備忘録的に書いておきます。

そのため、今回は飾り気のないブログですみません。

 

「ウィジェット」アイコンをクリックしても反応がないときの治し方です。

自分で適当にやって発見した方法なので、うまくいかないかもしれませんが、あらかじめご了承ください。

 

■症状

1.MicrosoftアカウントでWindows11にログインしたあと、Windows11のタスクバーにある「ウィジェット」アイコンをクリックしても(右クリックしても、左クリックしても)、アイコンが回転するだけで何も起こらない。

2.新規に別のアカウント(ただし、ローカルアカウント)を作ってみると、「ウィジェット」アイコンをクリックしたとき反応する(次の行参照)。

この場合はローカルアカウントなので、この時点でMicrosoftアカウントにはログインしていないため、半透明のウインドウが表示され、Microsoftアカウントでログインすることを促すメッセージが表示される。

 

■直接の原因と考えられること

Microsoftアカウントのプロファイルの、ウィジェットに関する部分が壊れているのではないかと思われます。

 

■壊れた原因と思われること(というか、壊れた経緯)

1.私はIObit の「Driver Booster」というソフト(体験版の状態)をインストールしたのですが、このソフトで提示される新しいドライバを一日1個のペースで(体験版のため一日1個しか更新できない)、ドライバを更新していきました。

更新したドライバはシステム関係が多かったです。

 

2.ところがこのドライバ更新以来、Windows11の動作がなんか遅く、特にHDDのアクセスが異常に遅くなりました。

 

3.そこで、「これはドライバのせいだ」としか考えられなかったので、システムの回復を使ってWindows11を回復させました。

 

4.ところがその回復の作業中、「影響を受けるソフトウエア」の一覧にMicrosoft関連の名前があったのに、「まぁ大丈夫だろう」とたかをくくってシステムを回復したのです。

 

5.そうしたら、上に示すように、ウィジェットが反応しなくなりました。

 

■私の環境

・CPU: AMD Ryzen7

・Windows11 Home 64bit (製品版)

 (パソコンにプリインストールされていたWindows11なので、パソコンはWindows11に正式対応している機種です。)

 

■治し方

これ以下の内容は、上記「症状」の2で書いてあるように、

新規に別のアカウント(ただし、ローカルアカウント)を作ってあることが前提です。

 

もし、まだローカルアカウントを作っていない場合は、

事前にローカルアカウント(名前などは適当でいい)を作っておいてください。

 

【注意】

以下の作業中、途中でMicrosoftアカウントにログインするという重要な作業があります。

この作業が最も肝心なので、ここで作る新しいアカウントは「Microsoftアカウントではないローカルアカウント」で作成してください。

 

1.念のため、不具合が起きているMicrosoftアカウントの方はログアウトしておきます。

(私はログアウトしなくても治りましたが、一応念のため。)

 

2.新規に作ったローカルアカウントでログインします。

 

3.Windows11のタスクバーにある「ウィジェット」アイコンをクリックします。

 

4.半透明のウインドウが表示され、ログインを促すメッセージが表示されます。

 

5.メッセージに従ってMicrosoftアカウントでログインするのですが、このとき使うアカウントは、不具合が起きているMicrosoftアカウントと同一のアカウントを使用してください。

 

【注意】

Microsoft アカウントに2段階認証を設定している場合は、スマートフォンの Microsoft Authenticator アプリでの認証が必要になる場合があります。

この場合はあらかじめスマートフォンに Microsoft Authenticator アプリをインストールして、各種設定をして使えるようにしておく必要があります。この手順については本ブログでは省略させていただきます。

 

6.5.のログインがうまくいき、ウィジェットの内容(ニュースなどの情報)が表示されることを確認してください。

 

【参考】

この時点でウィジェットの内容が正常に表示されるようであれば、ウィジェットのプログラム自体は正常な状態であることが確認できます。

つまり、ウィジェットのプログラム自体は正常に動作する状態であることを確認することが大事です。

もしこの段階で正常に表示されないようなら、原因はユーザープロファイルではなく別のところにあるので、本ブログ記事の方法では治らないと思います。

 

7.念のため、PCをいったん再起動します。

 

8.元のアカウント(エラーが起きていたアカウント)でログインし、タスクバーにある「ウィジェット」アイコンをクリックします。

もし障害が治っていれば、この時点でウィジェットの中身が正常に表示されるはずです。

これで作業は終わりです。

 

私はこの方法でウィジェットが正常に表示されるようになりました。

 

■追加事項1

 

上記の方法の前に、一応念のためやってみたことを追記しておきます。

・ディスプレイドライバをいったん無効にし、有効化しなおした。 → 結果は治らなかった。

・ウィジェットに関するレジストリを変更し、タスクバーから(なかば強引に)ウィジェットが表示されないようにしてPCを再起動したあと、再びレジストリをいじってタスクバーにウィジェットを復活させてみた。

→ これでも治らなかった。

 

で、最終的には上記の方法を使ったわけですが、もしかしたら、ドライバやレジストリをいじったことも、治った一因かもしれないなぁと思ったりします。

なので、上記の方法だけで治らなかった場合には、ドライバやレジストリをいじってみても良いのかもしれません。

 

(レジストリの操作などに慣れてない人にはお勧めできないため、その方法は示しません。

ウィジェットに関するレジストリの情報は検索すればすぐ出てくるので、各自でお調べください。)

 

【参考】

「Windows11 ウィジェット 表示されない」などのキーワードで検索すると、現時点(2021年11月14日(日))でも一応いろいろ情報は出てきます。

ただし、その情報のほとんどは Windows11のプレビュー段階での不具合報告であり、その内容(たとえばディスプレイドライバを無効にするなどの方法)では私は治せませんでした。

また、Windows11の挙動や画面の内容も、Windows11のプレビュー段階のときと製品版の時(私は製品版です)とで違いがありました。

 

■追記事項2

上記に書いたとおり、私のPCのCPUは AMD の Ryzen 7 なわけですが、そもそも、Windows11製品版がリリースされた直後、

「AMDの CPU の動作が極端に遅くなる」

という不具合がありましたね。

 

だから私は、Driver Booster で安易にドライバを更新すべきじゃなかったんだと後悔してます。

(結果的に動作がすごく遅くなりましたし。)

 

このことから私は、Driver Booster で「より新しい」と表示されたドライバがあったとしても、Windows11はまだまだ安定してないので、下手にドライバを更新することは御法度だなと学習しました(PCに詳しい諸先輩の皆様からいわせれば、「そんなことは当然だろ」とおしかりを受けそうですけど。)

 

【注意】

牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま
こちらに書く内容は、東京電力の発表を見て、私の個人的な考えや感想を書いただけです。
世の中に風評などを流布する意図は全くございません。
牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま


報道によると、台風15号の影響で、現在も千葉県内で大量の大停電が発生しています。

被災地の皆様は、電気が通じるのを心待ちにしており、今か今かと、時々「電気をつけてみる」という行動に出られているのではないでしょうか
私も、被災していたら、たぶんそうしてしまうと思います。

でも、いま焦って電気をつけない方が、もしかしたら良いかもしれない、というのがこの記事で私が言いたいことです。

いま焦ってうっかり電気をつけてしまったら、東京電力からの特別措置(料金の免除)を受けられなくなってしまうかもしれないと思ったからです。



今回の台風15号の影響による停電に対して、
東京電力が、9月13日に、以下のような特別救済措置を発表しています。

・台風15号による停電の影響で被災された皆さまに対する託送供給料金等の特別措置について
http://www.tepco.co.jp/pg/company/press-information/information/2019/1517489_8918.html

この内容は、経済産業大臣に申請し、許可を頂いていると書かれています。



私はこの特別措置の内容を読んでいて、すごく違和感を感じました。
そして、この特別措置には、被災者にとっていろいろな落とし穴があると感じてしまいました。

冒頭に申し上げたとおり、私の考えがもし正しければ、いま焦ってうっかり電気をつけてしまったら、東京電力からの特別措置を受けられなくなってしまうかもしれません。
私の勘違いであれば、それに越したことはないんですけど。

なぜそう思うのか、上記の東京電力発表の特別措置に書かれた条項を一つ一つ見ながら説明したいと思います。

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

東京電力から発表された特別措置では、託送供給料金について、6項目の措置内容が記載されています。

それについて、一つ一つ、私の考える問題点を書いていきます。


1.接続送電サービス料金等の料金算定日の1ヵ月延長

ここには、

「2019年8月分(9月9日以降に支払期日を迎えるものに限る)、9月分、10月分および11月分の接続送電サービス料金、臨時接続送電サービス料金および予備送電サービス料金について、料金算定日を各々1ヵ月間延長

と書かれています。

この中で料金算定日が延長されると書かれていますが、料金算定日が延長されるとどのような影響が発生するのか、私たち一般人にはよくわかりません。
料金算定日の定義すらよくわからないです。
このため、この項目については議論は飛ばしたいと思います。

ただ、この措置は、免除ではなく、ただの延長です、

料金算定日を1か月延長したって、結局どこかでそのひずみを吸収する(つまり、ひずんだ分の料金をどこかで上乗せする)わけですよね?
そこがすごく疑問に思っています。


2,不使用月の接続送電サービス料金等の免除

この特別措置で明らかに問題だなと思うのは、この項目からです。

この文書では次のように書かれています。

被災時から引き続き全く電気を使用しなかった月の接続送電サービス料金、臨時接続送電サービス料金および予備送電サービス料金を6ヵ月間に限り、申し受けません。」

私が問題だと思ったのは、

被災時から引き続き全く電気を使用しなかった月

というところ。

どうして「月」単位なんでしょう?

