アウディS6がエコカー対象車になった
クルマのテレビCMを見ていると、「エコカー減税」の連呼でうんざりする。
加藤清史郎クンはかわいいが、「こども店長」と補助金に助けてもらわなければ、
利益を生み出すことのできないトヨタが情けなく感じる。
クルマ本来の価値ではなく、減税によって国に助けてもらっていることを誇らしげに叫ぶ。
民間企業としてのプライドはないのだろうか?
昔、「特振法」が制定されそうになった時、本田総一郎は通産省に乗り込み事務次官だった佐橋滋に、
「国は民間に介入すべきではない。自由競争こそ日本の産業を伸ばすのだ。」と啖呵をきって、
自動車の製造を開始し、結果として「特振法」を廃案に持ちん込んだ。
それが、今や国にケツを拭いてもらわなければ生きていけない産業になってしまった。
自動車業界は裾野が広く、雇用や税収に大きな影響を与える業界であることは理解できる。
雇用に影響を与えるということは消費にも影響を及ぼすことになるので、
国がある程度めんどうを見てやらなくてはいけないという理屈も頭ではわかる。
しかし減税と補助金の種類と金額と対象車があまりに膨大だし、期間が長すぎるのではないかと思う。
「エコカー補助金」という名称は用いられているものの、現実的にはリーマンショック以降の、
不況対策以外の何物でもない。
メーカーの在庫調整は終わっているのだから、早急にやめるべきだ。
もっと財政出動を必要としている分野はいっぱいある。
ともあれ、以下、トヨタのエコカーを例に挙げてみる。
①環境対応車普及促進税制(100%)+エコ補助金
・サイ
・プリウス
②環境対応車普及促進税制(100%)+自動車グリーン税制(50%)+エコ補助金
・エスティマハイブリッド
・クラウンハイブリッド
・ハリアーハイブリッド
このあたりまでなら、なんとなくエコと補助金の関係が理解できる。
けれど、補助金のみの対応車には、クラウン(マジェスタ含む)はおろか、
ランドクルーザーまで入っているのには驚かされる。
ランドクルーザーがどんなクルマかを簡単に説明すると、
スリーサイズは長さ約5メートル、幅約2メートル、高さ約1.9メートル、重量約2.5トンという巨体で、
エンジンはV型8気筒4.6リッター、10.15モード燃費は約7km/lというプロフィールを持つ、
大型SUV(ジープのような形式のクルマ)である。
オーナーに言わせると、実際の燃費は5km/lを超えることはほとんどないとのこと。
人間に例えると、現役時代の「小錦」に相当すると思う。(今はものすごくダイエットした。)
「現役時代の小錦は、スリム補助金対象!」というのと同じことを国の施策として行なっている。
国産のクルマにこんなアホな施策を続けているので、海外のメーカーも外交ルートを使って、
「うちのも認可しろ!」と文句を言ってくる。
それが今回の、アウディS6補助金事件だ。
では、アウディS6とはどんなクルマなのか?よほどエコなクルマに違いないと思ってしまうが、
スリーサイズは、全長×全幅×全高=4915×1865×1435mm、車重2,020kgのセダンだ。
S6のオリジナルであるA6は、ヨーロッパでは「Eセグメント」と呼ばれるカテゴリーに属する、
パーソナルユースとしては最も大きくラグジュアリー度の高いセグメントのクルマである。
メルセデスベンツEクラスやBMWの5シリーズがEセグメントでのライバルに当たる。
A6の中核車種は2.8リッターV6エンジンだが、今回エコカー補助金対象になったS6は、
スーパーカーとしてフェラーリと人気を二分するランボルギーニ・ガヤルドから移植した、
5.2リッターV10エンジンを積んでいるのだ。
ランボのようなスポーツカーではないので、シティユースに耐えうるセダンに躾けられているものの、
435馬力、0-100km/h加速タイム5.2秒、リミッターをはずせば最高時速が300km/hに迫るという、
世界最速レベルのスーパーカーであることは間違いない。
簡単に言えば、S6とは、セダンのかっこうをしたランボルギーニということだ。
しかも価格は、1,228万円!
補助金とか減税とか最初から関係のない人しか買わないクルマ。
S6がエコカー補助金対象になったということは、エコカー補助金対象にならないクルマは、
いったいどんなクルマなのか?ということになる。
トヨタで言えば、自衛隊と軍事オタクのお金持ちしか買わないメガクルーザーとか、
ハマーH1、ブガッティのヴェイロンくらいしか思いつかない。
あのフェラーリも599というフラッグシップモデルに
ハイブリッドカーをラインナップさせることを発表したから、
フェラーリが申請さえすれば補助金対象になるのは確実だ。
トヨタを擁護するわけではないけど、別にフロアマット事件やアクセル事件、
プリウスのブレーキに関するリコールについては、パロマや松下の事件から学んでさえいれば、
もっと早く誠実に対応できただろうにと思うだけだが、もっと大きな矛盾はいっぱいあるはずだ。
補助金のこともそうだし、軽自動車の安全性(特に側面衝突)や、高速道路での2人乗り認可以降の
2輪車の死亡事故件数、高速道路の無料化と債務の関係および、道路公団民営化との矛盾についてなど。
話題になっていることについて尻馬に乗るだけでなく、
マスコミは自主的にテーマを掲げ徹底的に調べて報道してほしい。
しかしS6が補助金対象かよ、まったく。
加藤清史郎クンはかわいいが、「こども店長」と補助金に助けてもらわなければ、
利益を生み出すことのできないトヨタが情けなく感じる。
クルマ本来の価値ではなく、減税によって国に助けてもらっていることを誇らしげに叫ぶ。
民間企業としてのプライドはないのだろうか?
