頑固不器用ワンパターン -166ページ目

メグヤマ掲示板発足!!

これは苦し紛れの暫定策か、、

ブログって、やっぱりいわゆるホームページとはちょっと感覚が違いますね。
知人に「ボクもブログを始めましたよー」とお知らせしても、「どうもとっつきにくくてね、、」と言われることもありました。

ボクもどこかやりにくさを感じておりました。
しかし、通勤電車の中で、「ハッ!!」と気付いたのです。
乗りが出ないのは、「オーディエンスのオーラを感じにくいからではないか、、」とね。

音楽とマッタク一緒であります。
ブログもエンターテインだったのですね。

皆様、掲示板にどんどん何でも書いてくださいませ。
画面右の「BOOKMARKS」のところから入れますから。。。。

エレクトーン

我が家には、エレクトーンがあります。
妻コロスケが昔取った杵柄で、「あれば弾くかも」と言うから、中古をとっても安く買いました。

electone


でもコロスケは全然弾いてくれません。
本当は夫婦でデュエットなんてことを夢見たのですがね、現実は夢から程遠い。。。。

だけど、ボクは弾いてますよ。
もちろんヤマハ純正の演奏方法では無くて、です。

まずベースペダルがありがたい。。
ジェネシスのSquonkやLos Endosなんかはギター弾きながらベース弾けますからアリガタイ。

イチロウ師匠作曲のFar Eastも、通奏低音をペダルで鳴らせるから、一人で遊べてアリガタイ。

リズムマシーンも付いているので、スローテンポでボサノバあたりを鳴らしながら、両手両足使ってアンビエントごっこをやると、これまた喜多郎気分になれて、アリガタイ。

なんだか残念なのは、FM音源のプリセットに、ハモンドっぽい音が入っていないことです。
説明書を読むと、音色は自分で作ることもできるようです。というか、どうやら中身はDX-7らしいんです。
だけどDX-7のオペレーションって、誰もがお手上げだったので、ボクもお手上げです。

うーん、でもなんとかして、キース・エマーソンになりたいんだけどなぁ、、、
 

ネコの話し

音楽と全然関係ありませんが、ボクはネコ好きです。
昔飼っていたネコの思い出話しのひとつを。。。。

ボクが子供の頃、どぶに捨てられたオスの子猫を拾ってきて飼っていました。
彼は好きなように外に出たり家に帰ってきたりしてました。
発情期には他のオスと喧嘩して、血だらけになって帰ってきたこともありました。家でエサをもらっているから、本物のノラと比べるとハングリー精神が足りなくて、負けちゃうんですね。
だから彼が外で子孫を残している気配はありませんでした。

やがて年月は経ち、彼はもう老猫の歳になっていました。
と同時に周囲に他のオスが居ない偶然が生まれたようで、彼にも遅い春がやってきたようです。ちょっと離れたところで見かけるメスが、結婚相手だなと察しが付きました。たまに見かける彼女のおなかは、段々大きくなっていくのが分かりました。
でもそれからほんの2~3ヶ月で、彼は出かけたまま帰ってきませんでした。自分で墓場へ行ったのでしょう。

彼がいなくなって、どれくらい日が経ったか忘れた頃に、玄関先でネコの声がします。ネコ語で我が家の全員を呼んでいます。
表に出てみると、あの彼女が子供を3匹連れて来ていました。そして、「どの子か一匹取ってください。」と言います。まだ生後2ヶ月弱のかわいい我が子を、人間に差し出すと言うのです。

多分その時彼女はこう言っていたんだと思います。
「亡くなった主人から、俺はどぶに捨てられていたのをあの家族に助けられたんだ、と聞いていました。主人の遺言ですので、一匹引き取ってください。」とね。

ボクの妹が、「この子が一番かわいい。」と言って、三毛ネコを抱き上げました。
すると彼女はボクら家族に一礼して、残りの2匹を連れて立ち去りました。

それっきりその親子を見かけることはありませんでした。

ことばをしゃべるのは人間だけと思ったら大間違いです。
ネコですらこれだけの「猫情」を持っています。

頼惰氏 の犬の話しを読んで、うちのチータのことを思い出したので書いてみました。

今日のLP 「トリアンビラート」

pompei



「ドイツのEL&P」とラジオ番組で紹介されたのを耳にして、半ば衝動買いをしたレコードがこれ、邦題が「ポンペイ最後の日」です。

EL&Pと比較すると、不良の薫りは減っています。なんとなく格調高いんです。
ドイツのEL&Pという言葉にはだまされたと思いましたが、一方アルバム全体の構成は良く出来ていて、いい子の気分で居たい時にたまに聞いていました。

ドイツではかなり名が知られたバンドらしいですよ。

ボクのフルアコ

部長の愚痴で一日を終えるのも気分悪いから、ここはひとつギターネタといきましょう!!

