共産主義 ≒ 社会主義 ≒ 官僚組織や東電 ≒民主主義のコスト
前回の続きです。
前回は、民主主義のコストというお話でした。
そして、今回はそこから転じて、私が日頃感じていた"仮説"のお話です。
その仮説とは、「法や規則等で決められたことを粛々と遂行することが求められる行政組織」とか、「一般企業の事務部門のように事細かくマニュアル化された組織」では、「社会主義で顕著に見られる組織が成立する」のではないかというものです。
『民主主義のパラドックス』とでもいうのでしょうか・・・。
自分で言っときながら、摩訶不思議な仮説です。
まるで、生物が、進化の歴史の中で、細胞内にミトコンドリアを始めとする外界の様々な器官を取り込んできたかのように、異質のものを取り込んでいるようなニュアンスです。
さて、何故行政機関のような組織の中で社会主義世界で顕著に見られるような組織が成立するのか?
それは、こうした組織では、決められた最低限のことだけを遂行(したことに)すればいいからです。
それ以外の余計な事を遂行してはいけない組織だからです。
そのような組織では、自然の摂理として、生産性とか効率性は低下します。
サービス精神とか臨機応変な対応とかも姿を消します。
そりゃそうですよね。
苦労するよりも楽をしたい人の方が多数派ですので、水が低いところに流れるように易(やす)きに流れるのは、当たり前のことです。
ところで、自然界は、そんな「競争も成長も存在しない仕組み」を許してはくれません。
易きに流れると、他の個体や他の種あるいは他の組織との競争に敗れ、その個体、その種、その組織は、衰退し、絶滅するからです。
旧ソ連をはじめとする社会主義国家が崩壊したのは、当たり前の帰結です。
しかし、官僚の世界に限って言うと「社会主義国家のように崩壊する」ようなことはないと思います。
ガラパゴス同様に「法律という名の大海」により外界から守られているからです。
守られているだけではなく、「権力と予算とが供給され続けるから」です。
権力も予算も、私達が選んだ議員先生が作る法律に基づいて付与されます。
正確には、「高級官僚が、自分達や監督している業界の利益(権益)のために緻密に組み上げた法案」に対して「族議員が中心となってお墨付き」を与えて法制化することで成立します。
また、日本に於いては、理論上の社会主義国家とは違い、民間企業と民間人が競争原理の真っただ中で、必死になってサービス(貢献)を提供し、付加価値を創造します。
ですので、予算の供給源となる富が底を突くことがありません。
社会主義国家が倒れてしまったのは、「富というエネルギー供給源」がなかったからです。
社会主義というのは本来的には自己完結するのがとても難しい社会形態です。
中国が生き残っているのは、資本主義の皮を被ることで「富の供給源」を作り出すことに(今のところ)成功しているからです。
でも、自由競争社会という成長力のある社会の中に、部分的に社会主義の組織を作り上げて、その社会主義の組織を養ってあげることは可能です。
それをバランス良く国家レベルで実践したのが、私達の国「日本」です。
「社会主義的な部分社会」の一番の典型例は「官僚組織」でしたね。
最近脚光を浴びつつある「(財)原子力安全技術センター」「(財)原子力環境整備促進・資金管理センター」のような各種「外郭団体」もそうです。
また、東京電力をはじめとする電力会社も、諸々の法律・規制でがんじ絡めに守られているので、似ている部分が多いと思います。
自由化以前の「銀行」もそうでした(今でもそうかも・・・)。
このような社会では、「部分社会の法理」のようなものが正々堂々とまかり通ってしまいます。
「部分社会」に対しては、法の守護者「司法権」ですら、自らの権利と義務を放棄して立ち入ろうとはしません。
なので、これまでも常識では考えられないようなことが横行してきましたし、これからも横行し続けるでしょう。
しかも、外界からは見えにくく、メスも入りにくい。
従って、平時であれば、無難にやり過ごすことができます。
ただ、今回のようにひとたび何か重大事が起きると、何だかおかしいと誰もが感じる。
一部の博識ある国民の皆さんは、ずっと以前からも疑問を感じてきていたと思います。
よく揶揄されるように、世界で一番社会主義に成功しているのは日本です。
諸外国から見て、「国の対応が後手後手になっていて話にならない状態を何故国民は容認するのか?」「日本人は何故国に対して怒らないのか?」「何故おとなしくしているのか?」とまどろっこしく感じるのも当然です。
ちなみに、ここで想定している「官僚組織」には、現場や現業公務員は含まれていません。
被災地の地方自治体の職員の皆さんは、「現場」にいましたから、他人ごとではありませんでした。
自衛隊や消防・警察の方々は、常日頃から「現場」で生の現実を直視しています。
皆さん、必死だったと思います。
「机上の理屈で物事を考える習慣が染みついてしまっていて、現実に現場で起きていることを想像できない人達」
そうした特殊な人種で組織が出来上がっている「(高級)官僚組織」に限った話ではないかと思っています。
何てったって、社会主義とか共産主義、そして官僚組織という代物は、所詮は現実を無視した理想論、理屈をこねくり回しただけの独りよがりの思想の産物ですからね。(=゚ω゚)ノ
共産主義 ≒ 社会主義 ≒ 官僚組織や東電 ≒民主主義のコスト ということですね。
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民主主義のコスト=福島県民の被曝?
