
ということは、トイレBGMコーディネーターが存在するという訳で、できればそういう仕事をしたいものだと思った次第です。
あー、思い出すなぁ、昨年の暮の企画、、、、
ねえ、ジャズ喫茶ほそみのマスタァ。。。
その他の皆様、すみません、内輪ネタで。。。
M.K.さんのタンゴ
ダンスパーティでの演奏でしたが、M.K.さんは歌がうまい!
歌ありの曲と無しの曲がありましたが、歌が入るとダンスされている方々の気合いの入り方が明らかに変わります。
裏を返すと、バンドの方々がエネルギーをちゃんと放出していない訳で、あまり宜しく無いのですが。
生タンゴは、イチロウ師匠が参加しているバンドで3回、M.K.さんのもうひとつのバンドで1回聴いただけです。
今までのは小編成なのですが、今日のは9人編成で、なかなかの迫力。
M.K.さんはボクを洗脳?すべく、CDやビデオを送ってきます。
実際のところ、その戦略はツボを得ていて、ボクのタンゴ熱は既にかなり高まっています。
イチロウ師匠がタンゴも手がけているので、これまた更にボクを後押しします。
ベース、ギター募集中ということで誘われている訳ですが、リハーサル場所がちょっと遠いので、考え中ってところです。
チックコリア リターン・トゥ・フォーエヴァ-
この曲のオリジナルは1973年に発表された、チックがリーダーだったリターン・トゥ・フォーエヴァ-の2作目に入っている訳ですが、この2作目は曲者でした。
第1作目はこちらです。メンバーは全く同じです。
当時スイングジャーナル誌でジャズディスク大賞金賞とゴールドディスクを獲得した、正真正銘の名版であります。
こちらのアルバムは、ECMレーベルの作品でクレジットにマンフレート・アイヒャーの名が冠っています。サウンドの緊張感や透明感/清涼感は確かにECMのものです。
ところが第2作目は方向性がはっきりしない、歌謡バラエティ?のような作品に堕ちてしまっています。
レーベルは「FUP」って、聞いた事無いところに変わってますし、プロデューサ-はチック本人になっています。勝手な想像ですけど、チックもまだ若く、メンバーが「あーしたいこーしたい」って言いたい事言うのをまとめるので、精一杯だったのかなと思えますね。
しかし、この後リターン・トゥ・フォーエヴァ-という名は正式なバンド名に変わっていき、一連のリターン・トゥ・フォーエヴァ-・アルバムを次々と発表していくのであります。
これまた想像ですが、2作目でプロデューサー役を果たしたチックは、自信を深め、自分がやりたい事を実現する方法を身に付けていったのかとも思えます。
ちなみに、そっちの路線の作品は、ボクは好きでは無いので、ノーコメントです。
今日のLD 「小沢征爾」
既に「世界の小沢」な訳ですが、若いときの著書「ボクの音楽武者修行」を読むと、この方は「天才型の天才」であることがわかります。
このLD「ロシアンナイト」は、ベルリンでの野外音楽祭の模様を収録しています。
今はDVDで出てますね(画像はDVDです)。
くるみ割人形や火の鳥など、お馴染みの曲が目白押し。
映像を通して、小沢征爾がどうやって音楽を作っているか、とても良く分かります。譜面台には譜が置いてないし。
クラシックファンでなくても、芸としての音楽を学ぶのにとても良い題材だと思う。
ジャズやロックのライブで、客が乗るということはありますが、クラシックでもそういうことが起こるところがこのLDで見られます。くるみ割り人形は組曲ですから、クラシックコンサートの慣例からしたら、全曲終わるまで拍手しちゃいけないはずです。でも、場の高揚感から途中で思わず拍手が入っちゃって、小沢征爾もそれに応えたりして、会場全体の一体感が感じられます。
映像は緻密に演出/編集されていて、見ていて飽きることがありません。
この方、天才型の天才と書きましたが、そういう人の常で、長いものには巻かれません。
国営放送とは昔から折りが合わなかったことは有名で、なんでも、小沢征爾が○響にボイコットされたことがあったとか。
でもさすがにウィーンフィルに就任した時は、○HKスペシャルで扱ってました。
その中でインタビューに答える小沢は、「今さら何なのよ」と思いながらも「あんまり大人気ないことしても、俺も歳だからな。」ってなムードを撒き散らしてましたね。
プリストのライブでもそう思いましたけど、歳とったかっこいい不良に、憧れちゃいます。
今日のLP 「マイルス・デイビス」
