ビル・グロース氏が引退、PIMCOで「債券王」として君臨

 

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)でかつて数十年にわたり「債券王」として君臨したビル・グロース氏が、現役を引退する。グロース氏は自身が共同創業したPIMCOを4年余り前に飛び出し、ジャナス・ヘンダーソンに移っていた。

  グロース氏(74)は4日、「40年以上にわたった自分のキャリアでは、素晴らしい経験をした。常に顧客の利益を第一に考えようと努めながら、債券のアクティブ運用を考案し、それをさらに革新させてきた」と発表。「2つの会社には礼を言うべき多くの友人や仲間がいる。共通の利益を持ってともに働いたチームがなければ、何も成し遂げられなかった」と述べた。

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-04/PMEM6U6VDKHT01

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投資をしている人の間では知らない人はいないであろう、「債券王」ビル・グロ―ス氏が引退を発表しました。

74歳。時代が変わるんだなと感します。

大言壮語やポジショントークの多い業界において、常に冷静で思慮深く、とても尊敬できる方でした。

 

最後のInvestment Outlookは”Killing Each Other”

https://en-us.janushenderson.com/advisor/bill-gross-investment-outlook-killing-each-other-0318/

人間や社会の本質に触れながら、マーケットの現状を説明しています。

平穏で穏やかなゴルディーロックスの中、人々はリスクを取り続け、いつか取りすぎてしまう。

そして誰もリスクを取れなくなった頃、それは崩壊する。

"stability leads to instability" 

それは人間やマーケットの本質だということです。

 

中央銀行はマーケットに秩序を与えようとする。

急激な変化は好まない。穏やかに経済を運行しようとする。

今回、FRBは量的緩和により、市場に十分すぎる資金を供給しました。

一方でバブルが起こらぬよう金融規制を強め、あらゆる抜け道を塞ぎ、過度な投機を行わないよう手を尽くしました。

永遠とも思えるゴルディーロックス。

これで一体どうやったら金融危機が起こるんだ?

そんな完璧とも思える仕組みを作り、永遠に問題なく穏やかに経済は成長していくかにも思えました。

しかし、"stability leads to instability"

目立った金融危機もないまま、リーマンショック級の変動が、今、目の前で起こっています。

結局はミンスキーの言う通り。

どんなに安定を求めても、市場はやはり崩壊する。

「安定こそが不安定を生み出す源である」のだから。

 

ビル・グロース氏の言うとおりであれば、トランプ大統領が米中貿易戦争を引き起こさなくても、いずれ市場は崩壊していたということになります。

そして市場を歪めてまで量的緩和を行い、行き過ぎた低金利を十年にわたって引っ張り続け、トランプ減税まで投入してマーケットフレンドリーな政策を行った結果、より大きく崩壊することになります。

 

technoteも何度も考えたことがあります。

「金融危機は起こってない。このままずっと崩壊しないなんてことがあるんだろうか?」

ビル・グロース氏の説明はおぼろげながらわかりますが、十分には消化できていません。

氏と同様の理解度に到達できる頃には、自分も引退間際かもしれません笑

 

自分自身、考えていることは以前より進歩しています。

カブロボコンテストで2位になった頃より社会やマーケットに対する理解は深くなり、パフォーマンスも上がりました。

今カブロボを作るなら、別の思考を加えたものになると思います。

 

パフォーマンスを上げる源泉はなんだろう?

それもずっと考えていましたが、チャートやテクニカルではなく、市場分析や企業分析でもない。

結局は人間や社会に対する理解を深める事が最も重要だと、ようやく気づくようになりました。

自分が引退するまでは、まだまだ時間があります。

どこまで理解を深め、パフォーマンスを上げられるか?

