こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
不登校のお子さんと、
お父さんの関係は、良好ですか?
お母さんは、なんとか不登校を受け入れられるようになってきても、
お父さんは、なかなか受け入れられないことが多いですね…
お母さんに、「なんとかして学校に行かせないとダメだ!」とか、
子どもに、「社会に出たらもっと厳しいのに、学校に行けなくてどうするんだ!」とか言ったりして、
お父さんは、なかなか子どもの不登校を認められない場合が多いように思います。
お母さんは、
子どもが不登校になっただけでも苦しいのに、
お父さんから、
「甘えだ、怠けだ、どうにかしろ!」
なんて言われてしまうと、
本当に辛くなってしまいますね…
そして、お父さんが仕事から帰ってくると、
「今日は学校に行ったのか?」
と聞かれる…
子どもがいたら、子どもに聞くお父さんもいます。
そうなると、
子どもはお父さんを避けるようになります。
お母さんが、
「無理やり学校に行かせるのは、よくないのかも…」と気づき始めたのに、
お父さんは朝早くから仕事に行って、
昼間の子どもの様子を見ていないから、
夕方になると子どもは少し元気になったりするので、子どもは元気だと思い、
「そんなに元気なら、学校に行け!」
って、つい言ってしまう…
せっかく元気になってきても、お父さんのその言葉で、また元気がなくなっていく…
お父さんが仕事から帰ってくると、
避けて違う部屋にいくようになったりして…
お母さんが、いくらお父さんに説明しても、
お父さんは、なかなかわかってくれない。
こうなると、お母さんは、
お父さんから子どもを守ろうとしてしまいます。
子どもが、傷つくのが可哀想だから…
子どもが、落ち込む姿を見たくないから…
子どもの、元気が回復しないから…
お父さんと子どもの間に、
壁となって、子どもを守ろうとしてしまう。
私も、娘を守ろうとして、
壁になってました。
夫は子どもに聞いているのに、
私が代わりに答えたり、
子どもと夫を近づけないようにしていました。
子どもにこれ以上、
辛い思いをさせたくなかったから…
夫に、「なんでわからないの?」って、
見下す気持ちや、怒りさえもありました。
でも、子どもは、守ってあげないといけない存在じゃなかったんですね…
しかも、父親から…
父親だって、
子どもが憎くて、言ってるんじゃない。
子どもを愛してるからこそ、
幸せになってほしいからこそ、
言ってるんですよね…
母親との考えや、やり方が違うだけ。
お父さんも、お母さんも、
願いは一つ、
同じ願いです。
「子どもの幸せ」を願ってる。
だからお母さんは、
子どもを守ろうとしなくて大丈夫。
間に入らなくて良い。
父親には、
父親なりの子どもへの思いがあって、
一生懸命なんです。
母親の思い、やり方が違うだけ。
父親と子どもの関係、
の問題ですから、そこにも境界線をひく。
父親の考え、母親の考え、
子どもはそれぞれの考えを、
自分なりに考えて、
自分に取り入れていく…
お母さんは、お父さんと考えが違っても、
根本には子どもへの愛があるんだ…と思って、
お父さんの考えも尊重してあげて下さい。
でも、お母さんの思いや意見も、
お父さんに我慢せずに伝えることも大切です。
ケンカごしじゃなく、
子どもの幸せを願う同士として…
先にお母さんから、
お父さんを尊重し、わかってあげることで、
お父さんもきっと、少しずつ、気持ちを理解してくれるようになると思います。
忘れないでほしいのは、
お父さんも、私達母親と同じで、
子どものことを、とても愛している、
ということです…