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chisaです照れ


昨日、家の前でツクツクボウシの鳴き声が聞きえました。
今年も夏の終わりが近づいてきていますね。



夏の終わり、秋の始まり



この時期になると

きゅんと胸が苦しくなって

チクチクした心の痛みを感じます


次男の受験期からは2年経ちますので、今年はそんなに感じないかなと思ってましたが



やはり同じ季節が巡ってくると同じ感覚が甦ってくるものですね…




次男の中学受験に関しては昨年の秋〜冬にかけて連載にして書きました。
ブログの時系列では長男の大学受験と混在しているので読みやすいように下記に並べてみました。


長いですが宜しければ読んでやって下さい

これから中学受験を迎える皆さまへ、我が家のような失敗をしなくて済むようにと願いながら書いたものです。



崩壊への道②〜塾に行けない〜

崩壊への道③〜母のメンタル〜

崩壊への道⑤〜満身創痍〜

あとがき



長男の中学受験の時も心配、不安、苛立ち、その他、情緒不安に陥ることもありました。
小6秋から長男の反抗期が始まったこともあって、母子バトルもありました。

塾の先生に電話で泣きついて、よく相談に乗っていただきました。


ですが



辛いと思ったことはなかったです真顔




なぜなら
塾通いも中学受験も、長男が強く望んだことだったからです。


長男が低学年の頃はまだ受験も本気で考えてはいなかったのですが、スポーツより勉強が得意な子だったので塾の無料テストを受けさせてみて、夏期講習に行かせてみたのが始まりでした。


長男は塾の環境をおもしろい、楽しいと感じてたくさんの仲の良い友達に恵まれました。
そこが長男の大切な居場所になりました。


それがそのまま中学受験に繋がりました。


連日長時間の勉強は小学生には過酷だな、これでいいのかなと不安に思ったことはありましたが、塾の友達と同じ学校に行きたいというのが長男の望みでしたから、それがブレることはありませんでした。


ですが次男は違います


幼少期からお勉強は苦手
中学受験には向かないかも

そう感じていましたが、長男を中高一貫校に進学させてみると思ったより良かったのです。


楽しそうに通う兄を見たら次男も受験したいと思うかもしれない。
受験したいと思った時に学力が足りなくて塾に入れなかったら可哀想だ。

そう思って次男は小3から中学受験塾に入れました。


もちろん、本人が勉強嫌だ、受験しないと言えば公立に進学させるつもりでいましたが、受験できる環境を先に作ってしまったことよって、受験するのが当たり前と思わせてしまったのではないか

自分から望んだわけではないのに、受験塾に通うのが普通の日常になってしまっていた…

そうしてしまったことに罪悪感がありました


次男は長男のように塾が好きだったわけでも、仲の良い塾友がいたわけでもありません。

野球やサッカーが大好きで、学校の友達と毎日暗くなるまで外で遊ぶというのが似合う子でした。

6年生になっても成績が伸びなくて自暴自棄になっていた次男を見て、先回りして塾に入れてしまったことがこの子にはよくなかったのではないかと、後悔したこともありました。


中学受験の世界なんて知らずに育てた方が良かったのだろうか…
私の選択が間違っていたのかも

そうした不安が絶えずありました。


最終的に次男が中学受験を選んだのは高校受験をしたくないという理由からでした。



中学受験を目指しながら成績が上がらない、もしくは下がってしまい、撤退を考えているという方もいらっしゃるかと思います。



難しい選択ですが





どちらでも選んだ道が正解ですおねがい




考え抜いて決めた結果なら
それがその子の正解なのです


迷うならば
塾をしばらくお休みして受験から完全に離れた生活を送ってみるのも1つの方法かと思います。


そこで全く未練がないのならば、公立への進学を考えた方がいいのでしょう。


受験するだけして、私立には進学しないという選択もあります。



どの道を通っても子供を伸ばすことはできます。
これまでの勉強が決して無駄になるわけではありません。


逆に難関中に合格していながら堕落していった子供達も大勢見てきました。



6年生になると余裕がなくなりますから、物事が見えなくなる傾向にあります。



ですが
行き詰まっているならば


少し立ち止まって


中学受験が全てじゃない
第一志望校でなくても


この先いくらでも道は開けるのだと
肩の力を抜いてみて下さい照れ




このブログを書いている時
ふと思い立って



次男に
中学受験を振り返ってみて今
どう思うかを聞いてみました



あれだけ荒れていた次男
今ではすっかり
受験のことなんて忘れてそうでしたが



うーん、と頭を捻りながら
ポツポツと答えてくれました





中学受験は辛かった
苦しかった
勉強嫌だった
遊びたかった




でも終わってみて
あの苦労をしてよかったと思った



たぶん、今の学校に受かってなくてもそう感じたと思う




どうして?と聞いた私に




だって




勉強したことはきっと
今後に
役に立ってくれると思うから…