自分でも楽しみです。

ビル・グロースさん、お疲れ様でした。

たくさんの貴重なことを学びました。

ありがとうございました。

 

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PY1344497

◆前日終値

日経平均20751、米ドル109.9、長期金利-0.015、原油53
騰落レシオ110、25日平均乖離+1.14、空売り比率45.7

 

◆寄り前動向
ダウ-0.87%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは続落。

Date Open High Low Close    
Feb 07, 2019 25,265.81 25,314.26 25,000.52 25,169.53    
Feb 06, 2019 25,371.57 25,439.04 25,312.06 25,390.30

米国株式相場は下落。ダウ平均は220.77ドル安の25169.53、ナスダックは86.93ポイント安の7288.35で取引を終了した。欧州委員会がユーロ圏成長見通しを下方修正したことで欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。クドロー国家経済会議議長が米中交渉の合意まで「距離がある」との見方を示したほか、トランプ大統領も3月2日の期限まで習首席と会うことはないだろうと語り、先行き不透明感から下落となった。

 

昨日の日経平均は反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年2月7日 20,812.22 20,844.77 20,665.51 20,751.28
2019年2月6日 20,928.87 20,971.66 20,860.99 20,874.06

7日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比122円78銭(0.59%)安の2万0751円28銭で終えた。企業業績の先行きなどを警戒した短期志向の海外投資家が株価指数先物に売りを出し、値がさ株や主力株に売りが広がった。日経平均の下げ幅は200円を超える場面があった。一方、6日に好決算と自社株買いを発表したソフトバンクグループ(SBG)が急伸し、日経平均へのプラス寄与は166円に達した。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆5553億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウが下落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄り付き後は窓を開けたまま下げ幅を広げています。

 

かなり大きな下落となっています。

日本株の値動きを見る限り、『始まった』と判断せざるを得ない状況です。

波動から見れば下に滑り始めるのは来週以降に見えましたが、トランプ大統領の米中首脳会談白紙発言を新たなイベントとして、早めにスタートしたのかもしれません。

 

ただ、米株は下落相場の号砲のような値動きには見えず、イベントニュースとしてもやや弱い印象です。

三連休後に跳ね返される可能性は、まだそれほど小さくはありません。

売り乗せは慎重にしたほうがいいと思います。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均20874、米ドル109.9、長期金利-0.020、原油54
騰落レシオ124、25日平均乖離+1.87、空売り比率45.7

 

◆寄り前動向
ダウ-0.08%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは小幅反落。

Date Open High Low Close    
Feb 06, 2019 25,371.57 25,439.04 25,312.06 25,390.30    
Feb 05, 2019 25,287.93 25,427.32 25,287.65 25,411.52

米国株式相場は下落。ダウ平均は21.22ドル安の25390.30、ナスダックは26.80ポイント安の7375.28で取引を終了した。トランプ大統領による一般教書演説は概ね想定通りで目新しさに乏しく、売りが先行。しかし、ムニューシン米財務長官らが来週に米中通商協議を再開することが伝わり、対中貿易摩擦問題の解決を期待する見方から下値は限られた。

 

昨日の日経平均は小幅反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年2月6日 20,928.87 20,971.66 20,860.99 20,874.06
2019年2月5日 20,960.47 20,981.23 20,823.18 20,844.45

6日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前日比29円61銭(0.14%)高の2万0874円06銭で終えた。前日の米株市場で高級衣料や化粧品といった中国関連銘柄が買われた流れを引き継いだ。資生堂など訪日外国人(インバウンド)関連に連想買いが膨らんだ。ただ、上値では個人投資家の売りも多かった。午後にトヨタが2019年3月期の連結純利益予想を下方修正したが、相場への影響は限定的だった。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆2858億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウが下落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄り付き後は窓を開けたまま終日値を戻しませんでした。

 

自社株買いによるソフトバンクGのストップ高で日経平均は160円ほど押し上げられているはずですが、その割にかなり悪い値動きで終始しました。

一昨日には平均株価が伸びない中、騰落レシオが130を超え、物色し尽くして煮詰まった感があります。

 

跳ね上がってもあと一回かなという印象です。

日経平均20050を超えてくれば再考が必要ですが、そうでない限り下落に向かう可能性が高そうです。

売り方はなるべく高いところで十分な玉を仕込みたいところです。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均20844、米ドル109.9、長期金利-0.015、原油54
騰落レシオ133、25日平均乖離+2.04、空売り比率43.3

 

◆寄り前動向
ダウ+0.68%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは続伸。

Date Open High Low Close    
Feb 05, 2019 25,287.93 25,427.32 25,287.65 25,411.52    
Feb 04, 2019 25,062.12 25,239.91 24,977.67 25,239.37

