メダカを死なせないために私がしていること | 寺メダカのめだか三昧

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僧侶をしております。2023年に色々な病気が発病してから日々苦しみを騙し騙し生活しております。後悔のないように生きることだけを現在の目標にしています。

 
先ほどコメントを頂いたことで少し考えさせてもらいましたので、私なりにメダカが死亡しないためにしていることを掲載しておきます。
 
死亡する原因として
 
1.水質悪化⇒突然死
2.水温変化が大きいことによる免疫力低下⇒病気⇒死亡
3.pHショックによる死亡(水替え、雨)
4.餌不足
5.外敵要因(鳥などの害獣)
6.日照不足⇒病気⇒死亡
7.購入先と自分の飼育環境との差によるストレス(屋外か屋内か、屋根があるなし、加温するしない)
8.過密飼育による酸欠、ミジンコなどの他の生物の共生がうまくいかないことによる酸欠
 
などが理由でしょう。
 
全て解決できると思っているので書きます。
1.水質悪化の理由はどうしてもアンモニアの蓄積によるところが大きいです。特に排泄物がPSBなどを利用しないことで水質が安定しないことによる突然死はあります。
これは、PSBなどの水質を安定化する品を利用するべきです。
 
私は、牡蠣殻の加工物である「元気玉」とPSBとZENDAMAを利用しています。
使用するようになって、大幅に死亡率が下がりました
 
2.病気による死亡はどうしても季節の変わり目に増えます。これは塩浴や薬剤で解決しますが、早期発見がとても重要です。ですから、毎日観察することで早い発見ができます。
 
私は毎日の観察、特にヒレをよく見ています。白い何かがあるようなときは、綿かんむり病、尾腐れ病である可能性が高いです。
塩浴で治せます。薬剤も可能ですが、私は基本それは避けています。
理由はあるのですが、塩浴は段階を踏み、少しずつ濃度をあげていきます。一気に既定の濃度にするとショック死、体調が落ちてる子達には刺激があだとなって一気に浮いて死亡することもあります。お気をつけを。
 
今年は塩浴の効果で、病気による死亡は限りなく0に出来ています。
 
3.pHショックはよく起きます。
注意するタイミングは3つ。
水替え時、雨が入るとき、ゾウリムシを投入時、です。
水替え時にアルカリに進んだ水に真水を入れると刺激が強くて死亡することがあります。同様に温度差が3度以上あると死亡したこともあります。
我家は井戸水を利用していますから、普段だいたい18度の水となるみたいですが、約3時間以上くんでから放置した水しか使わないようにしています。
これは、現在の外の気温による水温にしてから、利用することで、温度差を減らすためです。
雨は酸性雨であることが多く、急激なpH変化による死亡はどうしてもあります。
出来るならば、屋根を作る、雨水が入らないようにする。
一応我家の対策は、屋根と牡蠣殻です。牡蠣殻は水質を安定化する効果が期待できます。実際に使用していると、約死亡率を半分以下に出来ていると実感があります。
 
問題はゾウリムシです。
ゾウリムシは繁殖過程で高濃度のアンモニアを形成しますので、アンモニア入りのゾウリムシ水を足すと急激なpH変化で死亡することが大変多いです。ですから、我家はゾウリムシの使用はやめました。
ミジンコは不思議とこのpH変化には大きな原因を作りませんが、酸欠が起きることがあります。どうしてもゾウリムシは植物性のプランクトン。ミジンコは動物性のプランクトンになりますので、酸素を使用します。
屋外の風の吹く場所ならば、酸欠にはなりにくいですが、ブクブクを使用していない場合の屋根ありの場所は酸欠を起こしやすい傾向にあります。
ですから、ゾウリムシを大量に投入はオススメしません。
 
私の対策は、牡蠣殻投入とゾウリムシは入れない、を徹底しています。
 
4.餌不足による死亡は、針子だけだと私は思っています。
1日最低1~3回、飽和給餌をするなら逆に餌の過多による水質悪化はあると思いますが、今回はあくまで不足をメインで話しますと、針子はどうしても体が小さいため、極少量の餌しか食べられないため、1日3~5回が理想の餌やり回数にはなりますが、実際今年は試しましたが、PSBを併用する場合、光合成細菌が常時あるため、死亡率は大幅に減少することを再確認しています。
餌不足で成魚が死亡、ということはまずないです。元々自然界では餌にありつけないこともあるため、数日餌がなくても死亡したりはしません。
もちろん、だからといって、餌やりずっと0は世話をしていないのと同じですから避けるべきです。餌を与えない分だけ成長が遅くなります。
 
私のオススメは、餌と一緒に必ずPSBを投入することです。
ただし、PSBを多く入れればいい、とは思っていません。なんでも適量がありますので、私の感覚で書きますと、13リットルのNV-BOXの場合、毎日1回霧吹きで1プッシュで十分です。
それでも緑化する場合は確実に飼育しているメダカの数が多いなどの理由で、PSBが効力が発揮できてない事が多いです。効果がしっかり出ている場合、全く緑化することもなく、綺麗な水でいられますので、世話としての水替えの頻度が減りますので、利便性しかない、というのが実感出来ています。
 