昔、「特振法」が制定されそうになった時、本田総一郎は通産省に乗り込み事務次官だった佐橋滋に、
「国は民間に介入すべきではない。自由競争こそ日本の産業を伸ばすのだ。」と啖呵をきって、
自動車の製造を開始し、結果として「特振法」を廃案に持ちん込んだ。
それが、今や国にケツを拭いてもらわなければ生きていけない産業になってしまった。
自動車業界は裾野が広く、雇用や税収に大きな影響を与える業界であることは理解できる。
雇用に影響を与えるということは消費にも影響を及ぼすことになるので、
国がある程度めんどうを見てやらなくてはいけないという理屈も頭ではわかる。
しかし減税と補助金の種類と金額と対象車があまりに膨大だし、期間が長すぎるのではないかと思う。
「エコカー補助金」という名称は用いられているものの、現実的にはリーマンショック以降の、
不況対策以外の何物でもない。
メーカーの在庫調整は終わっているのだから、早急にやめるべきだ。
もっと財政出動を必要としている分野はいっぱいある。
ともあれ、以下、トヨタのエコカーを例に挙げてみる。
①環境対応車普及促進税制(100%)+エコ補助金
・サイ
・プリウス
②環境対応車普及促進税制(100%)+自動車グリーン税制(50%)+エコ補助金
・エスティマハイブリッド
・クラウンハイブリッド
・ハリアーハイブリッド
このあたりまでなら、なんとなくエコと補助金の関係が理解できる。
けれど、補助金のみの対応車には、クラウン(マジェスタ含む)はおろか、
ランドクルーザーまで入っているのには驚かされる。
ランドクルーザーがどんなクルマかを簡単に説明すると、
スリーサイズは長さ約5メートル、幅約2メートル、高さ約1.9メートル、重量約2.5トンという巨体で、
エンジンはV型8気筒4.6リッター、10.15モード燃費は約7km/lというプロフィールを持つ、
大型SUV(ジープのような形式のクルマ)である。
オーナーに言わせると、実際の燃費は5km/lを超えることはほとんどないとのこと。
人間に例えると、現役時代の「小錦」に相当すると思う。(今はものすごくダイエットした。)
「現役時代の小錦は、スリム補助金対象!」というのと同じことを国の施策として行なっている。
国産のクルマにこんなアホな施策を続けているので、海外のメーカーも外交ルートを使って、
「うちのも認可しろ!」と文句を言ってくる。
それが今回の、アウディS6補助金事件だ。
では、アウディS6とはどんなクルマなのか?よほどエコなクルマに違いないと思ってしまうが、
スリーサイズは、全長×全幅×全高=4915×1865×1435mm、車重2,020kgのセダンだ。
S6のオリジナルであるA6は、ヨーロッパでは「Eセグメント」と呼ばれるカテゴリーに属する、
パーソナルユースとしては最も大きくラグジュアリー度の高いセグメントのクルマである。
メルセデスベンツEクラスやBMWの5シリーズがEセグメントでのライバルに当たる。
A6の中核車種は2.8リッターV6エンジンだが、今回エコカー補助金対象になったS6は、
スーパーカーとしてフェラーリと人気を二分するランボルギーニ・ガヤルドから移植した、
5.2リッターV10エンジンを積んでいるのだ。
ランボのようなスポーツカーではないので、シティユースに耐えうるセダンに躾けられているものの、
435馬力、0-100km/h加速タイム5.2秒、リミッターをはずせば最高時速が300km/hに迫るという、
世界最速レベルのスーパーカーであることは間違いない。
簡単に言えば、S6とは、セダンのかっこうをしたランボルギーニということだ。
しかも価格は、1,228万円!
補助金とか減税とか最初から関係のない人しか買わないクルマ。
S6がエコカー補助金対象になったということは、エコカー補助金対象にならないクルマは、
いったいどんなクルマなのか?ということになる。
トヨタで言えば、自衛隊と軍事オタクのお金持ちしか買わないメガクルーザーとか、
ハマーH1、ブガッティのヴェイロンくらいしか思いつかない。
あのフェラーリも599というフラッグシップモデルに
ハイブリッドカーをラインナップさせることを発表したから、
フェラーリが申請さえすれば補助金対象になるのは確実だ。
トヨタを擁護するわけではないけど、別にフロアマット事件やアクセル事件、
プリウスのブレーキに関するリコールについては、パロマや松下の事件から学んでさえいれば、
もっと早く誠実に対応できただろうにと思うだけだが、もっと大きな矛盾はいっぱいあるはずだ。
補助金のこともそうだし、軽自動車の安全性(特に側面衝突)や、高速道路での2人乗り認可以降の
2輪車の死亡事故件数、高速道路の無料化と債務の関係および、道路公団民営化との矛盾についてなど。
話題になっていることについて尻馬に乗るだけでなく、
マスコミは自主的にテーマを掲げ徹底的に調べて報道してほしい。
しかしS6が補助金対象かよ、まったく。
「走った!撮った!世界のマラソン」辰巳郁雄写真展
中央通りと晴海通りが交差する銀座のど真ん中、和光、三越、ニッサンギャラリーとともに、
ランドマークとなる一角を占める三愛ビル。
その三愛ビルの8~9Fにあるリコーフォトギャラリー「RING CUBE」で、
2月3日~14日まで行なわれているのが、「走った!撮った!世界のマラソン」辰巳郁雄写真展。
2月3日午後6時から行なわれたオープニングセレモニーに出席してきた。
世界中のマラソンを走りながら、カメラを片手にランナーや沿道で応援する人たち、
イベントを支えるサポーターの姿を切り取った写真が120枚ほど展示されている。
参加したランナーでなければ撮れない貴重なショットや、作家のあたたかな視線に呼応するように、
せいいっぱいの笑顔で手を振る人たち、スタート直後の数万人のランナーの群れ・・・など。
個人的には、久米島マラソンで撮られた地元のおばあの姿が印象深い。
ジャーナリストの血がそうさせるのか、写真もどこかジャーナリスティックに感じられる。
ジャーナリストと書いたが、作家である辰巳郁雄(たつみいくお)氏は、プロのカメラマンではない。
共同通信社に勤務するジャーナリストだ。
長身痩躯、温和な表情、そして関西弁訛りのやわらかな語り口からは想像がつかないけれど、
かつては外信部に籍を置き、プノンペン支局長として、ポルポト政権崩壊後の内戦を、
死と隣り合わせの状況下で取材し記事を配信し続けた硬骨漢でもある。
いつ頃から走ることに熱中し始めたのかわからないが、
42.195kmを3時間以内で走りきる走力を持ち、フルマラソンだけで42回も完走していると聞くと、
皇居の周りをゆっくりランニングしているようなレベルでないことは容易に想像がつく。
ともあれ、ジャーナリストであり、趣味のレベルを超えた写真の腕をもつランナーであるということ。
オフィシャルで発表されている辰巳郁雄氏に関するプロフィールはたぶんこんなところだが、
ここからはあまり知られていないプロフィールを書いてみる。
彼は学生時代、芝居に熱中していた。
京都に「そとばこまち」という劇団がある。彼は大学入学後すぐその劇団員になっている。
観阿弥の能楽作品「卒塔婆小町」からとったと思われる格調高い名称を持つその劇団は、
1980年代、関西ではかなり人気を博していた。
著名な出身者に、俳優の辰巳琢郎(2代目座長)生瀬勝久(4代目座長)らがいる。
私は辰巳氏と同じ大学でしかも同じクラスだった。
30年も前のことだけれど、クラス全員が自己紹介をしたのだが、自分のも含め、
