new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~ -94ページ目

すぐき漬け 到着!

 とうとうすぐき漬けが我が家に到着した。
 インターネットで注文して3週間。
 いやー長かった。
 例のテレビ放映で注文が殺到し、商品発送までこれだけの時間がかかったらしい。

 早速、食ってみた。
 何のことはないかぶのしば漬けである。
 なるほど植物性の乳酸菌が発酵しているのかちょっとすっぱい。

果たしてこれで腸の脹れがひいて、下腹ポッコリが引き締まってくれるのかしら・・・??
 このすぐき漬けの他にも、エノキを細かくきざんで煮込んだ汁がいいとか、スキムミルクをヨーグルトに混ぜるといいとか、いろいろな噂がひろまっているらしい。
 一昨日のあるTV番組でこのことが放映された翌日にスーパーへ行くと、案の定、エノキとスキムミルクが売り切れていたらしい。
 人間って単純なんですね。
 そういう我が家も、まんまと乗せられているんですけんど・・・。 (苦笑)

 そうそう、先日夏物のスラックスを買いにいったんですけど、わしのウェストは76センチでちょっときつく、79センチでちょうどよい状態でした。
 昨年末に人間ドッグで引っかかった時は、慎重167センチで体重59キロ、ウェスト85センチだったんですよねぇ。
 それに比べると体重は56キロになったおかげでウェストも6センチは縮まったんですねぇ。
 けんど、まだまだ下っ腹は歩コンと出てます。
 もうちょい、がんばらにゃ、成人病もどきからはのがれないんでしょうねぇ。

ある視覚障害者のお話し

 今日、いつも聞かせていただいている、
ekosさん
のブログで、視覚障害者の
早川美奈子さん
のお話が掲載されていた。
 
 早川さんは、わしと同じ網膜色素変成症で、小さい頃から郷土の弱視で、白内障の手術を受けられた後、光を感じる程度の視力になってしまったが、百貨店の交換手として働き、結婚されて二人のお子様と盲導犬と毎日忙しくすごされているそうな。

 この2回に分けられたインタビューを聞いていると、いつもの視覚障害者の体験談と言うよりは、随分本音で話された内容であったような気がする。
 ウンウンとうなずく場面も多かった。
 
 皆さんも一度覗いてみてね!

最近の塾事情

 下の娘は塾に通っている。
 来週から期末試験なので、本日土曜日は朝の10時から夜の8時まで缶詰学習であった。
  
 その塾に通っている中学生20名近くが一同に集まり、それぞれ配られたテキストやプリントなどで集中的に勉強をするそうである。
 けんど、2時間に一度くらいは休憩があり、その時間は皆とパソコンでインターネットしたり、近くのスーパーにお菓子やいなりずし、コロッケなどを買いに行き、お昼は近くのウどん屋で先生のおごりでうどんを食うそうである。

 家にいて、親が、
「勉強しろ。」
などとうるさくいうよりは、そういう環境を持ってやれば、結構楽しくやれるそうである。
 
 わしの中学生の頃はどうだったかいなぁ?
 英語の塾に通ったくらいで、あとは自分なりにボチボチと勉強していたのかしらん。
 親は何も言わなかったし、わしからもあまり将来の進路や勉強のことについては話をしなかったような気がする。
 
 あっ、そうそう。
  高校生のお兄ちゃんは、今日は体育会と文化祭の打ち上げとかで、夜の7時から暮らすの面々と飯を食いに行ってカラオケかボーリングなんぞをするそうである。
 前回の打ち上げの時も、12時くらいに帰ってきましたです。
 最近の高校生はこんなもんかとうるさくは言わないが、どんなもんなんでしょうかいねぇ。
 まあ、今回はそれにかかるお金は、自分でバイトで稼いだお金を使うそうで、少しは進歩したのかと思ってますです。

 それに7時の打ち上げの前には、3時から彼女とデートだそうな・・・? プッ
「お兄ちゃんにもやっと彼女ができたんかいね?」
と聞くと、
「彼女くらいおるわいね。」
とあっさり言ってのけた。
 青春ですねぇ。
 血、肉湧き上がる・・・ってとこかいな。
 お兄ちゃん、がんばれぇ!
 うまくいくといいね!

浴衣祭り

 今日、会社から帰ると妻がポツリと言った。
「今日は子供たちは、
浴衣祭り
に行っていないんよ。」

 そう、高校2年のお兄ちゃんは、吹奏楽部の後輩と、中学1年の娘も女友達と、ここ地元では有名な祭りに出かけたらしい。
 西日本では最大の800件もの屋台が出展して、盛大に行われるみたいである。
 
「子供たちも、それぞれ自分の周りの友達や、学校のめんめんと行動をするようになったんじゃねぇ。」
と、妻と2人で夕食を食った。
 久しぶりの妻と二人の夕食もまんざらでもないような気がした。

 今日は酒を飲むつもりはなかったのだが、なぜかしら焼酎をお湯割で飲んだ。
 なぜかしら酔っ払いたいような気がしたのである。
「もう10年もすれば、子供たちはわしら夫婦の元を離れ、独り立ちしていくんじゃろうねぇ。」
としみじみ感じた。