なぜ、「日」単位ではないのでしょうか?

千葉県民の皆さんは、とりあえず8月中旬ぐらいまでは普通に電気を使っていたのではないかと思います。
ということは、8月は「被災時から引き続き全く電気を使用しなかった月」には該当しません

つまり、料金の免除の対象にはなりません。

では9月はどうか?

報道によると、東京電力は9月27日ぐらいまでの完全復旧を目指しているそうです。

ほんと、いいかげん早くしてくれって感じですよね?

 

でも、この特別措置の文章を見ると、なんかカラクリを感じてしまいます。
 

東京電力の復旧作業が本当に9月27日ぐらいまでに完了するということは、9月中には電気が使えるようになるということ
そうであれば、9月中に1度でも電気を使用したら、その瞬間に、9月も

「被災時から引き続き全く電気を使用しなかった月」

には該当しなくなる
のです。

 

ですよね?

 

免除対象は「日」ではなくて、「月単位なんですから、そういうことになりますよね?

つまり、9月27日頃に電気が復旧したということを報道やSNSなどで知り、そこで

「ちょっと電気つけてみよう。電気が来てるかもしれない。」

と、わくわくして電気を使ってみた時、

そこでもし電気がついたら、その瞬間に、

「不使用月の接続送電サービス料金等の免除」

受けられなくなるということです。


この場合、9月の基本料金と、9月27日ぐらい~9月30日までの約4日間の電気使用料金はいままで通り請求されることになると思います。

この第2の項目は、こういうことが書かれているのです。

9月27日ではなく、あと4日我慢して10月1日になってから電気をつければ、9月の基本料金と、9月27日ぐらい~9月30日までの電気使用料金は免除されるということです。

 

?でも本当にそうでしょうか?

10月1日が境目なんでしょうか?
東京電力がこの特別措置で言っている「料金算定日」で月判断をするんでしょうかね?

月の判断って、どうやって判断するんですかね?

ここがよくわからないですよね?

 

料金算定日が延長されるということも書いてあるので、もし「料金算定日の翌日が月の始まり」とするのならば、10月1日が月の始まりじゃなくなりますよね?

もし「延長された料金算定日」が10月の始まりだと仮にするのなら、「月単位で免除かどうか決める」場合、より、免除されにくくなりませんか?

だって、10月1日には、もう電気が復旧してるんでしょ?

「延長された料金算定日」が10月分の始まりだというのであれば、9月分は確実に

 

「被災時から引き続き全く電気を使用しなかった月」

 

に該当しなくなりますから。

 

そう考えると、料金算定日を延長することって、もしかしたら東京電力には都合が良いのかもしれないんですよ。

できるだけ「月単位」での免除が回避できることになるのですから。

まぁ、料金算定日と、免除の月単位との関係があやふやなので、これ以上の議論はできません。

(特別措置で言う「月」っていつからいつまでなのか、定義をはっきっりかいてほしいですよね。)

このため、これ以下では「10月1日が月の境である」と仮定して話を進めましょう。

でも被災地ではそんな悠長なことはいっていられません。

たかが4日分の料金なら、支払ってでも電気はつけたいのが人情です。

僕だってそうすると思います。

たった4日分の電気使用料金はたいした金額ではないとしても、それだけで基本料金も取られるのですから、コスパという視点で見れば、ちょっとのばからしさは否めません。

私は、東京電力が電気の復旧を急いでいるのは、被災者の方たちのためというのはもちろん一番の目的だろうとは思います(そうじゃないとこまる)。

しかし、東京電力は冒頭のような救済措置を発表してしまったので、今月いっぱいで完全復旧しないと、9月の料金は全く徴収できなくなる恐れがあるのです。

 

一般家庭1件1件で考えれば、「わずか4日の使用量と基本料金」

ではあります。

ところが、停電は40万件以上だったわけですよね?

もし、今回の項目2のような「月単位」での免除でなく、「日単位」の免除だったなら、東京電力が負担すべき電気料金の総額は、

 

停電した日数×約40万件

 

で計算される事となります。

軽く12億円ぐらいの料金を、東京電力は請求できなくなってしまうのです。

 

だから、東京電力はいち早く「月単位」で経済産業大臣に申請したんじゃないだろうかと、私は思ってしまったのです(ただの推測です)。


でもある意味で、東京電力はこの発表で自分の首を絞めたとも言えるかもしれません

9月いっぱいまでに復旧できなかったら、9月分の電気料金の請求ができなくなるからです。


だから東京電力は、なにがなんでも9月いっぱいまでには電気を復旧しないと、自分たちの首も絞まることになったのです。

私が今回のブログ記事のタイトルを「(普及を急ぐ本当の目的は)自分たちのため?」と書いたのはここに理由があります。

このたった2行のこの項目が、これだけの問題をはらんでいることに、皆さんは気がつきましたでしょうか?



3.工事費負担金の免除

ここには次のように書かれています。

被災時から引き続き全く電気を使用しないで、被災前の契約をこえない内容で新たに申し込まれた場合で、2020年3月末日までにお申し込みいただいたものについては、工事費負担金を申し受けません。」

私には「被災前の契約をこえない内容で新たに申し込む」という状況がよくわからないです。
少し考えたのですが、これは、次のようなケースが想定されるのかなと思います。

ケース1:電気を使おうと思ったがケーブル故障などで上手く使えないので、改めて電気工事してもらって電気を契約する場合

ケース2:今回の台風により電気が使えなくなった時点で電力会社に電話をし、いったん電気契約を解除していた被災者の方がいらしたとします。その方が、電気が復旧したというニュースを聞いて改めて、電力会社に「被災前の契約をこえない内容で」新たに電気を申し込んだ場合

私としては、ケース2のように、被災した時点で一度契約を止めるという措置を講じた被災者の方は、少しでも電気料金を節約する努力が見えると感じます。ただ、実際そういう方はどのくらいいらっしゃるのか想像もつきません。また、それがどのくらい経済効果があるのかも、わかりません。

いずれにしても、この免除は

「被災時から引き続き全く電気を使用しない」

場合に限られます

ケース1のように、「電気を使おうと思ったがケーブル故障などで上手く使えない」というケースでは、電気を使おうと思って一度試してみるケースが多いのではないかと思います。


この場合、その後その電気施設が継続して使えようが使えまいが、もしその「お試し通電」の時に一度でも電気がついてしまったら、その時点で「被災時から引き続き全く電気を使用しない」という条件に当てはまらなくなります
つまりその時点で、工事費負担金の免除は受けられなくなるということです。

冒頭で私が「ヘタに電気をつけない方が良いかも」と書いたのは、こういうカラクリが見えてしまったからです。


4.臨時工事費の免除

「再建等のため、臨時接続送電サービスの利用を申し込まれた場合で、2020年3月末日までにお申し込みをいただいたものについては、臨時工事費を申し受けません。」


こちらは住宅などの再建のため、2020年3月末日までに臨時接続送電サービスの利用を申し込んだ場合には、臨時工事費を支払う必要がないということだと思います。

ただ、報道でもなんども放送されていますが、たとえば旅館を再建するのに(大工が引っ張りだこで手がつけられない、資金が用意できないなどの問題で)再建までに1年以上かかると予想している所も多いようです。
こういう人って、この免除って受けられるのでしょうか?

再建まで1年以上かかるような施設というのは、それなりに大きな建物だと推測されます。
また、地元の大工さんはいまは引っ張りだこで、東京など近隣の大工さんを引っ張ってきたとしても、いつ修理に取りかかれるか想像もできない状態です。

被災件数がとんでもない数ですから。

このような状況で、果たして2020年3月末日までに申し込みができる人がどのくらいいるのかという問題があります。
また、大規模になればなるほどそのような「再建したくてもできない」状況は長期間になるはずです。
しかも皮肉にも、大規模になればなるほど臨時工事費はふくれあがっていくのは想像に難しくありません。

つまり、

「状況が大変な人(再建に時間がかかり、臨時工事費がふくれあがる可能性がある人)ほど、臨時工事費の免除が受けられなくなる可能性が高くなる」

というのが、この項目の本質なのです。

この項目の一番の問題点は、「2020年3月末日まで」と期限を切ってしまっているという点だと思います。

これで本当に、被災者のことを考えた救済措置と言えるのでしょうか?



