大泉洋ではイケメンすぎる/近藤正己(45歳)【恋は雨上がりのように】 | だからおっさん最高だって言ってんだろ

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40代以降男性の良さを世界に発信し続ける孤高のブログ

 

久々に帰ってまいりました。おっさんブログです。

コミティアでお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。

おっさん本が女性から購入されるであろうことは予想していましたが、

意外だったのが40代未満と思われる男性からの購入が多かったことです。

あと、明らかに50代以降の人は一瞥するのみでほとんど購入はありませんでした…。

ていうかこれだけブログでネタにして挙げ句の果てに本まで出しているのに

48歳以上の男性に内容を見られるのはなんていうか、アレですね。恥ずかしいですね。

堂々とおっさんの素晴らしさをおっさんの前で演説できる人間になりたいです。

 

 

…さて!!!

というわけで本日の更新は、現在一番注目されているおっさん、近藤店長です。

先日アニメ化とともに実写化が決まった『恋は雨上がりのように』の登場人物ですね。

『恋雨』は「冴えないおっさんにイデアみたいな女子高生が恋をする」話で

話のスピードはめちゃくちゃゆっくりながらもスキトキメキトキスが詰まっているため

皆その遅々として進まない話をドキドキしながら読んでしまうというギルティ漫画です。

 

この作品のギルティ具合は話の進行ではなく、主人公女子高生のイデアっぷりです。

女子ですら惚れる女子の女子らしさを集めたような主人公・橘あきらちゃんは

このブログで以前紹介した海江田淳先生並みに存在しない最強の存在です。

と思っていたら小松菜奈が実写であきらちゃんやるって聞いて適役すぎてビビりました。

この世にはイデアがいたんですね…。どういうことなんだよ…。

 

でもですよ、それに対して近藤店長は大泉洋ですよ。あかんですよこれは。

言っておきますが大泉洋は探偵がバーにいる人なんです。

キャラのせいで芸人扱いされてますが、顔はハードボイルドができる昭和イケメンです。

正直ですね、これは全然近藤店長じゃない。近藤店長より全然冴えてる。

小松菜奈に惚れられるのは難しくても、その辺の女子高生には明らかに人気ですよ。

私としては近藤店長は今からでも良いから光石研にやってもらいたいですね。

 

 

さて、近藤店長のパーソナリティに全く触れないままここまで来ましたが

当作品において近藤店長は全てがダメです。もう、おっさんそのもののダメさです。

そしておっさんそのものの素晴らしい生き方をしているのです。

それが私がこのブログに繰り返し書いてきた「頑張って生きてる」です。

夢を持った時期もあったが、今はしがないファミレスの店長で、若者を眩しく見ている。

部下に疎まれたりしながらも、人に愚痴ることなく毎日をきちんと生きている。

そして別に取り立ててイケメンでもない。わかります?最強ですよ。

 

それが女子高生のイデア、小松菜奈の二次元に愛されるからフィクションなんですが

本来おっさんというのは小松菜奈に限らずこの世の美女に愛されて良い存在なんですよ。

でも愛されきっていないから逆に最強なんですよ。

ミロのヴィーナスは腕が無い不完全な姿の方が美しいんですよ。

そういう存在なんですよ!!!近藤店長は!!!!!!!!

そして彼は海江田さんのような「フィクションゆえの良さ」がほとんどなく

ただ一つリアリティがないとしたらそれは小松菜奈に惚れられてるところです。

 

おっさんの内面というのは、基本的に語られえないものです。

彼らが長い日記帳を毎日つけることもなければ、愚痴女子会をすることもないからです。

その秘められた内面にアクセスする術は、ほとんどゼロと言って良いくらい無いのです。

そして、最強女子高生橘あきらですら近藤店長の内面に触れることはほぼありません。

彼女が知ることができるのは、内面の変化による外面のアハ体験レベルの変化だけです。

それだけの、、、それだけの神秘に包まれた、あなた、もうほとんど姫だよこれは。

近藤店長は、めちゃくちゃ一般的なおっさんであり一般的な深窓の令嬢なんだよ。

 

それさえわかってくれれば私はもう何も言うことはない。

どうだよこれ。もう絶対光石研だろう。あの人の内面の謎さ異常だよ。

もし実写化をもう一度やるときは是非光石研でお願いします。絶対お願いします。

 

 

さて、次回もフィクションおっさんをやろうかなと思います。

しばらく頻繁に更新したいけどどうなんだろう。頑張ります。お楽しみに。