new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~ -95ページ目

クールヴィズ

 わしの会社でもいっちょまえににクールヴィズが始まった。
 と言っても、普通のカッター姿でネクタイのみを外すというスタイルである。
 最初は首周りが何とも落ち着かなかったが、慣れると結構快適である。
 
 エアコンからの風や、うちわであおいだ時に、直に胸元から涼しい風が入ってくるのは何ともいい感じである。
 
 このネクタイだけを外すというスタイルは、わしが所属する人事部の部長が、
「クールヴィズのために新たにそれようのカッターを買うのはばからしい。それを許すと、いろいろな形の格好が出てきてはどめがつかなくなる。」
との考えからであった。
 
 しかーし、わしは見えないので気づかなかったのだが、部長はインターネットで検索して、クールヴィズ用の服を買い求めて着ているらしい。
 とある会議で、若い女子社員に、ネクタイだけを外したカッター姿を、
「もろおじさん姿でダサい!」
と言われたのが理由らしい。
 おかげで、採用担当の30歳の社員も、あわててそれようの服を買い込んで着ているらしい。
 その横に座っているマネージャも、
「私も休みの日に服を見に行ったんだけどなかなかいいのがないんだよね。」
とのたまう始末。
 
 どうせわしは人の姿を確認できんので気にしませんです。
 居間までどおり、ノーネクタイのカッター姿で通します。
 もともと服装はほとんど気にしないんでかまわないんです。
 どうせなら、いっそのこと、短パンとTシャツ姿にしてしまえばええのにね。

画面拡大ソフト

 あるMLで画面拡大ソフトの「ZoomText (R) 9.0」の新製品の紹介があった。
 内容は、
プレスリリース
商品紹介
にてご確認を。

 この画面拡大ソフトは、視覚障害者の方は、結構ご存知だろうが、晴眼者の方には、
「何じゃらホイ!」
かもしれない。

 Windows自体にも「拡大鏡」なるユーザー補助のソフトが最初から同梱されているが、実際に使用している方はあまりいないのではないかなぁ?
 ※「Windowsキー」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリー」→「ユーザー補助」→「拡大鏡」で起動します。

 この「ZoomText」なるソフトは、キーボードでの操作というよりは、マウスでの操作をする時に、マウスポインターの部分を追従して全体的なレイアウトを見ながら部分的に拡大(36倍まで可能)してくれる。
 そりゃーもう、マウスポインタ自体がオバケみたいにでっかくなっちゃいます。
 マウスポインタをマスコットみたいな形にしている人は、ちょっと不気味かも? (笑)

 しかも、拡大した文字は自動的に視覚障害者が見やすいように処理をしてくれるのです。
 わし自身、オオサカノリハ施設で体験したが、中心部の視野が吹っ飛んでいるわしにとっては、逆に文字が大きすぎて仕えなかったですけど。 (苦笑)
 けんど、中心部の視野が残っている方で、まだまだマウスを使用可能な人にはいいかもですね。
 実際、わしと同じ網膜色素変性賞で周辺部の視野から欠損していき、わずかに中心部だけ見える若者は、このソフトを使って、マウスでパキパキと晴眼者同様のスピードでマウス操作していましたねぇ。

「この拡大ソフトと音声化ソフトを併用すれば鬼に金棒かぁ?」
とも思うのですが、これらの2つのソフトを併用すると、若干の不具合が生じるとかしないとか?とのことです。
 
 できるだけ見えていた頃と同様のマウス操作を希望されている視覚障害者にとっては、試してみる価値があるかもですね?
 上野リンクから覗いてみると、「お試し版」がもうすぐNECの123ウェアコムのHPにアップされるそうですよ。
 わしも、もう一度試してみようかいのぉ?

