【英語勉強中】英語教室に通っても英語ができるようにならない理由。
【英語勉強中】英語教室に通っても英語ができるようにならない理由。おはようございます。英語を教えながら英語の先生の先生をしています、ミツイです。長年、一緒に英語やセルフコーチングを学んでくださっている方がミツイ英語VILLAにご参加くださいました💚 小さな小さな一歩。その歩みを進められたことが本当に嬉しいです。 さて、今回はどうして多くの英語教室に通ってもどんな英語コーチをつけても英語ができるようにならないことが多いのに「通学タイプではない」ミツイ英語VILLAでは学習結果が出しやすいのか?というお話です。どうして英語教室に通ってもどんな英語コーチをつけても英語ができるようにならないことが多々あるのか?という質問の、ひとつめの答えは単純です。きちんとTESOLという専門性を持たずに効率的な英語学習のために何を生徒にさせたら良いのか?という確信めいた答えも知らない先生方がただただ自分が行ってきて個人的に良いと思った(再現性が検証されていない)学習方法を生徒に強いているからです。 ただ、今日お話したいのは別のこと。 ミツイ英語VILLAで英語力が伸びやすいのは①外国語学習で必要な「文脈とセットになった記憶の束」を作る、という作業が非常に行いやすいデザインになっている②参加者が最低限の英語力と英語経験を身につけてきている&右脳学習に対しても理解があるので初めてのものに対してでもネイティブ話者と同じような臨場感環境を作り出すことが比較的容易にできる③参加者が最低限の英語力と英語経験を身につけてきている&英語は使わないと伸びないということを知っているので学んだことの「解釈の追体験」を得る意欲を持っているから、なのです。ひとつずつ、ご説明していきますね。外国語の単語なり語法なりを勉強する時はその単語や語法を切り出して訳語を暗記するのではなく文脈とセットになった記憶の束を作りネイティブ話者と同じような臨場感環境の中でネイティブと同じような「解釈の追体験」を何度も何度も、異なる場面で即興的に繰り返すべきことが必要です。 なので「英語を話せない人が多い日本」でも小学校でも中学校でも高校でも繰り返し「英語で自己紹介」をある程度させられてきたことで最低限、英語での自己紹介はなんとかできる人が多いのです。それは、異なる場面で、即興的に「自己紹介」ということを幾度となくさせられてきたから。単語や語法を切り出して訳語を暗記する、というのは日本の70%以上の人が行っているであろう英語学習法。いわゆる「左脳的な」学習法ですね。もちろん、こうした学習法が一番学習効果を生むステージ、というのはあります。でも、ここに留まっていると「その先」には進みにくい、という事実もあるのです。 「文脈とセットになった記憶の束を作る」という作業は通常の英語のお教室ではなかなか行えません。 なぜかというと、とってもTime-Consumingな作業だから。そもそもが、ほとんどの場合、英語の先生でさえ学習者が得るべきインプット量をはき違えているわけです。(全然足りていない) でも、自己学習がベースとなっているミツイ英語VILLAでは、学習者が得るべきインプット量に関しても指導が入りますしそこで提供されている学習リソースは多くの異なるテーマやトピックであるものの、それぞれ関連づいているものが繰り返し使われていたりしています。つまり、量の問題の解決と学んだことを文脈とセットにして束にしていく問題の解決が図られているのです。例えば、【スピーキング練習】の箇所でこんな会話文を出しました。 James: Hey, Ami! Wow, it’s so nice to finally meet you in person!Ami: Hi, James! Yes, it’s so exciting! You look just like your photos.James: Haha, I hope that’s a good thing! And you look even better in person!Ami: Oh, thank you! That’s so nice of you to say.James: So, are you ready for some good American coffee?Ami: Yes! I’ve heard American coffee is bigger and weaker than Japanese coffee. Is that true?James: Yeah, kind of! But you can find strong coffee too. I’ll help you pick something good.Ami: Hmm… There are so many choices. What do you usually order?James: I usually get a caramel latte or just black coffee. How about you?Ami: I think I’ll try a caramel latte too. It sounds delicious!James: Good choice! Do you want it hot or iced?Ami: Iced, please. It’s a little warm today.James: So, now that we finally met, what do you think? Am I what you expected?Ami: Yes! You’re very friendly and easy to talk to, just like online.James: That’s great to hear! And you’re even more cheerful than I imagined. I really like that.Ami: Thank you! I was a little nervous, but now I feel very comfortable.James: That’s perfect! Let’s enjoy our coffee and chat more.これを、内容確認と発話練習だけで終わらせません。ここから、意図的に「文脈とセットになった記憶の束を作る」という作業をおこなっていきます。ここから、例えば三文目にある "I hope that's a good thing!" という表現が異なるシーンでどのように使われ得るのか、ということも指導させていただきます。例えばプレゼン後のフィードバックでは? 友人とのファッション談義では?新しい同僚との会話では?料理の感想を聞く場面では?SNSの投稿について話す場合は?他にも、例えばコーヒーについての表現についても深堀していきます。コーヒーの味や濃さを表す形容詞は?コーヒーの淹れ方や種類を表す表現は?コーヒーの好みの飲み方を表す表現は?コーヒーの注文や提案などの会話表現は?カフェの雰囲気を表す形容詞は?カフェインについての表現は? 他にも、例えばこの二人の関係性をピックアップして気に入った人に言える褒め言葉や(親しみを込めて、でも軽く・自然に)、異性として魅力を感じている人に言える褒め言葉(控えめだけど、気持ちが伝わる表現)、異性としてではなく、人間として魅力を感じているときの褒め言葉(プロフェッショナルな場や友情ベースの関係にも◎)、なんかをご紹介したりもします。こうして、1つ学んでもらったことの周囲を囲んでいくかのように関連事項をシッカリと学んでもらい、様々なシーンで同様のことを示す、というのが「文脈がセットになった記憶の束を作る」という作業のひとつの例なのです。(もちろん他の方法もあります)もちろん、これらを単純に「知識として学ぶ」のでは十分ではありません。これらは②ネイティブ話者と同じような臨場感環境で③「解釈の追体験」を行っていかないといけないのです。ですので、それらができるよう生徒を育てなくてはいけませんし常に指示を出し、リマインドしていかなくてはいけません。 現在のミツイ英語VILLAの皆さんは②と③がお得意な方ばかりなのですがまだ、そこの意味が分からない…まだ、それが出来ているとは思えない…そんな方は、4月10日から始める本気の英語学習のコース(詳細はこちらのブログ↓)では例えば海外在住経験や留学経験がない人でも②と③を行えるようなトレーニングが含まれていますのでこの機会に、是非ご参加くださいね👍英語と向き合う時間はほどほどにしてさっさと「その次のステージ」に進んでしまいましょう♡時間は有限だし、可能性は無限ですから!Happy Learning & Happy Teaching!!!!!◆ミツイ英語VILLAは英語学習コミュニティーです。◆4月のETAJ勉強会はこちら。①「生きがい」と自分の人生②リーディングとリスニングの指導法のヒント一般参加(会員でない方のご参加)も可能ですしETAJでは常に新しい会員を募集しています。◆こちらも良かったらどうぞ(^^♪