心理学で人生を楽にしたい!
そんな目線で心理学を勉強中の
いちご大福と申します
前回は
完璧じゃない私たちを受け入れ合おう
という内容を記事にしました
人間は完璧じゃないから
わざとじゃなても人を傷付けたり
知らずに人に迷惑をかけたり
してしまいます
これは人間であれば
仕方のないこと。
だから
自分の不完全さも
他人の不完全さも
互いに許し合って生きれたらいいよね
ということを
前回は書きましたね
今回からは数回に渡り
自分と他人の境界線について
書いていこうと思います
あなたは
自分と他人を分ける
明確な境界を持っていますか?
この境界が明確でないと
人から影響され過ぎたり
人に干渉し過ぎたり
人に依存し過ぎたり
してしまいます
自他境界線に関する知識は
人権とは何か
人を尊重するとはどういうことか
にも関わる
とても重要なものです
どんな人にも
知っていてほしい知識ですが
とりわけ
人との距離の取り方に違和感がある人や
人から影響を受け過ぎて辛い人、
人に依存し過ぎてしまう人
は是非読んでみてください
きっと役に立つと思います
また
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今回の内容自分と他人を分ける境界線
境界線が薄い人たち
他者の境界を犯してしまう人たち
家と家の間
国と国の間に
境界があるように
人と人の間にも
目には見えない
お互いを分ける境界が
存在しています
その境界は
家や国の境界と同じように
自分の権利のおよぶ範囲や
自分が責任を負うべき範囲を
明らかにするものです
この境界があることで
自分の意思で決めていいもの
そして
その結果を得る
権利と責任のあるもの
がはっきりとします
例えば
家の庭で野菜を育てる場合
何をどう育てるかは
その家の人が決めることです
そして
実を収穫する権利があるのも
枯れてしまった責任があるのも
当然その家の人です
隣の家の人の
権利や責任には
ならないはずですよね
これと同じことが
家だけじゃなく
人と人との境界でも言えて
自分の境界の内側にあるものは
自分で決めて
自分で利益を得て
自分で責任を負うことが
出来るのです
また
境界線があることで
他者の権利と責任の範囲も
明確になるため、
他者の領域に
無闇に踏み入るのを防ぐ
ことができます
家の境界が明確でないと
人の敷地にうっかり
入ってしまうかも知れませんよね?
人と人との境界線も
ちゃんと分かっていないと
間違って人の領域を
犯してしまうかも知れないのです
そして逆に
自分で自分の境界を
ちゃんと分かっていないと
他者が自分の境界内に
うっかり入ってきた時に
「そこは私の領域ですよ」
と静止することが出来ません
自分と他人の境界を明確にすることで
他者の領域侵犯から
自分の領域を守る
こともできるのです
この自分と他者を分ける
境界線のことを
自他境界線(バウンダリー)
と心理学では呼びます
では
自他境界線の内側にある
自分が権利と責任を持っているもの
とは
一体何なのでしょう?
それは
自分の体や、態度
感情に、行動に、考え
能力や、限界、選択、望み
などです
これらは全て
あなたが決めるもので
その結果は
良くても悪くても
あなたのものになります
他人にあなたの行動や感情を
強制する権利はないし
能力や限界も
他人に決める権利はありません
そして
あなたの判断の結果
何か良いことが起きたなら
その利益を得るのは当然あなたです
でもその代わり
境界線の内側にあるものに関しては
全てあなたに責任があります
例えば
人からアドバイスを受けて
何か行動したとしても
成功すれば
その利益はあなたのものだし
失敗しても
それはあなたの責任です
同様に
人の領域にあるものを
あなたにどうこうする権利も
ありません
他者が好きでやっていることは
他者に権利があることなので
相手がどんなに自分に近い人でも
例え立場が下だとしても
あなたが何かを強制したり
相手の利益をもらったりする
権利はないのです
でもその代わり
他者の領域にあるものに対して
あなたが責任を取る必要も
全くありません
他者が何かに失敗したり
イライラしたりしても
その責任はその人にあります
あなたが誰かの責任を
被る必要はないのです
この自他境界線を
名前は知らずとも
多くの人は成長とともに
少しずつ身に付けていきます
でも
自他境界線は目に見えないため
こうやって説明してても
わかりにくく
作り上げるのも容易ではありません
中には
境界線がすごく薄くて
簡単に他者の侵入を許してしまう人や
誤って他者の境界に
侵入してしまう人も
割と多くいます
私自身、心理学を勉強する前は
人から境界に侵入されて
不快に感じてストレスを溜めたり
逆に自分自身が
迂闊に人の領域を犯していたことも
あったと思います
今回は
自他境界線が薄いとは
どういうことか
また
他者の境界を犯すとは
どういうことか
につて説明していきたいと思います
境界線が薄いというのは
どういうことでしょう?