『福島原発を巡るこれまでの国や東電の対応は、ノロノロで、まどろっこしくて、杓子定規で、どう考えても変だ!!』
博識ある国民の皆さんは、色々な疑問を感じていると思います。
なぜそうなってしまうのか。
私にも、色々と思い当たることがあります。
今日は、そのうちの1つをご紹介します。
日本は、民主主義に基づく法治国家という建前を取っています。
行政を担うお役人は、法で決められたことのみを粛々(しゅくしゅく)と遂行することを求められてしまいます。
『法的な根拠のないことを行ってはいけない。』
これ自体は、長い人類の歴史の中で出来上がった『人権を守るための安全装置』ですので、とやかく言うつもりもありません。
世に言う「民主主義のコスト」という代物です。
官僚は、一義的には、やはり、法律・規則・規定に忠実に行動しなければなりません。
もし、明確な根拠がない場合には、前例に従っていれば「お咎め」がありません。
「お咎め」が無いとは、「我が身に責任が降りかからない」ということです。
ですので、常識ではおかしいと判っていても、簡単にやり方を変えるわけには行かなくなります。
ところで、お役人の行動は、全て法的な根拠に基づいているという「建前」があります。
従って、何か問題が起きた場合の責任の所在は「法」または「法を作った立法府です」という発想になります(政省令、通達等がありますので、境目は曖昧ですけど)。
そして、社会人になってからずっと、そのような思考回路・行動に慣れきってしまっています。
こうして、お役人が動かしている国の対応は、既定のことは機敏に対処されますが、それ以外のことは臨機応変に対応できず、ノロノロで、まどろっこしくて、杓子定規になってしまうわけです。
弁護する気は毛頭ありませんが、「事なかれ主義」が蔓延するのも無理ありません。
もちろん、行政の最高責任者である内閣総理大臣が優秀でリーダーシップを発揮できれば、話は別です。
優秀な指揮官がいれば、官僚機構は、精密機械やコンピューターさながらの正確さで動き始めるでしょう。
ただ、残念ながら、「日本国という巨大ジャンボ旅客機」で「内閣総理大臣というコクピット席」に座っていた方は、操縦に不慣れな上に、ど近眼と老眼と乱視と色盲という四拍子揃ったウツケ者で、日本という国の状況も、災害の状況も、原発の状況も何も見えていなかったし、推測する能力も全く持ち合わせていなかった。
その結果、巨大ジャンボ旅客機のエンジンを逆噴射して、国内だけでなく国外にまで二次災害(菅災)をまき散らかしてしまいました。
原子力安全・保安院はこの大混乱の中で「これ幸い」とばかりに『自分たちの保身』を最優先課題として、原発対応に取り組むことができたわけです。
東電も似たようなものでしょう。
そして、普段であれば、マスコミがその辺の問題点にいち早く気付いて、鋭い突っ込みを入れていたはずです。
ところが、大手マスコミは、電力会社と癒着しています。
マスコミにとって電力会社は莫大な広告料金を支払ってくれる上級大口顧客ですから、できるだけ穏便に報道しようとします。
マスコミの幹部社員は、個人的にも、色々と美味しい思いをさせてもらっているので、尚更です。
最近は、国民の皆さんが事態の重大性を問題視し続けた圧力に屈して、大手新聞社やテレビ局においても、徐々にまともな報道が散見されるようになってきてはいますが・・・。
前回、「独り占めすると必ず弊害が起こる」というお話をしました。
同様に「癒着すると必ず弊害が起こる」ということも、やはり古今東西を問わない「普遍の事実」だということですね。
さて、これらに関連して「私が日頃感じている"仮説"」があります。
長くなりましたので、続きは、次回。
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独り占めの弊害~電力業界に巣喰う闇~
前回の続きです。
東京電力のどこが『癌』なのか?