ボクのギター紹介、3本目です。

マンソントップ


マンソンバック


A.B.Manson製のマーリンといいます。
イギリスの個人ビルダーによる作品です。
作品と呼ぶのにふさわしい、芸術的な薫りが立ち上る繊細かつ豪快な楽器です。

数年前までは、Gibson製のL-4をメインで使っていました。
その頃は今よりずっとヘタクソで、その楽器は自分にはどっしりしすぎていると感じて、愛着が湧きませんでした。
「どっしりしすぎている」感じって、そうですね、箱が付いたギターなのに、箱の容積ほどにはアコースティック感が少ないと感じたというところでしょうか。
そんなこと言ったら、Gibsonの箱モノは大方そんな感じなんですけどね。

それで、その頃持っていたGibson ES-335カスタムショップとL-4を、当時開店したばかりだった渋谷にあるウォーキンという箱モノ専門店で、委託販売をお願いしてお金を作り、もっと上のクラスの楽器を同じくウォーキンで探しました。
候補に残ったのはGibsonのバードランドとこのギターでした。
どっちも捨てがたかったのですが、手作りの薫りがぷんぷんしていて、アンプを通さない音も魅力的だった今の楽器にしました。

このギターは、Gibson族と比較するとかなり軽量です。
実際に計って比べたことはありませんが、2時間のライブで肩に掛けていても肩がこりません。
GibsonのL-4もES-335も、重くて2時間は辛かった。

音色は軽快です。
またピッキングに対する音量のレスポンスが、とんでもなく良いところが、特筆ものです。
エレキに限らずギターは幾ら強く弾いても、これ以上大きい音が出ないという限界があります。
ところが、このギターにはその限界が無いのではないか?と思われる程に、ピッキングの強さへの追従が良いのです。
金管楽器は息を強く吹き込めば、その量に比例して大きな音が出ますが、まさにそんな感じなのです。今までに色々なギターを触ってきましたが、こんなギターは他に経験ありません。

セッションに行くと、ギタリストは大抵トーンを絞って、楽器のダイナミクスは余り使わなくて、モコモコした音で弾くのがジャズだっていう感じの人が多いものです。
そんな中で、ボクのギターは表現力に富んだ明るい音色で、まさに管楽器のように音を出すものですから、珍しがられます。

イチロウ師匠に教わるまでは、この楽器の本当の持ち味は引き出せていなかったのですが、今はダイナミックレンジをフルに使って、ジャズを楽しんでいます。

単なる愚痴

音楽とはマッタク関係ないんだけど、悪しからず。。。



うちの会社の癌、◎×部長とさっき話ししてて、驚きました。
 
「俺が銀行に勤めていて単身赴任してたとき、健康診断で医者に「胃潰瘍の跡がありますね」って言われたのよ。自分じゃ全然わかんなかったんだけど、あのときは俺にもストレスがあったんだなって思ったね。」だそうです。

自分が胃潰瘍になっても気付かないという無神経/鈍感さ。呆れました。こんな人が総務部長だなんて、酷い話しです。

もう今日は疲れちゃいました。。。

YESの「危機」

yes

原題をClose to the edge.と言います。
邦題と全然違いますね。というか、原題って訳しようが無いと思います。
そのまま訳しても、「エッジへ閉じろ」です。意味不明。
この意味不明感が、まさにプログレっぽさですね。
「危機」と訳したレコード会社のセンスは、相当なものだと評価できます。

A面を全部使ってタイトル曲が丸一曲入っています。
はっきり言ってB面はマッタク印象に残りません。
(反論がいっぱい届きそうで怖いですけど、、)

この1曲から、「クリムゾンキングの宮殿を越えろ!」ってな気合が感じられます。

この頃のYES、EL&P、フロイド、クリムゾンは、お互い相当に意識しあっていたと思うんですよ。
そうでなければ、70年代の初めという同時期に、こんなに刺激が強い創造的なものが続出したとは思えませんもの。
更に凄いのは、どのバンドも相互に感化されずに、自分の路線を昇華させていったことですね。
そして時代においてきぼりになってしまったと、、、、。

コツコツ真面目にやっていたジェネシスが、その後ダークホース的にヒットチャートを席巻するというのも、面白い現象です。

今ボクは主にジャズをやっていますが、プログレと比べるとジャズって安易だなと言わざるを得ないと思います。
プログレって「プログレッシブ・ロック」っていう名を冠するだけあって、本当に革新的です。
「他に無い独創性」という意味では、「危機」が一番かなって思いました。

