視覚障害者の学習能力 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

視覚障害者の学習能力

 昨日、視覚障害者パソコンCD講座の最終回に行ってきた。
 ここ姫路から神戸の会場まで行くのも3回目である。
 最初はいろいろな場面で戸惑っていたが、3回目にしてやっとスムーズに行き着いた。
 過去2回は、いろいろな人のサポートをいただいていたが、今回は最後まで単独歩行であった。
 
 改装中の姫路駅にて、11時58分発の新快速に乗るのに、10分前にはすでにホームへその列車が着いているのを知っていた。
 そこで、ちょっと早めに家を出た。
 改札口から六番ホームまでの行き方も、頭の中に叩き込んでいた。
 自動改札を通り抜け、5歩程度進んだところにある左右に伸びる誘導ブロック。
 これを右に沿って歩くと、20歩程度で地価に降りる階段がある。
 そこを降りて左へ。
 最初の左右の昇り階段の左側を昇る。
 昇りきって右端に誘導ブロック有り。
 それに沿って真直ぐ行くと、しばらくして右側に曲がる誘導ブロック有り。
 それに沿って右側へ曲がり、改装中の通路をしばらく歩く。
 ここには誘導ブロック無し。
 しばらく行くと左手に昇り階段有り。
 結構大き目のホームの番号が見えるので5番6番のホームであることを確認して昇る。
 昇りきると、右手の6番ホームにすでに新快速の電車が止まっている。
 そこに乗ると、東側の1号車なので、行き過ぎて乗ろうとすると、電車はないので注意。
 
 電車の入り口を確認して乗り込むと、すぐ左手が優先席であるが、始発なので十分席は空いている。
 周辺部の視野を使って、空いている席を探し座る。
 姫路駅から3ノ宮までは35分。
 そこで乗換えだが、すでに普通電車は止まっていて、乗換え時間は1分しかないので注意。
 姫路駅で1号車に乗っているが向かい側の電車は3メートル程度短いので、そのまま対面の電車に乗ろうとすると、ホームから落ちてしまうので注意。
 少し右斜めに進み、電車が止まっているのを確認し、入り口を白杖と右手で確認して乗り込む。
 一つ目の駅で降りる。 

 会場がある灘駅に降りて少し左側に進むと、昇り階段有り。
 その階段を昇り、左側に進み、突き当りを右に降りる。
 降りてすぐ左手に自動改札有り。
 
 その自動改札を出て、左右の誘導ブロックを左側に沿って行くと、会場の建物の入り口にて誘導チャイムが鳴っている。
 その入り口を入り、左手に沿って誘導ブロックを進むとエレベーター有り。
 この建物には知かがあるので注意。
 エレベーターを入ると左側の壁に上下2段のスイッチ有り。
 そのスイッチに点字有り。
 下側のスイッチは開け閉めのスイッチ。
 上側のスイッチは左側から地下1階、・1階・2階と続いている。
 上野段の左から3番目のスイッチを押して2階へ。
 
 2階に着くとすぐに誘導ブロック有り。
 それに沿って真直ぐ進み、30歩程度で左手にトイレ有り。
 その右手が講習会がある部屋である。
 
 ふーー!
 こんなもんです。
 これらがすべて頭に入っていて、その状態を頭の中で想像しながら、周りの状況に注意して確認しながら行かないと、会場まで行き着かないのです。
 これらの情報は、過去2回、その場面場面で、周りの人に聞き聞き確認しいしい、頭の中に叩き込んだ情報なのです。
なんちゅうことないようで、なんちゅうことあるんですねぇ。
 これが白杖歩行でなく、盲導犬であってもやっぱし一緒なのかなぁ?
 白杖ですぐ先の状況を確認するか、その白杖での確認を盲導犬にさせるかの違いなのではないのかなぁ?
 将来的には盲導犬ユーザーとなって、もっと安全にスムーズに歩行したいもんです。