エアコンのクリーニング

 先日、わしが休みの日に、電話が鳴った。
 いつものセールスかと受話器をとる。

「もしもし、奥様はいらっしゃいますか?」
 いつもこれである。
 男のわしではセールストークに入れないらしい。

「私ではだめなんですか?」
と聞いてみると、エアコンを中心としたホームクリーニングの紹介だそうな。
 今回のみ、サービスでエアコンのクリーニングが15000円を3000円でやってくれるそうな。
 そう言えば、居間と、お兄ちゃんと娘のそれぞれの部屋に1台ずつエアコンはついているのだが、居間のエアコンは、5年近く掃除らしい掃除をしていない。
 こりゃ幸いとお願いをした。
 けんど、奥様対象のサービスなので、妻の名前で申し込んだ。
 
 当日、朝確認の電話が鳴った。
 またわしが出ると、
「お伺いしたついでに、台所やお風呂などのクリーニングの紹介もいたします。」
とのこと。
「今日は、エアコンのクリーニングだけでいいですよ。それに追加で料金を取ることはないでしょうね?」
と、強めに念をおしていた。
 
 わしは、その日は仕事だったので、妻に立会いを頼み会社に出かけた。
 かえって聞いてみると、
「次回からは、いろいろな場所の掃除を見積もって、最低3万円からでないと出張サービスはできないです。」
とのことである。
 やっぱし、客単価をできるだけ多角しないともうからないんでしょうね。
 結構手際がよく、いい人そうだったので、、居間のエアコンに追加でおにいちゃんの部屋のエアコンもクリーニングしてもらったそうな。
 もちろん、2代目のエアコンはしっかり15000円とられましたけど。
 見事、策略にはまっちゃったみたいですね。 (苦笑)

視覚障害者の学習能力

 昨日、視覚障害者パソコンCD講座の最終回に行ってきた。
 ここ姫路から神戸の会場まで行くのも3回目である。
 最初はいろいろな場面で戸惑っていたが、3回目にしてやっとスムーズに行き着いた。
 過去2回は、いろいろな人のサポートをいただいていたが、今回は最後まで単独歩行であった。
 
 改装中の姫路駅にて、11時58分発の新快速に乗るのに、10分前にはすでにホームへその列車が着いているのを知っていた。
 そこで、ちょっと早めに家を出た。
 改札口から六番ホームまでの行き方も、頭の中に叩き込んでいた。
 自動改札を通り抜け、5歩程度進んだところにある左右に伸びる誘導ブロック。
 これを右に沿って歩くと、20歩程度で地価に降りる階段がある。
 そこを降りて左へ。
 最初の左右の昇り階段の左側を昇る。
 昇りきって右端に誘導ブロック有り。
 それに沿って真直ぐ行くと、しばらくして右側に曲がる誘導ブロック有り。
 それに沿って右側へ曲がり、改装中の通路をしばらく歩く。
 ここには誘導ブロック無し。
 しばらく行くと左手に昇り階段有り。
 結構大き目のホームの番号が見えるので5番6番のホームであることを確認して昇る。
 昇りきると、右手の6番ホームにすでに新快速の電車が止まっている。
 そこに乗ると、東側の1号車なので、行き過ぎて乗ろうとすると、電車はないので注意。
 
 電車の入り口を確認して乗り込むと、すぐ左手が優先席であるが、始発なので十分席は空いている。
 周辺部の視野を使って、空いている席を探し座る。
 姫路駅から3ノ宮までは35分。
 そこで乗換えだが、すでに普通電車は止まっていて、乗換え時間は1分しかないので注意。
 姫路駅で1号車に乗っているが向かい側の電車は3メートル程度短いので、そのまま対面の電車に乗ろうとすると、ホームから落ちてしまうので注意。
 少し右斜めに進み、電車が止まっているのを確認し、入り口を白杖と右手で確認して乗り込む。
 一つ目の駅で降りる。 

 会場がある灘駅に降りて少し左側に進むと、昇り階段有り。
 その階段を昇り、左側に進み、突き当りを右に降りる。
 降りてすぐ左手に自動改札有り。
 
 その自動改札を出て、左右の誘導ブロックを左側に沿って行くと、会場の建物の入り口にて誘導チャイムが鳴っている。
 その入り口を入り、左手に沿って誘導ブロックを進むとエレベーター有り。
 この建物には知かがあるので注意。
 エレベーターを入ると左側の壁に上下2段のスイッチ有り。
 そのスイッチに点字有り。
 下側のスイッチは開け閉めのスイッチ。
 上側のスイッチは左側から地下1階、・1階・2階と続いている。
 上野段の左から3番目のスイッチを押して2階へ。
 
