この記事は6167文字です。(読破予想時間:約14分41秒)
まず、初めに。
格好いいドラマーはいます。
間違いなくいるのですが、それが案外少ない。
今回は、そんな話であって、ドラマーそのものにどうこう言おうって話ではありません。
確かに、今日の話題は、ちょっと毒舌寄りかもしれません。
しかし、誰かを貶める意図も、けなす意図もありません。
だから、自分に自信のある方は、他人事として読んで頂ければいいのではないかと思います。
この記事の今回のテーマは、自分がそう感じるのだから仕方がないと言う境地のありのままの自分の感覚を語ってみようと思ったにすぎません。
丁度、親しい友達と部屋で雑談している様な感じだと捉えて頂ければ幸いです。
と言うより普段の僕は、実は、けっこう毒舌家だったりします。(*`▽´*)ウヒョヒョ
ちなみに毒舌と悪口は、全然別物なので誤解のなき様お願いします。(。+・`ω・´)キリッ
◇愚痴は世界を平和にする
完全に他人事として読むもよし、参考にするもよし、「くだらん!」とページを閉じるのもよしです。
全ては読み手の貴方次第です。
ズバリ、今回のテーマは巷のドラマーについてだ。
そのドラマーと言うのは、ロックドラマーだったり、ポップスなどのポピュラーミュージックのバンドのドラマー限定の話で、ジャズやブラスバンドのドラマーとは無縁の話だと思って聞いて貰いたい。
当然、自分の事は棚上げして話すつもりだ。
でないと、完璧な一流の人間しか、どんな分野の話も出来ない事になってしまうので、棚上げした上で、遠慮なく語らせて貰おうと思っている。
この話は、タイトルにある様なドラマーについての話なのだが、特に彼らにどうして欲しいとか、どうした方がいいとかって話ではない。
何でだろ?どうして、みんなそうなんだろ?って、僕の単純な疑問であり、ほとんどそうだなって言う、僕の素直な感覚を話そうってだけだ。
タイトルは、これでも少しソフトに書いたつもりだ。
ズバリ、直球で表現させて貰うと、「上手い下手に関わらず、叩いてる姿がブサイクなドラマーが本当に多い」って話だ。
確かに、凄くカッコいいドラマーもたまにいるが、その比率は、ギターやベースなどの他のパートに比べて、圧倒的に少ない。
ある意味、そのブサイクな姿に慣れてしまっている自分と言うのもあるのだが、実は、今ではそんなに気にならなくなっているのだ。
特に強くそんな風に感じてたのは、自分で音楽を始める前から、音楽を始めて数年の間までだ。
流石に、バンドを始めて、あまりにたくさんの不細工なプレイスタイルを見続けると慣れてしまうのも当然と言えるだろう。
それだけに、叩く姿がカッコいいドラマーをたまに見つけると、僕の目は、フロントマンより、ドラマーに釘付けになる。
どうしてこうも、ドラマーってやつは、格好悪い人が多いんだろう。
そして、叩いてる姿が不細工なドラマー達に、揃ってその自覚はない。
僕の中でのこの感覚はプロ・アマ問わず共通だ。
CDで聴けば凄くいいプレイをしてるのに、その姿を見て、がっかりした事は何度もある。
そこにはファンもいるので、誰がブサイクだとか言う具体的な話はネットに限らずした事はないし、これからもするつもりはない。
バンドマンの中で変わり者が多いのがベーシストだと言う意見をネットなどでもよく見かける。
しかし、僕は長い年月、ホントにいろんなバンドを作ったり参加したりしてきて、そんな風に思った事は一度もない。
その前に変わり者自体、よぉ〜く観察してみると、そういるものではない。
◇本当に変わった奴なんて数える程しか知らない
これは、上に貼ったリンク記事『本当に変わった奴なんて数える程しか知らない』で既に書いた事なので、詳しく書く事はやめておくが、周りから変わり者だとか言われてる奴でも、その手のタイプは、案外あちこちにいたりするものなのだ。
変わり者は確かにいるが、世間で言われている程はいない。
そんなにたくさんいる時点で、それは変わり者とは言えない存在だろう。
ましてや、その変わり者と言われるベーシストの共通点が列挙出来るのなら、それは既に変わり者とは言えず、ベーシストに多いタイプだとか、ベーシストの特徴と言うものにすぎないと言える。
確かに、各パート毎にそれぞれ共通した特徴の様なものはある。
その特徴の中で、僕の長年のバンド経験の中では、ドラマーがバンドの中では一番異質に見えるのだ。
これは、いい意味でも悪い意味でもない。
単純に異質と言うだけだ。
それと、楽器がほとんど出来ない歌うだけのボーカリスト。
或いは、ほとんど弾けないギターを持って、取り敢えずコードを鳴らしてるだけの状態で歌ってるボーカリスト。
これもドラマーとタイプは全然違うが、バンドの中ではドラマーと同じくらい異質に感じるのである。
これも念の為言っておくと、楽器が出来ないボーカリストを否定してる訳でもなければ、弾けるべきだと言う意味もない。
僕は、歌が上手い歌い手を理屈抜きにリスペクトしてしまう様な人間だ。
◇もしや歌にドキドキも、吊り橋効果なの?
