こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
娘が不登校になった時、
どうして良いかわからなくて、
学校の先生やスクールカウンセラーさんの言うことを、そのまま信じて対応していました。
病院にも連れて行ったりしたので、専門のお医者さんに診てもらったら、なんとかしてくれるんじゃないかと、頼りきっていました。
また、本やネットで調べて良さそうな対応を知ると、そっちに変えてみたり…
もう…ブレブレでしたね…
娘が不登校になって、自分の育て方のせいだと感じていたし、早くどうにかしないと…
と焦っていました。
でも、色々な対応を試してみても、どれもうまくいかなくて…
誰かなんとかして…
助けて…
って、とても他人任せでした。
そんなふうに他人任せでは、解決するはずないですよね。
最初は、娘が不登校になって、
最悪の出来事、ダメなこと、恥ずかしいこと、
と思っていたんですよね。
だからまわりの人にバレないうちに、
早く解決したかった。
早く学校に行ってほしかった。
本当は、
不登校は、最悪な出来事でも、ダメなことでも、恥ずかしいことでもないんですけどね。
起きる出来事に、良い悪いなんてなくて、
ただ、その出来事をどう捉えるか…だけなんです。
娘の不登校を、私が悪いことだと捉えていただけ。
真実は、起きる出来事に良い悪いはなく、
全ては善くなるため、
もっと幸せになるために起きている…
だから世の中のお母さんも、きっとみんな、
我が子が不登校になったら、
自分のせいだと感じて、自分を責めて、
今までの対応を変えたり、
先生と呼ばれる権威のある人の言うことが正しいと思って、
母親としての考えよりも、
そちらを優先してしまうんですね…
確かに、学校の先生は教育のプロだけど、
不登校に関しては、プロではないと思います。
最近は、学校の先生も不登校の子どものことを知ろうと学んだりしてくれていますが、
生徒が不登校になった場合の対応なんて、
今でも先生や学校によって、バラバラですから。
病院の先生も、病気や精神面での専門家ですが、
不登校は、子どもが不登校になるまでの過程や背景も、性格も、一人一人違いますし、
だいたい、このケースにあてはまるな…って、
まとめられてしまう感じで、
一般的な対応になっていると思います。
そもそも、我が子が不登校になったから、
子育て失敗!じゃないと思います。
むしろ、子育て成功、
って私は思っています。
お母さんなら受けとめてくれる。
お母さんなら大丈夫。
そう無意識に子どもはわかっていて、
不登校になれたんだと思うから…
ちゃんと自分を出せた。
ちゃんと自分を守れた。
辛い場所から避難できた。
自分を大切にできた。
あなたがお母さんだから、不登校になれた。
だから、
お母さんは間違ってないし、
子育て失敗してないし、
自分を責めなくて良い。
学校の先生や、病院の先生、
不登校の専門家と言われる人の、
意見を参考にする程度なら良いけど、
一番はお母さんの思い、考え、
が子どもに合っていると思います。
子どもを一番愛しているのは、
お母さんですよね。
お父さんや兄弟、
祖父母ももちろん子どもを愛していますが、
やはり母親が一番繋がりも深いと思います。
だから、他人の意見に振り回されずに、
母親としての対応に自信をもって、お子さんに接してあげて下さい。
反対に、他人がなんと言おうと、
気にしなくて良いんです。
お母さんと子どもが良ければそれで良い。
他人なんて、
他人の考えで好きなように言いますから。
そして、子どもが不登校になったからといって、
自分を責めないでくださいね。
お子さんが不登校になったのは、
子育てが失敗したからでも、
お母さんの対応が悪かった訳でもない。
もちろん、子どもがダメだからでもない。
誰も悪くない。
だから原因探しも犯人捜しもいらない。
不登校は、悪いことでも、問題行動でもない。
子どもが勇気をだして選んだ道、
生き方です。
そうすることでしか、
いられなかったのかもしれない。
生きられなかったのかもしれない。
不登校は、
何も心配いらないし、
大変なことにもなりません。
子どもは、罪悪感や将来への不安で、
昼夜逆転やゲームばかりしたり、
外に行けなくなったり、
人に会えなくなったりします。
そんな子どもを見て、
問題だ、不安だ、どうにかしないと、
って思ってしまうんですよね。
でも、本質は、
ただ、休んでるだけですから。
自分を守れて、
自分を大切にできるお子さんだから、
大丈夫。
気がすむまで、
心が元気になるまで、
休ませてあげてください。
お子さんをどうにかすることなんて、
できません。
お母さんは、
ご自分の人生を生きて下さいね。