古今東西、いつの時代だってどこの世界だって、共通している「普遍の事実」があります。
それは、「独り占めすると必ず弊害が起こる」ということです。
これは、国家や政治にも当てはまります。
国王による独裁。
軍による独裁。
大佐による独裁。
総書記による独裁。
共産党による一党独裁。
企業の場合も同様です。
特定事業体が一手にマーケットを牛耳っていると、常識ではあり得ないような事態が発生します。
何故かというと、自由主義経済に組み込まれている安全装置が働かなくなるからです。
安全装置とは「競争原理」及び「競争を阻害するような不正を排除する機能」です。
長い歴史の中で先人達が経験的にそれに気付いたからこそ、自由主義諸国には必ず独禁法という法律があって、予めそうした歪みが生じないような仕組みを作っています。
かつての国鉄民営化や電電公社民営化も、このような公正な市場原理を働かせた方が、効率化と公正化に繋がり、国民へのサービスレベルを適正水準に保てるから実施されたのでしょう(余談になりますが、亀井静香に慮った民主党は郵政民営化をやめて、国営企業に戻しました。国債暴落を防ぐための遠謀深慮なら呆れるほど凄い。そうでなきゃ救いようのない○○です)。
東電も見かけは民間企業ですから、本来はこのような市場原理が働いて、「安全で適切な事業運営」という公正な状況下で、「クライアントである国民が満足できる料金にて必要充分な電力が供給」されてもよいはずです。
でも、実際には電気事業法その他諸々の規制があって、競争原理をはじめとする市場原理が一切働かない仕組みになっています。
その結果として日本の電力会社は、諸外国に比べて電力料金が異常に高くなってしまっています。
今回のように情報公開が一切進まない等サービス面での課題も山積です。
「だったら、そんな法律なんか、早いところ改正しちゃって、自由競争にすればいいじゃない?」
そんな「当たり前の意見」が出てきたので、政治家の皆さんも官僚の皆さんも電力会社の皆さんも、参入障壁を高くした上で、やむなく一部自由化に踏み切らざるを得ませんでした。
「え?なんで、そんなに抵抗するの?」
皆さんもお気づきの通り電力事業は目が眩むような「利権の宝庫」だからです。
そりゃそうですよね。
何てったって、電気エネルギーという「一国の命運を左右する基幹産業」です。
大昔から、国家間の争いは必ずと言っていいほどエネルギー問題が絡んでいましたし、今だって大半はそうです。
それくらエネルギー問題は馬鹿でかい。
電力の燃料となる石炭・原油・ウランといった鉱物資源は、大量かつ半永久的に取引されますから、気が遠くなるような天文学的なお金が動きます。
ダムだって原発だって送電設備だって莫大な土地代や建設費、維持管理費、闇資金がかかりますから、半端じゃないお金が動きます。
そんな「利権の周り」に、「目ざとい人達」が群がらない訳がない(--;)。
「利権」からは必ずたくさんの「おこぼれ」が溢れ出てきます。
事業や企業に無駄が多ければ多いほど、無駄に使われる「お金」もしくは「お金が姿を変えた何かいいこと、いいもの」が、バラ撒かれます。(東電によるマスコミへの接待問題なんて氷山の一角でしょう)
せっかく、労せずして美味しい蜜を吸えたのに、「お陽さま」の下でガラス張りにしてしまうような勿体ないことできるわけがありません。
しかも、もし電力産業をガラス張りにしてしまうと、今まで、見えない所でコソコソと蜜を吸っていた皆さんの悪行が途端にばれてしまいます。
これが前々回のブログで「何故、そんなに素晴らしいこと(個別家庭への太陽光発電助成)に真剣に取り組まないのか?」への回答でもあります。
だから、「電力事業は公共性が高いから自由化に馴染まない」とか「放射能汚染とか水源問題等々自然環境に大きな影響を与える事業なので競争に適さない」というようなもっともらしい「建前」を並べて、その陰に逃げ込み続けているわけです。