5.被災により使用できなくなった設備の基本料金免除

「災害により電気設備が一時使用不能となった場合、2020年3月末日までの間は、復旧するまで使用できない設備に相当する接続送電サービス料金および臨時接続送電サービス料金の基本料金ならびに予備送電サービス料金を申し受けません。」

これも項目4と問題点が似てますね。
救済する期限を切ってしまっているのが問題です。

ここでの問題は「2020年3月末日までの間に普及できなかった場合は、それ以降の基本料金は免除になりませんよ」ということです。

復旧に時間がかかってお金もかかるはずの人ほど、この免除を受けにくくなるということです。

なんかおかしいですよね?

一番免除してもらわないと困る人が恩恵を受けられない。
これって本当に、救済措置と言えるのだろうかと、私は思います。


6.計量器等の取付工事費の免除


「災害により引込線、計量器等の取付位置の変更を申し込まれた場合で、2020年3月末日までにお申し込みをいただいたものについては、初回の工事費を申し受けません。」

これも同じです。
復旧に時間がかかる人ほど、免除が受けにくくなります
期限を切っていることが問題です。




このように、今回東京電力から発表された特別措置が、本当に被災者のためになっているのか、全ての項目について疑問が生ずるのです。


そしてもう一つ、根本的で大きな問題点があります。

 

それは、被災者のとるだろう行動が心理的に見透かされているということです。

ここまで読んで来られて、次のように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「そんなこといったって、これだけ長い停電が続いているんだ。
電気をつけるなと言う方が、どだい無理だろう?

実は、私もそう思います。

被災者の方は、1日でも早く電気が復帰して欲しいと心から願っています。
本当に困っていると思います。

だからこそ、被災者の方は「電気料金が免除されない選択肢を選んでしまう」可能性がかなり高いのです。


9月の基本料金を免除されるより、とにかく早く電気が欲しい。
そういう被災者のわらをもすがるような心理をみすかして、この救済措置を作ったのではないかと、私は思えてなりません。

項目2の電気料金免除を受けられる人なんて、ほとんどいないんじゃないか、そんなことよりとにかく電気を使うのが優先だという被災者の方がほとんどではないか、というのが僕の見解です。


悪い言い方をすると、

「見せかけだけの救済措置、みんなが心理的にも選ばないだろう救済措置」

なのです。

なんかこの救済措置、特別措置という名前で聞こえは良いけど、実際には内容が伴ってなく、被災者のためになっていないものとしか、私には思えないのです。


でもそれでも電気の早期復旧はしてもらわなければ困ります。
早期復旧が大前提です。

すごくジレンマの大きな問題だと思います。

 

できることなら、電気料金の免除は月単位ではなく、日にちで計算して免除してあげて欲しいというのが、僕の気持ちです。

 

自然災害とはいえ、東日本大震災の原発の時もそうですけど、東京電力は、やたらと見通しが甘すぎます。

私はこれは人災ではないかと考えています。

だから、もっとちゃんと被災者のことを考えて補償すべきではないかと思います。

 

私の予想では、今後、千葉県の被災者の皆さんから、東京電力に対して訴訟が起きるのではないかと思っています。

 

私は、8月15日の記事

今月のKB4512508適用で、タスクバーでの右クリックが効かなくなる

の中で、8月のWindows Update KB4512508 により発生する、タスクバー関連の不具合の報告をしました。

この不具合が、昨日新たに公表された9月のWindows Update で改善されたらしいことを、報告したいと思います。


●どのような不具合が発生していたのか?

8月の KB4512508 により発生する不具合とは、次のようなものでした。

・エクスプローラを右クリックしても、全く反応がなくなる。
(本来であれば、ショートカットメニューが表示されるはず。)

・タスクバー右側のスピーカーアイコンを左クリックしても、全く反応がなくなる。
(本来であれば、ボリューム調整用の小さなウインドウが表示される。)

・スタートボタンをクリックすると、タスクバー全体がちらつく。
(これは後で気付いたので、上記記事には書いてない。)

これらの不具合については、「フィードバックHub」を使ってMicrosoftに報告しておきました。
同時に、ユーザーフォーラムのような場所でも、報告をしておきました。

9月のUpdateで改善されたということは、Microsoftもこの障害を認識していたということなのだろうと思います。

●私はその後どのように対処していたか?

この不具合を起こす原因は、8月の KB4512508 だとはっきりわかっていました。
いったんアンインストールすると治るのに、またインストールしてみると必ずまた不具合が起きるという感じで、完全な再現性があったからです。

そこで私がいままで行っていた対処は、設定を使って

「Windows Update を停止する」

ということでした。


最初は1週間停止してましたが、1週間後に自動で行われたアップデートでまた不具合が再現したので、その後は9月13日までずっと Windows Update を停止していました。

そして、9月13日に自動的に再開され、今月のWindows Update が自動的に適用されたという感じになりました。

●9月の修正パッチにより改善

結局、昨日発表された複数の修正パッチにより(どのパッチが効いたのかは不明)、上記の不具合は全て治ったようです。

でも一方で、報道によると、9月の Windows Update でも、CPUの使用率が高くなるなどの、別の新たな不具合が発生するという報告が出されています

私の環境では、9月の修正パッチを適用してもCPU使用率の上昇などは起きていません。
たぶん、環境に依存する不具合なのではないかと思います。

それにしても、8月といい、9月といい、このところ Windows Update を適用すると不具合が生じるということがあまりに頻繁に起きすぎていないでしょうか?


以前も Windows Update は不具合の原因になることが多かったのですが、最近はそれが、あまりにも顕著に出過ぎてます。

Microsoft は、もっとしっかりと検証してから Update を出すべきではないかと思います。
 

僕は、今年の5月14日付の記事

人を平気であおる奴というのは、道路以外でもあおるもの

の中で、あおり運転をする人間について、自分の考えを述べました。

その後、おそらく皆さんもご存じの通り、茨城県、静岡県、愛知県であおり運転を繰り返していた「文夫ちゃん」が逮捕されました。

また、その事件が発生する前、東京の首都高速の枝川出口付近でバイクがパトカーに幅寄せされたような動画がTwitterに公開され、話題になりました。

今日は、この2つの事件のうち、バイクの事例について、僕なりの考えをお話ししたいと思います。


***意見を書くにあたり ***
この事件について僕の意見を書くにあたり、最初に述べておきたいことがあります。
僕の考えに対して、おそらく賛否両論あると思います。
僕はそれは当然だと思っています。以前のブログでもそれは書いてます。
同時に、人の意見を罵倒して、無理にふたをしようとするのもやめた方が良いと僕は思います。
賛同する人、否定する人、それはどちらの側の人も認めるべきです。
相手の意見を冷静に受け止め、尊重しましょうというのが、僕の基本的な考えです。
****************

■「バイクがパトカーに幅寄せされたという動画」について

この動画を見たことがない、見てみたいという方は、こちらから見てみてください。

この動画は、Twitter上に投稿されたものです。

https://twitter.com/okn_rsvvvv/status/1148991261912662016?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1148991261912662016&ref_url=https%3A%2F%2F9post.tv%2F274355

確かにこの動画を見ると、左車線にいたパトカーが右の車線に寄ってきています。

このとき、お巡りさんは「だめだ、あぶねぇ」と言っています。

その後、お巡りさんは、

「てめぇ、なめてんじゃねーぞ、※△バイク」 (※△は、よく聞き取れない)

その後、パトカーは2つの車線にまたがり、バイクが追い越すのを妨害しています。

最後は、「出口から出ろ」とスピーカーで命令。



この一連のパトカーの行動について、これを投稿したバイクの当事者(ライダー)と思われる人は、この動画を投稿するとi一緒に、次のように書いています。

「これ俺のどこが悪かったん?
俺が追い越そうとしたから?
動画見返すと完全に後方確認せずに車線変更しようとしてるよね?
警察車両の追い越しがダメっていうなら仕方ないけどさ。この後枝川で降ろされた」

しかし僕が思うに、このライダー、事実を相当誤認してると思います。
僕はこのライダー、物事の考え方がかなりヤバいんじゃないかって思います。

 

文章の内容から見て、世間に味方してもらいたくてわざとこういう内容で書いたというより、本人は本心でそう思っている節があります。
本心でそう思っていたとすると、このライダーは反省しませんので、また同じような事態になる恐れもあると思います。


では、このライダーはどこを事実誤認しているのか

(1)「これ俺のどこが悪かったん?俺が追い越そうとしたから?」

核心部分なので、これは後にします。

(2)「完全に後方確認せずに車線変更しようとしてるよね?」

動画を見落とさないように、よく見てください。
パトカーは幅寄せをする直前、ウインカーも出しているし、赤色灯も灯火させています
しかも、幅寄せの直後に、

「だめだ、あぶねぇ」

と言っています。

完全に後方確認していないとこのライダーは主張しているのですが、パトカーがこういう行動を取った事について、このライダーの主張の内容では、明確な説明ができないです。

パトカーは間違いなく、このバイクを認識していると僕は思います。
それは、
・幅寄せをする直前、ウインカーを出している
赤色灯も灯火させている。
・「だめだ、あぶねぇ」と発している。

