夕べ(2019年7月28日(日)の早朝)、夜中の3時半頃、関東・東北地方で少し強めの地震があった。

深夜のNHKやその他TV局の報道では、

「震源地は、三重県沖南東部」

だった。



しかし、テレビに表示された震度の地図を見ると
この発表はにわかには信じがたいものだった。

 

三重県沖が震源地だったのなら、どうして宮城県を中心に地震が起きているのか?

三重県と宮城県を、気象庁が言い間違えているのではないか?

三重と宮城で、、どちらも「み」で始まる単語なので、間違っている可能性はある。

朝9時半頃、もう一度ネットニュースで調べても、
震源地は三重県沖のまま

これはおかしい。

そこで気象庁のホームページを見てみると、
やはり、震源地は三重県沖南東部のまま(9時45分頃現在)。

ということは、報道機関は間違ってはいない。

気象庁の発表をそのまま報道しただけだ。


もし間違っているとすれば、気象庁が間違ったことになる。

気象庁のホームページに発表されている地震の詳細地図を
以下に示そう。
これは9時45分頃に確認した情報だ。



どうだろう?

どう見てもおかしいと思わないか?

素人が見ても、地震の震度の状況から、地震の揺れの中心は
東北の宮城県、あるいは茨城県の沖の方ではないかとしか思えないのではないだろうか?

揺れ方が、関東・東北地方に偏りすぎている。

2つ目の地図を見ればわかるように、この地震で北海道の根室の方まで揺れている
三重県沖から地震波のエネルギーが北海道の根室付近まで伝わったということだ。

 

だとすれば、
その地震のエネルギーは相当大きなものだったはずだ。

それなのに、中部地方や関西地方はほとんど揺れていない。
揺れ方が完全に東日本に偏っているではないか?

これはあきらかにおかしい。
にわかに信じがたいことだ。

一つ注目すべき所があるとすれば、この地震の震源地が地下420kmというかなり深い所にあること。

震源地が深い所にあって、地震のエネルギーが大きいと、
地球は丸いので、遠くまで地震波が伝わりやすくなる。
だから、地震が根室まで伝わったというのは、納得がいく所だ。

しかし、そういう伝わり方をしたのなら、逆のこの地震波は、
少なくとも九州地方まで伝わって九州まで揺れていないと
おかしい
ということにならないだろうか?

しかし、地震が起きてまもなく6時間半が経とうとしているのに、
気象庁の発表は変わる気配がない。
これはいったいどういうことなのだろうか?

気象庁、もし間違ったのなら、間違ったってちゃんと訂正した方が良いぞ?
TV番組は、この事実に触れないのだろうか?

 

気象庁は、うそをついたまま、ぐだぐだの状態であやふやに済ませようとでもいうのだろうか?

 

今後、もしこの件で気象庁の記者会見があったとした時、気象庁長官が


「あの発表は、冗談ですから

 

では済まされないぞ。

 

僕たちは、気象庁の人たちと同じ国民だけど、

 

「私たちはファミリーですから

 

なんて言い訳じゃごまかされないぞ?

 

そんなことになれば、気象庁の長官の年俸は一年間50%減額ということになるだろう。

 

おっと。

だれか、テープ回してないだろうな?

 

(2019年7月29日(月)15時50分 追記)

 

どうやら、上記の気象庁の発表は間違いではなかったようです。

次の記事に、詳細が出ていました。

 

・三重沖の地震 なぜ宮城で揺れ強く? 「異常震域」現象か

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190729/k10012012341000.html?utm_int=news-saigai_contents_list-items_004

 

私は上記のブログで

 

「地下深い所で地震が起きた場合、地震波は遠くまで届く」

 

と書きました。

これ自体は間違いではなかったようです。

 

しかし、地震波が近くではなく遠くだけに伝わるような現象が起こることがあるようですね。

上記の記事によると、「異常震域現象」という現象だそうです。

 

そうすると、僕がブログで書いた「気象庁が間違えてるのでは」という話は、撤回しなきゃダメですね。

今後、これが「撤回の撤回」にならなければいいけど(笑)。