「え?”つきさっぷさん”はどうしてそんなこと知ってるの?」
残念ながら、私自身も証拠を押さえているわけではありません。
でも、万物には「表と裏」「光と陰」「陰と陽」があるように、「規制と権益」は表裏一体ですので、私が御託を述べずとも、実は皆さんが薄々気付いている通りなんです。
今回の一連の不幸な出来事を通じて、今まで隠れていた「電力産業の闇の一部」が白日の下に曝されました。
でも、このまま傍観していると、あっという間に天幕を張って、また元通りに隠されてしまいます。
今まで間違えてきた電力行政を糺す千載一遇のチャンスですので、私達一人一人がチャンと見張りを怠らないようにしないといけません。
そして、『癌』の元凶となっていた『事実上の独占』体制を一刻も早く解体して行かなければなりません。
電力業界も金融機関同様に、完全自由化を実施すべきです。
最近になって再燃してきた「送電会社と発電会社の分離」等、いくらでも優れた方法はあるはずです。
「次期内閣は、時限立法内閣と名うって原発問題やエネルギー問題だけに取り組んでも構わない!! むしろ、長い目で見れば、その方が『日本の為』になる!! いや、『世界の為』になる!! 」のではないかと思う今日この頃です。
放射線治療~東電という日本の『癌』には効果無し~
雪印集団食中毒事件。
10年程前の出来事ですが、まだまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
低脂肪乳の食中毒事件を切っ掛けに、会社自体の不正隠匿体質が露呈してしまい、雪印乳業は事実上の倒産に追い込まれてしまいました。
食品は私達の体内に取り込まれますから、「食の安全性」は何よりも大切です。
安全に疑問がある商品を「安全です」と偽って販売した雪印乳業や雪印食品、ミートホープが破綻するのは、当然の結果だったと思います。
サブプライムローンという、安全でない住宅ローンを組み込んだ「まがい物」の金融商品に、格付会社(R&Iやムーディーズ等)から貰った「高格付という偽りのレッテル」を貼り付けて販売した欧米の金融機関が破綻したのも、当然の結果です。
要は、不純物の混ざった偽物を、誤魔化してクライアントや消費者に提供するような会社は、どこかでバレてしまって、潰れる運命なんです。
個人だって、そうですよね?
嘘を付く人は、誰からも信用されなくなって爪弾きになります。
国や政府だって同じです。
事実上の独裁政治が続いていたアラブ諸国の政権崩壊も、実は同じ理屈で説明できるように思えます。
中国や北朝鮮だって、今後、今のままの体制を維持することは難しいはずです。
さて、そんな「嘘つきクラブ」に今回新たな仲間が加わりました。
日本最大の電力会社「東京電力」です。
もし、東電が雪印のような、通常の民間企業であれば、kiwiさんが仰っているように、確実に倒産します。
農作物や畜産物・水産資源等、あらゆる食品を放射能で汚染して私達の生命を危険に晒したのですから当然です。
食品だけでなく、空気や水という森羅万象全ての生命の根元を汚染したのですから尚更のことです。
でも、東電が倒産すると、例えば三菱東京UFJ銀行が倒産するのと同じくらいのインパクトになります。日本経済そのものが破綻してしまい、私達の依って立つ日本という国自体がメルトダウンしてしまいますので、国は絶対に東電を潰せません。
電力の安定供給が途絶えてしまった場合に、一番とばっちりを喰らうのは私達国民1人1人ですから、そうしたライフラインの維持は必須条件です。
でも、だからといって、東電及び監督官庁・原子力安全・保安院、そしてその所属員を無罪放免していいということにはなりません。
それに、今後、同じような人災・不祥事が繰り返されないように、おかしな仕組みを根底から治療しなければ、全く意味がありません。
では、東京電力のどんなところが『癌』なのか?