僕は、赤色灯をつけてウインカーを出して幅寄せすることにより、バイクに(追い越さないように=スピード違反をしないように警告したと思いました。
そうやってバイクを制止しようとしたけど、それでもバイクが追い越しそうにギリギリまで寄ってきたので、

「だめだ危ねぇ(これ以上寄せるな)」

と言ったのだと思います。

このように考えた方が、パトカーの行動を上手く説明することができるのです。

パトカーや白バイは、違反車両などを発見した場合、赤色灯をつければ緊急的な行動を法律上取ることができます。
今回の動画でも赤色灯をつけているので、これは何らかの緊急行動と考えられます。

皆さんは、TVで「警察24時」などのドキュメント番組を見たことはありませんか?
警察は、例えば暴走する自動車を静止するために、時には幅寄せもすることがあるようなんですね。

こういう映像は、この種の番組でたびたび流されていますよね?
今回も赤色灯を灯火しているので、それに準ずる行動だと思われます。

そもそも、警察は、赤色灯を意味なくつけるわけがありません
その赤色灯が別の事件の無線が入ってたまたま赤色灯をつけたというのなら、バイクなんてほうっておいて、すごいスピードで走り去っていくはずなんです。
でも、このパトカーは走り去ることはなく、赤色灯もすぐに消しています(そのあと、車線をまたがったのは、あれは僕もまずかったと思いますけどねぇ)。
だから明らかにこの赤色灯は、このバイクに対して行われた行動なのです。

したがって、ライダーの「完全に後方確認せずに車線変更しようとしてる」というのは、僕は全く同意できません


「完全に後方確認せずに」という主張の根拠はどこにあるのでしょう?
全然根拠などないんです。むしろ僕の説明の方が、パトカーの行動を説明できるのです。
したがって、このライダーは、この部分で事実誤認をしているわけです。



では次に、(1)の

これ俺のどこが悪かったん?俺が追い越そうとしたから?」

について、私の考えを書きます。

「これのどこが悪かった?」と、こういう書き方をしているということは、このライダーは、自分が追い越そうとしたことについて、まったく悪いこととは認識していないと思われます

しかし、皆さんは、パトカーと一緒に走ったことはないでしょうか?
一度でも一緒に走った人はわかると思います。

パトカーは緊急時以外は、かならず制限速度ぐらい(以下)で走っています
その速度は、ほとんどの場合、制限速度ギリギリ、またはそれより2~3km/h程度低い速度で走っているのです。
あまり速度がおそいと渋滞を作ってしまうし、パトカーといえども赤色灯をつけてない時は制限速度を守らなければならないので、結局このぐらいの速度になるのです。

これは首都高速のときも同じなのです。
僕も首都高速でパトカーと併走したことは何度もありますが、パトカーは首都高速の制限速度以下、制限速度付近で走行しているのです。

こういうのを見れば、

パトカーを追い越すのは即違反になるんだから、ヤバい

と瞬間的に判断するのが普通の感覚ではないでしょうか?
それぐらい気がつくでしょう。ふつうなら。

パトカーが制限速度で走っているのなら、法律上、制限速度を守るためには、絶対にパトカーは追い越せないのです。

追い越した=速度超過した、となるのですから、これは明らかな違反行為なんです。

(注:実際には、パトカーを追い越すことは可能だったりします。

私も何度も追い抜いてます。ただし、この場合、パトカーの速度と比較して、せいぜい2~3km/hぐらいの差でおとなしく追い抜けば良いのです。お巡りさんも人の子です。ゆっくりそろそろと追い抜く分には大目に見てくれるようなんですよね。もちろん追い越さないのがベストなんですけど。)

でも、この動画の最初の方を見るとわかりますが、このバイク、パトカーに追いつくまでかなりのスピードを出しているのです。
バックミラーで見てもスピードが速いというのはすぐにわかるほどの速度差です。

つまり、このバイクは、制限速度を超えるとんでもない速度でパトカーを追い越そうとしているのです。

言い方悪いけど、、、、バカなんでしょう。
こんな簡単なこと、気がつけよって話なのです。
制限速度付近で走っているパトカーを、あんな速度差で追い越したらどうなるのか、こんな簡単なことに、このライダーは気付いていないのです。
気付いてないから、Twitterで

「これ俺のどこが悪かったん?
俺が追い越そうとしたから?」

なんて恥ずかしいことを平気で書いちゃうのです。
僕はこんな投稿、恥ずかしい行為だと思っています。
自分の馬鹿さ加減、愚かな行動を世界中に知らしめているようなものなんです


ここで視点を変えてみます。
視点を、僕たち一般世間に変えてみます。
このとき問題となるのは、

・お巡りさんの持つイメージ
・お巡りさんに対する世間の見る目

です。

このツイートに対し、4.2万件ものイイネがついていますが、これが世間って奴です。

世間は時に間違いを犯します

僕は先ほど説明した理由により、このイイネの票についてはまったく同意できません。
以前書いた僕のブログ内容に照らせば、この件に限っては、僕が「世間知らず」な仲間に入ることになりますけどね(笑)。

では、世の中の多くの人がなぜイイネを入れたのか
僕には想像できます。

原因の一つは、先ほどあげた、お巡りさんに対する世間のイメージなんです。

お巡りさんは、男の子なら幼い頃はあこがれの職業の一つかもしれません。
しかし、年齢を重ね免許証を持つと、違反切符を切られることが多くなります。
実際に違反切符を切られたことがなくても、お巡りさんに対して「捕まったらどうしよう」という怖いイメージがあると思うのです。

なぜ「捕まったらどうしよう」と多くの人が思うかと言えば、現実的に、道路ではほとんどの車が制限速度違反をしているし、何らかの違反行為をしていることの方が多いからです。
一度も捕まったことがないとしても、それはただ、たまたまお巡りさんに見つからなくて捕まっていないという、それだけなのです。

このようなことにより、世間一般的には、お巡りさんに対するイメージ、特に交通取締に対するイメージが悪い人の方が多いはずです。

私は心理学を勉強したことがあります。
心理学で「バイアス」という用語があります。
メンタリストDaigoさんも、時々この用語を使ってますよね?

バイアスというのは、なんでしょうか?
人間は、初めから平等な冷静な思考や判断をすることは、実はなかなか難しいのです。
なんらかの偏見や思い込み、トラウマなどにより、本人は冷静に平等な判断をしているつもりでも、その思い込みや偏見、トラウマに影響を受けてしまって、正しい判断ができないのです。


このように心理的に、判断する際に無意識に加味されてしまう働きをバイアスといいます。

(例1)実はたいして美味しくないのに、みんなが美味しいと思うと美味しいと感じてしまう。
これは、同調のバイアスが加わってしまって冷静な判断ができていない状態です。

長い行列があるので食べてみたけど、美味しいとは思えなかったあなたは、まだ救われてる可能性があるます。正常な判断を失っていませんので。

(例2)去年あれほど好んできていた服なのに、流行が変わっちゃったので恥ずかしくて着れない。
これは逆に、去年引っかかった同調のバイアスが、今年外れちゃったということです。目が覚めたってことです。
こういう流行に乗りやすい人は、毎年別の同調をして毎回違うバイアスを受けてしまう傾向があると思います。

結局そういう人は、アパレル業界に操られているのです。

流行ってアパレルが勝手に決まるものです。

なぜ一部の業界が決めた流行に簡単に乗ってしまうのか、マジで研究してみたいですよね。

お巡りさんの場合、特に取り締まりの場合は、大人の人はどちらかというと怖いようなマイナスイメージを持っている人の方が多いはずです。

「お巡りさんの取り締まり、だぁ~い好き!」(はずきルーペのCMじゃないですよ。)

なんていう人は、数はそれほど多くはないだろうというのは、いちいち統計を取らなくたって、皆さんも感覚的に納得いただけるのではないかと思います。
(それほど多くないと言うより、僕はそんな人いないんじゃないかって思ってますけど。)

お巡りさん、特に取り締まりには、良いイメージがない

これがバイアスになります。

パトカーが幅寄せするシーンというのは、さすがに衝撃的だと思います。
そこに「お巡りさんのイメージが悪い」バイアスがかかれば、普通の人はごく自然に

「なんだこのお巡り!」

となってしまうのです。

冷静な状況判断ができず、「お巡りは真面目にやるべきだろ」というごく常識的な考え方が悪い方に災いして、バイアスに操られて、簡単に「お巡りがが悪い」と判断してしまうのです。

これが世間の現実です。

もう一つ、こうなってしまいやすい原因としてあげられるものがあります。
それは、先ほども書いた、

ほとんどのドライバーは、嫌でもスピード違反をしている

という現実です。

私の体感では、一般道では制限速度+10kmで走らないと、あおられる対象になりやすくなります

40km/hどうろであれば、50km/h位出さないと、後ろからあおられる形になるんです。わかりますよね?これ。
 

日本人はそもそも人に忖度する民族ですし、あおられるの怖いから、「みんなの流れにあわせるほうが安全」というような、まことしやかな自分勝手な理由にかこつけて(スピードを上げて安全なはずないじゃないですか)、みんな制限速度+10kmで走ってしまうのです。


でも、心の中では「自分は今、+10km違反して走っている」ということには気付いているはずです。
気付いているから、ミラーでパトカーや白バイを見るけると、みんな急に速度を落とすのです。
捕まりたくないから。

つまり、運転している大多数の人は、制限速度よりも速く走るのが当然に、当たり前になってしまっています。
高速ではスピードを出すものだと思ってしまっています

これが一種のバイアスみたいになっちゃうんですよ。

これがやばいんです。
ちなみに、首都高速では、みんな平均速度は80km/h位は出してます制限速度+20kmでみんな走るんです。
それが当たり前になってしまっているのが問題なのです。

そこに時速60km/h(首都高速の制限速度は60km/h)のパトカーがいたら、


「なんだおせえな」
 

と思ってつい、抜いてしまう人も出てくるわけです。


今回の動画のバイクライダーも、そういう一人だったのではないでしょうか?