 2階に着くとすぐに誘導ブロック有り。
 それに沿って真直ぐ進み、30歩程度で左手にトイレ有り。
 その右手が講習会がある部屋である。
 
 ふーー!
 こんなもんです。
 これらがすべて頭に入っていて、その状態を頭の中で想像しながら、周りの状況に注意して確認しながら行かないと、会場まで行き着かないのです。
 これらの情報は、過去2回、その場面場面で、周りの人に聞き聞き確認しいしい、頭の中に叩き込んだ情報なのです。
なんちゅうことないようで、なんちゅうことあるんですねぇ。
 これが白杖歩行でなく、盲導犬であってもやっぱし一緒なのかなぁ?
 白杖ですぐ先の状況を確認するか、その白杖での確認を盲導犬にさせるかの違いなのではないのかなぁ?
 将来的には盲導犬ユーザーとなって、もっと安全にスムーズに歩行したいもんです。

夜中の徘徊

 最近夜の8時過ぎに約1時間ウォーキングをしている。
 もちろん、いくら白杖歩行ができるとは言っても、一人では危険である。
 つまり、妻の手引きで歩いているのである。

 コースは家を出て、近くのお城の周りをグルリと回り、広い歩道沿いに大回りをして帰ってくるのである。
 最初は、いつものように妻の右ひじをつかんで手引きをしてもらっていたが、妻いわく、
「やっぱし、両手をしっかり振って歩かんと調子がでんね。」
そうである。
 そこで、妻の腰周りにひもをはわして、それをわしがつかんで歩くことにした。
 最初は、ちと不安であったが、慣れると、二人とも歩測をあわして、けっこうな早足で歩けるようになった。

 毎日歩いていると、同じ時間に同じ場所で必ず同じ人に会っている・・・?らしい。
 おばさんの二人連れ、若い犬を連れた夫婦、もくもくと走りさるおっさん、まあいろいろである。
 途中の公園では、いつも若者が集い、キャーキャー騒いでいる。
 今日は、金曜日の夜でもあり、暴走族まがいの若者が、バイクを「ブーーン、ブーーン」と鳴らしていた。

 わしが、糖尿病なりかけ、高脂血症まがい、高血圧まがい、肝機能障害まがいでもあり、このウォーキングは随分体を引き締めてくれているようである。
 そういえば中年の下腹ぽっこ利は、腸が弱ってはれているからだそうで、それを解消するのに、京都の漬物の「すぐき漬け」がいいそうである。
 土曜日の夜やっているなんちゃらいう番組で紹介していた。
 早速インターネットで注文しちゃろうと検索して、ヒッとした「しば漬けドットコム」というところに注文すると、普通は4~5日くらいで商品が届くそうだが、テレビで紹介していたので、注文が急増して、2週間くらいかかるそうである。
「皆、同じようなことを考えているのねぇ。」
と感心しちゃったです。

再放送・最終回:リハ施設奮闘記~職場復帰までの道のり~

 前のブログからの投稿内容の移項が今回で完了です。
 と言っても、タイトルでもお分かりのように、わしが5年前に会社をお休みして、大阪のリハ施設で生活訓練と情報処理の職業訓練を1年間受け、今の会社に職場復帰した奮闘気の再アップです。
 それも、そりゃーー長ーーい文章なので、リンクのみを下記に貼り付けます。
 
’リハ施設奮闘記(ここをクリックしてね!)’

 投稿順に並んでいるので、一番下の内容から、読み始めると、わしの視覚障害者になってからの生き様が判ると思います。

 すでにご覧になった方は読み飛ばしてね!
 
 次回から、また新規一転、視覚障害者としてのわしの日常で気づいたことなど書いていきたいと思いますので
 ヨロシクでーーす!!

再放送:責任って!?


 毎度の事ながら、いつも聞かせていただいているブロガーの投稿文、
自分自身に由っって立つ
を聞いた。
 
 なーるほど。
 責任って、責めを負うとか、責任を取るってことだけではないんですねぇ?
Responsibility=Response Ability つまり対応できる能力。
 この対応できる能力を高めていけばいいんですねぇ?
 