次回、もう少し深く考えてみたいと思います。
検証~太陽光発電vs原子力発電~
前回の続きです(4/16改訂)。
前回のブログで「太陽光発電設備については、実は200万円は『出費』じゃない」って大見栄を切ってしまいました。(^0^;
でも、わたしは本当にそう思っています。
これから、その理由をお話します。
200万円と言うと、150万円の新車を1台購入した場合の諸経費込みのトータル金額に匹敵すると思います。
会計HACKS!(小山龍介・山田真哉共著)によると、「150万円の車を購入し15年乗ったとした場合、車庫台2万円/月、ガソリン5千円/月、車検10万円/2年、保険6万/年として、15年で総額820万円の出費。つまり150万円も支払って670万円の負債を引き受けたことになる」そうです。
キャッシュフローは▲820万円です。
ところが、200万円の太陽光設備を導入した場合、15年程度で逆に電気料金の元を取れてしまうといわれています。
「まさか・・・?」と思って、ザックリ計算してみたら、確かに15年(長くても20年以内)で元を取れる計算になりました。
つまり、自家用車のように「お金が出っぱなし」で戻ってこない「出費」とは全く正反対で、一旦手許を離れたお金が価値を伴って戻ってくるという一種の「投資」になるんですね。 φ(._.)メモメモ
その価値とは、『最初に拠出したあとに戻ってきてくれる200万円』だけではありません。
『クリーンエネルギー造りに貢献する』という価値
『公害をばらまいている原発を減らせる』という価値
『災害時に停電を回避できる』という価値
『子供の情操教育に活かせる』という価値
『社会貢献を通じて自己実現する』という価値
『15年経過後は、無料で電気が使える』という価値
・・・・・・・・・・・etc
北海道の泊村にある泊発電所3号機の建設コストは約2,900億円だそうです。そして、その出力は91.2万kWだそうです。
1軒あたり3kwという比較的ポピュラーな太陽光発電システムに換算すると約30万軒分の出力に匹敵します(91.2万kw ÷ 3kw =304,000軒)。
30万軒のパワーで約2,900億円の建設コストがかかるということは、1軒あたり換算で約100万円のコストという計算になります。
これに、ウランやプルトニウムといった燃料代から始まって、発電所の保守・点検費用、従業員の人件費、地元対策費だけで、1軒換算で50万~100万は追加でかかるでしょう(憶測です)。
そして、将来、廃炉になった際には、放射能除去等の最も厄介なコストとリスクが必ず加算されますので、1軒換算で軽く数百万円くらい上積みされるでしょう(未公表なので不明ですが)。
更に、今回の放射能漏れに伴う莫大な賠償金が発生しようものなら、これも1軒換算で数百万にはなるでしょう。
そして、意外と知られていないのですが、マスコミを味方につけるための「海外への接待旅行」「テレビ・新聞広告」等々、莫大な裏金モドキが使われてきましたし、これからも使われると思います。しかも文部科学省と資源エネルギー庁が結託して、私達の税金を使って「原発の安全性と有意性」を宣伝するための豪華な無料パンフレット・副読本を過去40年間に亘って湯水のごとくばらまいて来ました。「原発は安全だ」という「ウソ」で教職員を洗脳するために、無料の宿泊接待研修を全国展開して来ました。
その結果、あーら不思議・・・(=゚ω゚)ノ。
あっという間に1軒換算で1,000万円くらいの出費になってしまいました。
そうであるならば、危険な原発にそんなに天文学的なお金をかける価値はありません。
それよりも、太陽光自家発電設備を導入する全ての家庭に200万円の補助を付けた方がよっぽど「生きた税金」の使い方だと言えるのではないでしょうか?
しかも、皆さんの手許には15年間で約200万円が返ってくる(電気代がかからない)という嬉しい付録が付いてくるんですから、結果的に15年間で浮いた電気代200万円が「皆さんの儲け」になっちゃいます。
何故、そんなに素晴らしいことに真剣に取り組まないのか?
賢い皆さんは、もうお気づきですよね。(^^)v
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しても、答えは出てきません。
(>_<)\(バキッ!)
次回のお楽しみ。(^^)v
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奇跡のギフト~天然の核融合原子炉~
<Blog Writeが相変わらず不調で、この記事が一度消えてしまいました(;_;)。せっかく投稿下さった皆さんごめんなさいm(__)m。再度記事をアップさせて頂きました>
何故、原子力発電所は危険なのか?
人体や生態系に悪影響を及ぼす放射線物質を大量に扱うからです。
しかも、その放射能を入れる容器は金属製で、今回のような津波や地震が起きると簡単に壊れてしまうからです。
地震がなくたって、放射能漏れは日常茶飯事です。