米国株式相場は上昇。ダウ平均は172.15ドル高の25411.52、ナスダックは54.55ポイント高の7402.08で取引を終了した。欧州株が全面高となり、米国株も買いが先行。本日予定されるトランプ大統領による一般教書演説の内容を見極めたいとの思惑が広がるなか、主要企業決算が概ね堅調で投資家心理が改善しており、堅調推移となった。

 

昨日の日経平均は反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年2月5日 20,960.47 20,981.23 20,823.18 20,844.45
2019年2月4日 20,831.9 20,922.58 20,823.68 20,883.77

5日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。前日比39円32銭(0.19%)安の2万0844円45銭で終えた。本格化する決算発表とあわせて通期業績予想を下方修正する企業が目立ち、先行きに対する不透明感から利益確定を目的とした売りが優勢となった。相場全体の上値の重さが意識される中、これまで上昇基調にあった医薬品や陸運といった内需株に戻り待ちの売りが出たほか、ファストリが大きく下げたことも日経平均を下押しした。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆1054億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後はプラス圏で揉み合っています。

 

トランプ大統領の予算教書演説は、予想通りの内容で代わり映えはなさそうです。

演説が進むにつれ、方向感がなくなっています。

 

米株が上昇しても、日本株は上昇しなくなっています。

チャートのきれいな原油やドル建て日経平均は75日線に沿って下がり始めているようにも見えます。

日経平均が20050円を超えない限り、下落目線で見ておいたほうがいいと思います。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均20884、米ドル109.8、長期金利-0.015、原油55
騰落レシオ120、25日平均乖離+2.57、空売り比率42.7

 

◆寄り前動向
ダウ+0.70%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは続伸。

Date Open High Low Close    
Feb 04, 2019 25,062.10 25,239.91 24,977.67 25,239.37    
Feb 01, 2019 25,025.31 25,193.15 24,982.49 25,063.89

米国株式相場は上昇。ダウ平均は175.48ドル高の25239.37、ナスダックは83.67ポイント高の7347.54で取引を終了した。前週の雇用統計や製造業景況指数が堅調な内容となり、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ一時停止の方針に懐疑的な見方が広がり、今週の連銀高官の講演内容を見極めたいとの思惑から売りが先行。その後は引け後に予定される検索大手アルファベットの決算への期待から、ハイテク株を中心に上昇した。

 

昨日の日経平均は小幅続伸。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年2月4日 20,831.9 20,922.58 20,823.68 20,883.77
2019年2月1日 20,797.03 20,929.63 20,741.98 20,788.39

4日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前週末比95円38銭(0.46%)高の2万0883円77銭で終えた。前週末1日に発表された米経済統計が市場予想を上回る良好な結果となり、米景気は引き続き堅調との見方から幅広い銘柄に買いが入った。外国為替市場での円安・ドル高の進行も輸出関連株への買い安心感を強めた。一方、1日に決算を発表したソニーが8%安と急落するなど、国内企業の業績に対する警戒感は根強く、買い一巡後は上値の重さが目立った。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆2729億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。

寄り付き後は右肩下がりとなり窓を埋め、前日終値付近で推移しています。

 

昨日終値でPBR1.11倍に乗せて終わったことで、少しずつ上値を試し始めたようにも見えます。

まだ決算期間でもあり、本格的な下落が来るとしても来週以降になると思われるので、まだ何度か上値を試す場面があるかもしれません。

しかし跳ね上がったところは陰線になる可能性が高いため、慌てて飛びつかないようにしたいところです。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均20788、米ドル108.9、長期金利-0.025、原油55
騰落レシオ105、25日平均乖離+2.24、空売り比率45.3

 

◆寄り前動向
ダウ+0.26%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反騰。

Date Open High Low Close    
Feb 01, 2019 25,025.31 25,193.15 24,982.49 25,063.89    
Jan 31, 2019 24,954.48 25,049.62 24,842.09 24,999.67

