札幌の魅力に迫る!! -6ページ目

日本の得技(国技)~ダブルスタンダード~


以前、福島原発事故についての具体的な情報とコメントを寄せてくださったKiwiさんから、またも興味深いコメントを頂きました。

大変参考になりましたので、この場を借りて紹介させて頂きます。

Kiwiさん、どうもありがとうございます。 



---<以下引用>---------------



■激しく同感です。





私は海外に住んだことはありません。日本在住です。

しかし、今の世の中はTV・新聞・雑誌以外の媒体以外でも、簡単に入る世の中です。

日本に居ながらにして、海外の人たちと同じニュースも新聞も読むことが可能な世の中です。

日本語以外の言語が、少しでも堪能であれば、可能です。

日本報道に不審を抱いてる人は少なくないと思います。

しかし、自分の目で確かめていない人、知らない人は、端から『外国はなんでも嘘をつく』『日本を嫌いで批判したいんだ』などとしか、受取らないと、私の周囲の人でもいると感じます。



TV等の媒体でしか信じていない人たちも、同様で、TVが嘘をつくわけないと全く疑いも持たないこと。



そうゆう人たちは、矛盾を感じない。全く別の情報の場合、自分自身で自分で確認しようとか、判断しようとか、考えてもいない。



実際、そうゆう人も多く存在するから国民も依存体質な気がします。



お隣韓国では、「放射能の雨が降る」と、幼稚園・小中高学校が休校になったとの新聞記事を読みました。



まだまだ反日感情もある国であると、感じることもあるのですが、今回、一番に救援に来てくれた隣国でもあります。



ホウ酸が足りなくなり、自国のストックを、日本に緊急搬送してくれました。

ガソリン不足になった日本に優先して、手配したこと。



又、自国にある、ガソリンをすぐに送ったこと。

沢山の物資をヘリを飛ばして来てくれたこと。

TVで募金活動の番組があったこと。



今回の震災で、びっくりするほど、日本を心配してる市民。

韓国の新聞やニュースでみた韓国。



今まで客観的にみて、私は、韓国は好きでもあり、嫌いなところもある国です。

そんな隣国です。日本人の私にとって。



他の国も同様に感じました。

しかし、今は・・・日本をどのように思ってるのか。報道されてるか、知ってるのでしょうか?



自分で訳したので、誤字・脱字・意訳ですが、日本人として、とても考えされる記事だったので、中略せずに訳しました。



是非、つきっさぷさんに読んで頂きたいです。

チェルノブイリー事故の時には、北海道在住だったけど、子供だったので知らない事ばかりでした。

ただ、雨の事は今でも覚えています。



http://joongang.joinsmsn.com/article/aid/2011/04/07/4970717.html?cloc=nnc (原文)



~中央日報新聞~『1986年の日本と2011年の日本』



1986 年 5 月ある 雨の日。

父親の 転勤で日本に住んでいた私は、日本の高校に通っていた。

私は いつものように、傘をさして登校していた。



ところが、登校途中、見かけた光景は違っていた。

町内の小学生達は『約束でもしたかのように』、長靴に帽子がついたレインコートと傘まで差していた。

中にはマスクまでしている子供までいた。

訊いてみると、 4 月 26 日 発生した ソ連 ・チェルノブイリ 原子力 爆発事故 のためだそうだ 。



幼い子供を持った、父兄たち の間では 、数日前から " 放射能の 雨が 降る " と 雨具を 新調したという のだ .

世界地図で 見ると 遠く 離れているソ連。 飛んで来る 放射能が 日本に どんな 影響を 及ぼすか?