 確かに、毎日の生活(会社&家庭)においても、常に攻める攻められるを気にしすぎて、自ら相手も含めた可能性の境界線をどんどん狭いものにして行ってるんですねぇ?
「こうしたら、相手はこう思うから、こうしなきゃぁ。あーー、失敗した。どうしよう、こんなことじゃーいけんなぁ。ガックシ。」
「相手はこうしているから、こう思っているんだ。だったらこうしなきゃぁ。でも相手はこんな事をした。なんでこんな事をするんだ。プンプン。」
 確かに、相手のことを考えながら行動することは大切だけれど、肝心なのは、自分の行動や、相手の行動に対して、「対応できる能力」を高めて行く事なんですねぇ?
 
 けれど、それだけ自分自身、自由に生きてはなかなか行けないなぁ?
 ただ思うのは、眼の前で起きている現象・考えは、長ーーい人生の中での一瞬なのだから、あまり気にしすぎず、常に前を向いて、
「相手も含めた自分のよりよい人生を想像して行くのには、どうすれば良いか?」
を考え、行動して行くのが肝心なんですよねぇ。

※ あれから1年・・・・・。
 わしは視覚障害者ゆえに、相手の立場を考えて発言しなければいけないことが多いような気がする。
 それは、何故か?
 相手の表情が見えないからなんですねぇ。
 ヒントとなるのは、相手の話し方、口調などなど。

「子の人は、いつもりより怒った口調だな。」
「今日は機嫌がよさそうだ。」
「この言い方からすると、わしが提出した報告書のどこかが間違っていたのかなぁ?」
 などなど、全て相手の話し方から判断するしかないのである。

 それ故に、眼が見えていた頃より、気兼ねなく会話をすることができなくなってきたような気がする。
 つまり、とにかく相手の話し方を聞いてから、それで相手の思うところを判断し、それに応じて話すしかないのである。
 これは、なかなか疲れるもんです。

 もちろん、家族は違う・・・と言いたいところだが、家族だからこそ、皆の考えるところその時の様子でその時の気持ちがわかる故に、ちょっとした言動でわしの気持ちも左右されるものである。
 
 その点、メールやブログなどで書く文章からは、なかなか相手の考えるところ、その時の気持ちなどを理解するのは難しいのかもしれないなぁ?
 逆に言えば、わしがこのブログで書いている文章は、聞く人によってはわけのわからないように見えている(聞こえている)かもしれないなぁ?
 けんど、文章だからこそ、自分の気持ちを素直にストレートな表現で書けるってとこもあるのかもですね。

お気に入りの髪型

 息子が昨日、散発に行ってきた。
 髪型は、何て言ったっけ?「阿修羅」だったっけ?
 左即頭部は思いっきり刈り上げて、右即東部は伸ばした髪の毛をピンピン立てる。
 触らしてくれんのでよくわからんが、娘の解説ではそんな感じだそうでして。
「そんな髪型して、高校の規則違反にならんのんかいの?」
と聞いてみた。
 
「大丈夫よ。髪の毛を染めているわけじゃないし、パーマもかけてないしね。」
 何、パーマ?今時、チリチリパーマなんてかけるやつはおらんじゃろうね。
 たまーにリーゼントをしているやつはいるらしいが、大仏チリチリパーマなんて見たこともないそうである。
 
 わしが高校生の頃は、クラスに何人かはリーゼントの髪型で、学ランにて首ふぉっくはもちろん外し、第一ボタンも外して、腿の部分がだぼだぼで、足首がキュッと閉まったズボンをはいたやつが何人かいたなぁ?
 
 わしは、昔からテクノカット、別名もみ上げをアイビーで横と後ろ部分を刈り上げた「マコトちゃんカット」で大学まで過ごした。
 
 今は、妻の腕次第・・・の髪型です。 ハィ!
 実物はご想像におまかせです。

再放送:視覚障害者と言う名の「破壊者」!