だから、楽器が出来ないと見下してる訳ではなく、単純に、「だから異質なのだろう」と言う話をしてるにすぎない。
音楽をする上で、しっかりと楽器が出来るのと出来ないのとでは、音楽の捉え方やバンドそのものの捉え方が他の者と違ってくるのは当然の事だと言える。
音楽の捉え方や感覚が違うと、音楽との関わり方も自然と変わってくる。
そうなると、楽器を演奏する他のメンバーから見て、ほとんど歌う事しか出来ないボーカリストが異質に見えるのは、何ら不思議な事ではないと言えるのではないだろうか。
そう言う意味では、ドラマーも、リズムのスペシャリストであり、メロディーや和音など音符の世界とは無縁の楽器なので、異質であるのも当たり前の事なのかもしれない。
つまりは、ドラマーの目線の角度は、他の楽器部隊とは違う角度で捉えていると言う事だ。
バンドで曲についてあれこれ話をする時も、コードだとかメロディーだとか多くの話で、ドラマーは完全に他人事状態で、黙って膝ドラムなんか叩きながら、一切、意見を言わない場面も多い。
しかし、リズムの話になると、唯一のスペシャリストなので、一気にドラマーが中心になって話が進む。
これは、僕がドラマーとしてバンドに参加していても同じだ。
僕は他の楽器は出来るし、場合によっては、その場のギタリストやベーシストが自分より格下の場合も多々あるが、そこは、本職の立場を尊重して、意見を求められない限り、僕はリズムの事しか口は出さない。
◇人の役割には、それぞれに適した3つのタイプがある。
ちょっと話はそれるが、ここで、ベースもリズム楽器だとか言う突っ込みは面倒なのでやめて欲しい。
確かにベースもリズム楽器ではあるが、リズムだけに特化したパートではないので、この場合、スペシャリストと言う表現はドラマーにのみ値すると僕は考えている。
違う考え方を持っている人間と議論するつもりもないので、いかにベーシストがリズムのスペシャリストか語りたければ、自分のブログで好きなだけ語ればいいと思う。
但し、他人のふんどしで相撲を取る様な、つまりは、他人のブログの引用はナシでお願いしたい。
僕は、その意見に特に異論も何も唱える気はないので。
過去にそういう事を言い出した面倒や奴がいたので念の為。(笑)
そして、それ以外でも、ドラマーはいろんな意味で他のパートとは異質なのだ。
他のパートの様に、初心者の頃から、自宅で当たり前の様に練習したり、楽しんだりしてきた者には分からない苦労と工夫がドラマーの人生には詰まっている。
自分の楽器がない時代を過ごすパートなんてのも、ドラマー特有だろし、自分のドラムセットを手に入れてからの保管の仕方だとか運搬の苦労だとかもドラム特有だ。
ギターやベースもキャリアと共にどデカいマイ・アンプを所有したりする様にはなるが、それとはまた、苦労の質が違うのだ。
まあ、そう言ういろんな意味でドラマーが異質な空気感を持っていても不思議ではない。
それともう一つ、基本編成だけのバンドの場合、唯一ドラマーだけがバンドの中ではフロントマンではない。
捉え方によっては、ボーカル以外は皆、バックバンドと捉える事が出来る場合もあるが、どんな場合でも、フロントマンでないパートは、やはりドラマーだけなのだ。
これは、あくまで平均的な話だが、アマチュアバンドの場合、ドラマーはステージ衣装に無頓着だったり、やたら、ダサかったりなんて事が多い。
◇ステージ衣装って何?
