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歌謡曲と叙情歌を語る

歌謡曲や叙情歌を中心にいろいろ語ります。

聞いた話なのですが、スーパーコンピューターは、もし人類が滅亡寸前になっても、最後に生き残る人間がいるとしたら、どんな人かって訪ねたそうです。すると驚きの結果が出たそうです。

 

どんな人だと思います?

 

頭の良い人?力の強い人?喧嘩の強い人?お金のある人?一芸に秀でている人?

 

 

違うそうです。

 

譲る心がある人

 

 

だそうです。お金がある人や喧嘩が強い人はある程度は生き残れるかもしれないが、結局最後まで生き残れないそうです。両方が欲を出して角と角を交えれば、そりゃ喧嘩になるし、最悪戦争になる。無益な殺し合いになるのです。人間は欲もあるし、現実社会を考えると、譲る心と頭でわかっても難しい。けれど、なかなか興味深いお話ですね。

 

 

 

 

https://www.uta-net.com/movie/6462/(クリックすると歌詞が出てきます)

 

今日は泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」。今日は土曜日。フライディだけに昨日更新して、この曲を取り上げればよかったかなw?

 

さて、この曲は1981年にリリースされた曲で、作詞が荒木とよひささん、作曲が泰葉さんご自身がされました。僕がこの曲を初めて知ったのは、1992年ごろに放送された「ものまね王座決定戦」。松本明子さんが、泰葉さんのモノマネでこの曲を歌われたのですね。松本明子さんといえば、懐かしいモノマネをたくさんされ、僕も松本さんのものまねで初めて知った曲も多々あります。

 

初めて聞いた時、いい曲だなって思ったのですね。異国情緒が感じられ、なんとも言えないミステリアスな雰囲気があって。曲だけでなく、歌詞も洒落ている。特に「ジンガイ」という言葉が印象的。これは外人という意味です。ただ、ジンガイという言葉は差別的な意味合いがあるらしいので、使用はなるべく控えた方がいいとか。

 

で、チャイナタウンというから、どこのチャイナタウンだろう。曲の感じからして横浜かな?そんなことを想像しつつ、僕はこの曲が好きになりました。

 

そして、10年以上前にNHKの「思い出のメロディー」に泰葉さんがご出演され、初めて泰葉さんの生歌を聞くことができました。透き通った声で大変伸びやかな声。綺麗な声でした。幼少の頃からクラシックに触れているだけあるなって。

 

そして、僕はこの曲の雰囲気からして、泰葉さんは口数も少なめで落ち着いたミステリアスな感じの方かなってずっと思っていたのですが、面白い方ったとは思いませんでしたw

 

何より驚いたのが、最近この曲が若い人たちや海外でもブレイクしているのですね。40年以上前の歌なのに驚いちゃいました。YouTubeでも若い人がこの曲をカヴァーしているし、アメリカのロサンゼルスでもクラブで若者2000人がこの曲を合唱していると知り本当に驚いています。今、泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」のような曲をシティポップと言います。シティポップといえば、山下達郎さんとか竹内まりやさんとか、明確な定義はないのですが、70年代後半から80年代初頭にかけて洋楽に日本のエッセンスを加えたような、なんともおしゃれな曲のことをシティ・ポップと言われております。そして、今日本のシティポップが海外で大ウケしているのですね。

 

追伸 

 

昨日、うたコンで「フライディ・チャイナタウン」をMs.OOJAさんがカヴァーされました。本家とは違った味があり、また優しさも感じられる歌声でした。

 

 

 

 

 

 

 

聞いた話ですが、ある方が、一人の女性からこんな意見を投げかけられたそうです。

 

「戦争を起こす人だけは、どうしても許せない。戦争を起こす人を嫌い、憎み、その人に対して怒りの心を持つことは正当である」と。

 

すると、その方はこう答えたとか。

 

