new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~ -91ページ目

機器展示会

 来週の日曜日に、大阪の京橋で、日本ライトハウス展がある。
 西日本最大の視覚障害者のための展示会である。

 盲導犬の体験やロッククライミングの体験もできるそうである。
 昨年は、家族みんなで行ってみたが、今年は地元の視覚障害者の皆さんと一日かけてじっくり覗いてみようと思う。

 今年触ってみたいのは、らくらく本3と網膜投影装置、それに盲導犬での歩行も体験してみたいと思っている。
 実はこの日本ライトハウスは、わしのブログで書いていたリハ施設なのである。
 誰か知っている人がいるかしらん。
 けんど、わしからは声を聞かない限り、気がつかないじゃろうなぁ。
 今から楽しみです。

検索エンジン

 うーーん、どうもいつもの調子が出ない今日この頃です。
 
 さて、わしはいつもインターネットで検索する時は、「グーグル」を使用している。
 日本では「ヤフー」を使っている人が多いのだが、アメリカやイギリスなどでは、「グーグル」が大半を占めているそうである。

 そして、この「グーグル」に勤務している社員の日常や、会社の経営方針などをテレビで紹介していた。
 それによると、社員は会社での食事はバイキング形式で3色無料、上司に仕事の指示をされるのではなく、自分で企画立案し、会社のサイトにアップして、賛同者を探し、それを実現していくそうである。

 社員の採用も、会社の幹部が面接するのではなく、その部署の社員全員が面接官となり、「この人となら一緒に仕事ができるな。」と全員が賛同して、採用が決まるそうである。

 そこで、もっと「グーグル」の検索エンジンを活用しようと、アカウントを作成し、自分専用のカスタマイズした仕様にしようと思い、アカウント作成画面に入った。
 そこでは、メールアドレスとパスワードを入力し、画面の上部に表示される数字を最後に入力するのであるが、視覚障害で画面が見えないわしにとってはどないしたらよいのかと迷っていた。
 すると、別のボタンがあり、それを円たーすると、音声でもその数字を教えてくれたのである。
 すごいですねぇ。さすが「グーグル」ですねぇ。
 
 ついでに言うと、この「グーグル」、今、流行の画像アップサイト「YouTube」と業務提携をしたとのこと。
 久しぶりにこの「YouTube」にアクセスして、昔大ファンだった「南野陽子」の歌を何曲か聞いいちゃいましたです。
 画像も出ているのですが、どう眼を凝らしてもそれは見えないんですよねぇ。
 昔見えていた頃のナンノちゃんはかわいかったなぁ。
 声もえかったなぁ。
 クリクリっとした眼もかわいかったなぁ。
 「スケバン刑事」や「ハイカラさんが通る」の頃の、ナンノちゃんは最高だったなぁ。
 今でも、このナンノちゃんと握手でもできたら卒倒しちゃうかもしれんです。
 実は、妻は若い頃はナンノちゃんに似ているとよく言われてましたです。 ウフ

 今、またその姿が見えないのは残念です。
 またいつの日か視力が蘇ったら、妻と息子、娘の顔を見た次には、ナンノちゃんを見よーーーっと思ったのでした。

登用面接試験終了

 会社の一つ上の資格に上がるための登用面接試験が無事終わった。
 わしの会社では、この登用試験に合格し一つずつ資格を上げていかないと、給料が上がらない。
 そして、職務・職位も上がらない。
 年齢もくそもないのである。
 若くても、この登用試験に合格すれば、給料も上がり、課長・マネージャー・部長など上位の職位につけるのである。

 一方、わしは、30歳までは、順調に登用試験に合格していたが、眼がだんだん見えにくくなり、仕事の内容も後退し、墨字の文章も見えにくくなり、40歳を過ぎても、18年近く同じ資格のままであった。
 ところが、大阪のリハ施設で生活訓練と、音声パソコンを使った情報処理の職業訓練を受け、職場復帰し、パソコンを使ってテキストデータでの筆記試験を3年前から受けられるようになり、テスト勉強も電子データに変換したものを音声で聞きながら勉強できるようになり、昨年一つ上の資格に合格し、今年も、も一つ上の資格への筆記試験に合格したのである。

 正直言って、今年はそうは感嘆には合格はさせてくれないと思う。
 今度の資格は、店では店長クラス、スタッフでは課長クラスへの資格である。
 若くてバリバリのやつはいくらでもいる。
 わしみたいに45歳のおっさんは皆無に近い。
 昨年の登用資格でも、ぶっちぎりで最年長の登用者であった。
 けんど、前回面接試験も経験していたし、面接官も3人中2人は同じ人であったし、その内の一人はわしの部署の直属上司の取締役部長である。

 言いたいことはいいましたです。
 面接会場へは、白杖片手に、事務局の社員に手引きをしてもらって、見えることもない、面接官の顔付近を、しっかり見据えて、大きな声で、胸を張って1時間の面接を受けてきましたです。
 面接官は、
「眼が見えないのに、この人大丈夫かいのぉ?」
と思っていたかもしれんです。
 そんなことはどうでもええんですけどね。
 眼が見えんでも同じ土俵で、同じ条件で試験を受けさせてくれた会社に感謝です。
 涙がちょちょぎれる思いです。
 思い残すことはないです。
 すっきりしましたです。