そんな危険な物質の身近で私達は生活しています。
人類には、放射線を意のままにコントロールする技術が無いにも係わらず・・・。
コントロールできるだけ技術水準が向上してから原発を作ればいいのに、順番が逆になってしまっています。
そもそも、なぜ原子力発電所を作らなくてはならないのか、とても不思議です。
もし、どうしても作る必要があるのであれば、次の2つの条件を満たす原子炉を作るべきです。
(1)原子炉を格納容器だとか圧力容器とかいいう「壊れ易い容器」に入れるのではなく、真空の無重力空間に隔離して設置して、核物質そのものの重力を活用して拡散しないようにする。
(2)放射線が私達に届かないような遠い場所に設置する。
この2つの条件を満たすようにすれば、原子炉が壊れるリスクも放射能漏れのリスクもありません。
「何をバカなことを!そんな凄い原子炉なんて、今の人類の技術水準じゃ絶対に作れるわけがないか!!」
その通りです。
たぶん数千年先の未来でも、そこまでは出来ないかも知れません。
でも、わざわざ作るまでもなく、私達の身近には幸いにも「天然の原子炉」があります。
皆さんのご明察の通りです。
私達の命の源でもある『ソル』がソレです。
福島原発のように老朽化してすぐに壊れる危険な原子炉とはワケが違います。
おまけに、核分裂という低レベルな技術ではなく、核融合という高次元の技術で稼働しています。
しかも、そのエネルギーは無限大です。
その原子炉のエネルギーを電気に変える発電機さえあれば無料で使い放題です。
そして、ありがたいことに、その発電機は「ソーラーパネル」などの名称で既に商品化されています。
別に、太陽光発電や太陽熱発電のメーカーの片棒を担ぐつもりはないのですが、これくらい単純明快で全人類がハッピーになる解決策は他に見あたりません。
(地熱発電や風力発電、小規模水力発電は別ですが)
皆さんもご存知の通り、太陽光による自家発電は典型的な「クリーンエネルギー」です。
地産地消の究極ともいえる自家製なので、送電に伴う電気ロスがありません。
特に素晴らしい点は、災害時にモレなく付いてくる『停電』というやっかいな付録が少なくなることです。
「”つきさっぷ”に言われなくてもそんなこと判っているよ。判ってはいるけど自宅やマンションに太陽光発電設備を取り付けるには先立つものが必要でしょ?」
なるほど、そうですね。
"借り暮らしのつきさっぷ"には、この業界のことはよく判らないのですが、仮に1軒あたり200万円くらいコストがかかるとすると、確かに大出費です。
でも、太陽光発電設備については、実は200万円は「出費」じゃないんですね。(札幌や秋田・新潟のような豪雪地帯を除く)。
え ? w(°o°;)w ???
この続きは次回(^^)v。
生活困窮者が原子炉清掃で使い捨て???
「日本の企業は、原子力発電所の清掃のために生活困窮者を募っている。
多くが癌で亡くなっている。
本紙は、このとんでもないスキャンダルの主人公達から話を聞いた。・・・・」
スペインの全国紙エル・ムンド[EL MUNDO]掲載の記事の一節です。
先日、読者の方から頂いた情報です。
とてもとてもショッキングな内容です。
続きは、次のリンクからご覧下さい。
もしこれが事実だとすると、公共性の高い超一流1部上場企業による「犯罪」ということになると思うのですが・・・(--;)。
この辺の、『真実』『真相』『裏事情』を知っていらっしゃる方、いらっしゃいますか?
知っている方は、コメント欄から情報提供をお願いします。
知らない方は、ゲッコーをクリックしてください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
日本人は騙され上手?それともお人好し?
福島原発には「幾重にも安全機構が施されている」という話をよく耳にします。
「にもかかわらず、その安全装置が全く作動しなかった」と・・・。
私は最近まで、これを字面通りに解釈していたため、「どうしてだろう?」と、ずっと釈然としませんでした。
ですが、色々考えているうちに、実は大切な修飾語が1つ省略されているのではないかということに気付きました。
省略せずに、正しく記述すると、こうなるんじゃないかと思います。
福島原発には「幾重にも『行政や東電が責任逃れするための』安全機構が施されている」。
なるほど。φ(゚〇゚;)そうだったのか
そう考えると合点がいきます。(=゚ω゚)ノぃょぅ
だからこそ、『想定外の事態だからやむを得ない』とか『安全です。安全です』という幾重もの安全装置が上手く作動して『行政や東電は逃げ回ることが出来た』というわけです。
(修飾語のお話は冗談ですが・・・)
私達は、今回も頭の良い人達(東電や行政)に、まんまと騙されてしまっていたってワケですね。
元々、電力行政の仕組みとかは、私達素人から見ると、判ったようで実はよく判らないものでした。
これは、電力に限ったことではなく、日本の行政機構・官僚機構は複雑怪奇です。
なぜ判らないのか?
わたしたち国民一人一人がバカだからか?