「戦争を起こす人への『憎しみ』こそが、戦争を起こすのではありませんか。もし、あなたが総理大臣もしくは大統領だとしたら、きっと軍を出撃させるでしょう」

 

女性は何も言葉を発することができなかったと言います。

 

戦争を起こす人に敵意を抱いたり、憎しみを抱いたりすることは、敵意や憎しみを抱いて戦争を起こした指導者と根本的には変わらないということでしょう。憎しみや敵意を否定したければ、まずは自分の心に抱く憎しみや敵意を取り去るべきだということでしょう。憎しみは憎しみの連鎖を呼ぶだけなんですよね。最近、ある映画を見て改めてそれを噛み締めることができました。友人を殺された男が復讐をして、友人を殺した男を殺すのですが、自分が実際に人を殺めて、初めてその虚しさに気づいたという話なのですが。

 

今、ウクライナが大変なことになっております。プーチン大統領から怒りや憎しみの心が消え、そして平和的な解決をこの場を借りて祈らせて抱きます。

 






北京オリンピック終わりましたね。まもなくパラリンピックも始まりますが、こちらも楽しみですね。さて、北京オリンピックのマスコットのビンドゥンドゥン。話題になってますね。中国でビンドゥンドゥンのグッズがすごい人気で、手に入れるのに何時間も待つとか。入手困難だそうです。あのキモ可愛いところが人気の秘訣かもしれません。日本では販売されておりませんが、ヤフオクとかで手に入れることができるそうです。ただ、値段もバカ高いし、偽物も結構出回ってるみたいですから、迂闊に手を出せないですね。

 

ビンドゥンドゥンの生みの親は曹雪教授。はじめはマスコットのデザインを虎にしようかと思ったそうです。今年の干支は寅年ですから。でも、国宝として認められているパンダに決めたのですね。結果的に良かったのでは。

 

あまりの人気に曹雪さんも嬉しい反面、「わたしたちも、何度もネットで入手しようとしたが、数秒でなくなって、手に入りません」だとか。

 

 

そのビンドゥンドゥンも初めは不人気だったそうです。グッズもうれず、オリンピックの期日が迫っても販売店舗の多くは、在庫の補充をしないままだったそうです。それが日本のメディアで取り上げられるようになってから、人気に火がついたそうです。

 

火付け役は日テレアナウンサーの辻岡義堂さん。辻岡の「辻」のしんにょうの点は二つなのですが、このアメブロで入力するとどうしても、シンニヨウの点が一つになってしまうのですね・・・

 

彼のビンドゥンドゥン愛はすごいものがあって、彼自身もギドゥンドゥンと呼ばれるようになり、番組でもビンドゥンドゥン(等身大の着ぐるみ)と共演したり、曹雪さんとオンラインで会話されたり。さらに中国のメディアでもギドゥンドゥンさんが取り上げられました。ビンドゥンドゥンとギドゥンドゥンさんのやり取りおもしろかったなあ。ビンドゥンドゥンがテレビ出演し、ギドゥンドゥンさんがいくつか質問するのですね。チャーハンは好きかとか、寿司は好きかとか。寿司は好きかの質問にビンドゥンドゥンがかたまってるのおもしろかった。

 

ちなみにギドゥンドゥんさんは僕の弟と同い年で誕生日も1日違いなんですねwそんなことはどうでもいいかw

 

ビンドゥンドゥンといえば、フィギュアスケートのエキシビジョンにも登場しました。しかも、滑っている。僕も「へえ、滑れるんだ」って感心してしまいました。着ぐるみをきて滑るのだから、中の人かなりスケートできる人だと。しかし、ずんぐりむっくりな体型の着ぐるみで滑るのですから、バランスがとりにくく、今にもこけそうな感じでした。そして案の定コケちゃったw

 

ビンドゥンドゥンがこけてもがいているところを、羽生結弦さんが真っ先に駆けつけ起こしてくれたのですね。何人かのアスリートも手伝ったのですが、他のアスリートがポンポン叩いたり、中には上に馬乗りしようとした人もいましたがw、羽生さんだけは優しかった。