なんとなく理解していた。手についた雨水を制服のスカートで拭いた覚えがある。



当時、世論を反映した日本政府の言論このようだった。



ニュースや新聞では、連日のように、チェルノブイリ 事故の速報を伝えていた。

伝えながらも、日本列島に及ぼす影響を、憂慮した。

日本経済新聞の5月1日付けの社説の題名は『史上最悪の原発事故とソ連の責任』だった。

社説は「原子炉事故があった1000km離れた、スウェーデンでも100倍を超える放射能が検出された。

これは、安全性を考慮しなくてはならい、重大な義務を怠ったのが原因だ」と責めた。

朝日新聞も、5月1日付けの1面で「800kmを飛んできた、チェルノブイリの放射能が日本列島全域を、汚しはじめた」と記事になった。



気象庁には電話の問い合わせが殺到した。

新聞記事には水、牛乳、野菜などの注意点や、洗濯物の取り扱い方など、注意を呼びかける報道が連日続いた。

日本政府は、ソ連政府に対して、「情報を公開しないで隠蔽している」と強く抗議した。

それとともに事態把握の為に、放射線専門家2人をソ連と東欧に 迅速に 派遣した 。

衆議院国会でも「ソ連政府は速やかに公開するべきだ」という採決を満場一致で可決した。

参議院でも、科学技術特別委員会で、「日本政府がソ連に事故原因と迅速な情報提供を、要求しなければならない」決意表明を出した。

同年、 5 月 4 日から 三日間 、東京で 開かれた G 8 ( 主要 7 ヶ国 + ソ連 ) 首脳会議では 、原子力事故 声明が 採択された。

声明は「原子力を稼動するすべての国は、安全を確保し負わなければならない。国際的な責任を果たす義務がある。

チェルノブイリ事故の、 責任を果たさないソ連政府に対して、主要 7 ヶ国を 含めた 、他の 国々が 要請する。

直ちに、すべての情報開示しなければならない。」と通告した。



そして、 25 年が 経って、 東日本 大震災と 福島 第 1 原子力発展所 事故が 起こった 。

日本政府は、水素爆発が何回も起きた後でも 、" 放射能 漏出は 確認されなかった " と 自国民にさえ 、正確な 情報を 公開しなかった。



日本にフランス・サルコジ大統領が訪問し、菅直人総理と会談。原子力発電所事故への対応で協力を約束した 。

日本は、大きな被害を最小限に食い止める為の、対策だと言いながらも隣国になんの連絡もなしに、放射能物質に汚染された水を4日から海へ大量に放出した。

事実、原子力事故が起きてから、一体どのくらい放射の汚染された水が垂れ流されたか、見当がつかない。



万が一、日本政府が判断を間違った場合に、一番近い国も、大きな被害を受けることになるだろう。

韓国側に 日本 政府が 果して、 一体、 正確な 情報を どのくらい 速かに 、提供したのか 知りたい 。



当時 、G 8 首脳会議 声明で 指摘したように 、どの 国家でも、 自然災害を 含めた すべての 環境を 勘案して、 100 % 安全を 確保する ことが原子力の 大前提だ 。





-----<引用終了>-------------



この記事は、とても考えさせられる内容ですね・・・(--;)



もし私が外国人だとしたら、「日本は判りやすいくらい自分に甘くて他人に厳しい国だな~。しかも、政府やマスコミの情報を全て鵜呑みにする本当に素直でお人好しで平和ボケした国民なんだな・・・」って感じるでしょうね・・・(--;)。



外から映る日本は、情けないくらい滑稽ですね・・・。



島国根性が染みついた私達日本人は、常に意識して鏡を見るようにしないと駄目ですね。



お出かけ前に鏡を見ることは大人の身だしなみですからね(=゚ω゚)ノぃょぅ。







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本当は怖い『派生物』


地球上やこの宇宙に存在する全ての物質を構成する要素は『原子』です(本当はもっと細分化できますが)。

その『原子』を細工すると、化学的性質は同じで重さが少しだけ違う「活発な状態の原子」である同位元素(アイソトープ)を作ることが出来るそうです。

つまり、アイソトープは原子の派生物です。

更に、そのアイソトープから派生したものが、原子力爆弾だそうです。



 



ちなみに、「活発な状態の原子」から「落ち着いた状態の原子」に戻ろうとする際に放射線を出す元素を放射性元素と言います。

その代表格がウランです。



 



さて、派生したものから更に派生を作っていくと、当然ですがどんどん「不安定」になっていきます。

『原子力』が危ないのは、「DNAを破壊する放射線」が生命体にとって致命的だからです。

そして、派生物を使っているが故に、非常に不安定で、その結果として「コントロール」が難しいからです。



 



ところで、人間が作り出した「金融商品」を原子力のように細工した派生物があります。

通称『デリバティブ(金融派生商品)』と呼ばれる代物です。

著名な投資家ウォレンバフェットは「デリバティブ(金融派生商品)は大量破壊兵器だ」と仰ったそうですが、アジアの通貨危機やサブプライム危機、リーマンショック等、私達は厭と言うほど、その破壊力に振り回されてきました。