他の誰のもおぼえていないけど、辰巳君の自己紹介だけが記憶に残っている。
彼は、今と同じよく通るさわやかな声で「エー、辰巳と言います。出身は大阪で、
今そとばこまちという劇団で芝居をやってます。ぜひ皆さん見に来て下さい。」と言い、
次の公演がいつ頃で、どんな演目を行なうかや、劇団員を募集していることなど、
ときおり照れながらも、要領良く滑らかに続けた。
私は写真展のオープニングセレモニーで彼の挨拶を聞きながら、30年前の自己紹介を思い出した。
彼は役者としても高い評価を受けていたし、しかも大学の成績もバツグンによかった。
一言で彼を評するなら「さわやかな熱中人」ということになるだろうか。
時間は流れたけど、酒好きであることを含めて、人はあまり変わらないのだと改めて思った。
もうすぐ、東京マラソン。
また辰巳君は、カメラを片手に銀座の街を駆け抜けていくのだろう。
14日まで、辰巳氏は、リコーフォトギャラリー「RING CUBE」に詰めているそうなので、
ぜひ見に行ってください。
辰巳郁雄 写真展「走った!撮った!世界のマラソン」
■期間:
2010年2月3日(水)~14日(日)
11:00~20:00(最終日17:00まで)
入場無料。火曜日休館
■開催場所:
RING CUBE
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8F・9F
■内容:
世界各地のマラソンでコンパクトカメラを片手に、走りながら撮影を続けている
ジャーナリスト、辰巳郁雄の写真展。
本展では、東京マラソンなど国内外のマラソン大会に出場し、
コース上から撮影した写真100点を展示する。
■問い合わせ先:
RING CUBE
tel. 03-3289-1521
ランドマークとなる一角を占める三愛ビル。
その三愛ビルの8~9Fにあるリコーフォトギャラリー「RING CUBE」で、
2月3日~14日まで行なわれているのが、「走った!撮った!世界のマラソン」辰巳郁雄写真展。
2月3日午後6時から行なわれたオープニングセレモニーに出席してきた。
世界中のマラソンを走りながら、カメラを片手にランナーや沿道で応援する人たち、
イベントを支えるサポーターの姿を切り取った写真が120枚ほど展示されている。
参加したランナーでなければ撮れない貴重なショットや、作家のあたたかな視線に呼応するように、
せいいっぱいの笑顔で手を振る人たち、スタート直後の数万人のランナーの群れ・・・など。
個人的には、久米島マラソンで撮られた地元のおばあの姿が印象深い。
ジャーナリストの血がそうさせるのか、写真もどこかジャーナリスティックに感じられる。
ジャーナリストと書いたが、作家である辰巳郁雄(たつみいくお)氏は、プロのカメラマンではない。
共同通信社に勤務するジャーナリストだ。
長身痩躯、温和な表情、そして関西弁訛りのやわらかな語り口からは想像がつかないけれど、
かつては外信部に籍を置き、プノンペン支局長として、ポルポト政権崩壊後の内戦を、
死と隣り合わせの状況下で取材し記事を配信し続けた硬骨漢でもある。
いつ頃から走ることに熱中し始めたのかわからないが、
42.195kmを3時間以内で走りきる走力を持ち、フルマラソンだけで42回も完走していると聞くと、
皇居の周りをゆっくりランニングしているようなレベルでないことは容易に想像がつく。
ともあれ、ジャーナリストであり、趣味のレベルを超えた写真の腕をもつランナーであるということ。
オフィシャルで発表されている辰巳郁雄氏に関するプロフィールはたぶんこんなところだが、
ここからはあまり知られていないプロフィールを書いてみる。
彼は学生時代、芝居に熱中していた。
京都に「そとばこまち」という劇団がある。彼は大学入学後すぐその劇団員になっている。
観阿弥の能楽作品「卒塔婆小町」からとったと思われる格調高い名称を持つその劇団は、
1980年代、関西ではかなり人気を博していた。
著名な出身者に、俳優の辰巳琢郎(2代目座長)生瀬勝久(4代目座長)らがいる。
私は辰巳氏と同じ大学でしかも同じクラスだった。
30年も前のことだけれど、クラス全員が自己紹介をしたのだが、自分のも含め、
他の誰のもおぼえていないけど、辰巳君の自己紹介だけが記憶に残っている。
彼は、今と同じよく通るさわやかな声で「エー、辰巳と言います。出身は大阪で、
今そとばこまちという劇団で芝居をやってます。ぜひ皆さん見に来て下さい。」と言い、
次の公演がいつ頃で、どんな演目を行なうかや、劇団員を募集していることなど、
ときおり照れながらも、要領良く滑らかに続けた。
私は写真展のオープニングセレモニーで彼の挨拶を聞きながら、30年前の自己紹介を思い出した。
彼は役者としても高い評価を受けていたし、しかも大学の成績もバツグンによかった。
一言で彼を評するなら「さわやかな熱中人」ということになるだろうか。
時間は流れたけど、酒好きであることを含めて、人はあまり変わらないのだと改めて思った。
もうすぐ、東京マラソン。
また辰巳君は、カメラを片手に銀座の街を駆け抜けていくのだろう。
14日まで、辰巳氏は、リコーフォトギャラリー「RING CUBE」に詰めているそうなので、
ぜひ見に行ってください。
辰巳郁雄 写真展「走った!撮った!世界のマラソン」
■期間:
2010年2月3日(水)~14日(日)
11:00~20:00(最終日17:00まで)
入場無料。火曜日休館
■開催場所:
RING CUBE
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8F・9F
■内容:
世界各地のマラソンでコンパクトカメラを片手に、走りながら撮影を続けている
ジャーナリスト、辰巳郁雄の写真展。
本展では、東京マラソンなど国内外のマラソン大会に出場し、
コース上から撮影した写真100点を展示する。
■問い合わせ先:
RING CUBE
tel. 03-3289-1521
ipad の発売と出版業界の将来
ipadがアメリカで発表になった。
アップルが電子書籍業界に参入したこと、タッチパネル式である点がクローズアップされると同時に、
健康状態が心配されていたCEOのスティーブ・ジョブス氏自身がプレゼンテーションを行なったことや、
ipadという商標が、富士通のアメリカ子会社がすでに登録申請を行なっていたことでも話題になった。
いずれにしろipadの参入により、アマゾンのキンドル、ソニーのレディ・デイリー・エディションの、
三つ巴の戦いが始まったとも言える。
昨年末、大手新聞社に勤務する友人と話したが、新聞社も電子化の波にどのように対応していくか、
かなり苦慮しているようだ。
「Video Killed the radio star(ラジオスターの悲劇)」というバグルスの曲がある。
もう30年も前のことになるが、あのMTVが開局したとき、最初に放送した曲だ。
この曲以降、ヴィジュアル抜きにポップミュージックを語ることができなくなった。
そして5年後、マイケル・ジャクソンの「スリラー」が生まれる。
そして今、紙メディアは、インターネットの普及によって、その存在意義が問われている。
対応を誤ると、「Web killed papers.」が現実化してしまう。
もちろん、コンテンツそのものの存在意義がなくなってしまうわけではない。
問われているのは、コンテンツの告知手段だ。
ウェブはあくまでも手段であって、目的ではないものの、
新聞社や出版社はどのようにしてウェブと折り合いをつけていくのか?