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は64.22ドル高の25063.89、ナスダックは17.87ポイント安の7263.87で取引を終了した。1月雇用統計で非農業雇用者数が前月比30.4万人増と大きく予想を上振れ、買いが先行。しかしながら、オンライン小売のアマゾン(AMZN)が発表した決算で、1-3月期の売上高か見通しが予想を下振れ、ハイテク株が上値を抑える展開となった。

 

昨日の日経平均は小幅続伸。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年2月1日 20,797.03 20,929.63 20,741.98 20,788.39
2019年1月31日 20,832.91 20,869.42 20,682.91 20,773.49

1日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸した。前日比14円90銭(0.07%)高の2万0788円39銭で終えた。2018年12月19日以来およそ1カ月半ぶりの高値。企業の2018年4~12月期決算の発表が本格化し、好業績を発表した銘柄に買いが優勢になった。米中貿易協議の進展期待も相場の支えだった。一方、低調な中国の景気指標を受け、上値では持ち高調整目的の売りが出た。米雇用統計など注目度の高い米経済指標の発表を前に様子見ムードは強く、相場の方向感は乏しかった。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆4860億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均は堅調なスタート。

プラス圏で揉み合っています。

 

ボラティリティーは低くなりましたが、その分推進力がかなり弱まってきています。

陰線が多く、値を保つのは今週いっぱいか来週の前半くらいまでかなという印象です(2/1の今日のマーケットに書いたのは間違い)。

この弱さでは別イベントがない限り21000を超えないかもしれません。

 

 

こちらの記事の続きです

国の借金、1087兆円に増加 3月末、国民1人当たり859万円 
2018/5/10 14:41

財務省は10日、国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の残高が3月末時点で1087兆8130億円になったと発表した。長期国債の残高増加が影響した。2017年12月末と比べ2兆593億円増え、過去最高を更新した。18年4月1日時点の総務省の人口推計(1億2653万人、概算値)で単純計算すると、国民1人当たり約859万円の借金を抱えていることになる。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL10HOP_Q8A510C1000000/

 

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前回、経済学は正しいのか?有益なのかという疑問を投げかけましたが、知ってる人はしってる、知らない人は知らない衝撃の事実をお話したいと思います。

 

経済学の教科書は8割方間違ってる

8割方というのは肌感覚ですが、ほとんど間違い。あるいは部分的には合っていても、使いものにならないものがほとんどです。

 

高校の時、政治経済の教科書がやたらと薄っぺらかったのを覚えてる人も多いでしょう。

人々の生活に多大な影響を及ぼし、社会科のなかでは重要度は最上位にランクされてもおかしくない科目なのに、なぜこんなに薄いんだろう?と思った人もいると思います。

 

実際、東大文二・京大経済・慶應経済・早稲田政経など、名だたる大学の経済学部でも、社会の受験科目は日本史・世界史などがメインであり、政治経済という受験科目はないのです。経済学部なのに笑

 

これはそもそも、政治経済という科目では内容が希薄すぎて、問題すら作ることが困難という背景があります。

高校までの学習と大学では、大きな違いがあります。

大学は研究機関であり、評価の定まっていないものを取り上げて研究していくという位置付けがありますが、高校までは理論が確立し、間違いはないだろうというものを学習していきます。

しかし経済学には、そのような確立した分野が殆どないのです。

 

はびこる教条主義

たとえば「金利を上げればインフレが抑制できる」

これすら、”状況次第”であって、絶対のメソッドではありません。

しかしそれを理解しない金融政策当局は、度々”教科書に従って”間違いを犯してきました。

 

オイルショックの際は中東戦争により原油の生産が追いつかないためにインフレになりましたが、これは投資が過熱しすぎたためのインフレではありません。

こういうときに金利を上げても無意味なのです。原因が違うのですから。

しかし金融政策当局はインフレ抑制のために金利を上げ続け、20%近い政策金利を適用しました。

そしてその結果、罪もない一般企業の資金繰りを圧迫し、アメリカでは”株式の死”と言われる時代を作ってしまいました。

 