 今年、だめでも来年があるわさ。
 だめじゃとあきらめず、地道に挑戦していきまっせ。
 そのためにも、もひとつ仕事の上でレベルアップせんにゃおえませんけどね・・・。
 

台風13号に挑む その2

 台風13号が間近に迫っている長崎県のJR諫早駅に孤立してしまった暴れん坊商人家族、果たしてどうなるのでしょう?
 JRは前面ストップ、高速バスも前面ストップ、高速道路も使えない。
 家族、皆声も出ない。
「ど・・どうなるんじゃろうかぁ?」
 とりあえず、駅のベンチに座った。
 何も考えられない。けんど、落ち着いて次のアクションを起こさなければ、台風はどんどん近づいて来るのである。

 そこで、駅前のビジネスホテルで、急遽、一泊して、台風が通り過ぎるのを待ち、翌日JRの状況を確認しながら、迅速に行動するしかないと決定した。
 善は急げ、携帯電話で近くのホテルに問い合わせ、事情を聞いて、素泊まりでできるだけ安価で宿泊できるよう交渉した。
 そして、駅前のビジネスホテルにツイン一部屋とせみダブルのベッドのシングルを一部屋確保した。
 たまにはこんな経験もええかと前向きに考えることにして、ホテルに急いだ。
 鍵を受け取り部屋に荷物を置いて、すぐ近くのスーパーに買出しに行った。
 台風が近づいていることもあり、食べ物屋は、早々に店じまいをしているのである。
 食料を買い込んでホテルの部屋に落ち着く。
 シャワーを浴び、テレビをつけると台風の情報ばかり放映している。
 夜の7時を過ぎ、九州の佐世保市に上陸し、そのまま長崎を通過していく。
 風邪はビュービュー、ホテル事態が揺れる。
 そのうち、時々停電する。
 テレビも映らなくなる。
 携帯のラジオを持ってきていたので、それを聞く。
 自動販売機のビールとジュースを買い込み、早々に寝ることにした。

 翌日18日、台風は日本海に抜け、うそのように天気は回復していた。
 10時にホテルをチェックアウトして、JRの駅に行く。
 ところがまだJR九州本線は午前中は普通のままだという。
 ところがみどりの窓口で状況を聞いていると、佐世保本線が開通したとのこと。
 そこでローカル線を乗り継いで、佐世保からの博多行きの特急に乗ることにした。
 遠回りをして1時間余慶にかかったものの、どうにか博多駅につく。
 まさにギュウギュウつめであった。

 博多駅でゆっくり昼食とお土産を買い込んで一路、姫路行きの新幹線に乗り込む。
 皆、九州本線を乗り継いで行こうと思ったのか、まだ博多駅までたどりついていないのであろう。
 新幹線は自由席もガラガラであった。

 10時10分に長崎の諫早を出て姫路に4時30分に到着。
 ふぅーー。どうにか着きましたでっせ。
 まっ!こんな経験もありかなって、旅でした。 チャンチャン!

台風13号に挑む その1

 台風13号が九州の北部を通過し、西日本にも爪あとを残して去って行った。

 その台風の通過点でもある、妻の実家の長崎に16日から家族全員で、帰省してきたのである。
 妻方のおじいちゃんの50回忌でもあり、親戚一同が勢ぞろいしたのである。
 
 16日の朝、わしの住む姫路を朝9時に出発。
 新幹線と特急を乗り継ぎ、長崎県の諫早に到着。
 そこからレンタカーを借りて妻の実家に行き着いた。
 外は風も無く、時々雨は降るものの、晴れ間もあったりで、台風の気配は感じなかった。

 翌日17日、午前中に無事法事が終わり、午後から、わしの実家のある山口県埜萩市に向けて出発せねばならなかった。
 多少、風邪はあるものの、まだまだそれほどでもない。
「これなら、台風に追いつかれないように逃げ切れるで。」
と意気揚揚とJRの駅へと急いだ。

 ところが・・・、なんと・・・、ガーーン!
 JR本線を含め、九州の鉄道、高速バス、飛行機、フェリーが前面ストップしていたのである。
 さて、わしら家族はどうなったのでしょう?
 まさに台風の直撃する長崎に置いてきぼりになってしまったのです。
 あとは明日へのお楽しみ・・・・。 ウフッ!