 



ロングタームキャピタルマネジメント(LTCM)の破綻は皆さんの記憶にも新しいと思います。

1997年にノーベル経済学賞を受けた経済学者であるマイロン・ショールズとロバート・マートンを擁する「ドリームチームの運用」と言われていて、金融工学を駆使して稼ぎまくる同社が運用に失敗して破綻するとは誰も思っていませんでした

でも、現実は・・・。






LTCMの確率論によると、ロシアのデフォルト確率は100万年に3回だったそうです。



そして、それが本当に起きた。



ノーベル経済学賞受賞者が二人がかりで構築した完璧なはずの理論ですら、現実には太刀打ちできずに脆くも崩れ去ってしまいました。




「金融商品」という仮想現実の中でさえ、コントロールを失った派生物の破壊力は強烈でした。





それが、『原子』というリアルの現実の物体がコントロールを失ってしまうと、どんな事態になるのか・・・。

原子力技術はまだまだ不完全だと言われている中で、何故安易に「安心」だというひと言で片付けることができるのか・・・。

世の中には不思議なことが多すぎて、私にはついていけません(=゚ω゚)ノぃょぅ。



 



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流言飛語を流していたのは、実は東電と日本政府?


私は最初の頃、放射能や原発への『危機感』をあらわにした記事をブログに書く事は、民主党政府の言う「流言飛語」にあたるのだろうかと思い、ためらったことがありました。

でも、突き詰めて考えていく内に、そんなことはないだろうという結論に至りました。



 



確かに、「放射能はイソジンを飲めば予防できる」に代表されるような「流言飛語」は許されないと思います。

なぜならば、それを信じることで別の被害が拡大するからです。



 



でも、多くのブロガーの記事は、東電や政府から正しい情報が迅速に公開されない中で、最低限の自衛策を促す内容のものであって、有用でこそあれ有害なものではありません



 



むしろ、私はこうした善意に満ちた個人からの情報発信を「流言飛語」の一言で片付ける政府のスタンスの方が見当違いであると考えます。



 



東電や政府、或いは国営放送は「安全です」「安全です」「安全です」の一点張りです。

「安全」ということが本当に事実であれば、なるほど、それ以外の発言は「流言飛語」になるかもしれません。

でも、海外メディアの報道や、一部の良識ある有識者の発言を聞く限り、今までの状況はどう考えても「危険」であって、到底「安全です」とは思えません。

そうであるなら、東電や政府の言う「安全です」という宣伝自体が「デマ」であり、それこそが「流言飛語」に他ならないのではないでしょうか?



 



政府や東電は、過去数十年に亘って原発周りの汚点をひた隠しにして参りました。

今回の原発事故についても、これまで数え切れない隠し事をして来ました。

そんな東電や政府が「安全です」と言っても、それを信じろと言う方が土台無理と言うものです。

「信じる者は救われる」・・・わけがない。

政府と東電に限っては、「信じた者がバカを見る」んです。



 



国家が情報をコントロールしていて正しい情報を知ることができない独裁国家

今まで私は、北朝鮮や中国のような独裁国家の国民を可哀想な人達だと思っていました。

でも、今回ようやく気付きました。

可哀想な人達は、彼らだけではなかったんだってことに・・・。

欧米の先進諸国の皆さんから見れば、日本も中国や北朝鮮と「同じ穴の狢(むじな)」だったんです。



 



「何が正しくて、何が誤っているのか?」

「それを判断するのは誰なのか?」

「それは、政府でも政党でも企業でもなく、自分自身である。」


今回ほど、それを強く感じたことはありません。



 



日本の政府と官僚が作りあげた「共同幻想」、「ウソまみれの社会」、「映画マトリックスで描かれたような『作られた社会の中で都合良く培養されている』という現実」。

そうした現実に、「1人1人が気付いて」、「自分の眼で直視して」、「自分の頭で考えて」、「自分の手足で行動する」ようにならないと、本当に日本は駄目になってしまう。




私は本気でそう思いました。

皆さんもそう思いませんか?



 



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ついに関東全域と東北地方太平洋側及び新潟に放射線微粒子が流入?