とても楽しみではある。
さて、電子書籍の話に戻る。
もし2泊3日程度温泉に行くとか、1週間ほど海外に出張に行くとかなら、私は、
紙の本をかばんにつめて出かけるように思う。
そのくらいの日程なら、せいぜい5~6冊の本しか読めないからだ。であれば、
折り曲げたり線を引いたりできて、ページをめくる感触を楽しむことのできる紙媒体の方がいい。
けれど、マンガだと話が違う。
手塚治虫全集や、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」全巻を旅先に持って行くことはできない。
手塚治虫なら、たとえば「火の鳥」だけなら上記の旅日程でもじゅうぶんに読み終えることができる。
だから電子マンガだととてもうれしい。
それから、新聞もうれしい。
読むほうもうれしいが、新聞社も配送コストや印刷コストが大幅に削減できるからメリットは大きい。
30年前、私は新聞少年だった。新聞を配達する苦労や集金のたいへんさはよく知っている。
出版社も、原稿をデジタルデータ化し、出版後1年を経たものについて紙より少し安く配信すれば、
中古でブックオフに流れる分はかなり助かるはずだ。
「漫画なんて携帯で読めるよ」と若い人は言うかもしれないが、老眼ではあのサイズの画面は辛い。
日本で始めるなら、書籍ではなく、電子マンガや新聞から参入してほしいと切に願う。
アップルが電子書籍業界に参入したこと、タッチパネル式である点がクローズアップされると同時に、
健康状態が心配されていたCEOのスティーブ・ジョブス氏自身がプレゼンテーションを行なったことや、
ipadという商標が、富士通のアメリカ子会社がすでに登録申請を行なっていたことでも話題になった。
いずれにしろipadの参入により、アマゾンのキンドル、ソニーのレディ・デイリー・エディションの、
三つ巴の戦いが始まったとも言える。
昨年末、大手新聞社に勤務する友人と話したが、新聞社も電子化の波にどのように対応していくか、
かなり苦慮しているようだ。
「Video Killed the radio star(ラジオスターの悲劇)」というバグルスの曲がある。
もう30年も前のことになるが、あのMTVが開局したとき、最初に放送した曲だ。
この曲以降、ヴィジュアル抜きにポップミュージックを語ることができなくなった。
そして5年後、マイケル・ジャクソンの「スリラー」が生まれる。
そして今、紙メディアは、インターネットの普及によって、その存在意義が問われている。
対応を誤ると、「Web killed papers.」が現実化してしまう。
もちろん、コンテンツそのものの存在意義がなくなってしまうわけではない。
問われているのは、コンテンツの告知手段だ。
ウェブはあくまでも手段であって、目的ではないものの、
新聞社や出版社はどのようにしてウェブと折り合いをつけていくのか?
とても楽しみではある。
さて、電子書籍の話に戻る。
もし2泊3日程度温泉に行くとか、1週間ほど海外に出張に行くとかなら、私は、
紙の本をかばんにつめて出かけるように思う。
そのくらいの日程なら、せいぜい5~6冊の本しか読めないからだ。であれば、
折り曲げたり線を引いたりできて、ページをめくる感触を楽しむことのできる紙媒体の方がいい。
けれど、マンガだと話が違う。
手塚治虫全集や、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」全巻を旅先に持って行くことはできない。
手塚治虫なら、たとえば「火の鳥」だけなら上記の旅日程でもじゅうぶんに読み終えることができる。
だから電子マンガだととてもうれしい。
それから、新聞もうれしい。
読むほうもうれしいが、新聞社も配送コストや印刷コストが大幅に削減できるからメリットは大きい。
30年前、私は新聞少年だった。新聞を配達する苦労や集金のたいへんさはよく知っている。
出版社も、原稿をデジタルデータ化し、出版後1年を経たものについて紙より少し安く配信すれば、
中古でブックオフに流れる分はかなり助かるはずだ。
「漫画なんて携帯で読めるよ」と若い人は言うかもしれないが、老眼ではあのサイズの画面は辛い。
日本で始めるなら、書籍ではなく、電子マンガや新聞から参入してほしいと切に願う。
市川海老蔵&小林麻央 婚約発表記者会見 3.5カラットダイヤモンド
テレビ朝日の電話取材を受けた。
なんでも、「市川海老蔵と小林麻央が都内のホテルで婚約発表記者会見を開いた。
その時、小林麻央が着けていた婚約指輪が、海老蔵がモナコで購入した
3.5カラットのダイヤモンドの指輪らしいのだが、いったいいくらするものか?」
という質問だった。
「見てないし興味もないからわからないけど、わざわざモナコで購入したということなら、
『レポシ』というブランドのダイヤモンドリングかもしれない。
モナコ王室御用達ブランドだし、日本ではティファニーやカルティエほど有名ではないけど、
逆に手垢が付いていないスーパーブランドであるとも言えるから。
それから、グレードによって価格はピンキリだし、現物を見ないと具体的なことは言えないけど、
海老蔵が一生の愛を誓って贈るということなら、軽く1,000万円以上はすると思う。」
と答えておいた。
ダイヤモンドは永遠にその美しさは変わらないけど、愛はもろくて永遠ではないんだよね、
経年劣化も進んでいくし。
だからこそ、逆説的にダイヤモンドという地球上で最も硬く安定した物質を『愛の証』として
プレゼントする習慣が根付いてきたのだと思う。
なんでも、「市川海老蔵と小林麻央が都内のホテルで婚約発表記者会見を開いた。
その時、小林麻央が着けていた婚約指輪が、海老蔵がモナコで購入した
3.5カラットのダイヤモンドの指輪らしいのだが、いったいいくらするものか?」
という質問だった。
「見てないし興味もないからわからないけど、わざわざモナコで購入したということなら、
『レポシ』というブランドのダイヤモンドリングかもしれない。
モナコ王室御用達ブランドだし、日本ではティファニーやカルティエほど有名ではないけど、
逆に手垢が付いていないスーパーブランドであるとも言えるから。
それから、グレードによって価格はピンキリだし、現物を見ないと具体的なことは言えないけど、
