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chisaです
次男の受験記は、昨年と同じ時系列で書いていこうと思っていたのですが…
ふと
もし現6年生の親御さんが読んでくださっているとしたら、反面教師にしてもらうため、もしくは勇気を持っていただくために、早めに書いてしまった方がいいかな?と思いましたので
急ごうかと思います。
次男は生まれつき体の弱い子でした。
学校の欠席も多かったです。
ですが小学校の野球チームに入って少しずつ鍛えられ、5年あたりから欠席も減っていました。
6年1学期の欠席は1日だけ
火木土の通塾、土曜は午前中野球部で午後からサピの土特です。そして日曜は朝から夕方まで野球部です。ハードなスケジュールも休まずにこなしていました。
受験のために野球部をやめたのは6月
その後体調の変化は夏休みから…
SAPIXの夏期講習は週に1日のお休みがありました。その休みが来るたびに頭痛、吐き気、下痢を起こしてました。
熱中症の時の症状と同じだったので、そうなのかなと涼しく安静にさせました。
塾のお休み日に予定していた自宅学習は半分もできませんでした。
熱中症と言っても、塾の行き帰りだけです。行きは午後から炎天下のなか行きますが、帰りは夜です。行きの炎天下も家から駅と駅から塾の間だけ。合計で20分ほどです。
5年まで毎年、真夏の炎天下で土日の朝8時から夕方17時まで野球やってました。
熱中症警報が出て、小学生が野球やってていいのか?と思う日も休みはありません。
熱中症で具合悪くなる時もありましたが、毎回ではありません。少なくとも夏の暑さには慣れているはずでした。
なのに、こんなに体調崩すのおかしいな…とは思ってました。
そして夏が終わり、テスト結果は
8月のマンスリーで突き落とされ、9月のSAPIXオープンで思い知らされ、10月でトドメを刺されました。
9月の中旬から毎週のように風邪で学校を欠席しました。熱は微熱程度、朝起きられず、夕方まで熟睡してました。
塾には行きたい気持ちがあったので、夕方から行ける日もあれば、無理な日もありました。
特に週末に疲れが来るのか、土曜の体調不良が多く、土特欠席が多かったです。
そのまま日曜にも回復せずにSS特訓を休むこともたびたびありました。
秋の追い上げ期に塾を欠席するなんてあり得ない!と思っていました。
今思えば、夏休みはストレスから身体が弱っていて、秋以降はテスト結果の絶望感から気力が失われて体調不良に繋がったのかと思います。
身体を壊すほどに受験が苦しいなら、やめてしまった方がいいのではと悩みました。
次男には何度も言いました
「受験やめようか?野球部に戻ろう。みんなと一緒に最後の大会に出ようよ」
ですが次男は毎回首を横に降ります
戻れるわけがない
心の中でそう呟いていたと思います
次男が受験することは6年のほとんどの子が知っていました。中学受験するのは毎年だいたい10人ちょっとです。
次男は野球部をやめたことで受験が知れ渡ってしまいました。
人数ギリギリだった野球部
次男は1番の古株でした。
戦力となる6年生が抜けるわけですから、チームとしては痛手ですが、コーチ陣は快く送り出してくれました。
頑張れよ!
辛くても諦めるな!
ですが一方で
もしどうしても無理だったなら帰って来い
名前の登録だけはしておくから
温かい言葉をいただいていた野球部に次男は合格の報告をしたかったのでしょう。
3年生から塾に通っていることで、ここでやめたら何のために今までやって来たかわからないという気持ちもあったかと思います。
次男のプライドが受験撤退を許さない
後には引けない状態でした
中学受験は時として様々なものを狂わせます
親の狂気
子の反抗
非常時ですから冷静な判断ができないのです
知らず知らずのうちにのめり込んでいきます
10月の時点で志望校は決まっていませんでした。
決まっていたのは長男の学校は受けないということだけ。
難関校は無理だけど、せめてその次に位置する上位校には入りたいというのが次男の望みでした。
SAPIX偏差値で50台前半、具体的な学校名で言えば、芝や本郷あたりでしょうか。
私ももちろん、そのくらいに行ってくれれば次男としては上出来だと思っていました。その後の大学進学でも国公立を狙えます。
ですが、次男のこの体調不良ではそれすら望めなくなってしまいます。
体調が悪ければ家庭学習すらできなくなる
私は悩み抜いて一つの打開策を考えました
10月の保護者会で校舎長に言いました
「通塾を週1日減らそうと思います」