楽曲「枯れ葉」

この曲、シャンソンの名曲ですが、4ビートジャズの定番曲にもなっています。
更にジャムセッションの入門曲でもあります。

どうしてセッション入門曲なのか、つまりなぜアドリブが取りやすいのか、考えてみましょう。

アドリブって、コード感を残しつつ、コードに捕らわれないでなるべく自由に演奏できるとカッコイイので、多分コード進行に秘密があるのだと想像できます。

通常この曲はGmで演奏します。
ところが、弱起で入るメロディーを無視すると、最初の小節のコードはCmで、Gmから見るとIVから始まるんですね。
IVはもともと自由度が高いコードですので、大雑把に言ってどんな音からメロディーを始めても構わないといえます。
出だしからしてこう、何と言うか構えなくて良くて楽なわけです。
その先は(Cm)-F7-Bb△7-Eb△7と続きますが、ここもBb△7を便宜上Iとみなすと、II-V-I-IVと気持ちの良い進行をしています。つまり意識しなくても自動的に転調して、II-Vを通過しているんですね。そのうえ、Cmの位置付けがIVからIIに変わっているので、IVのつもりで出した音が意外性を生むことにもつながります。
この次のコードはAmで、ここはちょっと強引?な進行なので要注意ですが、その先は(Am)-D7-GmとGmへ向かってII-V-Iと安定しています。
さらにBメロ部は、再びAm-D7-GmとII-V-Iで、さらにCm-F7-Bb△7とBb△7を解決と見ると再びII-V-Iの応酬。エンディングもAm-D7-GmのII-V-Iを2回繰り返し。

こうしてみるとこの曲は、自由度が高いII-Vから解決のIへ向かうという繰り返しに、転調が加わった構成だったのですね。
気をつけなければいけないのは、Eb△7からAmへいくところだけで、あとは本能のままに演奏すれば必ずうまくいくコード進行だったんだ!

どうりで、ボクが演奏しても何とかなるわけだな。。。。

世界楽器屋巡り

長くなってしまいますが、、、

ボクの趣味のひとつに、国内海外を問わず、出かけた先で楽器屋を訪ねるというのがあります。
記憶に残っているものを、思いつくままに書いてみましょう。

ハリウッドのGuitar Centreで、Gibson ES-335カスタムショップの新品を買いました。確か$1,600位だったと思います。

ニューヨークはマンハッタンの、47番街あたりが楽器屋街でした。ユニオンスクエアのちょっと下です。
ここではジャズベース用のEMGピックアップを買いましたっけ。

ハワイはオアフ島の楽器屋さん、ハリーズ・ミュージック・ショップ。
バス通りに面したところは、レコード屋さんなんだけど、奥に長くて、ウクレレやギター関係も充実していた。
ここでAlembicの長期在庫品を発見!! 
キルトトップがとても綺麗なスルーネックもの。
ちょっとほこりを被って、弦は死んでいた。でも手にとってみると、紛れも無いAlembicクオリティ。
「キタネエ楽器だな!」とポーカーフェイスを作りながら値段をたずねたら、$1500だって!!
買いだよ買い買い!!と興奮して買って帰ってきました。

ニュージーランドのオークランドは、メインストリートが坂になっている港町です。
坂を延々登っていった右側に、そのみすぼらしい楽器屋はありました。
ギターシンセ(GR-300)のセット(クリムゾンやメセニーの音が出る!)があるのを発見!
ボクが欲しいのはシンセ音源だけです。
セットで4万5千円(換算額)ですが。ボクは音源しか要らないので、音源を2万5千円で買うからと言って、店番のおじいちゃんから強引に奪い取ってきました。
残ったギターの方は、多分価値はゼロだと思います。おじいちゃんは後で社長からこっぴどく怒られたことでしょう。。。。

ロンドンは大英博物館の近くに楽器屋街があります。
ここでGibsonレスポールカスタムの、フライドローズ付きプロトタイプを買いました。
ピンクパープルメタリックのど派手な楽器で、見た目の割に音はたいしたことがなく、すぐに飽きちゃったので売っちゃいました。

タイのサムイ島に、小さな楽器屋がありました。
サムイ島って、全周が80Km程度の小さな島なのに、ちゃんと楽器屋があるということに、素直に驚きました。
だって、日本の島々に楽器屋があるとは思えないですもの。

東京/御茶ノ水には楽器屋が沢山ありますが、ロック中心であることは否めません。
ボク的にジャズやボサノバ路線で考えると、下倉かESPの上層階くらいしか行くところがありません。
ここは、オヤジ向きの街では無いということであります。

タイのバンコクにもギターショップはありました。
その時あまり体調が良くなかったので、一通り見て帰ってきてしまいましたが、実は結構な掘り出し物がありました。もし再びバンコクに行くチャンスがあったら、日本の実情をリサーチして、割安感の大きい掘り出し物を買って帰れば、ひともうけ出来そうです。

