復刻されないタミヤバギー

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現在大人気のタミヤ復刻バギー。

とても勢いがあるので、当時のバギーを全て復刻しそうな期待も高いです。

ですが諸般の事情で復刻が難しいバギーもあります。

 

 

私の初RCカーがこのマッドキャップでした。

でもこれ、復刻がとても難しいです。

ギヤボックス本体の金型をスーパーアスチュート用に改修しちゃったんですよね。

そのため旧アスチュート系のギヤボックスを使う車は全て復刻が難しいです。

他にも復刻の要望が高いのがファルコン。

これも金型改修して、スタジアムブリッツァーになっています。

ファルコンの復刻はアスチュート系より難しいです。

あと復刻の要望がとても高いのが、ポルシェ959とセリカグループB。

これは特殊なボディの金型の修復が難しいという問題が言われています。

ただそれ以上の難しいのが、テクニゴールド専用設計になっていること。

アバンテやビッグウィッグに付属する金色のGTチューンでは構造上耐えられないんですよね。

いくらタミヤでも、マブチ製の高性能モーターの復刻は難しいです。

テクニゴールドは当時で5000円と高額のモーター。

現在日本で新たに復刻したら8000円くらいにはなりそうです。

しかも当時とは大きく進化したパワーソース系により。コミュへの負担が大きくなります。

そうなるとコミュ研磨が必要になります。

6セル23ターン時代には各メーカーがコミュ研磨機をリリースしていました。

でも現在はちょっと入手困難です。

さらにテクニゴールドは一般的なモーターよりステーターが長めです。

そのためテクニゴールドに対応したコミュ研磨機が必要になります。

これはさすがに現在では入手が難しくなります。

テクニゴールドの維持管理が現在ではかなり困難です。

そんな状況なので、テクニゴールドの復刻は極めて難しいでしょう。

テクニゴールドが無ければポルシェ959は成立しません。

 

個人的には959とマッドキャップは復刻して欲しいです。

あとソニックファイターも欲しいですね。

でもこの辺りの復刻はタミヤでも難しいと思っています。