 

その頃、Twitterでは「ビンドゥンドゥン」がトレンド入り。「ゆづドゥンドゥンとビンドゥンドゥンの共演最高」「羽生君、ビンドゥンドゥン好きすぎでしょ」など、羽生選手との共演に関するコメントが殺到し、盛り上がりました。

 

羽生さんは、ビンドゥンドゥンがリンクに登場するや否や、駆けつけハグしてましたし、誰よりもじゃれてました。エキシビジョン以外でも羽生さんが嬉しそうにビンドゥンドゥンと戯れあったり、パンダの帽子を被ったりと、なんとも羽生さんが可愛らしかった。フィギュアの演技の時の顔つきとは違う羽生さんが見れて良かった。羽生さんはクマのプーさんがお好きだそうですから、キャラクター、とりわけクマ系がお好きなのかもしれませんね。

 

そんなビンドゥンドゥンも羽生さんの真似をして?4回転アクセルをやろうとしている動画も上がっています。見事に失敗していますがw愛らしいです。

 

 

 

 

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オリンピックも今日で閉会ですね。今回のオリンピックは様々なドラマがあって、見応えがありました。僕は前はオリンピックは興味なかったのですが、今回はちょくちょく見せていただきました。ただ、カーリングの決勝をリアルタイムで見れなかったのは残念だったなあって。

 

オリンピックという華やかな舞台の裏で、選手たちが並々ならぬ努力をしたこと、悔しくて辛い思いもあったけれど、オリンピックという舞台に立てたことがまた素晴らしいなって。ましてや今はコロナ禍ですからね。また、参加された各選手にそれぞれドラマがあって、感動しました。また、いろいろなことを学ばせていただきました。

 

さて、今日の歌は1998年の長野オリンピックの開会式で歌われた曲です。歌ったのは森山良子さんです。外国の方が作詞、作曲され、浅利慶太さんが日本語訳詞をつけた曲です。浅利慶太さんは、劇団四季のプロデューサーだった方で、長野オリンピックの開会式でも演出を担当されました。浅利慶太さんもお亡くなりになりましたが、日本にミュージカルを根付かせた素晴らしい方でした。

 

未来を作るのは子どもたち、争いや憎しみのない世の中を作ろうというメッセージ性のあって感動的な曲です。曲調も綺麗。歌っている森山良子さんの澄んだ声がなんとも素晴らしい。

 

長野オリンピックの開会式では子供たちと共に森山さんがお歌いになりました。とても感動的なシーンでした。この時、森山さんと一緒に歌を歌った子供たちも、今や立派な大人になっていると思います。もう20年以上の前ですからね。考えてみると時の経つのは本当に早いなって。

 

 

 

 

 

 

 

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前回の記事に引き続き、今日もドイツ音楽です。『白銀は招くよ!』は、1959年の西ドイツの映画。主演はトニー・ザイラー。副題は、原題でもある『ザイラーと12人の娘』。日本では初公開時、1959年の洋画配給収入ランキングにて第10位(9848万円)を記録しました。主題歌(原題「Ich bin der glücklichste Mensch auf der Welt」。邦題は同じく「白銀は招くよ」)もヒットし、多くの歌手にも歌われました。日本語訳もされ、1971年の紅白ではダークダックスが以前に紹介した「白い恋人たち」と共に、この「白銀は招くよ!」をメドレーで歌われました。翌年の1972年が札幌オリンピックということで、それにちなんで歌ったのですね。

 

僕はこの映画を見たことがないのですが、『白い恋人たち』のようなオリンピック記録映画ではなく、恋と冒険のスキー映画だそうです。しかし、この映画が全くオリンピックと無関係ではなく、映画主演のトニー・ライザーがオリンピックの選手だったのです。1956年に行われたコルチナ・ダンペッツオオリンピックにてアルペンスキー回転・大回転・滑降の金メダルを獲得し初の三冠を達成した、すごい選手だったのです。しかし、その爽やかな美男子ぶりを買われて1957年に映画に出演したためにアマチュア資格を問われ1960年スコーバレーオリンピックには出られないこととなり1958年のシーズン後22歳で引退を表明したのですね。