5.外敵要因は、正直、狙われたら最後です。
ですから、狙われないために、私は柵、網を利用しています。
4足歩行の猫、ハクビシン、アライグマ、などは、柵で効果がありますが、網は効果がありません。
鳥類は、柵は効果があまりないです。隙間から入ります。網は効果的です。
カラスなど、隙間からつつきますが、水面に届かなければ問題ないため、網のメは細かい事が理想です。
また、網は金属が理想的です。
ネットは役に立たないことが多々あるため、我家では採用していません。
柵もこの金属網を貼り付けて利用しています。
 
6.日照不足による死亡はかなり面倒です。
どうしてもメダカは太陽が必要な生き物ですから、必ず日陰は避けた方がいいです。
そういう場所しかない、というときは、植物用のライトを使うなどして飼育するべきです。
それが無理というなら、メダカの飼育は諦めてください。
我々人間も日に当たらないと体調が崩れます。ビタミン形成に紫外線は必要だからです。
ですから、環境要因に対して努力するのは飼育者として当たりまえだと思うので、無理だと思う人は飼育者になるべきでない、間違いないです。
ただし、日照時間全てをメダカに当てる必要性は全くないです。
色々これも試しましたが、夏場の水温上昇の理由は当然、直射日光によるものです。
ですから、午前だけ日が当たるのが理想は理想です。
昼からは刺激が強すぎるのかあまりいい結果にならない傾向にあるのは分かっています。これに対しては無理がある環境は我家にもあるため、とりあえず、1日の日照時間の半分くらい当たる場所にメダカの飼育ケースを設置した方がいい、と結論付けさせてもらいますね。
 
これに関してもただし、と書きます。
仮に3~4時間だけ当てても水温は急激に上昇することがあるため、ケースの全てに日が当たる必要性はないです。
私なりの理想は3~4割に日が当たりさえすればよいと思っています。
つまり残りの6~7割には日が当たらないことでメダカが隠れる場所になったり、水温上昇を避ける効果を期待出来るので、それをオススメします。
 
7.メダカ屋さんから購入してすぐに死亡する理由は大きく分けて2つ。
1つは、元々弱っていたことで数日以内に死亡
1つは、メダカ屋さんと飼育環境が大きく異なることにより、1週間経過したあたりに死亡する
というパターンです。
1週間を過ぎての死亡は他の要因が多い様に感じています。
そう考えるとメダカのデリケートさが分かるかと思います。
必ずするべきことは、どういう環境で育てていたかを確認することです。
屋外なのか、屋内なのか。
屋外なら、屋根がある場所なのか、ない雨ざらしなのか。
屋内なら、加温しているのか、加温していないのか
これを聞く必要があります。絶対に、です。
私は毎回しています。
個人的には室内加温のメダカはあまり飼育したくないです。
我家は基本的に屋外雨ざらしで飼育したい、ので、私の環境にこの室内加温組を入れると確実に死亡しています。生き残った例が0なんです。。。
 
8.過密飼育はダメというのが一般論ですが、この過密飼育の利点と欠点を書いて判断してほしいと思います。
過密飼育の利点は、小さい場所で沢山飼育出来ること、過密飼育によるだるま化に多少期待出来る  などがあります。
逆に、過密飼育の欠点は、過密にしている以上、飼育している水の溶存酸素量が減るため酸欠が起きやすい環境になります。結果的に成長阻害が起きます。確実に。
ミジンコなどを投入するとそれが顕著に起きます。
ただし、これはブクブクをすれば解決するので、どうにかなると思います。
ただ上記の通り、成長阻害はブクブクでは解決しません。
色々これも試しましたが、1リットルの水に1匹が理想というのが一般的ですが、これはあながち間違いではなく、1リットルに10匹でも死亡はしません。ただし、成長がものすごく遅くなるため、なかなか成長しません。
人でも畳1畳に1人いるところを、4人で生活しろって言われたら無理っぽくないです?寝転がるのも不可能になります。メダカも同様です。常に泳いでいるため、ストレスになるのでしょう。成長が大幅に阻害されます。
逆に10リットルに1匹したら、とんでもなく早く成長したことがありますが、絶対ではないです。メダカにはやはり性格があり、積極的に餌を食べる性格の個体が優先的に成長するのは避けられません。臆病な個体ほど成長はやはり遅く、水量だけではないことを確認しています。
 
私の結論は、ブクブクは屋外雨ざらしには不要かもしれませんが、屋外屋根ありの場合必須。飼育匹数にあった水量は確保する必要があると思います。その基準として1匹1リットルが無難です。
 
過去、1匹につき5リットル、4匹で20リットルにしてみましたが、結果成長は早いですが、採卵がどうしても出来ない品種がありました。
これはメダカの性格によると思っています。もちろん、相性もあると思いますが、全く増えていかないのは、色々な理由があるので、水量だけでものをいうのはナンセンスだと思います。
 
以上が、現在の私の2年の観察結果です。
参考にしてもらっても構いませんが、どうしても環境要因が大きいため、1年を通しての気温の違い、天気の違い、餌の回数、餌の種類、などにより一概に絶対にこれ、というのがないのはご理解ください。
 
 
 

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