海老蔵が一生の愛を誓って贈るということなら、軽く1,000万円以上はすると思う。」
と答えておいた。
ダイヤモンドは永遠にその美しさは変わらないけど、愛はもろくて永遠ではないんだよね、
経年劣化も進んでいくし。
だからこそ、逆説的にダイヤモンドという地球上で最も硬く安定した物質を『愛の証』として
プレゼントする習慣が根付いてきたのだと思う。
「もともと日本人じゃない」 平沼赳夫が蓮舫を批判
平沼赳夫元経済産業相(衆院岡山3区)が岡山市で17日に開かれた後援会パーティーのあいさつで、
政府の事業仕分けで注目された民主党の蓮舫参院議員について
「言いたくないけれども、もともと日本人じゃない。
帰化して国会議員になって事業仕分けでそんなことを言っている」などと発言した。(産経msnより)
今批判するなら、蓮舫なんかじゃなくて小沢にすべきだよね。
「言いたくないけれども、小沢はもともと善人ではない。
国民のための政権交代などと叫んではいるが、実は私腹を肥やすことしか考えていない。」
国会でここまで言ったら、拍手喝采だったのにね。
平沼じいさんは外国人住民基本法案にももちろん反対している。
谷口正春の著書を読んで感動したという逸話があるので、生長の家から票を貰ってるのかもしれない。
山本一太参議院議員が、平沼じいさんの自民党復党に反対していると聞いて、
「あんまり調子に乗るなよ。お前、抹殺するぞ。」と脅した事件も有名だ。
出自はいいが、行儀はよくない卑しいじいさんだな。
政府の事業仕分けで注目された民主党の蓮舫参院議員について
「言いたくないけれども、もともと日本人じゃない。
帰化して国会議員になって事業仕分けでそんなことを言っている」などと発言した。(産経msnより)
今批判するなら、蓮舫なんかじゃなくて小沢にすべきだよね。
「言いたくないけれども、小沢はもともと善人ではない。
国民のための政権交代などと叫んではいるが、実は私腹を肥やすことしか考えていない。」
国会でここまで言ったら、拍手喝采だったのにね。
平沼じいさんは外国人住民基本法案にももちろん反対している。
谷口正春の著書を読んで感動したという逸話があるので、生長の家から票を貰ってるのかもしれない。
山本一太参議院議員が、平沼じいさんの自民党復党に反対していると聞いて、
「あんまり調子に乗るなよ。お前、抹殺するぞ。」と脅した事件も有名だ。
出自はいいが、行儀はよくない卑しいじいさんだな。
快楽とコスト レンジローバーに見るエコとエゴの共存
かつて砂漠のロールス・ロイスと呼ばれ、高級SUV市場の王様として君臨したレンジローバーは、
いつの間にか栄光の座から滑り落ち、その堂々たる体躯に反比例して、
プレゼンスを示すことが難しくなってしまった。
いくつか理由はある。
ひとつは、レンジローバーというクルマが属していたカテゴリーが、それまでの
クロスカントリーからスポーツユーティリティビークル(SUV)へ名称が変わったのを契機に、
各メーカーの参入が飛躍的に増大し、競争が激化したことが挙げられる。
今から20年ほど前、レンジローバーと人気を二分していたのは、メルセデスのGクラスだけだった。
助手席に花束を置いて、タキシードを着た紳士が高級ホテルに乗りつけるという
シチュエーションを許容するレンジに対して、ドイツの軍用車として設計されたGクラスは、
フロントガラスに曲面ではなくあえて平面を採用するなど、高級ではあるものの、
あくまでもストイックでへビーデューティなクルマだった。
つまりレンジもGクラスも、共にニッチな市場に位置しながら、独自の世界観を具現したクルマだった。
時代が下りこのマーケットに、もう少し都会的なイメージを持ち込んだのが、トヨタのハリアーだ。
それにBMWのX5やメルセデスのMLクラス、フォルクスワーゲンのトゥアレグなどが続いた。
もちろんヨーロッパのメーカーだけが参入したわけではない。
フォードはリンカーンブランドのナビゲーター、GMはキャデラックブランドでエスカレードを投入し、
ついにはスポーツカー専業メーカーであるポルシェまでがカイエンというモデルで参入を果たす。
これだけの車種が登場すると、ヘビー⇔ライト、ラグジュアリー⇔スポーツという縦横2軸の
ポートフォリオで表現されるポジショニングマップは、あっという間に埋まってしまい、
他車と差別化できるマーケットがほとんど失くなってしまった。
IPOでお金を得たIT長者や外資系金融マンは特にカイエンを購入したし、
広告代理店勤務のできるサラリーマンはX5を乗りこなし、
なぜかデザイナーや音楽のディレクターなどのアート系の人たちはGクラスに留まった。
いずれにしても積極的にレンジを選ぶ理由はもはやなくなっていた。
ふたつ目は、やはりリーマンショックを契機とするラグジュアリーカーマーケット全体の縮小だ。
残念なことにイタリアの高級車メーカー「ランチア」は、その歴史に終止符が打たれることになった。
いたずらに数を追うのではなく、個性的な車を本当にその価値を理解している人のためだけにつくる、
というロマンティックなモノづくりが許されなくなっている。
モーガンやロータスはだいじょうぶだろうかと心配になる。
3つ目には、行きすぎと思われるようなエコブームが挙げられる。
ハイブリッドや電気自動車へ急速なシフトにより、内燃機関以外の次世代技術を持たないメーカーは、
すっかり蚊帳の外に置かれてしまった。
レンジローバーのスリーサイズは、全長×全幅×全高=4970mm×1955mm×1880mmで、
車は2,630Kgもある。これだけの巨体を動かすために、エンジンたるやV型8気筒5000ccで、
あろうことかスーパーチャージャーまで付いている。
10.15モード燃費は5.5km/l。ちなみにプリウスの10.15モード燃費は35.5km/lだから6.5倍も違う。
地球に対する環境負荷の掛け方も大きい。CO2排出量は348g/kmでプリウスのほぼ4倍に相当する。
レンジはただ乗っているだけで非常に肩身がせまいクルマなのである。
そこで、あまり罪の意識を抱かずレンジに乗る方法が今回発表された。
72,000Kmまでに排出するCO2をオーナーがカーボンオフセットという方法で買いとるというもの。
カーボンは変動するが、1トンあたりおおよそ4,000円だから、