同じ”インフレ”でも状況が違えば、対処方法は変わります。

車社会のアメリカでは生活のためガソリンが必要です、その人達はお金を借りてむやみにガソリンを買ってるわけではありません。

オイルショックのインフレが高金利で収まるはずがなかったのです。

このときはいくら金利を上げてもインフレは収まらず、中東戦争終結でイランが原油の生産を再開したことにより、オイルショックは収束しました。考えてみればとても当たり前のことです。

 

かつて中国では大躍進政策で農作物を食い荒らすスズメを駆除し、結果としてスズメの餌であったその他の害虫が増え、農業に壊滅的な被害を与え、餓死者が続出しました。

オイルショックで金利を上げたアメリカの政策は、中国のことを笑えませんね。

 

再現性がほとんど無く、前提条件や状況の理解を欠いたまま、ずさんな理論構築が横行している。

ブードゥー経済学なんてのもありましたが、まるで新興宗教のように因果律を無視した”教義”が幅を利かせている。

これが経済学の現状です。

 

ノーベル賞には経済学賞はない

これもよく知られた話ですが、ノーベル経済学賞はノーベル賞の一部ではありません。

ノーベル財団によるものではなく、スウェーデン国立銀行がノーベル財団に働きかけて、ノーベルの名前を借りて作ったものです。

 

この賞がノーベルの名前を冠していることには現在でも様々な批判があり、その中にはそもそも経済学そのものがなんの客観性もなく、現実世界とかけ離れた完全に無意味なものであるという、経済学の価値そのものに向けられた批判も少なくありません。

 

ノーベル経済学賞への批判

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E8%B3%9E#%E6%89%B9%E5%88%A4

 

ノーベル物理学賞を受賞したファインマン教授は「経済学を含む社会科学は『えせ科学(pseudo-science)』だと語っています。

科学が成功したので、えせ科学が現れました。社会科学は、科学ではない科学の一例です。科学の形式にならい、データを集めに集めるのですが、何の法則も発見できません

https://biz-journal.jp/2016/10/post_16809.html

物理学と経済学の両方を大学で学んだ人は、ファインマンさんと同じような感覚を持つと思います。

technoteもそうでした。

なんじゃこりゃ。経済学というのはこうだったらいいなという願望や妄想が書いてあるだけで、まったく検証もされてないものがあたかも確立した理論のように書いてある。

よくよく考えればありえないことばかり。理論構築自体がはじめからおかしいように思える。

そして後の経済運営の中で、その理論が片っ端から実証的に否定される。

大阪発東京行きの新幹線に乗ってたら、いつの間にか福岡に着いてしまった。こういう事がしょっちゅう起こる。

月にロケットを飛ばしたら50cm未満の誤差で到達できる物理学とは全く違う。

いったいなんなんだ?

学ぶほどにそんな思いが強くなります。

そして先のファインマンさんの言葉に出会い、ああ、みんなやっぱり自分と同じように感じてるんだと納得しました。

 

他の社会科学、例えば社会学などではもうちょっと統計に基づき、「こうだったらいいな」という願望やバイアスは排除し、フラットに考えようという学問らしい姿勢が見えますが、経済学はそのあたりが全くずさんでバイアスだらけ。

学問の体をなしていない状況だと思います。

教科書が8割方間違ってる。

こんな杜撰な学問は、ちょっと他に見当たりません。

 

こういう学問を学んでいると、いつの間にか教義が優先となり「現実とかけ離れててもいいや」と思い始めるのかもしれません。

「教義が正しいんだ!現実のほうが間違ってる!」こんなことを言い出します。

 

国債は国民の借金じゃない?

例として冒頭の記事を上げたのですが、毎年恒例の「国の借金」

この記事が出るたびに、以下のような反発がネット上で見られます。

「政府の借金であって国民の借金じゃない!」

「国民一人あたり○○の借金という表現は間違ってる!」

「マスコミの罠だ!」

「増税したい財務省の陰謀だ!」

 

なぜそんな変なこと言ってるんだろうと思っていたのですが、上記のような主張をしているのは、むしろ経済学や会計学を学んだ人のようです。

彼らの主張では、「政府や国民といった主体を混同することはない。あくまで国債は政府の借金であり、国民には一円も借金はない」そうです。

 

これもまた教義優先ですね。

なぜ国ごとの個別の実態を考えないのでしょう?