 

現役のアスリートで映画出演といえば、羽生結弦さん。羽生さんは2016年に映画『殿、利息でござる!』にご出演されました。殿様役で、マゲが似合っていました。何よりオーラがありました。映画にでましたが、特にアマチュア資格云々言われることもなく、2018年の平昌では金メダル、今回の北京に出場され、4回転アクセルを達成されました。

 

さて、『白銀は招くよ』は題名は知らなくても、一度は聞いたことがあるという方も少なくないと思います。野球の応援マーチでも使われ、「ヤーヤッホー」のくだりが印象的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.worldfolksong.com/sp/songbook/germany/moskau.html 


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ここのところ冬季オリンピックにまつわる曲を取り上げておりますが、今日は変化球、夏季オリンピックにまつわる曲です。1980年のモスクワオリンピックが行われましたが、それにまつわる曲です。モスクワといえばロシアの首都。ロシアはとても寒いところですから冬季のイメージがありますが、1980年のモスクワオリンピックは牡蠣じゃなかったw夏季に行われました。また、当時のモスクワはロシアではなくソ連の首都でした。今じゃソ連は歴史の教科書に出てくる言葉になりましたが、僕が中学の時まではソ連という国は存在しておりました。社会の授業でもモスクワはソ連の首都って習ったし。1991年にソ連が崩壊した時は本当に驚きました。

 

「目指せモスクワ」は、西ドイツの音楽グループ「ジンギスカン」(Dschinghis Khan)の2曲目のシングル。1980年のモスクワオリンピックに先立って、1979年にアルバム「ジンギスカン」からのシングルカットとして発表されたものです。なかなかノリの良い曲で、思わず踊りたくなります。

 

この曲はオリンピックを意識して作られたと言われ、この曲のヒットでジンギスカンはモスクワオリンピックの会場に招待されたと言います。1980年当時のドイツは西と東に分かれていて、西ドイツはモスクワオリンピックをボイコットしていたので、西ドイツの選手も参加できなかったのです。

 

実は、1979年にソ連がアフガニスタンに侵攻したのですね。それに抗議するために、アメリカを中心に西側諸国がオリンピックをボイコットしたのです。当時のアメリカの大統領はカーター大統領。

 

日本もモスクワオリンピックの時はボイコットしたのですね。その時の映像をYouTubeで見たのですが、ある選手は涙を流して猛抗議をしていました。他の選手たちも暗く悲しげな表情でした。そりゃそうですよね。今までオリンピックを目指して血の滲むようような努力をしてきたのに、それが政治的な理由でパーになるのですから。実際、モスクワオリンピックをボイコットしたカーター大統領は後々まで非難されたと言いますし。

 

ジンギスカンはオリジナルメンバーの何人か亡くなっているようです。日本にも来日されたことがあって、何の番組か忘れましたが、ジンギスカンのオリジナルメンバーが番組にご出演され、「ジンギスカン」のヒット曲メドレーを歌われました。その時はエディナ(イダイナ)・ポップさん、スティーヴ・ベンダーさん、レスリー・マンドキさんの3人でした。

 

この曲は、日本でも結構有名で、日本語訳詞でダークダックスだとかバオバブシンガーズ(*1)がお歌いになりました。そして、なんといってもこの曲といえば「もすかう」。日本では2005年にいわゆる空耳ソングとして注目を集め、「もすかう」のタイトルでネット上で多数のFlashムービーが制作されました。僕もそのムービーを見たことがあるのですが、笑ってしまいました。原曲がドイツ語で歌われているのですが、日本人にはドイツ語があまり馴染みがないせいか、ドイツ語の歌詞が日本語の別の言葉に聞こえてしまうのですね。実際、この曲を聴いていると日本人には「おっさんですか、シャアですか」とか「ボートでへーこらほー」って本当に聞こえるのですがw、もちろんドイツ語の歌詞にはそんな言葉書かれておりませんw