で、多くの人はそういう走り方を当たり前のようにしてますから、

「パトカーは制限速度で走っている」というわかりやすい事実にすら、気付いていないのです。
だから、パトカーを抜くこと自体が速度違反になるということに、きっと気付いていないんです。
 

だからこそ、猛スピードでパトカーを抜こうとした違反者に対して、平気でイイネを押してしまうのです。

これが、4,2万件の反応です。

パトカーを抜くこと自体が違反なんだよって事に気付いてないからイイネを押してしまう。
世の中がいかに、バイアスや思い込み、日頃の習慣などによって行動や考え方が左右されてしまうかという、とても良い(良いのか?)見本だと、僕は思います。

さらにいえば、1万件もの賛成票が入っていたりすると、それをみて更に別のバイアスが投票者にかかってしまいます
画面に表示されている投票数に引きずられて、自分も多数派に投票しやすくなるのです。


黒い烏なのに、クラスのみんなが「シロだ、シロだ」と大声で言った場合、自分もシロだって言ってしまう人って、多くないですか?

あなたは、クラス全員に反して「黒だ」と言い張る自信はありますか?

それと同じです。


逆に、あまのじゃくな人は、こういう場合はイイネをしにくくなるのです。
人間にはいろいろなバイアスが常にかかるのです。


でも皆さん、考えてみてください。

このお巡りさん、本当に悪い奴ですか?(笑)

このお巡りさん、確かに口がすごい悪いけど、明らかに違反してるライダーを捕まえなかったんですよ?

幅寄せとかして無理にスピードを下げさせるという実力行使は、僕も良くなかったなと思います。


でも、幅寄せしすぎず、危険と判断したら「だめだ、あぶねぇ」といったんやめてますよね?
これが茨城の「文夫くん」だったらきっと、パトカーを横付けして完全停止して、ボコボコに殴り、ガラケーで写真を撮るかもしれないんですよ?(笑)

パトカーが代車って事はないと思うけど。

でも、このお巡りさんは捕まえることはせず、首都高から追い出しただけで済ませてあげたんです。

 

白バイとかに捕まると、

「点数稼ぎしやがって。」とか、

「今の時期は、お巡りの点数稼ぎで取り締まりが厳しくなるんだよな。」とか、

なんかそういう「お巡りさんが点数稼ぎしてるんじゃないか」という都市伝説みたいな噂ってよく聞きません?

 

もしそれがほんとなら、このパトカーのお巡りがほんとに悪い人なら、喜んでバイクを抜かさせて、抜いた後に制限速度違反で捕まえて点数を稼げば良いじゃないですか。

でもこのパトカー、そんなことしてませんよね?

点数なんて稼いでませんよね?

これで何もかも悪いと決めつけられるのでしょうか?

 

2車線にまたがって走るとか、「てめぇ、なめてんのか」みたいな言動は確かに良くないと思います。

でも、結果的にライダーは無罪放免なんですよ。

怒っていたわりには、このお巡りさん、僕はメチャクチャ甘いと思ったんですよね。

本気で怒ってたら、わざと抜かさせて捕まえるってできるんですから。

 

世間の皆さんは、そういう所は全然気付いてないというか、くみ取ってあげてない気がします。

これもまた、お巡りさんイに対する悪いイメージというバイアスがかかってるから、そういうことに気付きにくくなっているのでしょう。


お巡りさんが違反にしなかった(というか、違反を未然に防いだというのは、僕は実は優しいお巡りさんだったからじゃないかって思うんですよね。

そもそも、警察って、「違反を未然に防ぐ」って、実はほとんどやらないって知ってますか?
目の前で違反しそうな車がいても、違反するまでなんの警告もしないでただ見つめているのですよ。

一般のお巡りさんは、そういう行動を取るように、上から指導されてるようです。
そして違反したら、パオーンって慣らして違反切符を切るのです。これが実際なんです。


警察によると、なぜそうするのかというと、
「違反者をちゃんと捕まえれば、それが警告となり、結果としてこれが抑制効果になる。」
これが警察の論理らしいですよ。
これには僕も全く納得できないですが。

言ってることがメチャクチャというか、言ってることがわけわからない。

そういう警察全体の一般行動に対して、あのパトカーのお巡りさんはバイクが違反することを事前に防ぎ、結局逃がしてあげているんですよ。
言葉はすごく悪いお巡りさんですけど、口が悪いだけなんですよ。
そういう人、知り合いにもいませんか?

いますよね、そういう性格の人。
世間の人は、どうしてそういう所に目を向けないのでしょうか?

繰り返しますが、そもそも悪いのはライダーの方です
あんなスピードでパトカーを抜こうとする方がそもそも悪いんです。
明らかなスピード違反ですよ。

だから僕は、このお巡りさんを責める世間の反応ってなんなんだろうと思います。
世間が、もう少し冷静に、別の判断ができるようになれば良いのにと思います
自分のかかっている心理バイアスに気づき、そのバイアスを振り切って冷静で正しい判断ができるようにみんなになってもらいたいと、強く思います。
 

僕自身もバイアスに縛られてるんだろうなと思いますが、でも僕はバイアスという概念に気付いてますので、バイアスに負けないで正しく判断しようという努力をすることはできます。
実際、できるだけ平等に冷静に判断しようと努力はしています。

 

みなさんも、いろいろなことに対して、何が真実なのか、もう少し冷静に判断できるようになれたら良いですよね?

 

 

世間の意見に対して、それに異を唱える人は少なからずいる。

たとえば、京都アニメーションの放火事件や茨城のあおり事件。
世間のほとんどは、これらの犯人に対して、厳しい罰を与えてくれという意見が大半だ。

しかし、これに対し、これらの犯人を擁護する人がいる。

 

そういう人の動画をYoutubeで見てみると、ほとんどの人がその動画に対して悪い評価を投票している。
でも同時に、それに良いという評価を入れる人も、割合は少ないけど、一定数いるのは確かだ。

私もそうだが、時には世間と意見を異にすることって、だれでも一度はあるとは思う。
人間はいろいろな意見を持っているのは当然だし。

しかしだ。

世間の意見と逆の意見を持つ人の中でも、特異な人がいる。
世間の人たちとは逆の考え方を「毎回」主張する不思議な考え方の持ち主がいるのだ。
なんでもかんでも世間とは逆の主張を書く。

こういう人たちは昔から、「あまのじゃく」と呼ばれている。

こういうあまのじゃくな人たちに対して、

「その目的は、わざと炎上させて視聴回数を稼ぐためなのだ」

と書く意見もよく目にする。

確かにそういう人もいるんだろうなと思う。

Youtubeを見てみると、「いい評価」と「悪い評価」の投票で面白いことがわかる。
投票数が少ない時は傾向がはっきりしないのだが、投票数が1000票ぐらいになってくると、ある傾向が見えてくる。

その傾向とは、

「世の中の反応に対して、それとは逆の意見を投票する人が、ほぼ必ず一定数いる」

という事実だ。

僕から見れば、この投票の結果は、そのまま「世間」と「世間知らず」の割合に思えてしまう。



Youtubeの動画の内容を見て、どう考えてもこれは「良い動画」だろうと思っても、実際にはどの動画であっても、「悪い」という評価がほぼ必ず一定数はついているというのが現実だと思う。

世間から反対の意見を投票する人は、イタズラ心でわざと反対の意見を投票する人もいると思う。
しかし、これだけ「安定的に必ず反対意見が存在する現実」を見ると、イタズラだけではこういう結果は絶対にあり得ないと思う。

結局僕が何を言いたいのかというと、世間の意見を一つにまとめることって、たぶん不可能なのではないかということ。

・イタズラで逆の意見を言う人
・意図してるわけじゃないけど、どうしても世間の意見に同意できない人
・炎上狙いなどで故意に世間の意見に反する意見を書く人

意図的にわざとそういう意見を書いている人は別として、普通に自分で感じることがたまたま世間と一致しない人というのは、一定数はいるはずだと思います。
そういう人たちはわざとやってるわけじゃないので、それが良いとか悪いとかという評価をすること自体、意味はないと思います。
それぞれの意見は尊重されるべきだし。

