前記事：諭鶴羽神社の森を守って！！樹齢300年のアカガシたちが虫害で・・・｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
昨日、途中まで書いた記事の続きです。
SOI横浜も、
SOI八戸も、
夢のような空間でした。
でも・・・・
「今年のSOIは、良かった」という意味にしてもらっては困る、
という思いが、強くあります。
もし、
「今年のSOIは、良かった。
海外の豪華スケーターは来れなかったけど、
日本人現役選手が力を合わせて頑張ったから、
話題にもなり、
お客さんの評判も良かった。
大成功だ。
コロナ禍でのアイスショーの未来は明るい」
みたいなことを言いだす輩が出て来たりしたら、
私はハリセンを両手に持って、
ブッ叩きにいきたくなるでしょうね。
日本人選手だけでも素晴らしいショーになる、というのなら、
大阪も愛知も、
第四波が収まる頃合いを見計らって
開催したらいいんです。
地元の英雄、昌磨くんがいるじゃないですか。
でも、気配もない。
何故でしょうね。
主催のIMGは、解かってるんです。
SOIが売れたのではなく、
羽生結弦ショーのチケットが売れただけだ、ということを。
しかも、
今回のSOI2021が、
多くのファンに愛され、
多くの観客に絶賛されたのは、
誰もが”羽生結弦”を堪能できる構成になっている、
本格的な”羽生結弦ショー”だったからです。
単に、羽生結弦が出る、というだけでなく、
”羽生結弦色”で染まったショーだったから、
と言い換えても良いでしょうね。
IMGも、
今回の成功が結弦くんの力によるものだと解っているから、
SOI大阪2021とSOI愛知2021は、
開催の知らせもなく、
放置、なのでしょう。
（ていうか、
もし、震災後のリンク難民の結弦くんに
大阪名古屋にいくつもあったリンクのどこかが
結弦くんを受け入れていたら、
今頃、結弦くんの「感謝のツアー」に混ぜてもらえてたかもしれないですね。
どのリンクでしたっけ？
強化選手用のリンクだったのに、
結弦くんを門前払いしたのって・・・）
海外スケーターの出演が予定されていた2020の時点では、どのような演出プランだったか存じ上げませんが、
恐らく、
淡々と出演者たちが自分のプログラムを演じていくる”いつものSOI”に結弦くんが加わる、というだけだったんだろうなと推察しています。
それが2021年は、突然に、
羽生結弦ショーとなって生まれ変わった。
幕開けに突然、主役がドーンと暗闇に出てくるという演出は、
真央ちゃんのサンクスツアーを彷彿させるものもあり・・・。
（サンクスツアーも、主催はIMGですね。）
舞台裏でどんなやり取りがあって、
「SOI2021は、
羽生結弦選手の魅力を全面に押し出すショーに」というコンセプトが打ち出されたのか、非常に興味があるところだし、
言い出しっぺが誰なのか。
IMGか、八戸を主催した木下グループか、というあたりも興味がありますが、
結弦くんを、単なる「大トリを任せる看板スケーター」という扱いではなく、
演出プランからの参加を求めたのは、英断だったと思います。
彼の日ごろからのセルフプロデュース能力の高さを鑑みれば、
そして、初プロデュースのCwWが上質のエンターティメントになっていたことを思えば、
SOIの「海外勢が抜けた穴」を、
彼に丸投げしちゃおう、という一見無責任なアイディアは、
SOIが「SS席さえ埋まらない不人気ショー」から脱却するための唯一の正解だったのでしょう。
読みは、大当たりでしたね。
単に、チケットを売り切り、
テレビ局が取材に来てくれる程度の”成功”で良いのなら、
「羽生結弦選手の名が、出演者の中に含まれてます」という
従来通りの企画で十分だったんだもの。
むしろ、
本格的にSOIを生まれ変わらせようという決意のようなものも、感じました。
特に、オープニングの「いきなり結弦」っていう演出は、
「このショーは羽生結弦選手の魅力を全面的に押し出すショーであり、
出し惜しみもしない代わり、文句も言わせないよ！」っていう
宣言のようでした。
冒頭から羽生ワールドに酔いしれた観客は、
あっという間に、
「チケ代の元を取った」気分でご満悦だったじゃないですか。
これまで、そんなアイスショーは無かった。
大トリとして出てくるはずの結弦くんを待って、
２時間も３時間もじーっと待って、
やっとの思いで、
結弦くんの演技を堪能して、
あとはフィナーレっていうFａOＩとかね。
もちろん、途中にいくつかは素敵なナンバーもあったけど、
なんていうか、
特にコラボ曲、なかでも、
あり合わせみたいな振付を、歌詞の意味もわからない