 そんな時がいずれくるかと思うと、子供たちのことをあまり気にしすぎて毎日を過ごすのも疲れるんじゃないかと思った。
 子供たちは子供たちで、それぞれ自分のことお考えているんですよねぇ。
 そう言えば、下の娘が、
「私は将来絵の専門学校に行きたいんじゃけど、どんなとこがあるんかいねぇ?」
と聞いてきた。
 塾の先生にも同じ質問をしたらしい。
 漫画コミックを買いあさり、インターネットでそれらのサイトを見まくり、時間があると、机にしがみついて漫画を描いている。
 勉強をするときとは違ったものすごい集中力である。
 どうしても、漫画家を目指してがんばりたいらしい。
「けどね。絵の専門学校に行くにも、とりあえずは高校を出てからの話じゃよ。」とは話したが、彼女は彼女でいろいろ自分の将来について考えているらしい。

 昼間は強い雨が降ってたけんど、今はすっかりやんで、ひんやりとした風がベランダから流れてきてますです。
 お兄ちゃんは、自分の部屋で好きな音楽を聞いて一緒に歌ってる。
 娘は期末試験の勉強をしている。
 妻は今でうとうととしている。
 わしは畳部屋で、ほろ酔い気分でパソコンに向かっている。
 明日は、雨が降らないといいんじゃけどね。

音楽ダウンロード大成功

 ヤッター!ヤッター!
 初めてインターネットで音楽のダウンロードが成功しましたです。
 もちろん、有料サイトで、1曲150円ですが・・・。

 わしのプロバイダはビッグローブでして、会員が利用できる音楽ダウンロードサイトで検索し4曲ほどダウンしましたです。
 そう、昔懐かしの「アルジャロウ」と「ボビーマックファーリン」をそれぞれ2曲ずつ。
 レコードは持ってはいるのですが、いまさらレコードを聴こうにもプレーヤーがどっかいってしもうて・・・。

 先日、視覚障害者パソコンCD講習会にも参加し習ったことだし、一度試してみたかったんですよねぇ。
 音声だけを頼りにして操作するのはちょっといたしかったですけんど、どうにかなったです。

 あーー、やっぱし、「アルジャロウ」はええのぉ。
「ボビーマックファーリン」も楽器のようなボーカルは最高ですねぇ。
 けんど、調子にのってダウンし続けるとお金がごっついかかっちゃうので、これからはよっぽどええ曲じゃないとあきません。
 こりゃまた、けんど、いつでも自分のパソコンで好きな音楽を音声を便りの操作で聴けるのはええもんですなぁ。

パソコン三昧

 一日の内で、どのくらいの時間、パソコンに向かっているのだろうか?
 わしの会社での仕事は、給与システムより取得した従業員の給与データ、そして、勤怠システムより取得した、従業員の勤怠に関するデータを自分のパソコンに取り込んで、そのデータを参照してすることが多い。
 具体的には、資格変更や夏と冬の賞与、春の評価昇給による給与変更などを試算し決定後、各月の給与にアップする。
 毎月の、従業員の出勤状況や、労働時間・残業などの進捗管理のための資料を作成し、各店・核部長などに社内電子メールにて報告する。
 年間の各店・各所属の人件費予算の基本フレームを作成し、毎月の予算会議にて使用する各所属の予算の中に組み込んでいく。
 その他、各部署よりその場その場で必要となった資料を作成し提供する。
 
 もちろん、眼で確認することはできないので、全てパソコンを使用し、画面の情報をスクリーンリーダーという音声変換ソフトを使って、耳で確認しながらやっている。
 ということは、会社にいる10時間はずっとヘッドホンで音声を聞きながらパソコンの前に座っているんですよねぇ。
 われながら、よーーも一日パソコン操作をしていられるもんだと関心しちゃいます。
 というよりは、視覚障害者として職場復帰後、4年近くこの仕事をしていて、最近は新鮮味がなくなってきたというのが本音かもしれんです。
「もっと、何か他に、自分主体にできる新たな仕事はないんかいの?」
といつも考えてますです。
 今の会社の中では珍しい視覚障害者であるのに、店で開催される盲導犬の実宴会や募金活動、障害者学生の職場体験などの行事には、全然およびがかからず、
「わしは、この会社の中で何かの存在価値はあるんかいのぉ?」
と考えることも多いです。

 そんでもって、家に帰ってからも、テレビは見えんので、必然的に飯を食って、風呂に入れば、こりゃまた畳部屋に家庭内LANにて持ち込んだノートパソコンの前に座っている。
「いつもパソコンの前に座って何をしとるんかいね?」
と半ばあきらめ口調で、妻によく聞かれる。
 家では、ブログを書いたり、毎日受信する50通前後のMLからのメールを聞く。はたまた、何かおもしろいHPはないかと検索し、おもろいHPを見つけては、ブログのネタになるとほくそ笑む。
 そうそう無料映像配信サービスにて毎週4話ずつ放映されている「ドカベン」はおもろいですねぇ。
 こんな生活してるです。

 60歳近くなって今の会社を退職したら、インターネットでの販売サイトを作って、年金もらいながらほそぼそと、趣味も兼ねてやってければなんて考えてますです。
 10年後は、随分パソコンやインターネット環境は変わってるんじゃろうなぁ?
 視覚障害者としての音声環境はついていけるんかいのぉ?
 まあ、ぼちぼちやりまっせ。

男子たるもの・・・?!