東京/新宿の場外馬券売り場の裏手に、ゴールデンギターというお店があります。
ここの主人はベンチャーズ好きですが、それ以外にも一通り置いてあって、たまに掘り出し物が出てます。
以前にセットネックの2ハムAlembicがあったので、98,000円で買いました。
別の時、ES-175シングルPUがあって、素晴らしい音がする楽器でした。生音でちょろっと弾いただけですが、たちどころにメセニーになれました! でもこの時は金欠で買えなかった。。。。
ということで、ここの主人の見立ては悪くありません。
もう1年以上行ってないなぁ、、、また行かなくちゃ。

サンフランシスコは、ろくな楽器屋が無くてガッカリでした。
電話帳で調べてタクシーに乗って行きましたが、これといってめぼしい楽器は無く、弦だけ買って帰ってきましたっけ。

オーストラリアのブリスベンで一件みつけましたが、日本で言えばヤマハか山野楽器という感じで、掘り出し物には出会えませんでした。

マレーシアのクアラルンプールでも一件みつけましたが、パッとしませんでしたね。

東京の新大久保駅から0分の脇道に、楽器屋がかたまっています。
ボロ楽器系中古屋と、ビンテージギター専門店と、高級ガットギター専門店です。
ボクがお気に入りなのは、ボロ楽器屋です。
別に儲けを狙った訳ではないのに、ここで買った中古ベースを転売したら、儲かっちゃったことがありました。つまり、そのように掘り出し物が転がっている訳です。

香港には大きなお店は無いし、ギターが置いてあっても弦が切れていたりと、気合は入っていないのですが、安いことは安かったです。
そのときはボクが気に入る楽器が無くて何も買いませんでしたが、時間に余裕があれば、捜しまわることで割安で一流品(但し弦切れ)がみつかりそうです。

イギリスのバーミンガムでは、絶対にあると思ったのに、みつけられなかった。
電話帳に載っている店はみな郊外で、街中には見当たらない。
イギリスで2番目に大きい都市のはずだから、なんだか信じられないのだけど、本当に無かった。
如何にイギリスのパワーが落ちているか、分かった気がした。

シンガポールには2件お店があります。
両店ともライバル店の動向を含めて真剣に品揃えを考えてあって、店めぐりをするのが楽しいですよ。
店は徒歩15分程度と適度に離れていて、その間にあるインド料理屋でスナックするのも面白かったっけ。

韓国のソウルで探そうと思ったけど、電話帳が読めず玉砕。

九州の小倉に出張に行った際、偶然みつけた、2階にある細長いお店。
品揃えが凄かったです。
オリジナルもあるらしく、フレット端の処理を自慢されてました。

札幌のESPは、中古も充実していて、札幌に引っ越しても困ることは無いと思わせる品揃えでした。

福岡は街中に何件かありましたね。
でも、小倉/札幌と比べると、ちょっとランク落ちだったなぁ、。

ドイツはデュッセルドルフのESPでは、ユーロ前でしたが為替的に全然不利で、ガックリ来ちゃったことを覚えています。

イタリアのボローニャで、探していた訳ではないのに偶然一件出会いました。
並んでいるのはアメリカや日本の楽器なのに、店のしつらえと相まって楽器のたたずまいがお洒落なイタリアになっているのが不思議な感覚でした。

フランスはパリで探そうと思いましたが、電話帳が読めず玉砕。
でも事後情報として、モンマルトルの丘のふもとに、楽器屋街があるとわかった。
確かに学生街なわけで、東京なら御茶ノ水のような所かもしれないね。

東京/渋谷のウォーキンは、信頼がおける箱モノ中心のリーマン及びプロフェッショナル御用達のお店ですね。
ボクも何度かお世話になっています。
店主の西村氏が7年くらい前に開いたお店で、時代とコンセプトと立地とネットセンスのよさが複合的に交わり、短期間で信頼を獲得して、商売を大きく伸ばしています。


読者の方で詳細が知りたい方はコメントくださいね~~
希望があれば新しい記事を起こしますからぁ~~

 

ディープ・パープルのマシーンヘッド

purple

ボクが少年だった当時の、ギター小僧は避けて通れないアルバムがこれだった。
ツアー途中のホテルの廊下でレコーディングしたという、多分それは本当なんだろうなと納得できるやたらデッドなサウンドのハードロックアルバム、それがマシーンヘッド。

このアルバムの中のSmoke one the water.のイントロ・リフは、とっても簡単。
だからギター小僧は、みんなコピーしてた。
でもこの曲、終わるのは難しかったね。知っている人はこのログを読んで、懐かしがってください。

やがてみんなパープルを卒業して、オールマンとかプリズムとかへ移っていくのでありました。
ボクは渡辺香津美やクリスタルサイレンスへ行ったっけなぁ。

でも、たまに引っ張り出してきて、聴いちゃうんだよね。