地球一周旅行 №16 (ニューヨーク その2)  通し№1779

 

セントラル・パークの外周を回って「メトロポリタン美術館」に向かいます。

 

 

 

セントラルパークが建設されるのは1857年からですが、この地域の悪条件に建築家達を悩ませます。

そんな悪条件をクリアして、90年前にベレスフォードと呼ばれる高級アパートが建てられました。

 

メトロポリタン美術館前にやって来ました。

 

 

 

昼時を過ぎたのにまだ昼飯にありつけていません。

美術館の前に出店があってフランクやハンバーガーなどが売られていたので、これが昼食代わりとなりました。

 

ちゃんと飲み物もあります。

 

では、美術館に入りましょう。

 

メトロポリタン美術館の設立構想は、1864年にパリでアメリカ独立記念日を祝うために集まったアメリカ人たちの会合の席で、アメリカに国際的規模の美術館が存在しないことを憂い提案され、6年後の1870年に開館しました。

 

中に入ると、まず現れたのが、エジプトの遺跡「デンドゥール神殿」です。

 

メトロポリタン美術館は、コレクションの幅が極めて広く、古今東西問わずあらゆる時代、地域、文明、技法による作品を収集しているのにも関わらず、純然とした私立の美術館だというのに驚かされます。

 

美術品の写真撮影は自由ですが、あちこちに警備員がいて撮りづらい雰囲気だったのと、見学時間が1時間程度だったので、写真は記念撮影のみです。

 

5thアベニューを南下します。

 

「第七連隊像の第一次世界大戦記念碑」です。

ヨーロッパで起きた第一次世界大戦にまで参戦し、こんな像を建てるぐらいだから、アメリカって国は戦争が好きなんだなあと思ってしまいます。

 

「セントラル・パーク動物園」を右に見て進みます。

 

観光馬車が走っていますよ。

 

再びセントラル・パークの南端までやって来ました。

「ウィリアム・T・シャーマン像」や「ピューリツァー富の噴水」がある「グランド・アーミー・プラザ」の前に「プラザ・ホテル」があります。

5年前、このホテルで行われた先進5ヶ国会議でドル安が決定され、「プラザ合意」と呼ばれるようになりました。

これによってドル安・円高が推進し、為替相場と日本の対米貿易に多大な影響を及ぼしました。

 

『 ドル預金 為替気になり 落ち着かぬ 』

 

師匠の川柳は・・・

『 円高を 見てお土産が 日々変わる 』・・・海外旅行と為替は切り離せません。

 

 

要人が宿泊するときはその国の国旗が掲げられるそうです。

 

5thアベニューをさらに南下します。

 

 

「セント・パトリック大聖堂」

バスの車内からなので特徴のある尖塔が写せないのが残念です。

 

 

写真をお借りするとこうなっています。

 

向かいが「ロックフェラーセンター」です。

12月1日なのに、もうクリスマスムードが高まっていました。

 

これは他のメンバーが別の機会に撮ったものです。

 

この辺りは「マジソン・アベニュー」といって、ベネトンなどの高級ショッピング店が並んでいます。

 

「ニューヨーク公共図書館」のレトロな本館があります。

入口の左右に狛犬ならぬライオンが睨みを利かしています。

 

 

すぐ先でビルの合間から「エンパイア・ステート・ビルディング」が見えて来ました。

 

 

バスから見上げていると、段々と横向きになります。

 

最上階である102階の床面は地上373.2m、軒高は381.0mで、電波塔を併せた場合の地上高は443.2mあります。

4年前は上に上がりましたが、今回は下から見上げるだけです。

 

歩道に目をやると、こんな所を大きな白いレトリバー散歩していました。

5thアベニューも優雅なものですなー。

 

前方に「ジョージ・ワシントン・アーチ」が見えます。

 