「でも日本の場合、政府は税収で運営されてるんだから、実態は国民の借金だよね?」と聞いてみても、「経済学では実態とか、そういう考え方はしないんだ」と言い張ります。

こうなってしまうともうダメですね笑

 

たしかにいろいろな国があります。中には政府自身がキャッシュフローを生み出す資産を持っていることも少なくありません。

原油の出る国は無税国家だってできるでしょうし、燐鉱石の出るナウルでは、資源が枯渇するまで国民は遊んで暮らしました。

 

しかし日本の場合、政府は税収で運営されていると言って間違いありません。数少ないキャッシュフローを生み出す国鉄・電電公社・郵政公社などもどんどん手放しています。

大塚家具で言えば資金繰りのために資産を投げ売りし、キャッシュフローを生み出す店舗を閉鎖し始めた状態で、これからますます資金繰りは厳しくなります。

 

もちろん将来、海底から豊富な資源が見つかり、それを日本政府保有の資源として売却していくことができれば、産油国と同じような国の経営ができるかもしれませんが、それはその時の話。

現状においては、日本の場合、ほぼ100%税金で政府が運営されてます。

国民一人あたり○○の借金という表現は、「日本の現状では」、全く正しいのです。

 

「国民に借金などない!」と言い張る人の心理は、将来の増税という隠れ借金から逃れたいという不安の裏返しなのかもしれません。

あるいは高橋洋一氏のように故意にミスリードする意図を持って発言している場合もあるでしょう。

日本は財政破綻しない論

https://ameblo.jp/technote2012/entry-12201473886.html

以前に書いた高橋洋一氏のこの内容ですが、国会の予算委員会などでも同様の説明をしているようです。

発言から見て意図的にミスリードしていると思えるのですが、このような人が国会で発言していることに驚きます。

 

カルロス・ゴーンは悪くない?

例をもう一つ。

これも会計学の専門家の方が書いていたコラムですが、元記事を探せませんでした。

カルロス・ゴーン氏についての記事です。

彼の主張は大まかにこのようなものでした。

カルロス・ゴーンはリーマンショックで損失を被った彼の個人資産を日産に付け替えたが、その後市況が回復したため再び自分の個人資産に戻した。

その間決算期をまたいでおらず、日産に損失は発生していない。つまりカルロス・ゴーンは犯罪など犯していない。

そうですね。犯罪として立件できるかどうかはテクニック上の問題があるかもしれません。

しかし「日産に損失が発生していない」という認識は正しいのでしょうか?

 

リスク商品は日々刻々価格が変動します。それをすべてリアルタイムで財務諸表に反映することなどできません。

リアルタイムで反映させることが正しいやり方であっても、現実にはできないので、ある日の断面で切って表現しているだけなのです。

決算期のその日に損失がなかったからと言って、期間中ずっと損失がなかったという意味ではありません。

これもルール優先で本質を見誤った判断だと思います。

 

現実には損失を抱えた資産を日産に付け替えた時点で「犯意は明らか」であり「カルロス・ゴーンは悪いやつ」であり「追放されるべき人物」なのです。

 

経済学や会計学を学んだ挙げ句に、それが原因で本質を見誤ったり、現実から逃避するツールのように使うのでは意味がありません。

経済学を学んだ皆さん。そもそもの理論構築もグダグダなのに、前提や個別の状況を考慮せず、金科玉条のように教義を振り回してしまうと、とんでもない結論を導き出してしまいます。

空虚な妄想にとらわれず、「普通に」考えましょう。

 

リフレ派の間違いはどこにあったのか?

日銀総裁の黒田さんも、リフレ政策で結果が出ないことはもう理解しているでしょう。

彼のような優秀な人が何故間違ってしまうのか?