原曲の歌詞は、ロシアを称えるような感じの内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※1 神谷明さんとか小原乃梨子さんとか野沢雅子さんとか当時、株式会社ぷろだくしょんバオバブに所属していた声優さんたちが結成した音楽グループ

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オリンピック盛り上がっていますね。今日は1972年(昭和47)の札幌オリンピックのイメージソングとして作られた、「雪と虹のバラード」。この曲は色々な方が歌われ、菅原洋一さんや黛ジュンさん、ブルー・コメッツなど複数の歌手やグループが歌いましたが、トワ・エ•モアのお二人のイメージが強いかなって。お二人のハーモニーが素晴らしい。

 

結構古いうたなのですが、音楽の時間で習ったことがあるという方や中学の時の合唱コンクールで歌ったってこともあるのでは。僕は初めてこの歌を習ったのは中学のとき。その時は、この曲の良さは分からなかったのですね。今では、なんて美しい曲なんだろうって。子供の頃はわからないものって結構ありますよね。オリンピックのテーマソングというと夏だと勇ましく躍動感のある感じの曲が多いのですが、冬のオリンピックとなると、ひっそりとした感じのする曲が多いですね。

 

本曲は作詞が河邨文一郎さん、作曲が村井邦彦さん。五輪開幕2年前の1970年、NHKは河邨さんに作詞を依頼する際に、

  1. イベントが終わっても長く歌い継がれるもの。
  2. オリンピックを待ち焦がれる札幌の人たちの心情を表していること。
  3. 重々しい式典風のものではなく、屋根裏の落第坊主がギターを爪弾いて歌え、なおかつ、何千人もの合唱に耐えうること。

の3つを要望したそうです。依頼を受けた当初はなかなか構想がまとまらず、河邨さんは2週間ペンが進まなかったそうです。ご苦労はされましたが、実際、イベントが終わっても長く歌い継がれる素晴らしい曲が生まれました。

 

トワ・エ・モワの白鳥英美子さんは「河邨さんは“詩人”なんだなぁ、そしてこれは札幌に住んでいる方でないと書けない“深いところまで見据えた言葉遣い”をされているなぁと感じました。それまでのトワ・エ・モワの曲とは少し異なる行進曲風の曲調で、何度もなじむまで歌いました。」と、初めて歌詞を読んだ当時を回想しています。

 

 

 

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北京オリンピック始まってますね。なんでも夏季と冬季の両方を同じ開催地でやるのは史上初だとか。僕はオリンピックをこれまでまともに見たことがないのですが、今回は楽しんでみております。個人的には羽生結弦さんを応援しております。出場選手のコメントも聞かせてもらいましたが、やはりすごいなって。パッと見た印象はいかにも普通の若者って感じですが、オリンピックの舞台に立てるような人は考え方が違うし、僕なんかよりずっと大人だなって。

 

開会式も見たのですが、素晴らしかったです。演出は中国映画の巨匠のチャン・イーモウ。チャン・イーモウの映画作品はいくつも見たことがありますが、色彩の使い方のうまさは定評があります。さすがだと思いました。しかも短くまとまっていたのがよかった。2008年の北京オリンピックの開会式はやたら長くて、見ている方もウンザリ😩した記憶がありますが、今回はよかったです。

 

今日はオリンピックにまつわる曲を。1968年に発表された『白い恋人たち』。作曲はフランシス・レイ。桑田佳祐さんの曲にも同名の曲がありますが、違う曲です。厳密に言えば、桑田佳祐さんの方は『白い恋人達』で「たち」が漢字で「達」となっております。

 

