レイシズムだったか！　時代遅れの象徴　／　PHOTOBOOK電子化( ﾟДﾟ)

本日３本めって書いてるうちに、日付跨ぎ(;´Д｀)

なんかモヤモヤと、
日本が馬鹿にされてるように感じていた、
でも、ここだよ！って指摘できず、モヤモヤしてたが、
みみゆんちゃんが、これだよって指摘してくれた。

MVSのノミネート３者の紹介文にしつこく挿し込まれていた人種差別的表現。

なぜ、ネイサンが「米国と、世界規模での人気」なんて、わざわざ「米国」ってくくり出すの？

（ほんとに米国でネイサン人気が盛り上がってるとしても）それは単に「選手の母国で人気が高い」ってだけで、特筆すべきことでも何でもないよね？って違和感のみ。

・・・ていうかさ、米国でも結弦くんの方が注目されてない？わざわざ米国って書いたの墓穴な気がするが。

ほらここも。
なぜ結弦くんについては、「最初の日本人金メダリスト」という表記で、五輪二連覇を隠すの？

日本人がメダルとるのが、そんなに珍しいの？

→「日本人なのに、金メダルとりましたね、すごいすごい」ってことですか。

ネイサンとパパシゼは、ナショナルチャンピオンで、
羽生結弦は、日本のチャンピオン。

なぜ、日本を強調する？？

欧米のナショナルチャンピオンと、日本のナショナルチャンピオンでは、重みが違うと思ってるからだよねー。

呼び名についても、そう。

アジア人については、
その国での発音の通りに呼ばねば、という意識がなく、
テキトーに呼んでしまうのは、

アジア人の名前そのものを軽んじてるってこと。

結弦くんだって、
シニアデビューした頃、
いろんな名前で呼ばれたし、
（Hを無音化した”アニュー”なんて、定番だった）

ワールドメダリストになってからだって、
ユズラとか、みょうちくりんな名でコールされていた。

シニアデビューから１０年、
世界選手権のメダリスト常連となって８年、

五輪二連覇もしたのに、

それでも、

「なんか、知らない名前のヤツ」扱いされるって・・。

でも、ISUがどんだけ日本人を下に見ようとしても、

結弦くんが平昌二連覇後に語ったように、

彼は、

西欧で生まれた西欧主導の種目の中で、

日本の文化をテーマとした演目で、

日本の楽器を用いた日本的な楽曲で、

日本古来の装束をモチーフとした衣装で、

日本の舞踏をイメージさせるポーズを多用して、

日本人の気高さを表現して、

高い演技構成点をジャッジから引き出し、

その演技を通して、

日本文化への理解を、世界に行きわたらせることにも、

成功したことを、忘れちゃいけないよ。

SEIMEIが国際大会で初披露された時、

陰陽師って何だ？

と世界中の解説者たちが必死に調べ、
理解しようとしていたことを、
忘れたのだろうか？

ヨーロッパや北米の若い選手たちが、
SEIMEIの衣装を模したコスチュームを着始めたことは、

フィギュアスケートのレイシズムは既に、
時代から取り残された頭の固さの象徴になってしまうことをも、表しているだろうにね。

両手タノにハイドロも　ほんとに好きなんだなぁ☺ pic.twitter.com/BTI1OByzUO
— 槙/maki (@maki__meki) September 27, 2019

※スロバキアのMarko Piliarくん

同じように、
結弦くんの描き出す世界観や
身に付けるコスチュームのジェンダーレスなことも、

ISUのトップにとっては、
煙たいことなのだろうね。

カート氏がISUのロートルに取り込まれた理由の一つが、そこだったのかもしれない。

ジョニーデザインの新ロミジュリ衣装を、
最後まで酷評していたことは、
忘れちゃいないよ。

そこまでけちょんけちょんに言わなくとも、ってくらいに嫌悪していたからね・・・。

でも、今や、フィギュアスケートの技術も芸術性も、
羽生選手が激烈に押し上げてしまった。

それに誰よりも、ついていけなかったのが、
ISUのトップの方々じゃないのかしら。

世界中のジャーナリストやメディア、
他の芸術分野で活躍し続ける方々の方が、
深く理解し共感し、称賛する結弦くんの美しさ。

これからISUがどこへ向かうのか。

世界中のファンたちは、

フィギュアスケートの究極の面白さと美しさに気づいてしまった。

バレエを習ったことのほとんどない結弦くんが、
氷上で完璧な美を体現していると、
バレエの達人たちも称賛の声を惜しまない。

今、ここで立ち止まり、

考え直すことをしなければ、

もう二度とISUは、

フィギュアスケートの究極の面白さも美しさも、

手にすることは、できないでしょうね。