 

彼は法学部出身であり、大蔵省に入省してからオックスフォード大学院で経済学を学んだようです。

彼がもし、時間のたっぷりある学部生の頃に経済学を学んだのであれば、いろいろと思索し、リフレ派にはならなかったかもしれません。

しかし大蔵省に入省してから留学したのでは、業務の一環として経済学を学びに行ったのであり、淡々と大学院修士課程をこなすだけに終わり、自らの興味から熱意を持って取り組んだのではないと思います。良い点数で単位を取得できればそれでいいのですから。

 

technoteも貨幣数量説を学んだとき、直感的に「これはおかしい」と感じましたが、黒田さんもおそらく同じように違和感は感じたと思います。

しかし、その違和感を深く追求することなく、おかしな理論を丸呑みして経済学修士を取得し、日常業務に戻っていったんじゃないかと思います。

 

彼もどこかで経済学の怪しさは聞いたことがあると思いますが、まさか8割方間違っている使いものにならないものだとは、さすがに予想していなかったのかもしれませんね。

 

経済学の議論が好きな人は、好き勝手に妄想していればいいと思います。しかし投資家としては今後どうなっていくのか?その現実の姿に興味があります。

リフレ政策の間違いはどこにあったのか?今後どうなっていくのか?次回以降見ていきたいと思います。

続きます。

 

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PY1344497

◆前日終値

日経平均20773、米ドル108.8、長期金利0.000、原油54
騰落レシオ99、25日平均乖離+2.25、空売り比率42.7

 

◆寄り前動向
ダウ-0.06%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは小幅反落。

Date Open High Low Close    
Jan 31, 2019 24,954.48 25,049.62 24,842.09 24,999.67    
Jan 30, 2019 24,826.52 25,109.62 24,790.90 25,014.86

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は15.19ドル安の24999.67、ナスダックは98.66ポイント高の7281.74で取引を終了した。昨日の株価上昇を受けて利益確定の動きが強まり、ダウ構成銘柄を中心に売りが先行。その後は米連邦準備理事会(FRB)による利上げ一時停止の方針が好感されたほか、米中貿易交渉への楽観的な見方が広がり、S&P500やナスダック総合指数が堅調推移となった。

 

昨日の日経平均は反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年1月31日 20,832.91 20,869.42 20,682.91 20,773.49
2019年1月30日 20,701.62 20,706.27 20,527.53 20,556.54

31日の日経平均株価は反発し、前日比216円95銭(1.06%)高の2万0773円49銭で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が30日、追加利上げや保有資産の圧縮について市場の想定よりも慎重な姿勢を示したことが好感され、同日の米株が大幅に上昇。東京市場でも海外勢が株価指数先物を買い戻し、現物株に買いが波及した。外国為替市場で円高・ドル安が進んだため、買い一巡後は伸び悩んだ。

商品投資顧問(CTA)やヘッジファンドによる先物買いが主導する形で日経平均は朝方に300円超まで上げ幅を拡大する場面があった。鉱業や非鉄金属など資源関連株のほか、電気機器や機械といった景気敏感株の堅調さが目立った。

取引終了後に主要企業の2018年4~12月期決算発表を予定する中、積極的な売買を手控える投資家も多かった。

東証1部の売買代金は概算で2兆5574億円、売買高は13億5957万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1563、値下がりは493、変わらずは72銘柄だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウはほぼ変わらない水準でしたが、S&P500・ナスダックは上昇しており、今日の日経平均は堅調なスタート。

しかし前場途中から値を消し、前日終値付近で揉み合っています。

 

NYダウ、TOPIX、原油あたりが、中期的な下落波動に押され始めています。

今週~来週前半来週~再来週前半くらいまでの間に何度か跳ね上がる場面があるかもしれません。

売り方は様子を見ながら少しずつ売り玉を増やしていっていい時期だと思います。

万一、米中貿易戦争終結などということがあれば全く別の展開になるため、協議の進展は慎重に注視しておく必要があります。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均20557、米ドル109.3、長期金利0.000、原油54
騰落レシオ94、25日平均乖離+1.14、空売り比率47

 

◆寄り前動向
ダウ+1.77%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは大幅続伸。

Date Open High Low Close    
Jan 30, 2019 24,826.52 25,109.62 24,790.90 25,014.86    
Jan 29, 2019 24,519.62 24,674.87 24,504.04 24,579.96

