3度目の冬が来まして、あらためて水替えについての経験をもとに考察をしていきます。
メダカの飼育水の水替えについては、書籍や一般論もあり、色々言われていますが、私の経験で言えることは、毎日水替えする必要性は全くない、ということです。
ただし、全くしないのもあまりすすめません。
しかし、長く飼育している方々は分かると思いますが、すっごく安定する飼育水と、全く安定しない飼育水が出てきます。
ある容器は、1年水替えしなくても1匹の死亡もなく、とても綺麗な水のまま
ある容器は、1週間もしないうちに、グリーンウォーター化するだけはなく、水が茶色になったり、どんどんメダカが死亡して数が減る
ということが結構、当たり前のようにおきます。
これは、私たちの目に見えない水質、環境が安定しているか安定していないかによります。
どの生物の世界も、食物連鎖があり、生態ピラミッドがあります。
植物性<動物性
という様に、より強者がピラミッドの頂点にいます。
仮にメダカを水槽内でピラミッドの頂上にしたいのなら、外敵、天敵を入れてはいけません。
水中にいるべき生物、植物はあるはず
逆にいてはいけない生物、植物もあるはずです。
藻は賛否ありますが、冬場の藻は、隠れ家になったり、体温維持のためにも必ずしも不要とはいいにくいのですが、あまりメダカが活発に動かない、しいていうなら全く動かない季節に藻だけは繁殖することがあります。
(藻が伸びる理由:餌やメダカの排泄物が富栄養化の原因となっている可能性があります。日当たりも関係すると思われます)
結果的にその伸びた藻がメダカをからめとり、死なせてしまうこともあるのが注意点でもあります。
ですから、賛否両論なのだと思います。
もちろん、夏も同様なことは起きますが、基本的に夏場はメダカは動き回るため、それほどひどく伸びる前に水替えすると思うので、ふれませんでした。
冬場は、特に5度を切ると餌を与えない、水を替えないのが基本です。
なかには餌を与えたり、水替えをされる方がいらっしゃるようですが、私はしませんし、あまりオススメしないです。
特に水替え
ただでさえ、水温が下がると活動量が下がって、免疫力も低下しているため、尾腐れ病や水カビ病などを発症しやすくなっているのに、水替えはそのままメダカを強制的に動かすことになるため、ストレスにもなるし、運動になっていまい、体力を使わない努力をしているメダカにはかなり危険な行為と言えます。
これはあくまで室内ではなく、屋外、特に加温などもしていない水槽限定の話です。
屋外にてビニールハウス内なので、加温している場合はあてはまりません。
あくまで、水温が5度以下になる環境下、というのがこの話題の対象です。
もし、水の色がおかしい、メダカが既に病気になっている、藻が大量発生している、という場合のみ水替えをした方がいいですが、それ以外は完全に放置で良いと思います。
これが冬場の飼育水の基本だと思います。
夏場はやはり汚れたら水替えする、が基本です。
道三めだかさんもそうおっしゃっていましたし、私も同意見です。
以上、水替えに対する考察でした。
気が向くと1日に20回日記を更新しています。
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