本日２つ目の記事です。
《幸せのとらえ方・感じ方は変わるもの。
それでいい。》
11年程前に買った、レターパッドの表紙が
とてもよくて、
大事にとってある。
（たぶん、ひらい みもさんの絵）
あれは、
父が亡くなって しばらく経った頃だった。
絵に添えられた、英文が、
とても私の心にしみた。
『 Happiness isn′t something
you search for.
It′s right in front of you.』
《幸せは、探し求めるものではなく
それは いつもあなたの目の前にある》
....こんな感じの意味だろうか..？
父を亡くして、私も、
そのことが身にしみていた頃だった。
今の家で 母と３人で暮らした時代が終わり、
昔流行った歌の歌詞にあるように
《なんでもないようなことが幸せだったんだなぁ....》と
しみじみ思っていた時に、
このレターパッドの言葉に出会ったのだった。
でも、その後、緑の小道という店を始めて
しばらく経った2013年からは
まだ歳も若かった私はまた、
そのことを少し忘れて
いろんな欲に 心をとらわれるようになっていた気がする。
まだまだ夢見がちだった。
そして 時は流れ 2021年夏、
母の他界により
私はまた よりいっそう深く、
この英文の意味を
痛いほどに 思い知らされたのだった。
ありふれたような、
なんでもなかった日々の尊さを
知ったのだった。
当たり前のことなんて、ひとつもない。
....そして これは、2012年春に書いていた文章。
まだ30代でした。
↓
『 私は今まで、なんというか、
自己実現こそが
人の幸せなんだと思ってきたと思う。
（そして いまでも確かにそれは幸せにちがいないと思うのだけれども）、
どうも、そうでもないような気がしてきた。
それよりも まず、
愛したり、愛されたりすることこそが
幸せなんだなぁ...と。
それがなければ、自己実現も
なんだか むなしいのかもしれない。
....けれど、こんなふうに、
“幸せ”のとらえ方・感じ方は、
生きていくうちに
少し変わってしまうこともある。
大きく変わることもある。
“揺らぐ”ものなんだなぁ...と わかった。
だから、あまり あてにならないかもしれない。
自分にとって 自分の気持ちさえも、
少し未来の自分には “あてにならない”なんて...。
なんだか とっても頼りない。
今思うことだけが、今の自分にとっての真実、
ということだろうか。』
（緑の小道店主の言葉 ）
11年前に、小さなノートに書きとめていた言葉でした。
ずっとこの記事を書きたくて、
写真撮影してから １年以上経ってました💦
※ひらい みもさんのインスタ
.....冬の庭に、スミレを発見。
今の時季に...？？ めずらしい。
かわいいな。
....母が生きてたら 絶対伝えてるのに
もういないことだけが ただただ空虚で
まだ信じがたいような気持ち。
こんなことを伝えたい人が
すぐ身近にいてくれたという幸せも
失ってから しみじみと気づく。
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急いで投稿してますが
この本、本当によかったので
１つ前の投稿も よろしくお願いいたします
これが私の近況かな。
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