72,000km×0.00348トン×4,000円≒10万円となる。
10万円コストを負担することで、少しリラックスして乗ることができるというわけだ。
つまり快楽のコストであり、エゴを通すためのエコに対する免罪符でもある。
こうした仕組みはこれから少しずつ他の快楽系のクルマにも波及していくように思う。
いつの間にか栄光の座から滑り落ち、その堂々たる体躯に反比例して、
プレゼンスを示すことが難しくなってしまった。
いくつか理由はある。
ひとつは、レンジローバーというクルマが属していたカテゴリーが、それまでの
クロスカントリーからスポーツユーティリティビークル(SUV)へ名称が変わったのを契機に、
各メーカーの参入が飛躍的に増大し、競争が激化したことが挙げられる。
今から20年ほど前、レンジローバーと人気を二分していたのは、メルセデスのGクラスだけだった。
助手席に花束を置いて、タキシードを着た紳士が高級ホテルに乗りつけるという
シチュエーションを許容するレンジに対して、ドイツの軍用車として設計されたGクラスは、
フロントガラスに曲面ではなくあえて平面を採用するなど、高級ではあるものの、
あくまでもストイックでへビーデューティなクルマだった。
つまりレンジもGクラスも、共にニッチな市場に位置しながら、独自の世界観を具現したクルマだった。
時代が下りこのマーケットに、もう少し都会的なイメージを持ち込んだのが、トヨタのハリアーだ。
それにBMWのX5やメルセデスのMLクラス、フォルクスワーゲンのトゥアレグなどが続いた。
もちろんヨーロッパのメーカーだけが参入したわけではない。
フォードはリンカーンブランドのナビゲーター、GMはキャデラックブランドでエスカレードを投入し、
ついにはスポーツカー専業メーカーであるポルシェまでがカイエンというモデルで参入を果たす。
これだけの車種が登場すると、ヘビー⇔ライト、ラグジュアリー⇔スポーツという縦横2軸の
ポートフォリオで表現されるポジショニングマップは、あっという間に埋まってしまい、
他車と差別化できるマーケットがほとんど失くなってしまった。
IPOでお金を得たIT長者や外資系金融マンは特にカイエンを購入したし、
広告代理店勤務のできるサラリーマンはX5を乗りこなし、
なぜかデザイナーや音楽のディレクターなどのアート系の人たちはGクラスに留まった。
いずれにしても積極的にレンジを選ぶ理由はもはやなくなっていた。
ふたつ目は、やはりリーマンショックを契機とするラグジュアリーカーマーケット全体の縮小だ。
残念なことにイタリアの高級車メーカー「ランチア」は、その歴史に終止符が打たれることになった。
いたずらに数を追うのではなく、個性的な車を本当にその価値を理解している人のためだけにつくる、
というロマンティックなモノづくりが許されなくなっている。
モーガンやロータスはだいじょうぶだろうかと心配になる。
3つ目には、行きすぎと思われるようなエコブームが挙げられる。
ハイブリッドや電気自動車へ急速なシフトにより、内燃機関以外の次世代技術を持たないメーカーは、
すっかり蚊帳の外に置かれてしまった。
レンジローバーのスリーサイズは、全長×全幅×全高=4970mm×1955mm×1880mmで、
車は2,630Kgもある。これだけの巨体を動かすために、エンジンたるやV型8気筒5000ccで、
あろうことかスーパーチャージャーまで付いている。
10.15モード燃費は5.5km/l。ちなみにプリウスの10.15モード燃費は35.5km/lだから6.5倍も違う。
地球に対する環境負荷の掛け方も大きい。CO2排出量は348g/kmでプリウスのほぼ4倍に相当する。
レンジはただ乗っているだけで非常に肩身がせまいクルマなのである。
そこで、あまり罪の意識を抱かずレンジに乗る方法が今回発表された。
72,000Kmまでに排出するCO2をオーナーがカーボンオフセットという方法で買いとるというもの。
カーボンは変動するが、1トンあたりおおよそ4,000円だから、
72,000km×0.00348トン×4,000円≒10万円となる。
10万円コストを負担することで、少しリラックスして乗ることができるというわけだ。
つまり快楽のコストであり、エゴを通すためのエコに対する免罪符でもある。
こうした仕組みはこれから少しずつ他の快楽系のクルマにも波及していくように思う。
マスコミ(TBS)の取材を受けて考えたこと
取材しにやってきたTBSのディレクターは悪い人ではなかった。
むしろ、すごくいい人のように感じた。
けれど、組織としてのマスコミはやはり怖い。
カメラで撮ったものを視聴者を意識して編集してしまえば、
観るひとに、取材を受けた人間が言ったことと全く逆の印象を与えることも可能だからだ。
基本的に、マスコミの「正義は我にあり!」というスタンスが好きではない。
大きな災害や事故の報道を観て思うが、取材対象への配慮がない点が好きではない。
記者クラブのような、閉鎖的な特権制度を持っている点も嫌いだ。
毎日、事件、事故は起きている。
ただ、いつどこでこんなことがありました、みたいな報道だけなら、通信社のニュースで済む。
本来、ジャーナリズムというのは、あるテーマに対し時間と労力をかけて現場で取材し、
責任を持って署名で記事を書くことだと思う。
そういえば、4年ほど前、朝日新聞が電波媒体を使って、胡散臭いCMを流していたのを思い出す。
「言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている言葉のチカラを。
ジャーナリスト宣言。朝日新聞。」
文字にしてみると、繰り返しと倒置法によって「言葉」というコトバを強調しているのがよくわかる。また映像やナレーションを省いてみると、朝日新聞のやる気より、
コピーライターの気負いの方が気になってしまう。
実際、言葉はそんなにチカラのあるものなのか?
言葉は単に道具であり記号である、私はそう思っていた。
道具は使う人や使用法によっては武器にも身を守る盾にもなるし、
たんなる騒音やゴミになったりもする。
つまり言葉は、使い方次第ということ。
でも朝日新聞は、なぜ当時「言葉を信じる」とあんなにも大声(コストをかけて)で
叫ばなくてはならなかったのだろう?