そして、これもあくまで平均的な話に過ぎないのだが、普段の服装にも無頓着だったり、ダサかったりするのが多いのがドラマーだ。
服装のセンスは僕も自信がないし、ファッションや衣装については苦手分野であるので別に上から目線で話してるつもりはない。
◇センスと知識と経験と
感じたまま正直に話しているだけだ。
ただ、僕は、ドラマーがフロントマンではないと言う所はこの話の凄く大事なポイントだと思っている。
ギターやボーカルを始める人間は、自分がバンドを始めるきっかけとなった憧れのミュージシャンのプレイだけを真似するのでなく、そのアクションやステージングにも憧れを抱いているものなのだ。
つまり、最初から、フロントマン達は、ステージで自分をどう見せるかと言う部分に知らず知らずに意識がいってるものなのである。
しかし、ドラマーと一緒にライブビデオなどを見ていると、ドラマーが「カッコいい!」と憧れのドラマーを見て唸っている時、それは、ステージングや見た目ではなく、プレイそのものを指している比重が高い。
ギターリストなら、ギターを持つ位置や、リズムの取り方など、本当にいろいろ細かく研究している人間が多い。
ボーカリストもそうで、マイクの持ち方だとか、そのアクションをかなり研究している人間が多い。
しかし、僕の知る限り、そこへ注意を払っているドラマーはほとんどいない。
それどころか「ドラマーの見せ方など、やれる事は限られてる」と言う意見を、ドラマーから数回聞かされた経験がある程だ。
つまりは、多くのドラマーは、他のパートに比べて、見せる事への意識レベルが全体に低いと言える訳だ。
そんなドラマーのアクションと言えば、皆、決まって、ただ必死に激しく叩いてます!って言うのをアピールするだけで、そこには、ステージで見せる為の緻密な計算や努力と言うものは一切ない、考えのない、ただの行き当たりばったりとも言える格好良さの欠片もないアクションだ。
そしてそこには、クールさやスマートさも一切なく、「お前がロックを語るな!」と言いたくなる様なのが、本当に多いのだ。
何かしら求めた所でそんな意識のドラマーがやる事と言えば、せいぜい、スティック回しくらいのものだろう。
それを見て、キャーキャー言うファンなど、ドラマー以外におそらくいない。
一部、ビジュアル系カリスマドラマーなどを除いて。
でも、スティック回しをする様なドラマーはまだ、プレイ以外のアクションにも気がいってる証拠で、一切、ステージングや衣装に無頓着なドラマーよりは、ステージに立つ自覚はある人間だと言えるだろう。
ただ、絶対に誤解して欲しくないのは、僕はこの記事で、ドラマーそのものを否定してるのではないと言う事だ。
さっきも言ったが、さりげなく、スマートなスネアへのスティックの振り下ろしや、シンバルを打つ時のアクションなど、格好いいドラマーはいる。
そういうドラマーは僕の目も心も掴んで離さない。
そして、そういうドラマーは、他のフロントマン同様、確実に、いろいろアクションの研究はしている。
天然で、カッコいいアクションなんて、まずないと思った方がいい。
だから、バンドの中でドラマーは少し異質なのだ。
ドラマーと会話をすると、ほとんどのドラマーが、ドラマーのファッションやアクションの話より、その音や技の話の比重が格段にデカい。
こういう所が、他のフロントマンと話してて、違うと感じる大きな点のひとつなのだ。
何だか、熱く語ってる様に感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、それ程、この話に熱い思いは抱いてません。
長かったけれど、僕にとっては、ちょっとした呟きに過ぎないのです。
僕もリスペクトする憧れのドラマーは数人いますし、格好いいと思うドラマーも勿論います。
そして、あくまで自分の中での比較にすぎませんが、ボーカルを除く全パートの中で、一番やってて楽しい楽器であり、一番得意な楽器でもあるのが、ドラムです。
だから、ドラマーそのものをバカにしてる訳ではありません。
カッコいいと思えるドラマーが少ない。
ステージングや衣装に無頓着なドラマーが多過ぎるって話をしただけなのです。
冒頭でも話した通り、それをどうにかした方がいいとか思ってる訳でもありませんし、どうしようとそれぞれの勝手だと思うのが僕の本音です。
僕は僕で自分の価値観を話したにすぎません。
だから、皆、それぞれの価値観で突き進めばいいのではないかと思ってます。
いつもの事ですが、このブログでは反対意見は一切受け付けませんし、議論もしません。( ̄^ ̄)シラーン!
◇自分のブログの定義は自分が決めればいい
受け付けるのは、意見の否定や攻撃性のない感想と楽しく出来る会話のみです。(。・ω・)ノ゙オイデオイデ!
何か、反感を買いそうな記事になった気もしますが、反感を全く買わない記事が人気記事になる事はないとも言うし、わざと誰かを煽った訳でもありませんので、今回はこれで良しとしましょう!о(ж>▽<)y ☆
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