 目が見えない、見え難いのは困った事である。
目の前にある物体を見て確認できない代わりに、聞き耳をたてるか、触って何かを確認するしかない。
 そのために、視覚障害者であるわしは、過去にいくつもの物体を破壊してきた。
 破壊しようと思っていたのではなく、がさごそいじっている間に壊れて行くのである。
 
 十数年前に購入したワープロ。購入したその日に絨毯の上で触っていたのだが、その場所が石油ストーブの前であることが判らず、いきなりスクリーン側のふたがストーブの熱のために、ひんまがってしまった。
鍋に焼肉にと使用していたほっとプレートの強化ガラスのふた。台所の下の扉の中にしまう時に、あまり触って確認しすぎて、スルリと滑って、真っ二つに割れ、そのガラスの切れ端で足先を切って大出血。
 テーブルの上に置いてあるコップや茶碗など、よっぽど気を付けていないと、ひっくり返しテーブルから落としてしまい、その度にふちが欠けたり画しゃんと壊してしまう。
 ちょっと意味合いは違うが、自分がかけているめがねは、柱や壁、ドアにぶつけて、いくつ壊した事か。その度に、おでこをぶつけ、メガネを壊し額や目のふちを切って出血した事か?
 
 しかし、4年前から、白杖を使って歩行&移動をするようになってからは、まだ一度もメガネが壊れた事はない。
 それにもまして、向こう脛をぶつける事がなくなったのは、軌跡に等しい。
 
 妻と買物に行っても、とにかくさわりまくる。
「お父さん、このキャベツはどうかね?」
と、聞かれ、以前はスーパーの農産売場で働いていた事もあり、両手でさっと触って、確認するのである。
 管門売場でも、匂いと、サッと表面を触っただけで、どこに腐っていたんでいる果物があるかなど、わかってしまうのは不思議である。
 
 買うものがキャベツであろうと、パンであろうとソーセージであろうと、その度に必ず触って確かめる。 
 買うものが食品ではなく、衣料品でも同じである。
 しかし、女性の服売場では、変な目で見られるのは嫌で、触って確かめるのをジッと我慢するのである。
 
 これからも触りまくりの人生は続くのであろうが、できるだけ破壊者にならないように気を付けようと思うのであった。

==あれから1年・・・・・。
 今日も買い物に行って、触りまくってきました。
 家電コーナーで、大画面のプラズマテレビを触り幕に。
 スーパーで、こりゃまたキャベツをさわりま国。

 驚いたのは果物売り場。
 もと農産を担当したことがあるとは言え、眼では陳列してある果物の鮮度はわからないのに、果物売り場のトップにデーーンと陳列してあるキウイフルーツ、ちょっと触っただけで、やわらかくなり痛みかけているものがなんと多いことか?
 一番お客様に目立つ箇所なのに、店員は気が付かないのだろうかなぁ?
 まだまだスーパーの現場で働けるかぁ?
 いんやもう売り場では働けませんです。 (学区氏)

血液型

 わしの両親は、おじいちゃんがA型、おばあちゃんがB型。
 妻の両親は、おじいちゃんがAB型、おばあちゃんがB型。
 そしてわしの家族は、わしとおにいちゃんがAB型、妻と娘がB型である。

 AB型とB型の組み合わせの夫婦って多いんですよねぇ。
 というか、AB型の男性はB型の女性でないとだめなんじゃと思ってます。
 特に理由はないんじゃけんど、周りを見回しても、AB型の男性の奥さんはことどとくB型です。

 わが道を行くB型に対して、一歩引いた感じで付き合うAB型。
 それでいて、結構神経質なAB型に対して、大らかな気持ちで接してくれるB型。
 その辺で、いい具合につりあっているのかも知れんです。

 そうそう、同じ部署の上司の人事部のマネージャーもAB型とか。
 そして、奥さんはB型とか。
 けんど、わしと全然違う性格なんですよねぇ。
 ぎりぎりにならんと頼んでいることをやってくれない。
 そして、ぎりぎりにならんと、作業の指示をしてくれない。

 一方、わしは、やらなければいけない事は、期限が来る随分前にやってしまう。
 期限ぎりぎりなんてどうしてもできナインです。
 9時に待ち合わせをしているなら、8字45分にはその場所についていないと気がすまない。
 その場所に行く間に何かあったら困るし、その場所に行くのに迷ったらどうしようかと、いろいろと考えてしまうんですよねぇ。

 まあ、血液型がすべてではないんでしょうけど、やっぱし、他のAB型の人、特にわしの息子を見ていると、まさにわしの若い頃とそっくりですねぇ。
 彼も将来妻と同じB型の血液型の同じような正確な女性と結婚するのかしらん。
 AB型自身、優柔不断だから、バシバシ決断してくれるB型の相棒でないとやっていけんのかもね。