サンゴ事件のキズがまだ癒えていなかったのかなあと邪推してしまう。
声の大きな政治家や営業マンが、何か重要なことを隠しているようで信用できないのと同じだ。
朝品新聞のコピーにある「言葉」というコトバは、異なるコトバのほうがしっくりくる場合がある。
たとえば「宗教」、「お金」、「政治」、「権威」、「マスコミ」、「マニフェスト」・・・、
「言葉」がなんだかいちばん場違いに感じるなあ。
ついで言えば、朝日新聞のCMは、次にこんなコピーに変わった。
「言葉に救われた。言葉に背中を押された。言葉に涙を流した。言葉は人を動かす。
私たちは信じている言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言。朝日新聞。」
どうですか?
私が朝日の人間だったら恥ずかしいなあ、こんなCMバンバン流されていたら。
以前からマスコミの方に質問したかったのだけど、
「真実」と「事実」と「現実」の違いについて教えてほしい。
むしろ、すごくいい人のように感じた。
けれど、組織としてのマスコミはやはり怖い。
カメラで撮ったものを視聴者を意識して編集してしまえば、
観るひとに、取材を受けた人間が言ったことと全く逆の印象を与えることも可能だからだ。
基本的に、マスコミの「正義は我にあり!」というスタンスが好きではない。
大きな災害や事故の報道を観て思うが、取材対象への配慮がない点が好きではない。
記者クラブのような、閉鎖的な特権制度を持っている点も嫌いだ。
毎日、事件、事故は起きている。
ただ、いつどこでこんなことがありました、みたいな報道だけなら、通信社のニュースで済む。
本来、ジャーナリズムというのは、あるテーマに対し時間と労力をかけて現場で取材し、
責任を持って署名で記事を書くことだと思う。
そういえば、4年ほど前、朝日新聞が電波媒体を使って、胡散臭いCMを流していたのを思い出す。
「言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている言葉のチカラを。
ジャーナリスト宣言。朝日新聞。」
文字にしてみると、繰り返しと倒置法によって「言葉」というコトバを強調しているのがよくわかる。また映像やナレーションを省いてみると、朝日新聞のやる気より、
コピーライターの気負いの方が気になってしまう。
実際、言葉はそんなにチカラのあるものなのか?
言葉は単に道具であり記号である、私はそう思っていた。
道具は使う人や使用法によっては武器にも身を守る盾にもなるし、
たんなる騒音やゴミになったりもする。
つまり言葉は、使い方次第ということ。
でも朝日新聞は、なぜ当時「言葉を信じる」とあんなにも大声(コストをかけて)で
叫ばなくてはならなかったのだろう?
サンゴ事件のキズがまだ癒えていなかったのかなあと邪推してしまう。
声の大きな政治家や営業マンが、何か重要なことを隠しているようで信用できないのと同じだ。
朝品新聞のコピーにある「言葉」というコトバは、異なるコトバのほうがしっくりくる場合がある。
たとえば「宗教」、「お金」、「政治」、「権威」、「マスコミ」、「マニフェスト」・・・、
「言葉」がなんだかいちばん場違いに感じるなあ。
ついで言えば、朝日新聞のCMは、次にこんなコピーに変わった。
「言葉に救われた。言葉に背中を押された。言葉に涙を流した。言葉は人を動かす。
私たちは信じている言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言。朝日新聞。」
どうですか?
私が朝日の人間だったら恥ずかしいなあ、こんなCMバンバン流されていたら。
以前からマスコミの方に質問したかったのだけど、
「真実」と「事実」と「現実」の違いについて教えてほしい。
二玄社 NAVI 休刊
天賞堂事件以降、爆窃団関連の話ばかりになってしまったけど、
個人的には、NAVI休刊のニュースはかなりインパクトがあった。
一昨年のリーマンショックがターニングポイントになったであろうことは想像に難くない。
広告の減少、若者のクルマ離れ、話題になるのはコンパクトカーやハイブリッドカーだけなど、
クルマを単なる移動するための道具ではなく、ファッション同様オトナの文化としてとらえて、
紙面をつくりあげてきたNAVIには逆風が吹き続けていた。
おそらく、NAVIや同じ二玄社のCGの中心的な読者層は、50歳前後だろう。
掲載されているクルマは、ガイシャばかりだ。
ガイシャ。
性能や乗り心地の面で、ガイシャが日本車に対して持っていたアドバンテージは、
大昔に失なってしまっている。
単に速さを競うなら数千万円もするフェラーリやポルシェは、800万円ほどのニッサンGTRに勝てない。
もはやガイシャにあるのは、ロマンやノスタルジーだけかもしれない。
その意味でNAVIやCGは、ロマンやノスタルジーのバイブルだった。
販売部数が減少してきた原因は、広告の減少や若者のクルマ離れ、インターネットの普及など、
外部環境の変化だけとは言い切れない。
記事がつまらなくなってきていたのも事実だ。
モータージャーナリストを自称するクルマ好きのライターたちは、
メーカーからクルマを無償で借り受けてテストするため、どうしても評価が甘くなる。
テストだけではない。個人的な用事であっても借り受けたいクルマを販売しているメーカーに対して、
どうして厳しい記事が書けるだろう。
一例をあげるなら、私はポルシェを悪く書くライターを一人も知らない。
ポルシェがいいクルマであることは認める。
しかしプロのジドウシャ評論家が、オーナーではできないような無茶な乗り方をして、
なぜ、欠点がひとつも見つけられないのか大いに疑問だ。
ライターの文章も下手になった。
徳大寺有恒が好きかどうかは別にして、文章に味わいがあることに関しては異論がない。
別に筑波サーキットやニュルブルクリンクのノルドシュライフェを速く走らせる技術がなくてもいい、
読み手に感覚を伝えられるライターでなくては、モータジャーナリストを名乗る資格はない。
いつの間にか、NAVIもそうしたライターが書いた記事ばかりになってしまった。
プリウスを全く評価しない評論家が一人くらいいてもいいと思うし、
ポルシェやフェラーリの悪い点を堂々と述べる評論家がいてもいいし、
死亡事故の多い車種を調べて発表する評論家もいるべきだし、
10.15モード燃費の無意味性について批判し続ける評論家だっているべきだ。
寂しい気もするが、CGほどの予算を掛けられないNAVIは、
