画面拡大ソフト | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

画面拡大ソフト

 あるMLで画面拡大ソフトの「ZoomText (R) 9.0」の新製品の紹介があった。
 内容は、
プレスリリース
商品紹介
にてご確認を。

 この画面拡大ソフトは、視覚障害者の方は、結構ご存知だろうが、晴眼者の方には、
「何じゃらホイ!」
かもしれない。

 Windows自体にも「拡大鏡」なるユーザー補助のソフトが最初から同梱されているが、実際に使用している方はあまりいないのではないかなぁ?
 ※「Windowsキー」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリー」→「ユーザー補助」→「拡大鏡」で起動します。

 この「ZoomText」なるソフトは、キーボードでの操作というよりは、マウスでの操作をする時に、マウスポインターの部分を追従して全体的なレイアウトを見ながら部分的に拡大(36倍まで可能)してくれる。
 そりゃーもう、マウスポインタ自体がオバケみたいにでっかくなっちゃいます。
 マウスポインタをマスコットみたいな形にしている人は、ちょっと不気味かも? (笑)

 しかも、拡大した文字は自動的に視覚障害者が見やすいように処理をしてくれるのです。
 わし自身、オオサカノリハ施設で体験したが、中心部の視野が吹っ飛んでいるわしにとっては、逆に文字が大きすぎて仕えなかったですけど。 (苦笑)
 けんど、中心部の視野が残っている方で、まだまだマウスを使用可能な人にはいいかもですね。
 実際、わしと同じ網膜色素変性賞で周辺部の視野から欠損していき、わずかに中心部だけ見える若者は、このソフトを使って、マウスでパキパキと晴眼者同様のスピードでマウス操作していましたねぇ。

「この拡大ソフトと音声化ソフトを併用すれば鬼に金棒かぁ?」
とも思うのですが、これらの2つのソフトを併用すると、若干の不具合が生じるとかしないとか?とのことです。
 
 できるだけ見えていた頃と同様のマウス操作を希望されている視覚障害者にとっては、試してみる価値があるかもですね?
 上野リンクから覗いてみると、「お試し版」がもうすぐNECの123ウェアコムのHPにアップされるそうですよ。
 わしも、もう一度試してみようかいのぉ?