
さあ今回は久々に個人を扱います。
ワタナベシンイチ。通称ナベシン。アニメファンで知ってる人は多いでしょう。
カウボーイビバップの人と間違われること多いけど、違うよ。
えー、・・・・・・えーと、ワタナベシンイチについては
とりあえず画像検索をかけよう。それが一番わかりやすいんですが
多分「この人何なの・・・」という感じの人を目にすることと思います。
あのビジュアルを見て「あっ普通の人じゃん」という人はいないだろうな。
ハイ。その人です。日本人ですよ。普段着ですよ。
ナベシン(略称のため以下はこれで行きます)は、日本のアニメ監督です。
ヅラじゃない天然由来のアフロヘアー、コスプレかよという真っ赤なジャケットと青シャツ、
同じく原色の黄色いネクタイにジーンズ、ブーツ姿という、
あっもうダメだこの人あかん感じや、と思わせるルックスが特徴です。
因みに少なくとも20年は前からこのスタイルです。
ナベシン(略称のため以下はこれで行きます)は、日本のアニメ監督です。
ヅラじゃない天然由来のアフロヘアー、コスプレかよという真っ赤なジャケットと青シャツ、
同じく原色の黄色いネクタイにジーンズ、ブーツ姿という、
あっもうダメだこの人あかん感じや、と思わせるルックスが特徴です。
因みに少なくとも20年は前からこのスタイルです。
彼の作品はこれまた強烈で、正直私は大好きなんですが
放送当時ハイレベルすぎるギャグが炸裂した、原作以上のTVシリーズ「はれときどきぶた」
原作者から許可をもらったからという理由で毎回好き勝手しかやらなかった「エクセルサーガ」
好き勝手やり過ぎた結果第一期限りで降ろされてしまったと噂の「ドッとKONIちゃん」
「超越者向け」「電波」と言われ、伏線ガン無視、ニュージーランドでは持ってると逮捕される
問題すぎるオリジナルOVA「ぷにぷにぽえみぃ」・・・
まあ、どれを見ても、そのルックスに負けない強烈さです。
本人がアニメに出まくるとか、楽屋落ちが異常に多いとか、過激な特徴が多い作品/人です。
で、ここまで来ると過激すぎてギャップも何も無いのですが、
この人の場合は逆ギャップが発生するのです。つまり、シリアス描写の上手さですね。
ちょっと前の作品ですが、初TVシリーズ監督作品である「はれときどきぶた」は
全61話、ほとんどがフルコースのギャグ回です。
ただし、58話から61話までの最終回シリーズは、ギャグを交えつつも
悲痛なまでのシリアス回が挟み込まれ、ナベシンの実力を見せつけました。
「はれときどきおわかれ(59話)」と「はれときどき・・・(61話)」は、
悲しさも、幸せもあり、大人になった今でも涙なしには見られないです。
その他、ゲストで絵コンテ描いたり1話監督を請け負う際も
たまに非凡な構図を使ってきたり、普通に綺麗な演出するので
なかなかあなどれないのです。
ナベシンはおっさん分類としては「ショタ」と「ヤンオジ」みたいなもんです。
ヤンオジは何故か横浜出身が多いんですが、ナベシンも横浜出身ですし
ちゃんと大人なのに、わざとふざけてるのかもしれないというところが何とも魅力です。
アフロとあの強烈な格好も、内にある芯がしっかりしているから出来るのかもしれません。
あ、あとこの人子煩悩ですげえ可愛いです。娘可愛いそうです。かわいい。
ああー、語りすぎたかなぁ。好きなんだよなナベシン。
とりあえず、はれときどきぶたは、三石琴乃も優希比呂も、水田わさびもかないみかも
なにげにすごい人達沢山出てるから是非見て下さいね。
ナベシンの血脈を受け継いでるのは「ゆるゆり」「みつどもえ」の太田雅彦さんがいます。
はれぶたで作画を務めていた太田さんですが、はれぶたに通づるテンションは一目瞭然。
特に「みつどもえ増量中!」(二期)1話「狙われた子供たち!日本滅亡カウントダウン!」は
正にはれぶた的シュールかつ楽屋落ち精神が・・・ぶつぶつ・・・・・・
ここから先はおっさんマニアなだけでなくアニオタな私が出てくるのでやめますが
次回は同じくアニメ監督のお話です。作風のファンキーさは似てるけど全然違うので
どうぞお楽しみに!