休刊するべくして休刊することになったとも思える。
個人的には、NAVI休刊のニュースはかなりインパクトがあった。
一昨年のリーマンショックがターニングポイントになったであろうことは想像に難くない。
広告の減少、若者のクルマ離れ、話題になるのはコンパクトカーやハイブリッドカーだけなど、
クルマを単なる移動するための道具ではなく、ファッション同様オトナの文化としてとらえて、
紙面をつくりあげてきたNAVIには逆風が吹き続けていた。
おそらく、NAVIや同じ二玄社のCGの中心的な読者層は、50歳前後だろう。
掲載されているクルマは、ガイシャばかりだ。
ガイシャ。
性能や乗り心地の面で、ガイシャが日本車に対して持っていたアドバンテージは、
大昔に失なってしまっている。
単に速さを競うなら数千万円もするフェラーリやポルシェは、800万円ほどのニッサンGTRに勝てない。
もはやガイシャにあるのは、ロマンやノスタルジーだけかもしれない。
その意味でNAVIやCGは、ロマンやノスタルジーのバイブルだった。
販売部数が減少してきた原因は、広告の減少や若者のクルマ離れ、インターネットの普及など、
外部環境の変化だけとは言い切れない。
記事がつまらなくなってきていたのも事実だ。
モータージャーナリストを自称するクルマ好きのライターたちは、
メーカーからクルマを無償で借り受けてテストするため、どうしても評価が甘くなる。
テストだけではない。個人的な用事であっても借り受けたいクルマを販売しているメーカーに対して、
どうして厳しい記事が書けるだろう。
一例をあげるなら、私はポルシェを悪く書くライターを一人も知らない。
ポルシェがいいクルマであることは認める。
しかしプロのジドウシャ評論家が、オーナーではできないような無茶な乗り方をして、
なぜ、欠点がひとつも見つけられないのか大いに疑問だ。
ライターの文章も下手になった。
徳大寺有恒が好きかどうかは別にして、文章に味わいがあることに関しては異論がない。
別に筑波サーキットやニュルブルクリンクのノルドシュライフェを速く走らせる技術がなくてもいい、
読み手に感覚を伝えられるライターでなくては、モータジャーナリストを名乗る資格はない。
いつの間にか、NAVIもそうしたライターが書いた記事ばかりになってしまった。
プリウスを全く評価しない評論家が一人くらいいてもいいと思うし、
ポルシェやフェラーリの悪い点を堂々と述べる評論家がいてもいいし、
死亡事故の多い車種を調べて発表する評論家もいるべきだし、
10.15モード燃費の無意味性について批判し続ける評論家だっているべきだ。
寂しい気もするが、CGほどの予算を掛けられないNAVIは、
休刊するべくして休刊することになったとも思える。
テレビ取材を受けました
1月2日の銀座 天賞堂の盗難事件以来、マスコミ各社からの取材申し込みが相ついでいた。
昨年2月の事件のときも、興味本位の一過性の事件として取り上げられるのが嫌で、
結果として取材を受けたのは共同通信だけだった。
今回はうちの事件からはほぼ一年が経過していること、香港で天賞堂事件の実行犯が逮捕されたこと、
それに今後も起こり得る事件を未然に防ぐための私の主張を取り上げてもらえるとのことだったので、
TBSの「総力報道!THE NEWS」の取材を受けることにした。
私の映像や店内の様子はもちろん、壁を破られた金庫室にもカメラを入れたから、
興味本位で観ていただいてもけっこう面白いかもしれない。
どのように編集されるかわからないけど、最も伝えたかったのはうちの事件の経緯ではない。
私が望んでいるのは、爆窃団と呼ばれる犯罪組織の全容解明と、事件を未然に防ぐための仕組みだ。
具体的には、警察、損害保険会社、警備会社、それに被害者が協力して、貴重品を扱う業者に対して、
講習を行なうなどの啓蒙活動を行なっていくことが必要だということだ。
本日、TBSで午後7時くらいから の放送だそうです。
ご覧になりたい方はどうぞ。
昨年2月の事件のときも、興味本位の一過性の事件として取り上げられるのが嫌で、
結果として取材を受けたのは共同通信だけだった。
今回はうちの事件からはほぼ一年が経過していること、香港で天賞堂事件の実行犯が逮捕されたこと、
それに今後も起こり得る事件を未然に防ぐための私の主張を取り上げてもらえるとのことだったので、
TBSの「総力報道!THE NEWS」の取材を受けることにした。
私の映像や店内の様子はもちろん、壁を破られた金庫室にもカメラを入れたから、
興味本位で観ていただいてもけっこう面白いかもしれない。
どのように編集されるかわからないけど、最も伝えたかったのはうちの事件の経緯ではない。
私が望んでいるのは、爆窃団と呼ばれる犯罪組織の全容解明と、事件を未然に防ぐための仕組みだ。
具体的には、警察、損害保険会社、警備会社、それに被害者が協力して、貴重品を扱う業者に対して、
講習を行なうなどの啓蒙活動を行なっていくことが必要だということだ。
本日、TBSで午後7時くらいから の放送だそうです。
ご覧になりたい方はどうぞ。
銀座の時計窃盗関与か、香港で6人逮捕
以下、asahi.comより
「東京都中央区銀座4丁目の貴金属店「天賞堂」で壁に穴を開けられ、
計3億円相当の高級腕時計が盗まれた事件で、香港の警察当局は9日午前、記者会見し、
香港人5人と中国人1人の計6人を逮捕したことを明らかにした。」
爆窃団なんて言われてるけど、うちの事件と犯人は同一なんだろうか?
たぶん、大きな組織なんだろうな。
末端の実行犯が数人逮捕されたくらいでは、組織の全体像の解明は難しいと思うけど、
ちゃんとうちの事件のことも追及してほしいなあ。
万が一、盗られたモノが戻ってきたらかなりうれしい。
とりあえず香港警察エラい!
築地署と警視庁にも頑張ってほしい。
「東京都中央区銀座4丁目の貴金属店「天賞堂」で壁に穴を開けられ、
計3億円相当の高級腕時計が盗まれた事件で、香港の警察当局は9日午前、記者会見し、
香港人5人と中国人1人の計6人を逮捕したことを明らかにした。」
爆窃団なんて言われてるけど、うちの事件と犯人は同一なんだろうか?
たぶん、大きな組織なんだろうな。
末端の実行犯が数人逮捕されたくらいでは、組織の全体像の解明は難しいと思うけど、
ちゃんとうちの事件のことも追及してほしいなあ。
万が一、盗られたモノが戻ってきたらかなりうれしい。
とりあえず香港警察エラい!
築地署と警視庁にも頑張ってほしい。