PY1344497

◆前日終値

日経平均20665、米ドル109.3、長期金利0.000、原油53
騰落レシオ92、25日平均乖離+1.56、空売り比率47.4

 

◆寄り前動向
ダウ+0.21%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反騰。

Date Open High Low Close    
Jan 29, 2019 24,519.62 24,674.87 24,504.04 24,579.96    
Jan 28, 2019 24,596.98 24,596.98 24,323.94 24,528.22

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は51.74ドル高の24579.96、ナスダックは57.39ポイント安の7028.29で取引を終了した。今週の主要企業決算や連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、そして中国との貿易交渉の行方を見極めたいとの思惑から小幅な値動きに終始する展開となった。

 

昨日の日経平均は小幅反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2019年1月29日 20,555.44 20,673.66 20,406.22 20,664.64
2019年1月28日 20,746.29 20,759.48 20,624.55 20,649

29日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、大引けは前日比15円64銭(0.08%)高の2万0664円64銭だった。中国・上海株式相場が中国政府の政策期待などから下げ渋り、中国景気の減速に対する警戒感がやや後退。後場中ごろ過ぎから株価指数先物に断続的な売り方の買い戻しが入り、小幅高に転じて終えた。朝方は中国需要の減速を背景にした米主要企業の低調な業績を嫌気し、下げ幅を拡大する場面があった。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆1157億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。しかし寄り付き後は窓を埋め、右肩下がりの展開になっています。

 

イギリス議会でEU離脱期限の延長議案が否決されました。もう十分グダグダになっており、仮に円満離脱になったとしても、もうプラス材料には働かないと思います。

メキシコ国境の壁や米中貿易摩擦もグダグダ感が漂い始めており、関税完全撤廃などのサプライズがない限り、こちらもあまりプラスには働かないかもしれません。

 

マザーズ市場はサンバイオの治験結果不調により、先物にサーキットブレーカーが発動されました。

個別銘柄の事情ではありますが全体に売りが波及しており、不穏な動きとなっています。

 

相場は景気後退を基調としており、そうはいっても業績への波及はまだそれほどでもないというところから、決算シーズンに向けて戻してきたという経緯があります。

あと1-2週間で決算シーズンが過ぎれば、次の四半期決算まで3ヶ月あります。

3ヶ月もあれば業績も大きく変わる可能性があり、今回の決算シーズンが過ぎれば現在の株価を保つことは難しくなります。

 

日経平均は明らかにPER12倍、PBR1.1倍を意識しており、この水準に乗せると1日しか持ちません。

海外要因のグダグダもあり、まだ揉み合いが続きそうですが、もうここから先は買いからは入らないほうがいいと思います。