そんなことは無いと思います。
意図的に、しかも巧妙に、外からは判らないように、見えないように作ってあるんです。
しかも、日本屈指のエリートの皆さんが、総力を挙げて、時間をかけて作り上げたので、外部からは簡単には判らない。
日本屈指のエリート野武士集団である"マスコミ"ですら煙に巻かれてしまっているのが現状なのですから、仕方ありません。
とにかく、見られてしまうと困るような実態なので、幾重にも堀が巡らされていて難攻不落の機構になっているんでしょうね。
自然科学を研究・勉強されている方は、よーく判っているかと思いますが、この宇宙を形成する仕組みは、突き詰めていくと非常にシンプルで、とても美しい形をしています。
大切なこと、原理・原則は意外とシンプルだったりします。
そう考えると、複雑怪奇で、どうやっても解明できないような事柄には、そうならざるを得ないような特殊要因が隠されているとしか、考えようがないんです。
電力業界やそれと癒着してしまっている官僚組織は、まさにこのパターンでしょう。
私達大人は、いつの間にか国に都合が良いように洗脳をされてしまっています。
難しい話をされると判った振りをするように習慣づけられてしまっています。
セールスマンの口車に乗せられて、役に立たない高価な物を買わされる消費者はその典型です。
前回お話しした「デリバティブ」という金融商品もそうですし、『仕組み預金』や『投資信託』もそうですが、裏側がよく見えない代物には気をつけないといけません。
こういう難しい仕組みを考えた人だけが得をする『仕組み』になっています(だから仕組み預金と呼ぶのかも(--;))。
『皆さん、騙されてはいけません。』
判らないもの、複雑なものは、絶対に何かがおかしいんです。
知ったかぶりをせずに、問いつめましょう。
「何故?」
⇒それは、Aだから。
「何故Aなの?」
⇒それは、Bだから。
「何故Bになるの?」
⇒それは、Cだから。
「何故Cになるの?」
⇒それは、Dだから。
「何故Dになるの?」
⇒それは、Eだから。
「何故Eになるの?」
というように、トヨタ自動車じゃありませんが、最低5回は相手や自分に対して「なぜ」をぶつけて「詰め」寄っていく。
子供がするように日常生活でこれをやると大変です。
でも、せめて国や政府に対してだけでも、「なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?」と疑問を持って監視してはいかがでしょう?
そうしないと、私達自信も私達の子供も、いつまで経っても、ずっと国や一握りのエリートに騙され続けることになってしまいます。
もうそろそろ、騙される側にまわるのはやめませんか?
「気をつけよう・・・」と思った方は、ゲッコーくりっく!!(笑)↓↓↓
なぜ「幽霊」や「お化け」が怖いのか?
私は、お化けや幽霊が「人を殺した」という信憑性のある話を聞いたことがありません。
なのに、多くの人がお化けや幽霊を怖がります。
大の大人の私も正直言って怖いです(;_;)
なぜお化けや幽霊は怖いのか?
カラクリは意外と単純です。
それは、お化けや幽霊の正体が全く判らないからです。
本当に存在するのかどうかもわからない。
でも、超常現象らしきものは、あちこちで発生しているらしい。
「暗闇が怖い」のも同じ理由です。
真っ暗だと、何も見えないので、不安になって怖くなります。
「地震が怖い」のは、いつなんんどき、何処で起きるのか判らない、建物倒壊や津波や火事のような最悪の二次災害がどんな形で我が身に降りかかってくるのかも判らないから。
19世紀中旬に「細菌」が発見されるまでは、ヨーロッパの過半の人々が死んでいったペスト(黒死病)や、コレラのような「超常現象」の原因がわかりませんでした。
だから、とても恐ろしかった。
「死に神」の仕業だと考えられたのも無理ありません。
「死が怖い」のも、死後に自分がどうなるのか判らないから。
「北朝鮮が怖い」のも、北朝鮮の政府が何をしでかすか予測がつかないから。
「老後が怖い」のも、国の財政や景気、年金問題等、これからどうなってしまうのか、全く想像がつかなくて不安だから。
実は、全ての恐怖の根元は同じなんですね。
「分からないもの」「みえないもの」「コントロールできないもの」が一番怖いんです。
パニックというのも何がなんだか判らないから発生する現象です。
(日本の政府や官僚は「情報を隠してしまえばパニックが起きない」という浅はかな考えを持っているようですが、実は逆効果だってことになります。風評被害の発生原因も同じです。隠せば隠すほど「火に油」です。)
さて、翻って考えてみましょう。
今回発生した地震や津波は、とっても怖かったです。
頭の中では、原発事故や放射能汚染も、理屈として「危険」だと判っています。
でも、いま、私達の恐怖感という得体の知れない感情が全然おさまらない裏側には、チャンと理由があります。
皆さん、ご推察の通りです。
怖いと感じる本当の理由は、的確かつ新鮮で正しい情報が、ほとんど私達の耳に届いていないからです。
放射能による大気汚染や海洋汚染の状況が、どこまで広がっているのかという情報が、ひた隠しに隠されていて、私達に対しては何も実態が明かされていないからです。
(4月10日現在の放射能濃度/ノルウエー気象研究所提供)
政府や東電が、故意・過失か、作為・不作為かとかを問わず、とにかく嘘の情報を流し続けるので、水や食料の安全性を本当に信じて良いのかどうか判らないからです。
福島原発で「今現在」「具体的に」「どんな事が起きているのか」が判らない。