しかし、意図的にわざとそういう意見を書いている人は話は別。
個人的に思うのは、そういう人たちが、世間のルールを平気で破るタイプの人なんじゃないかと思っています。
 

そういう人は、自分の利益のためなら、平気で世間の意見に逆らうという考え方の持ち主なので、世間のルールも平気で破ることができるんじゃないかと思う。

たぶん僕が書いたこの記事に対して異を唱える人も必ず一定数存在するでしょう。
そういう人が一定数いることをきちんと理解した上で、ブログ一つ書くにしても、そういう人たちに振り回されないようにしないといけないんだなぁと感じます。
同じぐらい、私たちに同意してくれる人も一定数はいるわけですから。
 

今月(2019年8月13日付)のWindows Update KB4512508 を適用したところ、私のPCでは次のような不具合が発生するようになりました。

私はなんとかこの不具合を直すことができたので、その経緯と方法をこちらに記載しておきます。

 

■発生する不具合

 

(1)タスクバーに登録してあるエクスプローラなどの各アイコンにおいて、それらを右クリックしてもなにも起こらなくなってしまった。

(本来なら、アプリごとに固有のショートカットメニューが表示されるはずなのに。)

 

(2)タスクバー右側の通知領域に表示されているスピーカーアイコン(図の赤丸)を左クリックしても、なにも起こらなくなってしまった。

(本来なら、図の上部の表示されているように、スピーカーの音量調節ができるはずなのに、これが表示されない。)

 

 

■既存の修復方法はダメだった。

 

私は念のため、Windows Update KB4512508 を適用したままの状態で、ネットに流れている

 

「Windows10でタスクバーでの右クリックが無効」

 

になった時の対策方法をいろいろ試してみたが、少なくとも私のPCでは、以下に示す方法ではどれをやっても不具合は治りませんでした。

 

・マウスの設定で、メインのボタンをいったん右ボタンに設定してから左ボタンに戻す方法

・sfc/scannnowやDISMを使う方法

・別のユーザーでログインしてみる方法

・PowerShellで特殊なコマンドを実行する方法

・レジストリの内容を書き換える方法

 

■なぜかKB4512508がアンインストールできず

 

KB4512508を適用してすぐにこの不具合が出たので、KB4512508のアンインストールを試みました。

ところが、コントロールパネルの「インストールされた更新プログラムの表示」を使っても、KB4512508は表示されるのになぜかアンインストールボタンが表示されないという状態でした。

そればかりか、他の更新プログラムも全てアンインストールできない状態でした。

 

なお、KB4512508適用後はちゃんとPCを再起動していましたので、更新がアンインストールできなくなるという不具合がなぜ起きたのか原因がわかりません。

 

■システムの復元に失敗

 

どうしても治らないので、システムの復元をしてみました。

復元する対象は、最も最近のバックアップでした。

復元作業にかなり時間がかかった後、再起動時に不具合が起き、ブルー画面が発生した上に、Windows10が起動しないという最悪の状態になりました。

 

不思議ですが、ブルー画面の後の再起動の段階で、なぜか電源が落ちてしまうという状態になりました。

PCを起動するには電源ボタンを押す必要がありました。

 

■結局どうやって治したのか

 

(1)とりあえずWindowsが起動するようにしなければならないのですが、今回は運良くスタートアップ修復でWindowsは起動するようになりました。

スタートアップ修復は、ブルー画面の後に勝手に電源が切れてしまった後、電源ボタンでPCを起動したときに自動的に表示される自動修復メニューから選択することができました。

 

(2)スタートアップ修復を実行すると、振り出しに戻って、最初の「右クリックができない」という状態でWindowsが起動しました。

 

(3)その状態でもう一度、念のためコントロールパネルの「インストールされた更新プログラムの表示」を使って更新のアンインストールができないか確認してみました。

するとなぜか今回はどの更新もアンインストールできる状態に治っていました。

そこで、「インストールされた更新プログラムの表示」の画面でWindows Update KB4512508 をアンインストールして、PCを再起動しました。

 

(4)再起動後、右クリックを確認したら、右クリックでサブメニューが表示されるようになっていました。

また、スピーカーアイコンも左クリックに反応して、音量調整ができるようになりました。

 

■その他

 

実はその前に、8月10日あたりに表示された「追加のWindows Update」でも、私のPCは不具合が起きていました。

こちらは無線やBluetoothのドライバを変更する更新だったようです。

私はLogicoolのM560という無線マウスを使用しているのですが、このマウスに影響が出ました。

具体的には、マウスカーソルがギクシャクしたり、スクロールができなくなったりなどの不具合でした。

こちらも「インストールされた更新プログラムの表示」の画面で、当該の更新パッチをアンインストールすることで不具合が治りました。

 

私のPCはなぜかWindows Updateのたびにこのような不具合がよく出てしまうので、Update時には注意して観察するようにしています。

なお、他にもWindows10 PCを持っていますが、

そちらではそういう不具合はあまり出ていません。

このため、機種固有の不具合である可能性が考えられるのではないかと思います。

 

(参考)私が使用している機種は、ASUSのN552VXという機種です。

 

皆さんも、KB4512508などのWindows更新パッチで突然右クリックが効かなくなることがあるので注意してください。
タスクバーで右クリックが効かなくなる不具合の修復方法は色々あるようなので、ご自身のPCでいろいろ試して修復方法を見つけるしかないと思います。

 

(20時に追記)

 

その後、4時間ほどPCを放置していたところ、KB4512508 がまた勝手にインストールされてしまっていました。

再起動して様子を見ましたが、やはり右クリックの問題やスピーカーアイコンの問題が再現しました。

したがって、この問題は再現性があるようです。

 

その後、KB4512508をアンインストールしたところ(なぜか今回は素直にアンインストールできました)、右クリックやスピーカーアイコンの問題は解消されました。

 

仕方がないので、現在はWindows Update の更新を1週間停止しています。

 

 

(2019年9月14日(土) 以下を追加)

 

9月の Windows Update で症状が改善されたようです。

詳しくは、次の記事を参照してください。

 

9月の Windows Update により、KB4512508 の不具合が改善しました。

 

 

夕べ(2019年7月28日(日)の早朝)、夜中の3時半頃、関東・東北地方で少し強めの地震があった。

深夜のNHKやその他TV局の報道では、

「震源地は、三重県沖南東部」

だった。



しかし、テレビに表示された震度の地図を見ると
この発表はにわかには信じがたいものだった。

 

三重県沖が震源地だったのなら、どうして宮城県を中心に地震が起きているのか?

三重県と宮城県を、気象庁が言い間違えているのではないか?

三重と宮城で、、どちらも「み」で始まる単語なので、間違っている可能性はある。

朝9時半頃、もう一度ネットニュースで調べても、
震源地は三重県沖のまま

これはおかしい。

そこで気象庁のホームページを見てみると、
やはり、震源地は三重県沖南東部のまま(9時45分頃現在)。

ということは、報道機関は間違ってはいない。

気象庁の発表をそのまま報道しただけだ。


もし間違っているとすれば、気象庁が間違ったことになる。

気象庁のホームページに発表されている地震の詳細地図を
以下に示そう。
これは9時45分頃に確認した情報だ。



どうだろう?

どう見てもおかしいと思わないか?

素人が見ても、地震の震度の状況から、地震の揺れの中心は
東北の宮城県、あるいは茨城県の沖の方ではないかとしか思えないのではないだろうか?

揺れ方が、関東・東北地方に偏りすぎている。

2つ目の地図を見ればわかるように、この地震で北海道の根室の方まで揺れている
三重県沖から地震波のエネルギーが北海道の根室付近まで伝わったということだ。

 

だとすれば、
その地震のエネルギーは相当大きなものだったはずだ。

それなのに、中部地方や関西地方はほとんど揺れていない。
揺れ方が完全に東日本に偏っているではないか?

これはあきらかにおかしい。
にわかに信じがたいことだ。

一つ注目すべき所があるとすれば、この地震の震源地が地下420kmというかなり深い所にあること。

震源地が深い所にあって、地震のエネルギーが大きいと、
地球は丸いので、遠くまで地震波が伝わりやすくなる。
だから、地震が根室まで伝わったというのは、納得がいく所だ。

しかし、そういう伝わり方をしたのなら、逆のこの地震波は、
少なくとも九州地方まで伝わって九州まで揺れていないと
おかしい
ということにならないだろうか?

しかし、地震が起きてまもなく6時間半が経とうとしているのに、
気象庁の発表は変わる気配がない。
これはいったいどういうことなのだろうか?

気象庁、もし間違ったのなら、間違ったってちゃんと訂正した方が良いぞ?
TV番組は、この事実に触れないのだろうか?

 

気象庁は、うそをついたまま、ぐだぐだの状態であやふやに済ませようとでもいうのだろうか?

 

今後、もしこの件で気象庁の記者会見があったとした時、気象庁長官が


「あの発表は、冗談ですから

 

では済まされないぞ。

 

僕たちは、気象庁の人たちと同じ国民だけど、

 

「私たちはファミリーですから

 

なんて言い訳じゃごまかされないぞ?