それは
自分の権利と責任の範囲が
明確でなく
自分の権利を
他者の権利のように思ったり
他者の責任を
自分の責任のように感じたり
してしまうということです
例えば
本当は自分で
決めていいことなのに
人から
「こうした方がいい」
などと言われると
「そうしないといけない」
ように感じてしまい
強制された気持ちになって
自分の行動を人の判断で
決めてしまったり
もっと境界が薄いと
誰も何も言っていないのに
「こうして欲しいと思ってるはず」
と他者の望みを汲んでしまい
そしてそれを
「叶えなければいけない」と考えて
自分の行動を決めてしまったり
するようになります
また、感情は本来
感情の持ち主のものなので
どんな感情であっても
持っているその人に責任がある
のですが
境界の薄い人は
他者の感情を
自分の感情のように感じたり
他者の感情の責任が
自分にあるように感じたり
してしまいます
その結果
例えば近くの人が
イライラしていると
相手のイライラが
自分にも移ってしまって
一緒にイライラしてしまったり
「私が何かしたのかな?
機嫌を取った方がいいかな?」と考えて
人の感情の責任を取ろうとしたり
してしまうのです
こんな風に
簡単に人の行動や感情に
影響を受けてしまうと
人と一緒にいたら
簡単に疲れてしまいます
最近
HSPが話題になっていて
「私はHSPかも?」
と思う人も増えているようですが
もしその理由が
対人関係に関するものなら
実際には
感受性の問題だけではなく
自他境界線が薄い
という場合もあるようです
その場合は
境界線を明確にすることで
楽になることがあるかも
知れません
逆に
他者の境界に侵入するとは
どういうことでしょう?
それは
他者の権利と責任の範囲が
よく分からず
他者の権利を
自分の権利のように思ったり
自分の責任を
他者の責任のように感じたり
してしまうということです
例えば
友達やパートナーや家族であっても
何を優先して行動するかは
その人の権利なのですが
相手の境界について
よく理解していないと
「私の意見を汲んで決定すべきだ」
と考えてしまい
「なんでこうしないの」
と相手に自分の望みを
強制したりしてしまいます
また、
行動だけでなく
思考や感情に関しても
他者がどう考えてどう感じるかは
その人の権利なので
他の誰にも
それを変える権利はないのですが
他者の境界を理解できていないと
「そんな風に思うのはおかしい」とか
「その考えは間違ってる」などと
うっかり
他者の領域に入っていって
攻撃してしまう
ことがあります
相手が境界の薄い人なら
簡単に制圧されて
しまうことでしょう
さらに、
他者の境界について
ちゃんと分かっていないと
自分の決断による失敗や
ネガティブな感情を
他者のせいだと考えてしまい
「あなたのせいで失敗した」
「あの人が私を不快にする」
などというように
自分の領域にあるものについて
他者に責任を取らせようとしたり
してしまいます
このように
他者の領域を犯してばかりいると
周囲にとっては
自分の境界内に侵入してくる
危険人物となりますので
距離を置かれたり
嫌われたり
するかも知れません
とは言え
自他境界線は目には見えず
一般的に周知されていないため
私たちはうっかり
他者の領域を荒らしてしまったり
逆に、他者の侵入に対して
制止することができなかったり
しているのが普通です
おそらく、
多くの人は私と同様に
両方の立場を経験しているのでは
と思います
特に日本では、
健全な自他境界線が
育ちにくい教育が
昔から行われていると思うので
なおさらです
なので、もし今
人間関係に不具合があって
その原因に
自他境界線の不具合があると
思われた方は
これから少しだけ
自分と他人の境界について
意識してもらうだけでも
改善する可能性があります
でも実は
自他境界線の形成には
子供の頃からの経験が
大きく関わっているので
そもそも
自他境界線が自分には作れない
と感じている人は
1人で境界線を修復するのは
難しいかも知れません
でもそういう方には
私がついています
もし
周りとの関係で不具合があって
自分の力だけではどうにもできないと
感じている方は
私がお手伝いしますので
良かったらカウンセリングを
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もしよければ
こちらの記事もお読みください
今回はここまでです
いかがだったでしょうか?
自分と他人の距離の取り方につて
違和感を感じている方は
参考にしていただけると幸いです
最後までお読みいただき
ありがとうございました
次回は
どのように自他境界線は作られるのか
について書こうと思います
興味を持っていただけたら
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