歌詞とメロディー、それぞれを重要視した場合の曲作り | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2690文字です。(読破予想時間:約6分24秒)

 

メロディーと歌詞とどちらが重要かと言う様な論争が時折ありますが、みなさんはどう思いますか?

 

今日はそんな話も織り交ぜながら、メロディーと歌詞の話を広げたいと思います。

 

 

メロディーと歌詞ではどちらが大切かと言う議論は確かに面白い。

 

そしてそういう話に花が咲く時には、自分はどちらであるか意見を明確にしないと、場は一気に白けてしまうので、立場は明確にするべきだろう。

 

しかし、実際にはどちらが重要かなんて、聴き手の価値観にもよるし、作り手の意図にもよるもので、答えなんかないと言うのが正解だと思う。

 

僕自身、リスナーの立場で素直に音楽鑑賞をする時は、曲によっては歌詞に酔う事もあるし、メロディーに心打たれる場合もある

 

僕が出会った人達の中には、どんなに僕が歌詞に陶酔する様な曲であろうが、歌詞なんてほとんど意識していない人もけっこういたものだ。

 

僕と同じ曲が好きだと言いながら「あの歌詞がいいよね」などと言って歌詞の内容まで説明してあげた所で、「そんな内容だったんだ」なんて答えを平気で返してきたりする人間も珍しくない。

 

英語が分かる訳でなく、洋楽に聴き入る場合なんてのも、メロディーやアレンジや演奏を楽しんでいる場合が、きっと、ほとんどだろう。

 

その逆に、ありふれたどこにでもある様なメロディーでも歌詞に陶酔する人も多い

 

結局、人にもよるし、曲にもよるって事なのだろう。

 

僕個人の場合でも、曲によっては、やたら歌詞に陶酔してしまう場合もあるし、歌詞なんて全く入って来ない場合もある

 

当然、メロディーやアレンジや演奏に聴き入ってしまう事もあるし、歌詞もメロディーもトータルで楽しめる曲もある。

 

そして僕の場合、案外多いのが歌唱力重視である。

 

歌い手の歌に聴き惚れてしまうってヤツだ。

 

自分に照らし合わせても、この論争にはやはり答えなどないのではないかと思う。

 

 

僕はリスナーである前に音楽アーティストなので、当たり前だが曲作りをする。

 

では、作詞・作曲・編曲全てひっくるめて、曲作りの場合はどうなのだろう。

 

僕の場合、これも、歌詞重視で作る場合とメロディー重視な場合とアレンジや演奏重視な時もある。

 

ただ、比較的、歌詞を重要視して曲を書いている場合が多い。

 

と言うより、歌詞の内容を重視して書いている場合が多いと言う方が正確な表現だろう。

 

それは、メロディーやリズムを重視して、歌詞はそれに上手く乗ってくれさえすればいいと言う場合もあるのだが、その場合でも、決して歌詞を適当にはめてる訳ではなく、いろいろ考えながら書いているからである。

 

そういう作り方より、僕の場合、歌詞の内容を重視した曲の比率の方が多いと言う意味だ。

 

◇音楽で伝えたい事とは、歌詞であるとは限らない

 

 

歌詞の内容を重視して曲を作る場合であっても、僕の場合、サビは比較的シンプルな感情だけを書く事が多い

 

例えば、極端な話、何かに対して「そんなアホな!」と思った所から曲作りの起点が始まったとすれば、サビはそのまま「そんなアホな!」を連呼したって構わないってくらいの気持ちを持って、作詞に臨んでいる。

 

そして、サビ以外の場所で、歌詞の内容を細かく肉付けしていくのだ。

 

場合によっては、そのエモーショナルな部分を曲の先頭に持って来るのも僕の中ではアリだ。

 

と言うのも、一番伝えたい事は効果的な場所でシンプルな言葉で伝えた方が伝わると考えているからだ。

 

サビで、言いたい事をくどくどと説明するなんて事は僕の中では論外だ。


僕はメロディーに関しては、特に奇をてらった作り方をしたり、今までにないものを作ろうなどと言う意識はかなり低い方なのだが、こういう歌詞の内容を重視した作り方をしている場合は特に、メロディーに凝ろうと言う意識は下がる。

 

◇好きなアーティストだけが自分に影響を与える訳ではない

 

こういう場合は、歌詞に似合った雰囲気のメロディー、歌詞が伝わり易いメロディーであれば、ごくありふれたメロディーで構わないとすら思っている。

 

もっと細かい所を言えば、歌詞の中の単語一つ一つにそれに見合ったメロディーをつけてあげようと言う意識もある。

 

あとは、奇をてらったりせずとも、個性なんてものは勝手に出るもので、一見ありがちな様でも、感覚のよっぽど鈍い人でなければ、聴き込めば他のアーティストとは違う、「らしさ」と言う物に気付いて貰える筈だと思っている。

 

◇個性なんて意識せずとも勝手に出るもの

 

僕は、メロディーとは違って、歌詞に関しては他人と同じ様なありふれたものは書きたくないと言う思いを強く抱いている。

 

でも、これも先程のメロディーと同じで、普通に書けば自然と自分の個性は出るものだと考えている。

 

メロディーが既に出尽くしたと言う話もよくある話だが、歌詞の着眼点なんかも、そうそう新しい着眼点を持てる訳でもない。

 

◇音楽の可能性・まだまだいける!

 

しかし、他人と同じ様な着眼点であったとしても、自分なりの表現をすればいい訳であるが、その表現方法も案外新しいものなど、そう簡単には出てきてくれはしない。

 

それでも、他人の真似をせず、必死で自分の頭で感性を捻り出して書けば、それなりに個性なんてものは出て来るものなのだ。

 

結局僕は、歌詞の場合も特に新しいものは求めていなくて、メロディーと比べると比較的自分らしい表現を意識していると言う程度と言う所だろうか。

 

よりこだわりが強いと表現してもいいのかもしれない。

 

 

何やらいろいろ書きましたが、結局、自分と言うアーティストを語っただけの様でもありますがσ(^_^;)、もし、たまたま誰かの参考や助けになるのなら、それはそれで嬉しい事だとも思っています。( ̄▽ ̄)

 


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