日本語の歌謡曲に載せて滑るだけっていう海外スケーター演技は、
ちょっと苦手だったんだな、私。
それよりは、スケーター自身がしっかり練り上げたプロフェショナルな演技を見たいっていう気持ちが、私は強かった。
だから、自分の持ちネタとコラボ曲の２曲を滑るのではなく、
海外スケ―ターは１曲でいいんじゃないの？って思うこと、多々あり・・・正直なところ。
でも日本人アーティストのコラボが全てつまらない、魅力がないと言ってる訳ではなく、
TOSHIさんとか郷さんとか清塚さんのように、この出会いで結弦くんに多くのものを与えてくださったり、何年経っても、ことあるごとに結弦くんを褒めたたえてくださったり、というご縁に恵まれる機会として、特別に感謝していたのは、事実です。
結弦くん本人も、アイスショーでの出会い、学びを歓迎してましたしね。試合以外での楽しみを訊かれて、アイスショーでの出会いを語ってたでしょ？
ファンならではの、楽しめる場面もありましたよね。
キャッツアイに乗った猫ジャンプとかプー耳とか、まさに、アイスショーならではのお楽しみ
ただ、そのために何時間もの長大ショーを見るのが、本当に楽しいかといったら、私の場合は、ちょっと違うなあというのが、正直な思いでした。ボリューム半分、料金半分でいいんだけど・・・って感じ。
ＳＯＩ横浜もＳＯＩ八戸も、
コンテンツらしいコンテンツが無かったから、
（いや、もちろん、オリジナルのグループナンバーは２つ３つありましたが）
結弦くんに丸投げできたのでしょうね。
その結果、
若かったり、アイスショー経験の少ない日本の選手たちは、
結弦くんから大きな学びを得ることができました。
横浜の初日と楽日の、他選手たちの演技や身のこなしの違いに、
どんだけ驚かされたことでしょう。
一重に、
結弦くんのバックヤードでの集中の仕方、
真剣な練習の様子、
日々、ブラッシュアップさせていくプログラムへの取り組み方を間近に見せつけられた効果でしょう。
フィナーレの練習でも、
具体的な身体の使い方、魅せ方を
伝授されてましたよね。
見違えたように変化していました。
そんな、打てば響く選手たちは、
結弦くんと過ごした３日間で得たものを、
自身を成長させる糧として、
今後も、自身を向上させていくことでしょう。
結弦くんの自由に采配させることで、
ショーのレベルは各段にUPし、
スケオタだけでなく、
一般人までもが、楽しめるものになった。
それが、今回のＳＯＩなのですが、
一重に、結弦くんの力によるものだろうなと思うのです。
もし、もう少しＳＯＩで良かった面を探すとすれば、
日本在住アーティストの楽曲で結弦くんに滑ってもらうという制約がなかったことでしょうね。
そのおかげで、
”洋楽を纏った羽生結弦”という新境地を開拓できた訳だもの。
”洋楽を纏った羽生結弦”・・・絶対に、カッコいいって確信してたもん
私も過去記事でエキシビで滑って欲しい曲として、
キュートでコケティッシュな洋楽を挙げたりしてたんだけど、
いつも「意味」を求めるゆづるくんが、
陽気な洋楽を選ぶことは、
ないだろうなって諦めてもいた。
でも、まさか、こういう展開で
セックスアピール全開な結弦くんを見せてもらえるとは。
長生きはするもんです。
でもね、
だから来年以降もＳＯＩに結弦くんを、というのは、
また別の議論だと思うですよ。
今回の横浜分のチケ売りに関する非道い仕打ちを忘れちゃいないよ。
結弦くんはＳＯＩだろうと、ＦａＯＩだろうとＤＯＩだろうと、
どんな土台があったって、
彼の才能で別物に変化させる能力を持ってるのだから。
フィギュアスケート界隈の興行主の方々は、
結弦くんの地力を認め、
彼に、相応しい報酬をしっかり払って、
羽生結弦ショーを企画から全部、
彼のやりたいようにさせてあげればいいんだよ。
たとえばＤＯＩを結弦ショーにするのなら、
いつもスケ連がやってるシニア合宿やジュニア合宿と合体させちゃえばいいんだよ。
結弦くんはきっと、後輩たちを指導したくてうずうずしてる。
DOIでジャンプ大会を采配する結弦くんを間近に見て、確信した。
以前、ＮＨＫの奇跡のレッスンで、ハビちゃんに数日指導してもらった若い選手たちが、どんだけ変化したか。
びっくりだったよね？
あっという間にアクセルが跳べるようになり、
表現は別人のように開花した。
大会でも結果を出すようになった。
そもそも、結弦くんを研究しまくってるエテリ組が女子の世界を制してる現状を見てみなよ。
以前から結弦くんを絶賛しているミーシン爺の選手たちを見てみなよ、リーザ、コリヤダ、そして若きセメネンコ17歳。
結果が付いてきている。
何をお手本にするかで、
結果は全然違ってくるんだ。
選手にとって、
合宿の成果をアイスショーで見せるとなったら、
