暴力大好き!週刊少年チャンピオン最強の萌えキャラ/徳川光成【刃牙シリーズ】 | だからおっさん最高だって言ってんだろ

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今週のチャンピオンでは「みつどもえ」の桜井のりお先生が新連載を始めていましたが

どんなに可愛くパンツを見せるぷにぷにロリがこれ以上増えたとしても、

週刊少年チャンピオンの萌えキャラの座には常に徳川光成が鎮座ましましています。

今日は、刃牙という格闘漫画で全く戦わないのに政治力と可愛さで圧倒的存在感を誇る

奇跡のキャラクター、徳川光成を取り上げようと思います。

 

 

『刃牙』シリーズは、週チャンを読む者なら誰でも知っている看板漫画の1つです。

91年から現在までシリーズを変えて連載し続けており、話も全部繋がっています。

内容は基本、強いとは何か?オメェそりゃ、心だよ…(物理で殴る)っていうノリで

…まあこういう適当な説明は刃牙ファンから長時間説教されそうですが

刃牙ファンは黙っていても5時間は刃牙を語る人達なので気にしないでおきましょう。

 

とりあえずこの漫画には作者が考えたありとあらゆる強さの概念が出てきます。

ヘリコプターから生身で降りるとか、アフリカ象を素手で殺すとか、

歴代大統領が全員挨拶しに来るとか、幻影で味噌汁を作るとか、

いちいちツッコんでたら間に合わないし、ツッコむ前に男気にやられるような

本気の闘いが描かれている、それが刃牙です。

 

 

しかし、そもそも格闘漫画とは「闘う理由」が必要なもので

それが「組の抗争」だったり「強大な敵に立ち向かう」だったりするんですが

この作品では最初から「地下トーナメントで強い奴を決める事になってるから」という

「理由はともかく強い奴が見たい」の体現みたいなルールが存在しています。

強いの?じゃあまずは地下トーナメントに行かなきゃね!というベルトコンベア方式。

そしてこのルールを作ったのが、この漫画で唯一闘わないレギュラー、徳川光成です。

 

光成は徳川家の末裔ということになっているんですが、三度の飯より肉弾戦が好きです。

どれくらい好きかというと、強い奴を見たいがあまりに宮本武蔵の墓を荒らし

クローン技術で宮本武蔵を再現して日本全土を混乱に陥れるくらい好きです。狂ってる。

彼は、強い奴が見たいという純粋な気持ちで地下トーナメントの主催もやっています。

 

しかし前述の通り、彼自身が闘いの場に出て来ることは基本的にありません。

徳川の末裔という立場と財力を全て「強い奴を見るため」だけにつぎ込む、

そして「スゴーイ!あいつ強〜い!!」ってキャッキャ喜んだり

「ええ〜!どっちが勝つんだろぉ…」って純粋に悩んだりしているだけです。

セリフのニュアンスには若干の編集がありますがテンションはマジでこれです。

 

 

正直、彼のやっていることは女子からすれば「何をやっているんだ」です。

「良い歳して小学生か?」ですし「だからどうした?」です。女子って情緒無いですね。

でもこの、「だからどうした」案件に金をつぎ込み続け、

何かそれっぽい事を言いながら別に強い奴らで最強部隊を作るでもなく、

「もっと強いヒト見たぁい♡」ってわるきーみたいな事を言ってるのが光成です。

自分の無邪気な欲望で世界が回っているのです。下手な女より小悪魔だよ。

 

しかしそう見ると、光成は目もくりくりしてて可愛いし、

筋トレもしてないおじいちゃんだから小柄でリスみたいだし、

何か強い人の肩に乗せられて登場したような気もするし(捏造かもしれない)

ま、いいか!可愛いし!可愛いし金も持ってるし民主主義と資本主義の勝利!って感じで

段々光成のわがままを正義だと思ってしまう読者がいます。私のことですけど。。

「かわいい」の土壌においては、刃牙ワールドで光成は最強なのです。

 

 

ちなみに刃牙における他のおっさんブログ候補は渋川剛気と愚地独歩ですが

彼らを取り上げるのはまた別の日にしましょう。

次回はまた俳優さんを取り上げようか考え中です。どうぞお楽しみに!