 今日、いつも聞いている方のブログで、こんなブログが紹介されていた。
 
 正しいおしっこの仕方のアドバイス
 
 男子たるもの・・・?!
 と言いたいが、そんなわしは家では様式の便座に座ってしてます。 (苦笑)
 何を隠そう、わしはよう見えないのですが、以前は、自分なりに音を頼りに、
「見えなくても結構的中率高いじゃん。」
と、当然のごとく立ちションをしてたです。
 ところーーが、現実派、右に左に随分飛び散っていたみたいで、
「これじゃあいけんのぉ。」
と座ってすることにしたのです。
 
 すると、慣れてくると、これが結構楽なんですよねぇ。
 以前は、耳をだんぼにして、周辺部の視野でにらみながら、便器をめがけて慎重に放出してたんですけど、座ってすれば何の心配もなく、鼻歌交じりに用をたせるのですよねぇ。
 これほど楽なことはない。

 会社みたいに、男子専用の便器があれば何てことはないんでしょうが、一般の家庭の男女兼用の便器では、直に座ることが多い女性郡のためにも、座ってするのも悪くはないと最近思ってますです。
 世の男性諸君、お試しあれ!!

みたらし団子

 みたらし団子と言えば、5つくらいの団子が串に刺さっていて、醤油誰の甘いタレがかかっているものを想像しますよねぇ。
 しかし、とあるスーパーで買ったみたらし団子は違っていたのです。

 そう、タレが回りでなく団子の中に入っている。
 一口サイズの団子は串には刺さっていなく、口の中にほおばりかみしめると、中から甘いタレがじわーと出てくるんですよねぇ。
 この発送には驚いてしまいましたです。
 と言うよりは、もともとあったのかいなぁ?
 ここ関西の隠れた名物なんかいなぁ?
 たまたま今まで食べる機械がなかったのかなぁ?

 インターネットで検索してみると、こんなページに紹介されてましたです。
生きてるだけで丸儲け

 世の中、こんな逆転の発想で、ヒット商品が生まれてくるのかなぁ?と感心してしまいました。
 皆さんも、こんな逆転の発想の商品知りませんですかぁ?

香水の匂い

 高校2年になるお兄ちゃん。
 最近、香水を付けているらしい。
 朝、彼の部屋からぷーんといい匂いがしてくるのである。
「何の香水を付けとるんかいの?」
と聞いてみると、
「ブルガリのぷーールなんちゃら」と言う香水らしい。
 
 学校に行く前には必ずシャワーを浴びて、眉毛をそろえ、油を付けて髪の毛をピンピンさせて、大鏡の前に立って、ズボンとシャツを着て、
「よっしゃ、これで決まりじゃ。」
と出かけている。
 
 そう言えば、わしも高校生の頃は、香水を付けてました。
 ブラバスの柑橘系の匂いのするやつ。
 必ず鏡の前でああでもないこおでもないと髪の毛をといていましたっけ。
 自分で自分の顔の写真を撮って、眺めていたようないないような。
 
 彼も年頃なんでしょうねぇ。
 必ず一度は通る道なんでしょうねぇ。
 まあ、けっぱってくんさい。

ボタン付け

 ある日のできごと。
 わしと妻が買い物から戻ると、学校から帰ってきていた娘が、開口一番、
「スカートの腰の部分の止めボタンが取れたんよ。付けてくれない?」
と妻に頼んでいた。
 わしはてっきり、
「ええよ、すぐに付けてあげるからね。」
と了解するものと思っていたが、違うんですねぇ。

「何のために学校の裁縫の時間にボタン付け習ったの?自分でまずはやってみんさい。わからんところは教えてあげるから。それで、どうしてもできんかったら、お母さんがやってあげるわ。」
との返答であった。
 妻は5人兄弟の仲の一人娘で、実家が農家であったこともあり、小学校の頃から、台所に立ち、料理・洗濯など家事仕事をまかされていたらしい。
 それで、娘にも一人で何でもできるようにと、心を鬼にして、まずは自分でボタン付けをやらせようとしているらしい。
 
 最初は、
「えーー、できるかなぁ?お父さん手伝ってぇ。」
と、半分鳴きそうになりながらも、しまいこんでいた裁縫道具を取り出し、針に糸を通して、授業で習ったことを思い出しながら付け始めた。
 少し時間はかかったものの、途中からは結構楽しみながら付け終わり、
「やったぁ。できたできた。結構しっかり縫い付けられた。」
とニコニコしながらわしと妻に見せていた。

 やればできるんですねぇ。
 そう言えば、家事仕事に関しては器用な妻の血を受け継いでいるのか、以前、カレーを作ろうとした時に、料理で野菜の皮をむいてサイコロ状に切り分けるのも、上手にやってのけていた。
 娘よ、お母さんを見習って、料理上手な母となるんじゃよ!