ノルウエー気象研究所の放射能拡散予想図によると、今週末4月9日(土)夜半から4月10日(日)にかけて、関東全域と東北地方太平洋側及び新潟に濃度の高い放射線微粒子が流れ込むとのこと。



 



【4月7日】



放射能拡散予想_ノルウエー気象研究所_20110407.jpg



【4月10日】



放射能拡散予想_ノルウエー気象研究所_20110410.jpg





東電や気象庁、保安院、菅首相にとっては既知の事実であって、当然の結果と捉えているのかも知れませんが、住民の皆さんにとっては最悪の事態ですね。



 



でも、一方で京都大学の渡邉教授によると、100ミリシーベルトで発がん率はおよそ100人に1人(1%)とのこと。

日本人の100人に50人はガンで死ぬのだから被曝によるガンが1人増えたからといって問題ではないのだそうです。



 



なるほど。数字でそういわれると多少の慰めにはなるかも知れません。

渡邉教授は放射線生命科学がご専門だそうですが、被爆者のカウンセラーとしても適任ですね。



 



さて、仮にこの地域の方が100ミリシーベルトの放射線を浴びた場合どうなるのか、大雑把に試算してみました。

関東と東北地方太平洋側及び新潟には合計で約5千万人が居住しています。



 



そのうちの1%がガンになると仮定すると、被曝によりガンに罹る不幸な方の人数はザッと50万人にのぼります。



 



広島の原爆による死者は約14万人と言われていますが、その4倍の人々が被曝してガンになって、死んでいく計算です。



 



チェルノブイリの被爆者の方は10年~20年の長い年月をかけて発症し、苦しみながら亡くなられています。





しかも、チェルノブイリとの因果関係を証明できずに無念の死を遂げられた人の人数は数知れません。



 



福島原発の不幸な被爆者50万人の大半についても、因果関係を認めて貰えずに体を蝕まれて一生涯を閉じていくことになるのでしょうか。



 



たかが1%だから、たいした問題ではない・・・。



 



私は小心者ですので、そんな大胆な発言をする勇気がありません。



 



電力会社や政府から数千万円規模の研究費等の援助があったり、一流研究者としての地位が保証されるのであれば、話は別ですが・・・(=゚ω゚)ノ



 



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政・官(保安院)・民(東電)全てが責任回避体質  ⇒日本人、皆で仲良く白血病or甲状腺癌