液晶大画面テレビ

 先週の土曜日に、我が家に37型の液晶テレビがやって来た。
 地上波アナログ放送がいずれ終了し、地上波デジタル放送のみになること、そして、5年前に大型テレビがぶっ壊れ間に合わせの小さな画面で我慢してきたので、今回思い切って購入した。

 こりゃーでかい。
 といってもわしにはその画面に何が写っているのかはよーわからんが、画面の外枠を触ると、その大きさがわかるのである。
 けんど、最新の液晶画面は写りがよいこともあり、何となく日との形は認識できるようである。
「これで、最近の若い歌手の顔が見えるかぁ?」
とも期待していたのだが、そうは問屋がおろさなかった。
 アップになった時の、顔の形と、髪の毛が生えているくらいしか見えんかった。、(残念)

 唯一、音が臨場感あふれる感じである。
 腸に響く音である。
 それに今までの地上波アナログ放送、地上波デジタル放送、NHKBSデジタル放送、BSのwowwowデジタル放送と異様にチャンネルが一杯である。
 今から大晦日の紅白歌合戦が楽しみと思うのは年をとってしまったわしを感じる瞬間でした。

最近のカラオケボックス

 ここんとこ、いろんなことでめげてましたが、どうにか復活モードとなりました。
 そこで、先日、家族みんなで久しぶりにカラオケボックス(この表現はおっさんぽいです。)に行った時のこと。

 前回行ったのは、かれこれ5~6年前のこと。
 その頃は、上野お兄ちゃんなんか、恥ずかしがって1曲アニメソングを歌うか歌わないかの状況でした。
 ところが、最近開店したばっかしのカラオケボックス、しかもお兄ちゃんのお勧めの場所でして・・・。
 妙にだだっぴろい。
 座椅子形式で、横にもなれる。
 しかも高級あんまマシーンがついている。
 会員になれば一人300円で4時間歌い放題。一人一品は食べ物かドリンクを注文しなければいけないんですけどね。

 部屋に入ってから、いきなりお兄ちゃんが自分の好きな曲をリクエスト。
 下の娘もアニメソングや、ゲームのテールズの主題歌なんかを次々とリクエスト。
 ずーーーと、歌いっぱなしなのです。
 驚きました。
 なんと子供たちの生き生きとしていることか。
 全然恥ずかしがらずに、堂々と歌いあげているんですよねぇ。
 
 一方、わしと妻は、最近の極は全然わからんので、3~40年前の古い歌ばかり歌ってました。
 「学生街の喫茶店」「17歳」「センチメンタルジャーニー」などなど。
 完全に世界は2分化してましたです。

 気が付くと、4時間ずーと曲はなりっぱなしの歌いっぱなしでした。
 おそれいりやの鬼子母神でしたです。こりゃ、また古い。

人を育てる

 ここ数日、あることで悩み、ブログの投稿ができなかった。
 そんなある日、こんなHPを見つけた。

人を育てる

 何か、救われたような気がした。
 ここには、わしが、悩んでいたことへの解決策の糸口がありそうだった。
 自分の行動・考え方を変えなければいけないような気がした。

 多くは語らないが、やっぱし最後は家族の愛なんですね・・・・・。

最強の携帯電話 出現かぁ?!

 とうとう9月に、操作はもちろん、メールの送受信や作成時の感じ詳細読み、編集時の一文字読みも可能にした携帯電話が販売されるようである。

FOMAらくらくホン

 何を隠そう、未だに携帯電話を持っていないわしにとっては、魅力ある商品である。
 現時点では、携帯電話を持っていてもめったに電話を受けたりかけたりする機会のないわしにとっても、将来のことも考えて、購入してもよいかなと思える一品である。
 いくらで販売されるかはわからんけどね?

 この携帯、視覚障害者用に開発されたわけではなく、高齢者の方はもちろん、晴眼者にとっても、デザインやそのほかの機能も充実しているのがうれしいですね。
 上の紹介したHPで、どんなもんか模擬映像もあるので見てみてね。

マンション購入その後

 前回書いた、マンション買い替えのその後。
 具体的な話を聞こうと、子供達も連れてモデルハウスを再度訪問した。

 前回は、目の保養に話のネタにと訪問したが、今回はちょっと気合を入れていた。
 まずは、実際に建築している現場を訪れ、環境・立地条件を目で確認した。
 もちろん、わしは見えましぇんので、妻と子供達の目を借りた。
 駅徒歩9分、駅前商店街(アーケード)まで徒歩1分。
 よって、左右をビルに挟まれていた。

 向かって左側のビルは宝石や。
 隣接している箇所は4階建てで、3階4階は駐車場に使用しているとのこと。
「ありゃー、外側の非常階段がマンションのベランダにくっついているで。」
と妻が叫ぶ。

 そうなのです。このままでいくと、その非常階段から、マンションのベランダにひょいと入れちゃうのです。

 そのことをモデルハウスにいた販売員に告げると、明らかにあわてている。
 残りわずかとなっていて、その残りの部屋はその挟まれているビルより下に面していたんですねぇ。
 急に購買意欲がトーンダウンしましたです。
 
 また、実際に買い替えのための住宅ローンを組もうにも、今賃貸に出しているマンションを売却し、住宅ローンを返済しないと、どうにも前に進まないことがわかり、その売却活動を優先することになりましたです。
 しかも、売却してもその金額は住宅ローンの残より少なく。
 そこに自己資金を投入しないとだめみたいなんですねぇ。
 世の中、それほど甘くない・・・・かなぁ?
 
 まぁ、いい機械なんで、とにかく賃貸に出している持ちマンション売却に向けて、がんばりまーーーすです。