個性なんて意識せずとも勝手に出るもの | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4181文字です。(読破予想時間:約9分57秒)

 

今日は、個性の話です。

 

僕もやっぱり個性は大切だと思っている一人です。

 

その個性と言うものは、どうすれば身に付くのでしょうか?

 

どうすれば、自分の個性を発揮する事が出来るのでしょうか?

 

自分らしさを出したつもりが、その出てきたものがよくありがちなものだったら、自分は個性がないと言う事になるのでしょうか?

 

そもそも、個性って何なのでしょう?

 

 

僕は、ソロの音楽アーティストであるので、今回の個性の話は、曲作りにおける作品の個性の話だ。

 

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僕個人の場合限定で話をさせて頂くと、個性なんてものは、意識しなくても、勝手に出るものだと思っている。

 

実感から言っても、何も意識せずに作った曲は、いい作品悪い作品に関わらず、嫌と言う程「自分節(じぶんぶし)」なのだ。

 

この件に関しては、この説明だけで、もう十分なのではないかと思える程ですらある。

 

個性的な作品を作りたくて、個性的な作品を参考にしたなんて事になれば、それこそ本末転倒で、これは笑い話の様で、実際に、凄く多い話だったりする。

 

昨日の記事に書いたばかりの事だが、僕には、奇をてらって今までにない様な曲を書こうとばかりしていた時期がある

 

◇好きなアーティストだけが自分に影響を与える訳ではない

 

今までに誰も聴いた事がない様な曲がもし出来るとしたならば、それは、最高に個性的な曲であると言える。

 

そういう意味では、もしかしたら僕は、その時期、自分だけにしか書けない自分一人の、まさに最高の個性と呼べるものを求めていたのかもしれない。

 

しかし、実際に、「こんな曲今までになかっただろ!」と言わんばかりに、無理矢理作り出されたものには、個性、つまりは自分らしさなどと言うものは、寧ろ感じなくなるものばかりだったと言うのが、僕の実感だ。

 

それも自分らしさだと言えばそれまでなのだが、そこに無理があれば、そんなものは続くものではないし、そんなものは自分自身では、好きにはなれなかったと言うのも、経験してみて初めて分かった大きな事実の一つだ。

 

◇自分らしさと個性の話

 

そんな風に無理矢理作り出した個性も、確かに個性以外の何もでもないのは確かなのだが、それは、あたかも中二病と言われる様な人間が作り出した、ちょっと寒い自分のキャラの様なもので、それを個性とするにはちょっと痛々しくもあり、僕ならご免被りたい話である。

 

結局、上の『自分らしさと個性の話』にある様に、例えどれだけ自分を変えようと、別なキャラを作ろうと、それは全て自分がとる自分らしい行動であり、それが自分自身だと言う事だ。

 

自分探しの旅に出ようが、世界中、何処に旅しようが自分は何処にもいる筈もなく、自分は初めから自分の中にのみ存在しているものなのである。

 

 

作品の中に自然に込められる個性と言うものは、大きく分けて2つある。

 

1つは、自分探しの話の答えと同じ様な物で、もともと、自分が持っている癖の様なと言っていいのか、ネイティブの自分らしさだ。

 

もう1つは、自分の人生の中で少しずつ蓄積されてきたもので、全く同じ物が全く同じ比率・配分で蓄積された人間などこの世には二人といないし、過去にもいやしない。

 

当然、そんな人物は未来永劫出てくる事はない。

 

そういう、後天的に蓄積された自分らしさだ。

 

 

僕の頭の中にはほぼ一日中、毎日毎日、それこそいつでも何かしら音が鳴っている。

 

◇常に頭の中に音楽が流れている間は大丈夫!

 

それは、単なるリズムだけだったり、歌メロだったり、ぼんやりとした既にアレンジ済みの曲のイメージだったりで、「音楽」とは言い難いものも多い。

 

上の記事では「音楽が流れてる」と書いてしまってはいるが、正確には、「音が鳴っている」と言う所だろう。

 

僕の曲作りにもいろんなパターンがあるが、自分の中で今流れている音を形にする作業イコール曲作りである場合が、僕の場合けっこう多い。

 

自分の中で蓄積されたものが、形になりたがって、外に飛び出そうと、つまりは、生まれたがっている様なそんな感覚だ。

 

こういう曲を素直にイメージ通りに形にするのは、案外難しい。

 

頭にあるイメージをそのままプロットしたつもりなのに、プロットされた音は、全然イメージが違うなんて事はしょっちゅうだ。

 

そしてその頭の中の音が、最初のイメージ通りに形に出来た時は、けっこういい曲だと自分でも思える事が多い。

 