 

そんなことになれば、気象庁の長官の年俸は一年間50%減額ということになるだろう。

 

おっと。

だれか、テープ回してないだろうな?

 

(2019年7月29日(月)15時50分 追記)

 

どうやら、上記の気象庁の発表は間違いではなかったようです。

次の記事に、詳細が出ていました。

 

・三重沖の地震 なぜ宮城で揺れ強く? 「異常震域」現象か

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190729/k10012012341000.html?utm_int=news-saigai_contents_list-items_004

 

私は上記のブログで

 

「地下深い所で地震が起きた場合、地震波は遠くまで届く」

 

と書きました。

これ自体は間違いではなかったようです。

 

しかし、地震波が近くではなく遠くだけに伝わるような現象が起こることがあるようですね。

上記の記事によると、「異常震域現象」という現象だそうです。

 

そうすると、僕がブログで書いた「気象庁が間違えてるのでは」という話は、撤回しなきゃダメですね。

今後、これが「撤回の撤回」にならなければいいけど(笑)。

 

 

僕は、生まれてからずっと東京に住んでいる。
だから、東京の生活には慣れている(慣れてるという表現はおかしいけど)。

地方の人は「東京は怖い」というイメージを持っている人が多いと聞いたことがあるが、
歌舞伎町だろうがどこだろうが、僕は慣れているからなんとも思わない。
むしろ、地方の人から「怖い」といわれてイラッとくる時もある。
本当のことを知らないで、イメージだけでそんな言い方はないだろうって思う。
東京はそんなに怖い街じゃない。

しかしだ。

子供の頃から東京に住んでる僕でさえ、

「東京は世知辛い」

「東京は人間の結びつきがあまりに弱すぎ」

と思ってしまうこともある。

たとえば、同じマンションに住んでる隣の人の名字さえ知らないからね。
僕は人一倍人の名前を覚えるにが苦手というところがあるのでそういう理由もあるけど、隣の人との交流がほとんどない。
もちろん、会えば挨拶を交わすけど、そのまえに、顔を合わせること自体がほとんどない。


ずいぶん前にすんでた所での話。
旅行のお土産を隣に持っていったところ、

「こういうのは、きりがないのでもうやめて下さい。」

と受け取ってもらえなかったことがある。
当然のことながら、その一件以降、その家とは交流断絶。

隣にお土産を持っていくというのは、母親の田舎では当たり前の光景だったのに。
東京では、人と関わり合うこと自体をみんなが拒否する。

次のような事例もある。

小学生の男の子が、僕が後ろを歩いただけで、警戒した目でなんども振り返ることがある。

その子の真後ろを歩いてるわけじゃないのに。
ちょっと離れて歩いてても、どう見ても警戒してる。
たぶんその子の親が、そのように教えているのではないかと思う。

大人を必要以上に警戒させる教育は、子供に悪影響しか及ぼさないと僕は思う。
女の子ならわかるが、男の子なんだし。

実は都会の子には、大人が挨拶しただけでも警察から広報が来るんだからあまりにやり過ぎではないかと。

警察のメールマガジンに登録してるのでそれがよくわかる。
警察から来る広報メールの中には次のように書いてあった。

「●月●日、小学生の男の子が知らない男から「今何時?」と声をかけられた。情報をお持ちの方は・・・」

大人が時間を聞いちゃいけないのかって思う。
携帯や時計を忘れて、どうしても時間を知りたい時でも、子供に聞いちゃいけないのだろうか?
我が町の警察はちょっと神経質すぎると思う。
こんなことやってりゃ、東京がギスギスするのは当たり前だよな。

母の田舎に一人で墓参りに行った時のこと。
知らない中学生の子が「こんにちは」と声をかけて通り過ぎた。
これは東京ではあり得ない行動なので、ビックリした。

でも、それが本来の人間のあり方でしょ?
東京ではそれが成り立たない。
地方の人はそういう意味では幸せな環境にいると思う。
東京では「そこにいるだけで犯罪者扱い」だからな。

「そこにいるだけで犯罪者扱い」
これは東京に住んでいると時々感じることがある。

たとえば今、東京の多くのスーパーでは、現金で支払うと機械でお札や硬貨をチェックする。
このチェックでは間違いなく内部的に偽金チェックをやっているはず。
お客が支払うたびに毎回偽金チェックするほど、東京って偽札が多いのか?
そんなことないでしょうに。

これは、

 「人を見れば犯罪者だと思え」

という誤った教育の延長上にある事象。

いちいち偽札チェックされると腹が立つ。
偽札なんてそんなに出回ってないだろうに。
スーパー業界はあまりにもやり過ぎで、人を犯罪者扱いしすぎだから腹が立つ。

今のところ救われてるのは、セブンイレブンなどのコンビニ業界ではまだ偽札チェックがないこと。
でもそのうちコンビニもそうなるんだろう。
消費税の切り替えがあるから、下手すりゃ今年の秋からそうなる可能性がある。

人を見れば犯罪者だと思えという考え方は間違ってるし、ある意味で名誉毀損に当たると僕は思う。
とにかく偽金チェックなんてやりすぎだよ。

ただ、実はスーパーで機械でお金のチェックをやるのは、もう一つ別のメリットがある。
機械が現金をカウントして自動的にお釣りを出す仕組みなので、店舗での両替とか券種指定とかを断りやすいからだ。

ただやっぱり性悪説的な見方で客を見るというのはどうしても腹が立つ。
9割以上の人は真面目に生きてるのだから。

そもそも機械で金銭チェックをやるようになってから、レジのスピードが大幅にダウンしてる。
機械がお札を吸い込む速度が遅いし、金額チェックも一瞬だが待たされるし、お釣りがでてくる時間も待たされる。
人間がやったら一瞬で終わるのに。
もう少し客の気持ちとか客の時間を奪わないとか、そういうまっとうなことを考えて欲しい。

「なんだ、それじゃぁ、東京なんてやっぱり怖くて良いとこないじゃないか。」

そう思うかもしれない。

でも、東京の下町はそうでもない。スーパーを除いては。

東京は人の結びつきが極端に弱いというのは有名な話。
ところが、有名な話でもそれが正しいとは限らない。
東京下町では、逆に、人と人の結びつきが強すぎて困ることもある。

実際にあった僕の経験だが・・・
家の鍵をうっかり開けておいたら、いつの間にか隣のおばあさんが勝手に人の家のリビングに入って、座ってて驚いたことがある。
超驚いた。

下町のおばあさん世代というのは、人の家に勝手に上がるこむのは日常茶飯事、あたりまえのようだ。
おばあさんは決して悪い人じゃないし、いろいろ面倒見てくれるし、しょっちゅう食べ物などを分けてくれる。
でも、さすがに勝手に家に入られれば、それは驚くでしょ。

地方の人だって、勝手に人の軒先に入ってきて、声をかけることってあるでしょう?
下町のおばあさんも同じことをしているだけに思える。
地方の家の場合は、庭が広くて軒先に行かないと話ができないから勝手に入っていくこともあると思う。
しかし東京は狭い街。
庭自体がない家の方がむしろ多い。

たしかに、子供の頃、僕らも、おばあさんと同じようなことをやっていた記憶がある。

もんじゃ焼き屋の入り口から店に勝手に入って、裏口から逃げるみたいな鬼ごっこをよくやった。
お店の人は(子供だからかもしれないが)、そんなことをやっても決して怒らなかった。
そのお店は全くの他人のお店で、ときどきお小遣いで子供どうして食べに行く程度の店だった。
それでも、怒られることはことはなかった。
「走ると転ぶよ」ぐらいの注意はあったけれども。

今は、そんなことをできる店なんて、きっと一つもないだろう。
それが子供だったとしても。

昔の東京下町は、そういう和やかな雰囲気だったんだよね。
そこにただいるだけの人を犯罪者だなんて決めつけるようなことは、決してしなかった。
そういう時代だった。

ただでも、東京に住んでいる僕らみたいな若い世代は、さすがにそのおばあさんのような行動には慣れていない。
僕らの世代からすでに、東京はそういう時代ではなくなってしまっている。

繰り返すが、いまは、そこにいる子供に「今何時?」と声をかけるだけで警察が広報で協力を呼びかける時代。
警察から来る広報メールのタイトルも「子ども(声かけ等)」だからね。
その人の事情とか内容とかは一切考慮されず、声かけだけで犯罪者としてみられてしまう東京。

まぁそういう意味では、東京はやっぱり恐ろしいのか。

時代の流れに逆らうことはできないけど、もうちょっと人と人の交流があった方が良いし、交流できるような雰囲気を作れないものかと思う。
 

オンボードのLANがおかしくなってきたので、LANカードを増設してみたところ発生した問題です。

今後の参考のために、ブログに掲載しておくことにしました。

■発生した障害

ウイルス対策ソフトESETでakamaiやMicrosoft系サーバーなどへの接続がたくさんブロックされ、

「イーサネットパケットが不正です。」

と表示されます。

■原因と対処

想像はつくと思いますが、原因はやはり、増設したLANカードでした。
おそらく初期不良だったのだと思います。

当初はESETも同時に疑ったのですが、物理的に壊れてたんじゃどうにもなりませんね。

ちなみに、この現象が起こってしまったLANカードはAmazonで注文したもので、型番は次の通り。

Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B001CXWWBE/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1

Intel製だからと信頼して購入したら、こんなことになってしまいました。
ちなみに今年の4月に注文した時は1950円だったものが、いまみたら2895円に1000円近く値上がりしてました。

僕が買った時より、48.6%もの値上がりですよ。
なんだか、ふざけてますね。

もちろんこのLANカードはAmazonに初期不良として返却。
交換じゃなく、返金してもらいました。

一方、オンボードの不調の理由の一つは、LANケーブルが痛んでいたためと判明。
すぐに交換しました。

LANケーブルは普段ひとが近づかない場所にあったので、LANケーブルが痛んでることに気付いたのは奇跡に近かったのかも?

