この記事は1999文字です。(読破予想時間:約4分45秒)
随分と昔の話。
3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つと一定感間隔で手拍子を打っては止め、そして僕にこんな質問を投げかけた友人がいた。
「どれが一番気持ち良かった?」
彼は当時、大手楽器メーカーの音楽教室でギターを教えながらバンド活動をしていたミュージシャンだ。
今、何をしているかは知らない。
そこで僕はその質問にどう答えたのか詳しい事は忘れたが、その答えを受けて彼から返って来た台詞はこうだ。
「変拍子はあまり好きじゃないんだな」
そう言われて僕は初めて、彼が何をチェックしていたのかを知る事になるのだが、彼のその答えは間違ってはいない。
確かに、三三七拍子とかきっちりした拍子の方が心地良く感じるし、音楽的にも僕は変拍子の曲は、そんなに好きではない。
4分の3拍子や4分の4拍子など、ごく普通にありふれた拍子の曲の方が好きだ。
僕が短歌にはまったのも、言葉のリズムの気持ち良さと言うのは大きな要素だ。
◇今までに発表した自作短歌集です。
勿論、それだけではないが。
リズムに焦点を当てて、リズムの中の好みを言うとそんな感じではあるが、僕はリズムが大好きだ。
リズムが好きだなんてわざわざ自己紹介しなくても、ミュージシャンなら皆そうだろう。
以前、メロディーと歌詞のどちらが重要かって話題を文中で扱った記事を書いた事があるが、これもそれと同じで、音楽をいくつかの要素、すなわち、メロディーやリズムに分けて考えてみたって話だ。
◇歌詞とメロディー、それぞれを重要視した場合の曲作り
そう分けて考えると、改めて、自分でも意外な程、僕はこんなにもリズムが好きだったのかと言う話である。
僕がそれを強く意識したのは、バンドを始めてからであり、更にドラムを叩く様になってからその自覚が増したのを覚えている。
弾き語りから音楽の世界へ入門した僕は、メロディーや歌詞が好きな事は当然既に自覚していたのだが、その自覚はもっともっと幼い頃よりあったと記憶している。
そして、その頃の僕はまだ、リズムに対して、好きだと言う自覚はあまりなかったである。
リズムと一口に言っても、色々なリズムがあり、その中でも譜面上は全く同じリズムであったとしても、ノリだのドライブ感など、同じリズムでも様々な顔を持っている。
色々な顔のリズムの中には、当然好みがあり、好きなリズムもあれば嫌いなリズムもある。
好きなリズムと出逢った瞬間は、まるで、猫が楽しそうな動きをするおもちゃに気付いた瞬間の様な心持ちになるのが自分でも分かるのだ。
僕は、どちらかと言えば犬派なのだが、自分自身は猫型人間だと感じる事がいろんな意味でけっこう多く、残念ながら、犬型人間ではない様だ。
僕は習った事もないので、キチンと踊れる訳ではないが、ダンスも好きだ。
音楽に合わせて踊るのも好きだが、ダンスを見るのも結構好きだ。
特に、大人数で振り付けが気持ちよく構成されているダンスは、ゾクっとくるくらい見ていて気持ちいい時があるくらいだ。
今は学校でダンスを教えていると聞いて、それを羨ましいと思った事も記憶に鮮明に残っている。
いろいろやってみたい事はあるが、ダンスもその一つであり、せめて基本のステップくらいは覚えてみたいものだと常日頃いつも思っている事である。
ドラムを叩く時、同じリズムパターンでも、先程書いた様にいろんなノリがあって、僕は、その中でも自分が最も気持ちのいいノリを出しながら、「ほら!気持ちいいだろ!!」と知らず知らずにいつもメンバーにギャラリーに強くアピールしながら演奏していた様な気がする。
今にして思えば。
勿論、リズムでなくても、「いいメロディーだろ!」「ここの歌い方良くない?」「カッコいいフレーズだと思わない?」などと、そう言えばアピールしていた様な気がする。
そんな時、自分が声無きアピールをしていたにも関わらず、自分のアピールポイントをドンピシャに「あの曲のドラムのノリ、凄く好きです!」だとか「あの歌詞、凄く分かります!」などと共感を示されると、本当に感激するし、男性であれ女性であれ、このまま「ありがとう!」「嬉しいです!」で終わらせていいのか?って気さえしてくる。
そんな時、一体僕はどうすればいいのだろう。
てか、どうもしなくていいって言うのは分かってはいるのであるが。 ( ̄ー ̄;
ちょっと、リズムから音楽全体に話が広がってしまったが、マルチプレイヤーとなった今でも、リズム楽器を中心に演奏を聴く癖は健在だ。(^▽^;)
ここ何年も、ドラムやベースなどリズム楽器と呼ばれる楽器を本職とする様な活動はしておらず、自分のレコーディングで演奏したりちょっとしたイベントでセッション的に演奏する程度だが、音楽を聴く時は、リズムに対する反射や反応が一番大きいと自分でも感じている。
そして、本職状態から何年もあいた今でも、曲を聴きながら、ついつい膝を叩いて足を踏み鳴らすドラマー特有の癖が残ったままだ。
「だから何なのだ?」と言われれば、「単なる自己紹介でそれだけです。」としか言いようがないのであるが。ヽ(;´ω`)ノ
僕はリズムは大好きだと言うだけの話ですが、ま、そう言う事です。
以上。(≧▽≦)ウキャ!
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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