しかし、イメージ通り、形に出来た曲を下手に弄ってみたり、奇をてらった事を考えたりして手直しなんてすると、一瞬にしてその曲から個性が消え去る事も少なくはない。

 

そんな経験から思うのは、個性を無理矢理出そうとした時程、個性はどんどん埋没していって消え去っていく物なのだと言う事だ。

 

変にひねらず、素直に出てきたものと言うのは、どれもこれも自分らしいものばかりだ。

 

結局は個性なんて物は、初めから自分の中にあるものなのである。

 

ここで少し付け加えておくが、僕の場合、出てきた曲をそのまま素直に使う事も勿論ある。

 

でも、全てがそうであるとは限らない。

 

下手に何かを狙って弄くると、個性も消えて、どんどん良さが消えていったりするものだが、出てきたものに更に磨きをかけて、良さを更に引き出す工夫をする事は、「下手に弄る」事とは別次元の話だ。

 

その事を是非、一言加えておきたい。

 

 

いつもの事だが、この記事は、誰かを励ます為に書いてる訳ではない

 

◇曲もブログも結局全ては自分の為

 

自分自身について書いているにすぎない。

 

その自分自身の考え方や体験が誰かの為になったり楽しんで貰えたら嬉しい事ではあるが、最初からそんな事を考えて書いている訳ではない。

 

あくまで、自己紹介の様な物なのだ。

 

だから、この話が絶対の答えではないし、全くあてはまらないって人がいても、何も不思議な事ではないのだ。

 

 

僕が知る限りでも、どうやっても個性が出ないなんて人も確かにいる。

 

これも僕の見て来た限りの分析であり、全てにあてはまるとは限らない話ではなるが、そういう没個性についての個人的な分析と見解をこれから話そうと思う。

 

まず、最も多いのが、曲作りからステージングから衣装から立ち振る舞いまで、全てが借り物ばかりと言うパターン

 

◇自覚のないパクリとその衝動について

 

全てがと言うとちょっと大袈裟ではあるが、これは僕の知る限り最も多いパターンだ。

 

こういうパターンの人は大抵、個性がない事にすら気付いていない。

 

そして、このパターンと似通った、別のパターンもある。

 

勿論、その両方を併せ持った人もいるし、その併せ持った人も少なくはない。

 

その別のパターンとは、作品に限らず意見から考え方まですべてが借り物ばかりで、オリジナルなんてないんじゃないの?って、思わせる様な人だ。

 

こういう人の作る作品も個性とは無縁だったりする。

 

この二つのパターンの人間で個性がある人間を知っていると言う人がいたのなら、きっとその人は、そのオリジナルを知らないだけなのだろう。

 

そして、たまに僕がこんな事を感じる人間がいる。

 

「オリジナルを内に押し込めたままになってる?」と僕に思わせる人間だ。

 

事情は人それぞれ、いろいろあるかもしれないが、昔の僕の経験から言うならば、個性が作品に宿る事を怖がって無意識に避けているパターンだ。

 

前に少し触れた事があるのだが、自分自身の作品、つまりは、自分自身を否定される事が怖くて、ついつい、自分を出せないで押し込めてしまうと言う心理が働く事があるのだ。

 

◇俺の判断基準は無理かどうかじゃなくやるかやらないか

 

勿論、それは性格にもよるだろうが、僕の場合は、それが怖くて、そんな個性を埋もれさせたままにしようと言う意識が無意識に働いて、既に世間から認められている他人の個性を拝借しようとしたり、自分らしさをすっかり消し去った様な、今までにない音楽をつくろうとしたりした可能性は否めないと思っている。

 

ここの所は、自分の事ながら答えと断言出来る様な答えはまだ出せていないのだが。

 

 

行き当たりばったりで、ここまで書き切りましたが、結局、結論としては、既に、前書き後の本文の冒頭で出ている通り、「個性なんて無理に出そうとせずとも勝手に出るものだ」と言うのが、僕の答えです。

 

要は、個性こそ最も意識しなくていい部分であり、意識すればする程、消えかねないもの、それが個性だと言う事です。

 

元々、無個性だと悩む人もいる様ですが、そういう事を言ってる人に会って話をすると、けっこう変人だったなんて事が多かったりするものです。(´0ノ`*)

 

これは、僕の体験からマジです。

 

だから、僕は、もう個性については深く考えるのをやめましたし、あまり考えなくなりました。

 

語る事はナンボでも出来ますが。

 

それでいいんじゃないでしょうかねぇ〜。( ̄▽ ̄)



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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