また同時に、auからレンタルされている機器でIPv6接続が有効にならないことも判明。
IPv6も、機器を交換してもらったら治りました。

 

LANがおかしい時は、マシンそのものだけでなく、いろんな機器やケーブルも全部チェックしないとヤバいということを、教訓として知りました。
でも、2つ以上のものが同時に物理的に壊れるなんて、普通想像しませんよねぇ・・・

なぜかこういう複数の不具合が同時発生していたのが、今回のオンボードが不調だった一つの原因です。


ただそれでも、オンボードLANの不調は、完全には治ってません。
 

どうみてもオンボードがもうダメなんだと思いますが、上記対策でとりあえず少しは安定したのと、このマシンはメイン使用ではないマシンのため、現在は様子見しています。

オンボードの方は、ギガのくせに、いまは最大50Mbpsぐらいしか出なくなっているので、ほんとはなんとかしたいんですけどねぇ。

■ESETでブロックされたもの

以下に示すすべてが「イーサネットパケットが不正です」と表示されブロックされました。

ドライバの入れ直しやESETの再インストールなど、何をしても無駄でした。
結局、増設したLANカードが原因だったようです。

・g2600-140b-e000-01a3-0000-0000-4106.deploy.static.akamaitechnologies.com
(2600:140b:e000:1a3::4106)

・不明なデバイス
(2a01:111:f330:1793::a21)

上記は私の調査では次のように判明:

アドレスタイプIPv6
ASN AS8075マイクロソフトコーポレーション
組織マイクロソフト株式会社
ルート2a01:111:f000 :: / 36

・不明なデバイス
(2a01:111:200a:d::ff08)

上記は私の調査では次のように判明:

アドレスタイプIPv6
ASN AS8075マイクロソフトコーポレーション
組織マイクロソフト株式会社
ルート2a01:111:2000 :: / 36

・不明なデバイス
(2620:1ec:c11::200)

上記は私の調査では次のように判明:

アドレスタイプIPv6
ASN AS8068マイクロソフトコーポレーション
組織マイクロソフト株式会社
ルート2620:1ec:c11 :: / 48


以上のように、ブロックされたのはakamaiやMicrosoft系ばかり。
こういうのがブロックされるとなんだか怖いです。
 

ここのところずっと、高速道路や一般道で車をあおって事故を起こすケースが多発し、メディアを騒がせている。
実際のところ、あおり運転なんて日常茶飯事であり、いつでもどこでも必ず行われていると思う。

・横行するあおり運転
https://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2018/12/1210.html

他人を平気であおる人というのは、そういう性格で生きてきている人だから、よっぽど反省をしないと、また必ず同じことを繰り返すと思う。

とにかくせっかちで、人の気持ちを思いやれず、自分さえ良ければいい「自己中」で、自分が一番偉いと思い込んでいる勘違い野郎なんだよね。
そしてそういう人は、道路以外でも、人をあおるようなことを必ずすると思う。

実際、僕はつい先日も、道路以外で「あおられた」ばかり。

僕は洗車をするため、屋外洗車場に行った。
ゴールデンウイークだからか、朝から洗車場は列ができるほど混んでいた。

僕の番がやっと回ってきて、洗車をした。
コイン洗車機だから、時間が来ると水が止まるよね?
そのとき、60代ぐらいのオヤジが洗車場に入る列の先頭で待っていた。

運転席に乗るために運転席周りだけさっと水を拭き取ったら、もうその時点で

「はやくしろ」

みたいな感じで、オヤジは車を場内に乗り入れて近づいてきた。

「せっかちだな~、こいつ」

そう思いながら車を移動させようとすると、もうオヤジの車は目の前まで来やがったのです。

 

出るのに邪魔なんだよ!

そんな近くまで来られたら、出しにくいでしょって!
そんなに急いでるのなら、出る邪魔してどうするのよ?

ほんと、そんな簡単な想像ができないバカ。

急いでるなら出る邪魔するなよ。

 

駐車場でもいるよね?

「早く入れろ」ってあおりすぎて、接近しすぎてしまったために、前の車が駐車場に入れにくくなって、結局余計に時間がかかっちゃったという経験。

これ、「駐車場あるある」だと思うなぁ。

 

わざわざ車をいれるの邪魔してどうすんだよ、急いでるんだろ?って思う。

みなさんは、そういう経験ありませんか?

バカだから未来の想像ができないんだよね、こういう人たちは。

 

「こういうことをしたらどうなるだろう?」

という未来の想像がまったくできないから、人をあおって事故を起こすのだ。


とにかくこのオヤジ、洗車場でまで人をあおるなよって思った。

このオヤジ、普段から人をあおりまくって生きてきてるんだろうなぁと思う。

同乗してる奥さん、変な奴と結婚したね。ご愁傷様。
どう見ても60代以上で、いい年こいてるのに、図体だけが大きくなって、精神的には大人になれなかった馬鹿者。
この奥さん、きっと苦労しているよ。

***

そして、最近起きたばかりのあおり運転の報道がこちら。

・連休中の高速道路で”あおり運転”急ブレーキでペットボトル投げつけ 名古屋高速 (あおってる動画が見られます
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190502-00010005-sp_ctv-soci

・GW高速 あおり運転動画 急ブレーキ&ペットボトル投げ
https://www.fnn.jp/posts/00417075CX


芸能人でこの事件について怒っている人もいた。

・志らく「免許を取り上げるべき」“あおり運転”厳重注意の対応に疑問
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-00000045-dal-ent

この事件、次のように報道されてます。
 

『警察によると、あおり運転をした運転手は、男性が鳴らしたクラクションがきっかけで、危険な行動をとってしまったという。』

で、こんな危険な運転をしているのに、警察は危険運転とせず、ただの厳重注意だけ

しかも、ある報道機関は、この事件の記事をなぜかすぐに削除してしまった
削除の痕跡だけがある
まさか、愛知県警から圧力でもあったのだろうか?

警察はバカだとしか言えない。

それは、あおる奴のバカさ加減をわかっていないから。

 

あおる奴っていうのは、自己中心的だから、何でも自分に都合が良いように曲げて解釈する。

こういう事件がきっかけで

 

「ひとをあおっても、事故にならなければ、厳重注意で終わるんだ」
 

と、彼らみたいな奴らが都合良く思うんじゃないかというのが僕の想像。

 

これが前例となるので、むしろ、心理的にあおるのが楽になっただけじゃないか。事故らない限り捕まらないというのなら

こんなバカな前例を作ってどうするの?
ほんと警察ってバカだ。
ほんとに世の中、間違っている。

この動画に映っている犯人、

「男性がホーンを鳴らしたからキレた」なんて、まさに、「逆ギレ」ね。

高速で走っているのに、ウインカーも出さずに急に割り込んだ自分が悪いのに、ホーンを鳴らされて怒ってペットボトルを投げたリ進路妨害したり。
身勝手すぎるにもほどがある。


世の中には、せっかちで人を平気であおるバカが本当に多いとおもう。
身近な道路で平気であおり運転をみるし、自分も数え切れないぐらいやられてる。

「あおられる方も悪い」とかさ、ほんと身勝手

自分に都合が良いように解釈してるだけじゃないか。


これって、「いじめられる側も悪い」と主張する、いじめる側の身勝手な主張とそっくりにみえるから、あおる奴って、きっとイジメをする奴だったんじゃないかなぁと思う。

そういう人がいるから世の中は悪くなるし、そういう人の悪事を抑えるために、法律や条令ができてしまって、結局みんなが住みにくくなってしまう。

僕たちを縛っている法律や条令の多くは、一部のバカが自己中心的な行動を取った結果、それを防ぐために作られたもの

大多数の人はちゃんと人に迷惑をかけないように生きてるはず。
ほんの一握りの一部のバカのために、大勢の人が迷惑を受けるのだ。
そういう人たちがいなければ、もっとのんびりゆったりと、規制なんかされずに生きていられることは多かったはずなんだよね。

そういう意味でも、人を平気であおるような奴は、社会の害悪でしかないと思う。
こういうあおり運転を擁護する奴も含めて。