それによって、「どの範囲の人達」が「どの程度の健康被害」を受けて、「どのような事態」になるのかが判らない。
健康被害を防ぐために、「どんな人達が」「何人がかりで」「具体的にどのようなこと」をしているかも見えてこないし、それによって「いつ頃」「どうなるのか」もさっぱり判らない。
更に、仮に健康被害が無いとしても、「社会生活」「日本経済」「将来の日本」が「どのように」おかしくなるのかも判らない。
それくらい「重大な事態」なのに、政府が「どうしてもたもたしているのか」「いったい何を考えているのか」も全く判らない。
お化けや幽霊よりも圧倒的に危険なはずの放射線情報を「安全です」の一点張りで隠し続けた挙げ句、「落ち着いて行動して下さい。過剰反応は慎みましょう。冷静になりましょう」とうそぶく面妖(めんよう)な人達。
私には、その精神構造を理解することができません。
余談ですが、「怖い」という気持ち、恐怖心を感じることは、実はとても大切なんです。
なぜかというと、「怖い」と感じる相手方は、自分の命を脅かす存在だからです。
恐怖心を感じて逃げれば、死なずに済みます。
小動物が常にビクビク警戒しているのは当たり前です。
もし、何も判らない状態を放置しておくと、永遠に「怖い」ままで終わってしまいます。
だから、私達人類は「判らない」ことをそのままにせずに、飽くなき探求心を持って臨んできた。
その結果、色々な発見・色々な発明をしてきました。
人類の発展の歴史は、まさに「恐怖=判らないこと」を「安心=既知のこと」に置き換える過程だと言っても良いと思います。
その過程を一言で言うと「学習」とか「成長」という言葉になります。
一人一人の個人だって同じです。
「恐怖=判らないこと」を「安心=既知のこと」に置き換えていくことで私達は学習し、成長するんです。
そう考えると、私達生物は太古の昔から「恐怖心」というものをDNAの中で培って来たんだってことに気付きます。
だからこそ、今までこうして「生」を繋いで来ることができたんです。
このように、「DNA」は「生命にとって不可欠な情報」を保持し、次世代に受け継いでいく、一番大切な役割を担う大切なものです。
そのDNAを一瞬にして破壊してしまう放射線。
放射線は、私達生き物にとってはまさに「死に神」だったんですね。
その放射線や放射性物質を適切にコントロールする技術も良識も品格をも持ちあわせていない人類。
なのに、これを操って恩恵を受けようだなんて、おこがましいにも程があります。
「言えてるかも・・・」と思った方は、ぜひゲッコーにも「1票」を!!(笑)↓↓↓
福島原発周辺の生存確率図~ニューヨーク・タイムズ~
【福島原発周辺の生存確率】
ニューヨーク・タイムズ(アメリカ版)に掲載された、とてもショッキングな記事です。
(kiwiさん、情報をご提供下さり、どうもありがとうございます)。
福島原発周辺に居住している人達の生存確率図です。
これがもし正しいとすると、今後徐々に次のようなおぞましい事態に見舞われる事になります。
一人でも多くの方にこの事実を知って欲しいと願います。
■1.6km圏内では数週間以内に死亡する。
■3km圏内では2ヶ月以内に死亡する可能性がある。
■8km圏内では、吐血、嘔吐、脱毛といった症状が出る。
■80km圏内では、"blood chemistry changes"とありますが、血液の成分が化学的に変化するということですから、たぶん白血病等何らかの病気になるということでしょうか?
80km圏内になると、福島市・郡山市・仙台市まで含まれてしまいます。
もし本当だとすると、これって大惨事なんですけど・・・(--;)。
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<英文バージョン>
It is a quite shocking newspaper article
on The New York Times (USA edition).
It is the probability of survival, for those
who live near nuclear power Fukushima.
If you are right, if this equipment will be
as follows: fearsome situation gradually
in the future.
I want to know more people, this truth.
■In the short 1.6km, people will die
within a few weeks.
■In the short 3km, people will die within
two months.
■In the short 8km, people are vomiting
blood or vomit, or hair loss.
■And within 80km, will vary with the
chemical components of the blood of
the people.
It is only 80km away ,that Koriyama,
Fukushima and Sendai are located.
If that's true, you are, I think a major
incident
英語に地震(自信)のある方は、次のリンクをご参照下さい。