米国株式相場は上昇。ダウ平均は434.90ドル高の25014.86、ナスダックは154.79ポイント高の7183.08で取引を終了した。主要企業の好決算を受けて買いが先行した。注目の連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り政策金利は据え置かれた。これまで年内2回を想定していた追加利上げ見通しを、「様子見する」と実質的に一時停止する方針へと転換したことが好感された。量的緩和で膨らんだ米国債などの資産縮小も近く終了する可能性を示唆した。FOMCの発表を受けて一段高となり、引けにかけても堅調推移となった。

 

昨日の日経平均は反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年1月30日 20,701.62 20,706.27 20,527.53 20,556.54
2019年1月29日 20,555.44 20,673.66 20,406.22 20,664.64

30日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比108円10銭(0.52%)安の2万0556円54銭で終えた。サンバイオなどバイオ関連株の下落を受けた東証マザーズ指数の急落で個人投資家の心理が悪化し、東証1部の銘柄にも売りが広がった。先物主導で下げ幅をやや広げる場面もあった。2018年4~12月期の国内企業決算の内容や米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する様子見気分も強く、積極的な売買は見送られた。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆4801億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。しかし寄り付き後は窓を埋め、右肩下がりの展開になっています。

 

FOMCは予想通りの金利据え置き。声明も市場に配慮した形となりました。

昨日の上昇でNYダウは25000ドルに到達し、ここから上は売りが嵩んでくる値段帯に入ります。

 

日本株も日経平均はまだですが、TOPIXは中期的な下落波動が上から押し始めています。

米中貿易戦争の停止など極端なイベントがない限り、ここからどんどん上がっていくのは難しいと思います。

跳ね上がったところは売ったほうがいいと思います。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均20665、米ドル109.3、長期金利0.000、原油53
騰落レシオ92、25日平均乖離+1.56、空売り比率47.4

 

◆寄り前動向
ダウ+0.21%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反騰。

Date Open High Low Close    
Jan 29, 2019 24,519.62 24,674.87 24,504.04 24,579.96    
Jan 28, 2019 24,596.98 24,596.98 24,323.94 24,528.22

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は51.74ドル高の24579.96、ナスダックは57.39ポイント安の7028.29で取引を終了した。今週の主要企業決算や連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、そして中国との貿易交渉の行方を見極めたいとの思惑から小幅な値動きに終始する展開となった。

 

昨日の日経平均は小幅反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年1月29日 20,555.44 20,673.66 20,406.22 20,664.64
2019年1月28日 20,746.29 20,759.48 20,624.55 20,649

29日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、大引けは前日比15円64銭(0.08%)高の2万0664円64銭だった。中国・上海株式相場が中国政府の政策期待などから下げ渋り、中国景気の減速に対する警戒感がやや後退。後場中ごろ過ぎから株価指数先物に断続的な売り方の買い戻しが入り、小幅高に転じて終えた。朝方は中国需要の減速を背景にした米主要企業の低調な業績を嫌気し、下げ幅を拡大する場面があった。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆1157億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。しかし寄り付き後は窓を埋め、右肩下がりの展開になっています。

 

イギリス議会でEU離脱期限の延長議案が否決されました。もう十分グダグダになっており、仮に円満離脱になったとしても、もうプラス材料には働かないと思います。

メキシコ国境の壁や米中貿易摩擦もグダグダ感が漂い始めており、関税完全撤廃などのサプライズがない限り、こちらもあまりプラスには働かないかもしれません。

 

マザーズ市場はサンバイオの治験結果不調により、先物にサーキットブレーカーが発動されました。

個別銘柄の事情ではありますが全体に売りが波及しており、不穏な動きとなっています。

 

相場は景気後退を基調としており、そうはいっても業績への波及はまだそれほどでもないというところから、決算シーズンに向けて戻してきたという経緯があります。

あと1-2週間で決算シーズンが過ぎれば、次の四半期決算まで3ヶ月あります。

3ヶ月もあれば業績も大きく変わる可能性があり、今回の決算シーズンが過ぎれば現在の株価を保つことは難しくなります。

 

日経平均は明らかにPER12倍、PBR1.1倍を意識しており、この水準に乗せると1日しか持ちません。

海外要因のグダグダもあり、まだ揉み合いが続きそうですが、もうここから先は買いからは入らないほうがいいと思います。