kiwiさん、mikiさん、貴重な情報ありがとうございます。



mikiさんが教えて下さった武田邦彦教授のサイトはとても興味深い内容ですね。

リンクを貼りましたので、是非皆さんご覧になって下さい。



最終的に武田邦彦教授ご出演のTV番組にまで辿り着くことが出来ました。

こちらも、物凄く説得力がありますので、皆さん是非見て頂きたかったのですが、ユーチューブが削除されてしまったようです。




それから、元GE技術者で原発に直接携わってきた菊地洋一さんの講演筆耕も迫力満点です。

是非リンクをご覧下さい。





そして、kiwiさんから、具体的な情報とコメントを頂きました。



大変参考になりましたので、この場を借りて紹介させて頂きます。



Kiwiさん、どうもありがとうございます。



----<以下引用>------------------------



■憤りを覚えます

指揮系統がなってない。判断能力不足。民間企業ならとっくに潰れてますよね。

まず、原爆事故が起きた最初、海外の報道と日本報道の温度差に愕然としました・・一体どうゆうことなのか

怖かったです。実際には、日に日に事態が良い方向ではない事が明らかになり、『やはり海外での見解は間違いではなかった』

と確信してからは、日本では『想定外』と報道していますが、『想定内』の間違いでは?と感じます。

報道を見るたびに、やっぱりそうだったのかと、確認することばかりです。

当初米軍は、ホウ酸を空輸し、原子炉に注入する支援を申し出たのに、東電は原子炉の復旧が出来なくなることを

懸念し申し出を断った。

東電は水注入の冷却で試みたが、配管の一部が破損していた為に、結局、十分に供給できなくなって

水位が上がらない事から、蒸気排出に方針を変更。

しかし、管さんが視察に来ため中止して、この対応の遅れが原因で原子炉外部容器内の圧力が上がり、

水素爆発を起こして、ようやく海水とホウ酸注入に切り替え、その後も被害を拡大したこと。

15日の時点で、アメリカの公聴会で、部分的なメルトダウンの可能性、放射線放出リスク、レベル6と示唆している。

18日の時点で、フランス専門家の派遣、原発事故に対応するロボットを含む資材の搬送など救援計画を日本側が拒否。

法の違いから、海軍医療船、飛行機物資支援等を断り、素人考えかもしれませんが・・困難な被災地に支援物資がスピーデイーに

行き渡り、又、他の被災場所に移動できたり、大勢の人を助けることが出来たのではないかと思ってしまいます。しかし、支援を断るなら、日本の自衛隊等を総動員しているのかと思っていました。それすら出来てなかったとは。

結局、2週間以上も経って、どうしようもない状態になってから、

待機や断った、アメリカ・フランス放射線事故専門部隊に要請することになるなんて

まともなトップが判断すること、到底思えないです。

ココまで来ると、まともなトップなら経験値の高いオブザーバーなりを、呼んで、意見に耳を傾けるなり

するんじゃないかと思うのですが。原子事故は他の国でも実例があるのだから。



国際原子力機関(IAEA)の勧告を日本政府は否定し、某国がIAEAの勧告をシカトした時を思い出してしまいました。

もしかすると、日本が正しいのかもしれません。しかし、今までの経緯からなんとも不安になります。

状況が好転するまでは、最悪の事態を想定して、対応できないのかと。

原発に関する情報を、二転三転させる日本の対応に、世界が困惑するのもむりがないとおもいます。

-----<引用終了>------------------------



 



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放射能汚染の拡大予想~ドイツ気象庁公表~


次の画像は、ドイツの気象庁が公表している、福島原発からの放射能汚染の拡大予想図です。



 



あまり大騒ぎをしたくはないのですが、私達一人一人には事実を知る権利があると思います。



 



私としても、知ってしまった以上、やはり読者の皆さんには、お伝えすべきだと考え、ブログに載せることとしました。



 



ドイツ国民よりも、日本に居住している私達の方が、より詳しい状況を知っていなければならないと思います。何故、政府も東電もこのような重要情報を公開しないのか・・・。



 



皆さんはどう思われますか?



 



 



 



◆4月4日に予想される放射能拡大



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◆4月5日に予想される放射能拡大



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★驚いた方は緑のゲッコー君をクリック!



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 <4月3日追加データ>



★4月2日以降の汚染予測の推移画像



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東北関東大震災ではなく、東北関東大『人』災では?


テレビや新聞では、あまり大々的に報道されてはいませんが、震災の初動対応で3つの致命的な『人災』が発生しました。

私が気付いただけでも、3つありますので、実際にはもっとたくさんあるのかも知れません。




おそらく、この3つの人災がなければ数千人規模の命が救えたと思います。

また、この3つの人災がなければ、数万人の寿命が縮まらずに済んだと思います。

そして、3つの人災がなければ、数兆円の余計な出費を抑えることが出来たと思います。



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【人災1】自衛隊を機動的に動員出来なかったこと。



震災直後に、自衛隊と米軍は即座にスクランブル体制に入ったそうです。

なのに、官邸は当初、警察と消防だけで対応。

その後の自衛隊への出動要請も小規模に留まっていました。



「事は緊急かつ重大」だと周囲から諭されて、菅首相はようやく3/12日に重い腰をあげて国民に向けてこう言いました。「防衛相に対して5万人の自衛隊員の派遣をお願いしたいと考えている」



とても一国の首相の発言だとは思えず、唖然としました。

こういう時にしか使えない自衛隊を何故温存するのか?

私には理解できませんでした。

しかも、今まで小出しにした上で、自衛隊総兵力24万人のうちのたったの5万人?

