今日の一曲  フライディ・チャイナタウン | 歌謡曲と叙情歌を語る

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今日は泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」。今日は土曜日。フライディだけに昨日更新して、この曲を取り上げればよかったかなw?

 

さて、この曲は1981年にリリースされた曲で、作詞が荒木とよひささん、作曲が泰葉さんご自身がされました。僕がこの曲を初めて知ったのは、1992年ごろに放送された「ものまね王座決定戦」。松本明子さんが、泰葉さんのモノマネでこの曲を歌われたのですね。松本明子さんといえば、懐かしいモノマネをたくさんされ、僕も松本さんのものまねで初めて知った曲も多々あります。

 

初めて聞いた時、いい曲だなって思ったのですね。異国情緒が感じられ、なんとも言えないミステリアスな雰囲気があって。曲だけでなく、歌詞も洒落ている。特に「ジンガイ」という言葉が印象的。これは外人という意味です。ただ、ジンガイという言葉は差別的な意味合いがあるらしいので、使用はなるべく控えた方がいいとか。

 

で、チャイナタウンというから、どこのチャイナタウンだろう。曲の感じからして横浜かな?そんなことを想像しつつ、僕はこの曲が好きになりました。

 

そして、10年以上前にNHKの「思い出のメロディー」に泰葉さんがご出演され、初めて泰葉さんの生歌を聞くことができました。透き通った声で大変伸びやかな声。綺麗な声でした。幼少の頃からクラシックに触れているだけあるなって。

 

そして、僕はこの曲の雰囲気からして、泰葉さんは口数も少なめで落ち着いたミステリアスな感じの方かなってずっと思っていたのですが、面白い方ったとは思いませんでしたw

 

何より驚いたのが、最近この曲が若い人たちや海外でもブレイクしているのですね。40年以上前の歌なのに驚いちゃいました。YouTubeでも若い人がこの曲をカヴァーしているし、アメリカのロサンゼルスでもクラブで若者2000人がこの曲を合唱していると知り本当に驚いています。今、泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」のような曲をシティポップと言います。シティポップといえば、山下達郎さんとか竹内まりやさんとか、明確な定義はないのですが、70年代後半から80年代初頭にかけて洋楽に日本のエッセンスを加えたような、なんともおしゃれな曲のことをシティ・ポップと言われております。そして、今日本のシティポップが海外で大ウケしているのですね。

 

追伸 

 

昨日、うたコンで「フライディ・チャイナタウン」をMs.OOJAさんがカヴァーされました。本家とは違った味があり、また優しさも感じられる歌声でした。