1889年、ジョージ・ワシントンが初代アメリカ大統領に就任した100周年を記念して、五番街の南端に位置する「ワシントン・スクエア」建てられた凱旋門です。

当初は巨大な漆喰塗りの木造でしたが、1892年にニューヨーク州産のタッカホーと呼ばれる大理石で建て直されました。

高さ23mでエトワール凱旋門をモデルにしていると言われています。

 

ワシントン・スクエアから「ウエスト・ブロードウェイ」へ回り込みます。

 

 

 

 

この辺りはイタリアの店が立ち並んでいます。

 

近くには有名な「ブルー・ノート」もありますが、ここは明後日に訪れます。

 

この教会、名前は忘れました。

 

 

正面に再びツインタワーが望めます。

 

 

民芸品店もたくさんあります。

 

交差点まで露店がはみ出しています。

 

ソーホー地区からチャイナタウンに入って来ました。

 

 

 

イースト川側に回って来ました。

 

ここは、「ブルックリン・ブリッジ」と「イースト・リバー」の眺めが素晴らしい絶景ポイントです。

 

 

港に「ピア17」と呼ばれる埠頭があります。

 

川港には貨物船の「ペキン号」が展示停泊しています。

 

広場では色々なエンターティメントが繰り広げられたり、食べ物屋もあって賑わっています。

4年前にここで「ビッグマック」を食べたことを思い出します。

 

フルトン・マーケットの下からブルックリン橋とマンハッタン橋が見えます。

 

 

ニューヨークは治安が悪く、道路に「緊急呼び出しボタン」が設置されています。

今では携帯電話ですぐに警察が呼べますが、当時はまだ携帯電話が普及していないのでこのようなものが、あちこちに設置されていました。

 

FDRドライブを北上すると、やがて国連のビルが見えて来ました。

 

 

 

今日は議会が開かれていないようで、万国旗は掲げられていません。

 

国連の庭にはさまざまな国々から寄贈された彫刻や彫像が並んでいます。

これもその一つ

「夕陽に向かって撃て」といったところでしょうか。

 

では、中に入りましょう。

 

アポロが持ち帰った月の石がここにも展示されていました。

 

国連の切手が展示されています。

 

 

 

歴代事務総長の写真も並んでいます。

 

国連本部を見学した後、一旦ホテルに戻り、夕食に出かけました。

 

通りのライトアップが街中にクリスマスが近い事を示しています。

 

 

「スミス&ウォレンスキー」というステーキハウスに行きました。

 

 

とりあえずビール、じゃなくてワインです。

 

ワインで「カンパ~イ」

 

出て来ましたあ・・・凄い「Tティボーン」

 

骨付き牛肉で、T字の形をしているので「Tティボーン」と言います。

 

 

 

 

食べても、食べても、なかなか減りません。

 

『 Tティボーン 食べるに夢中 骨折れず 』

 

師匠の川柳は・・・

『 牛肉を 食べたヒグマに かぶり付く 』・・・ええーっ!!!

 

食べた後の骨も凄い。

 

皆さん、大満足。

 

店のマスターが挨拶に見えました。

 

お行儀が悪いですが、残ったワインは皆でラッパの回し飲みです。

 

ワインの銘柄をチェック

 

デザートも出て来ました。

 

ステーキに大満足の後は、対岸のブルックリンに渡って、マンハッタンの夜景と洒落込みました。

 

夜景もええけど、ホンマにさぶい・・・

 

 

 

 

 

 

イーストリバーの先にライトアップされた自由の女神も遠望出来ますが、これでは良く分かりませんね。チーン

 

ブルックリン橋を渡ってホテルに戻りました。

3年前の1987年に来た時は、ガイドさんもなく単独でマンハッタンを歩いて回ったので、何が何だか良く分からず仕舞いでしたが、今回はガイドさんの説明を聴きながら、しかもビデオ画像もあるので、33年も経っているのにブログを書くのも楽でした。

 

次回はつぎの水曜日 「ワシントンDC」へつづく