曲名を聞いてピンとこない方でも、一度この曲を聴いてみると、「ああ、聞いたことある!」ってなる方も多いかと思います。僕もこの曲を今まで何度も耳にしたことがあります。冬になるとデパートとかのバックミュージックに流れていました。すごく綺麗でロマンチックな感じのする曲調です。まるでクラシック音楽のような雰囲気のするメロディーですが、現代音楽です。ただ、この曲に歌詞がついていたとは比較的、最近まで知りませんでした。

 

この曲には日本語で訳詞され、ザ・ピーナッツのお二人がお歌いになりました。カラオケのDAMで「白い恋人たち」って検索すると、ザ•ピーナッツの曲とフランス語の原曲も出てきます。フランス語自信がある方は原曲にチャレンジされるのも良いかと。ザ・ピーナッツ以外でも、いしだあゆみさんや吉永小百合さんが歌われております。この曲は紅白でも歌われたことがあるんですね。1971年(昭和46)の紅白でもダーク・ダックスが、この曲を歌いました。

 

この曲は、1968年に『白い恋人たち』というフランス映画の主題歌です。原題は「13 Jours en France」と言います。意味は「フランスにおける13日間」。映画は1968年にフランスのグルノーブルで行われた第10回冬季オリンピックの記録映画です。ナレーションもストーリー展開もなく、聖火リレーの様子から始まり、競技はもちろん、選手の練習風景や日常風景やらを淡々と流したのです。日本でも同年に公開されました。この映画の監督を務めたクロード・ルルーシュ監督は市川崑監督作品『東京オリンピック』の描写に影響を受けて、この映画を作ったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://www.uta-net.com/movie/80/

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今日は、BaBeの『I Don't Know!』。バブル世代や僕のようなロスジェネ世代にとっては、大変懐かしい曲です。ポップな曲調で、歌詞もなんとなく、いかにもバブル時代って感じのする明るくノリの良い歌です。

 

この曲が流行ったのは1987年(昭和62)。この曲自体は、僕は子供の頃から知っていました。でも、当時の僕は、あんまり歌に興味がなくて・・・。それでも、この曲はテレビや街角でよく流れておりましたから、曲自体は知ってはいました。けれど、あれから30年以上経っても曲名と誰が歌っているのかまでは全くわからなかったのです。

 

それが、最近、動画投稿サイト(ようつべだったか、ニコニコだったか忘れた)で1988年(昭和63)の「のど自慢」の動画を見ていたのですね。そうしたら若い女性二人組が、この曲を歌っていたのです。それで若い女性お二人が、歌う前に『I Don't Know!』って曲名を言っていて、それで長年わからなかった曲名がわかったのです。のど自慢の出場者は、自分が歌う前に、番号と曲名を言うのですね。

 

それでネットで調べてBaBeというグループが歌っていることもわかりました。便利な時代になりましたね。ネットで、昔わからなかったことがわかるようになったり。

 

改めてBaBeのお二人の歌を聞かせていただいたのですが、素晴らしい歌唱力だなって。またキレッキレっのダンスを踊りながら、あれだけ歌われるのだから素晴らしいなって。踊りながら歌うって本当大変なんですよ。よほど訓練しないと。しかもお二人ともチャーミング。BaBeのメンバーは、近藤智子さん、二階堂ゆかりさんのお二人。

 

高校卒業後から通い出したジャズダンス教室の「一の宮はじめ ジャズダンスアカデミー」でお二人は出会い、それから歌手の道を進まれたとか。ちなみにBaBeのお二人は結婚され、引退されました。

 

ウィキペディアで調べたのですが、この曲はフジテレビの「アナウンサーぷっつん物語」というドラマの主題歌だそうです。というか、この曲がドラマの主題歌だったとは思わなかったなあ。

 

あいにく、僕はドラマは見たことがないのですが、全6回で、月9の時間帯に放送されていたようです。

 

調べによりますと、岸本加世子さんが主役で、岸本さん演じる女子アナが、ラジオ局のアナウンサーが民放キー局に移籍するところから始まるそうです。