このアルバム、ラウンド・ミッドナイト。
ジャズのアルバムとしては、超有名版のひとつです。
このレコードのことは、ボクが書かなくても世間に山ほど紹介記事があります。
だからボクは墓穴を掘らないよう、中身のことは書かないでおきましょう。
1曲目のタイトル曲、ラウンド・ミッドナイト。
この曲をセッションでやろうという人は、まずいません。
なぜなら、このレコードでなされた、ダイナミックなアレンジが、誰の頭にもこびりついていて、このレコードの様に演奏する以外にはないという、呪縛に捕らわれているからだと思います。
だけど、この曲、原曲どおりに演奏してもとてもいいですよ。
mari-momoさんはこの曲を歌います。彼女はマイルスの演奏を聞いたことが無いそうです。
先入観が無い彼女の歌は、自由度が大きいコードとリズムの空間に、美しく響きます。
伴奏するボクも、自由空間を広げるのがとても楽しい。
是非セッションでやってみること、お勧めします。
今日のLP 「フィリップ&イーノ」
アルバムタイトルは「イブニング・スター」です。
これはいわゆるアンビエントものです。
どうやって演奏しているのか、さっぱり分からない、しかしなんだか面白い、ご機嫌なサウンドです。
多分、ギターとキーボードとエフェクターで演奏していると思います。
ドラムとベースは入っていません。歌もありません。
フリッパートロニクスが全開です(笑)
いまでもアマゾンで売っていますね。
つまり買う人が居るということですね。
まったくどうして未だにこのような不思議なレコードが売れるのか、不思議です(笑)
でもこの作品、品質感は極めて高いですね。
ボクは買って損したとは思わなかったです。
実はこれ、結構好きだったりします。
今日のLP 「渡辺香津美」
最近はそれほどでもありませんが、独身時代はカヅミ氏の大ファンでした。
その中でもこの「MOBO」はストイック感が最高、その分カヅミ氏お得意のエンターテイメント性を抑えた、切れ味最高なジャズアルバムです。
マーカス・ミラーやスライ・アンド・ロビーを起用して、ソリッドでタイトなリズムを張り、空間をめいっぱい使ったサウンドを構築しています。
このアルバムの曲はその後の国内活動母体である、「MOBO倶楽部」で取り上げていますが、オリジナルを越えることは無かったように思います。
何故ボクはカヅミさんのファンだったんでしょう?
一言で言えば、カッコよかったからですね。
レコード屋さんのジャンル分けでは、ジャズかフュージョンになっていましたけど、ボクにしてみると、これもプログレの延長にありました。ただ、アドリブがあるから、ジャズだったのですかね。
カヅミさんのアドリブで一番好きなテイクは、結成直後のYMOのサポートでNYにへ殴り込み公演へ行った時に演奏した、End of asia.です。
これが一番カッコイイ!
残念ながら、売ってません。
病気のコンディション
4月半ばから早朝覚醒が動悸とともに起きていた。
これは、交感神経の興奮である。当然ながらその時は仕事の夢を見ていて、寝汗をかいている。
早朝覚醒は、考え様によっては、早起き元気なんだから、そのまま活動を開始しちゃえば良いとも言えそうだけど、ちと過去の反省もある。
2年前の今ごろも早朝覚醒傾向にあった。そのときは音楽が良いペースで進行していたから、張り切って早起きしていたね。でも既に病は抱えていた時期だから、それは躁鬱病の躁状態に近いものだったかもしれない。だいたい、ボクの40年以上の歴史において、早起きなんてものは存在しないはずなのだ。
結局秋口に入って、疲れてしまって、その時の音楽も失速していった。
早朝覚醒も今朝あたりはかなり穏やかになってきた。
目が覚めても、猫のことを考えると、副交感神経が優位になって再び眠れることがわかった。一度このことがわかると、深層心理が安心するようで、更に翌朝は具合が良くなっている。
こういう一見調子良いときは、つい音楽の企画をあれこれ考えてしまう。それはそれで楽しいのだけど、うっかりすると遊びの範囲を超えてハードな条件を自分に課してしまうクセが、ボクにはある。
実際その時頭の回転は仕事の10倍速く、我ながら仕事の適正を考えてしまうほどであります。
健全に生活し、音楽も楽しむために、今自分に言えることは次の3つ。
・同じ失敗を繰り返さない
・外乱に負けないように強い身体を作る
・今の良い心の状態を記憶してそこから外れないようにコントロールする