しかも、「防衛相にお願いする」ですって? 「考えている」ですって?
わたしは思わず「あなたは自分が自衛隊の最高指揮監督権を持っていることをご存じないのですか?」と心の中で叫んでしまいました。



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【人災2】震災直後に、菅直人首相が被災地をヘリコプターで遊覧飛行したこと。



菅直人首相は震災翌日の3月12日午前に、福島第一原発をヘリコプターで視察しました。

首相が原発界隈をウロチョロしたせいで、福島第一原発による二次災害防止のための初動が大幅に遅れたそうです。

その結果として、今起きている致命的な事態に繋がっているそうです。



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【人災3】福島原発被災直後に米軍から原子炉冷却剤の提供等支援の申し出があったのにこれを断ったこと



なんでも菅首相は東工大で応用物理を専攻していて、震災直後に「僕は原子力に詳しい」と語ったそうです。その道のプロだと自覚していたため、自らの判断でその必要はないとの結論に至ったのではないかとのこと。

ここまで来ると呆れてものも言えません。



 



今一度この3つの人災を振り返ってみると、人災というよりも、『民主党災』、いや『菅災』と呼んだ方が良いかも知れません。

私は、菅首相の犯した罪は、秋葉原の無差別殺人犯である加藤死刑囚よりも重罪だと思っています。

死して償っても償いきれない大罪を背負い込んでしまったようですね。



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被災地の知人からの情報~その二~


震災当初から思っていた素朴な疑問があります。



今回の地震と津波で一番被害が大きかったのは恐らく宮城県だと思います。



そして、震源地に一番近い原子力発電所は宮城県にある女川原発でした。



大きな地図で見る

でも、女川原発自体は福島原発と違って、何も問題は起きていません。



何故、女川原発が無事で、福島原発だけこんなことになってしまったのか?



とても不思議でした。



その理由を前回のブログでも触れた仙台在住の友人(電力会社関係者)に聞いてみたところ、次のような事情が分かりました。



女川原発は昭和59年から稼働を始めた原発で、比較的新しい部類に入るとのこと。



しかも、東芝製であるため、地震や津波といった日本固有の災害対策もしっかり織り込んでいたそうです。



震源に一番近くて、かつ津波が押し寄せたにもかかわらず、最小限の被害で抑えられたのも、こうした背景があるそうです。



これに対して、福島原発は女川原発稼働から10年遡る昭和49年に運転を開始しています。



そして、福島原発はアメリカのGE(ゼネラルエレクトリック社)製だそうでで、女川原発に比べると、地震や津波への対策が十分ではなかったとのことでした。



思うに、東京電力はエリート集団ですので、当然このような「事実」を知っていたはずです。



にもかかわらず、「電力の安定供給」と「収益」を優先したものと推測します。



東京電力は電力会社の中でも別格の存在で、民間企業という皮を被ってはいますが、中身は官僚組織に近いというのが実体だと思いますし、自分の手を汚すことのないエリート集団で構成されていて、当然のように事なかれ主義が染みこんだ組織です。



だからこそ、福島原発が抱えている問題点に「気付かない振り」をしていたのだと思います。



3号機の水たまりが放射能で汚染されている蓋然性が高いことを知りながら、伝えていなかったというお粗末な「不作為」のせいで作業員が被曝してしまったこともそうです。



情報を速やかに公開せずに政府の対応にも支障を来してしまう不作為もそうです。



全てこのような「組織の体質」から説明できるような気がします。


被災地の知人からの情報~その一~


先週、先々週と、ようやく仙台在住の親友二人の安否を確認することができて、胸をなで下ろしました(でも、犠牲者のことを考えるとやはり胸が痛みます)。



一人は宮城県仙台市宮城野区福住町在住なのですが、目の前の七北田川では今も救命胴衣を着た作業員の方が行方不明者の捜索を続けているそうです。痛ましい限りです。



 もう一人の友人は罹災していませんでした。



報道では、津波の被害現場しか放映されませんので、岩手・宮城・福島県は皆あんな状況かと思ってしまいます。



でも、彼曰く、仙台に関しては、津波が来なかった場所は、建物崩壊の被害等はほとんど無かったそうです。



むしろ、食糧不足・水不足・ガス等の燃料不足が厳しかったようです。



それと、彼は電力会社の関係者だったので、色々と突っ込んだ質問をしてみたのですが、そこから意外なことが分かりました。



次回は、読者の皆さんだけにそのお話をご披露致します。



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菅民主党政権では日本を守れないことが分かりましたね・・・


私の感覚では、マグニチュード8を越えて震度7の地震であれば、最初から自衛隊の全戦力を動員するのが常識だと思います。



私が首相であれば、必ずそうします。



後から過剰対応だったと非難されても全然構わないと思います。



何故そうしないのかとても不思議です。



皆さんはそう思いませんか?



とても素朴な疑問です。