一石三鳥くらいの効果があるよね。
結弦くんも、もちろん、今回くらいのボリュームが良いだろな、
ソロ演技も新規で作る。
その過程を後輩たちは、全部見守るんだよ。
どんだけ刺激を受けるだろう。
値千金だ。
こんなショーは、めちゃくちゃ人気出るよね
世界ツアーだって、できるだろうな。
スポンサーは、
ぜひぜひディズニー様公式で。
羽生結弦ショーは、
間違いなく、
フィギュアスケートという競技の未来に貢献する。
競技のレベルも上がる。
羽生結弦をみくびっちゃいけない。
そして、
大切にしなければならないのだ。
羽生結弦という、
史上最高の才能と実績を持つスケーターを。
とりま、
これがＳＯＩを見た私の結論かな。
【前記事】
◆諭鶴羽神社の森を守って！！樹齢300年のアカガシたちが虫害で・・・｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
◆”ワールドLMEYに集まった一般ドイツ人のコメント集” で幸せいっぱいな夜
◆イケ散らかしビーム浴びて・・・後日談 / SOIが良かったのではなく（ひとり言）
◆応援パネルと結弦くん／応援パネル全部見せ／「捨てる」平昌後修造インタ
◆5月のゆづTV放送予定まとめ／「イチゴと餃子だけを食べたい人生だった」(^^♪
◆(追記３）ワールドフィギュアスケート92 レビュー
◆マガジン、ワールドフィギュアスケート92 とりま、感想
【一昨日までの記事】
◆10年の歩みと伝えてきた思い～３記者が見つめた羽生結弦
◆勇気ある告白～羽生結弦が好きでなかった写真家からの…
◆動画感謝！！SOI八戸千秋楽♪
◆スゲーや！！ 進化っぷり！！ SOI八戸千秋楽！！
◆ムーンウォーク来た♪SOI八戸二日目レポ～結弦くんの覚悟の凄まじきパワーに。
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◆（追記あり）●出版情報まとめ●世界選手権特集など
◆AERAレビュー（ブライアン・オーサー独占インタ、プレカン１万5000字ほか）
◆緊張や気負いで崩れる訳ない！！織田フモ「愛のスケート語り」SPUR対談
◆ananレビュー 2021年4月7日号～レミエンさまと天と地と
【初めましての方へ】
◆不正ジャッジ甚だしい件、ガンディーさん分析、本田先生「ひるおび」発言、ネイサンのスポンサーの謎
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以下、オマケ
「セクシー」との闘いが、こんな形で幕を閉じるとはね
昔のSOIで「セクシーな感じで頑張りたいと思ってます」って言った後にフフフッと少し恥ずかしそうに照れ笑いしてた可愛い少年の11年後のSOIでの姿 pic.twitter.com/uHKeENIxiA
— ばぶう (@yh_wings) May 3, 2021
これ、めっちゃ欲しいやつ
ちょっと奥さん、今回はランチボックスですって😊
— はがね@羽生狂い (@i8OVDW6wic81EnU) May 4, 2021
申し込みは5月6日からです😁 https://t.co/JbV3fkXrR8
謎採点が始まったのは、2016〜2017シーズンか。
五輪二連覇直後から、凄まじいものに・・・。
羽生さんに採点が厳しめになってきたのは2016〜2017シーズンからだと思うけど、まだこの頃はやんわりで露骨な忖度はなかった。
— Irene✨4⃣🅰️✨ (@irene941207) May 4, 2021
忖度が激しくなったのは平昌直前のシーズンからで、目に見えてとんでもない忖度が横行しだしたのは、五輪二連覇直後のシーズンからだと思う。
2017 年の世界選手権では、⇛
そもそもヘルシンキも低すぎた
— 🌻ありまさ🌸🥇⛸🥇🎉 (@phooyuz) May 4, 2021
よく言われる
＜あとの選手の為に抑える＞
のがおかしい
絶対評価であるはずだし😓🤔
採点競技の難しさだね
ホント！
— Irene✨4⃣🅰️✨ (@irene941207) May 4, 2021
あの時、マッシさんは235点は出るだろうと言っていたけど、私も最低その点数は出ると思ってた。
…まさか10点以上低い点数になるとは思わなかった。
後の選手が控えてるから先に演技した人の点数を低めにするなんて競技としておかしい。
まぁ、羽生さんにだけ発動してるように思うけど…👽
アマビエさま、どうか、どうか、日本をお救い下さい
左から、リアド・サトゥフ氏、ねこまさむね、水木しげるさん
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