水替えについての考察をします。
今回は、水替え自体の方法について記載します。
どのような水替えを皆さんはされているでしょうか。
まず水替え方法は基本的に2種類です。
1.全部替える(リセット)方法
2.半物などの量を捨て新しい水を捨てた分だけ足す方法
です。
よりストレスが小さいという点では、2番目がそれに該当します。
1は、メダカを予め今ある飼育水と一緒にすくいだしておいて、残った水を全て捨て、容器を綺麗に洗い、改めて新しい水を入れてから、先ほどの飼育水とメダカを一緒に浮かべておいて、30分以上かけて水合わせという作業をしてから、容器にあける、というやり方です。
2は、メダカは今いる状態のまま、水面から水を適量すくい出して、それを捨て、新しい水を減らした分だけ足す、という方法です。
この2つに共通しているのは、新しい水を入れる、ということなのですが、ここで細心の注意を払ってほしいのは水温です。
過去、何度も、大丈夫だろうと思って失敗したのですが、水温差はメダカには大きな大きなストレスになることがあります。
結果的に全滅することもあります。
ですから、必ず足す水が現在の水温と同じか、2度以内の水温であることを確認してから足すことをオススメします。
強くオススメします。
完全リセット方法
ここからは私のやり方を更に詳しく残しておきます。
これをすれば絶対に大丈夫、というやり方です。
別枠で、『水合わせ』という記事も作りますので、今回は書きませんのであしからず。
完全なリセット時、私の場合、ダイソーやセリアに売っている計量カップを利用しています。
サイズは1000ミリ、つまり1リットルを測れる計量カップです。
ここに、まず飼育水の中でも水面を極力入れます。
この理由は、底には排泄物などがたまることによるアンモニア濃度が高い可能性があること
底には、虫や余計な生き物がいる可能性が高いので、水面にはほぼ虫はいないので、わざと水面から水をくみ取ります。
くみ取った後に、メダカをタモなどですくい、この水に入れます。
この際、水槽内をかきまぜてしまうことになるので、ゴミなどを極力入れない努力をします。
いったん、水とメダカを入れた計量カップを作成したら、これを日陰に置きます。
日向の場合、水量が少ないため夏場は、一気に水温が上がるため大変危険です。
ですから、必ず日陰に置きましょう。
では、残った飼育ケースの水を捨てます。
この際、必ず、タモを利用して水をこしてください。
意外に底にある卵を獲得できることが多々ありますので、確実にゲットしていきます。
この際に、いらない生き物は除きます。
私のおススメは、ホースなどでシャワーモードにして網にかけると、卵のみが大きいため残ります。
赤虫も残るのでこれは除いてください。
その後、飼育ケースを念入りに洗います。
害虫の卵などが残ると大変厄介なので、私はブラシでゴシゴシ、しつこく磨いています。
完璧に綺麗になったら、余裕があるのなら、完全に乾くまで屋外の日向で日光消毒することがおススメです。
時間がない場合は、すぐに水を入れても構いません。
この際、私は予め、PSBを適当に入れ、繁殖用水を適量入れてから、水を入れます。
先に入れれば、勝手に混ざるので便利です。
この時、少し多めに水を入れておきます。
こののち、少し使用するため、減るからです。
それが終わりましたら、そこに先ほど日陰に置いておいたメダカ入りの計量カップを浮かべます。
これが仮に水温差があったとしても1時間放置することで、より同じ温度にゆっくりなるので、オススメです。
もちろん、先ほど飼育ケースにいれた水は、カルキを抜いてあることは言うまでもありません。
我家は井戸水なので考えてはいませんが。
その後、1時間以上経過したら、飼育ケースの新しい水を少し計量カップに足して、放置。
15分経過したら、その水をいれた分だけすて、また、飼育ケースの新しい水を計量カップに入れる、をします。
更に15分以上放置。
その後、計量カップの中のメダカと水をまるごと飼育ケースにあけて、一緒にする
ということをしています。
これで死亡した例は0です。
私はこういうやり方をいつもしています。
これは、あくまで完全な飼育水リセットの方法です。
参考までに。
ちなみにですが、私は完全リセットをよくします。
半分だけ水を抜いて、新しい水を入れるという方法は、かなりメダカ関係の書籍でみかけますが、私はあまりしません。
他の記事でも書きましたが、
水質検査機を使用して調べたことがあるのですが、この半量新しい水にしても結局薄まるだけの結果になり、水質は改善されなかったので、よりよい環境をメダカのために作りたいと思うのでしたら、オールリセット。
完全な飼育水のリセットがオススメです。
この水質検査機を使用してもらうと分かりますが、日本の水道水の基準が100~160PPMm以下です。
これは、完全なリセット状態の水が大体140前後。
わずか4日目に200PPMを超える結果になりました。
つまり綺麗な水ではなくなるのです。
水道水レベルで綺麗である必要性はないのですが、ここから8日目には240PPM
10日で250PPM
この地点で半量水替えしたのですが、210程度までしか下がらなかったのです。
つまり完全なリセットに勝る行為はない、となります。
ましてやPSBは何回試しても同じ結果になったのであえて書きますが、水質改善効果は0です。
あくまでPSBは水質悪化速度を下げる効果しかない、というのが結論です。
ですから、過大評価はしてはいけません。
当たり前の事かもしれませんが、PSBは万能ではないということです。
これは数値として調べたので間違いないので、参考にしてください。
ということで、水替え方法は、私は基本的には完全リセットをオススメします。
気が向くと1日に20回日記を更新しています。
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