とりあえず、できるといってみよう! -4ページ目

イメージして、実現する

前にMVPをとったときにも書きましたが、僕は未来の自分をイメージして、それを実現するために頑張るタイプです。今だと、緑のあの紙を受け取る日を思い描いてるんですが。

これまで、いつかいわれてみたいと思っていた台詞が、

「You are one of the best test engineers we have ever had. 」

というものでした。今日、今週末で辞めることになったFSチームのトップにメールしたら、

「You are one of the best engineers みょらみょら has ever hired. 」

と、もちろんお世辞とはいえ、嬉しかったです。testってついてないのがポイントね。

特に教訓はありませんが、嬉しかったことの記録。

Validation Engineerとは

例によって、SDETと呼んでも、Quality Engineerと呼んでも、テスターと呼んでも別になんでもいいです。

日々こう思って仕事している、という内容。
 

・ SDE (Software Development Engineer)のためにバーをセットする。

・テストプランを作り、バグを見つけるための自動化テスト、ツールを作成する。

・チェックボックスのためや、ペーパーワークのためや、エグゼクティブ向けレポートのためではなく、品質のためにテストをする。

・プロジェクトのバグキューをコントロールする

・より簡単に、明確に、素早いテストが出来るように既存の自動化テストやツールを改良する。

・プロジェクト全体のクオリティに対して責任を持つ

・プロダクトデザインに参加し、プロダクトをtestableにする。

・品質のために戦う

・顧客のことを考える。

・一日中製品を触っている自分が不便に思うところは、きっと顧客も不便だ。

・SDEが見つけられないバグを見つける

・SDEにテストの仕方を聞いて、走らせて、Bugzillaを更新する人、ではない。

・遅延したスケジュール用のバッファーではない

・SDEによってテストされていないバイナリを、「壊れている」というためにテストする人間ではない。

・セクショナリズムを許さない。

・SDEと対等の立場に立つ。技術限定では負けるのであれば、それを上回るバリューを示す。



死ぬまでにやりたいこと39個



昔誰かのブログを見て、夫婦で死ぬまでにやりたいことリストを作って見たことがある。50個あげる、というものだったのだけれど、例によって途中で挫折して39個書いたリストが残ってる。意外と50個は挙がらないもので、45個書いた妻の42番はゴキブリ絶滅、という儚い願いだったりする。

いい機会なので僕のを記録。

1. フリークライミングをする
2. オーロラを見る
3. 息子がMITに入る
4. 宇宙に行く
5. 英語がペラペラになる
6. トッププログラマになる
7. 中華の達人になる
8. 家にダーツボード
9. ビリヤードがうまくなる
10. 家に麻雀台
11. 息子とサッカー
12. 息子と将棋
13. 高級将棋盤
14. 体脂肪率15%
15. オーダーシューズを揃える
16. 会社の立ち上げをする
17. 芝生の庭
18. マンガを好きなだけ揃える
19. 年収2000万
20. ワカサギ釣りをする
21. かまくらをつくる
22. 九蓮を上がる
23. タヒチに行く
24. ダートカーをする
25. 孫の顔を見る
26. ホクロを減らす
27. 歯並びをよくする
28. キッチンツール一新
29. 3星レストランでたらふく食べる
30. 北京ダック一匹食べる
31. グランドハイアットに泊まる
32. 友達を増やす
33. 左利き用道具を揃える
34. プラモをつくる
35. ナイアガラ
36. JT崩壊
37. キューサイコー
38. 四川パンダ
39. 趣味の部屋をつくる

3年経って、実現したのは1番,11番、12番くらいか。死ぬまでにやりたいと言いつつ、実現に対して何も行動してないものが多い。ま、そんなもんだな。

色々と

今、東京に向かう飛行機の中にいる。今回は行きは一人。エコノミーの窮屈な座席で、いろいろ考える。

2011年10月にアメリカに引っ越して、翌年の4月に一ヶ月ほど帰り、今回は二回目の一時帰国だ。長男が小学生になり、春にドカンと帰るというのも今後は難しい。妻は今三人目を妊娠中(またまた男の子!)なので、今後日本に帰るのはさらに難しいかもしれない。金銭的にも、体力的にも。次いつ帰れるかわからないので、今回の滞在は特に楽しみだ。予定がつまり過ぎで自由時間がほとんどないけど。

凱旋帰国、とまではいかなかったけど、アメリカでの仕事は、とてもうまく行ってる方だと思う。たまたまこの会社に、僕ができる仕事にピッタリはまる穴があって、みんながそれを認めてくれてる、という感じだ。ある意味ただのラッキーだ。そのラッキーはたくさんの人との関わりと、彼らの後押しからできている。上司も、同僚も、Twitterでフォローしてるだけの人も、僕が参考にしてるブログを書いてる名前も知らない人も。いつか恩返しをしたいとは常々思ってるけど、僕のできることってなんなのかは漠然としている。当初、前例がなければ作る、というコンセプトでこっちに来た割に、そのあと誰も続いてないのが一つ心残りだな。今回も日本に行って誰か連れて来いって言われてるけど、そんな都合のいい人が簡単に見つかるわけもなく。逆に、アメリカから日本にエンジニアを送る、という話の方は続いてるんだよね。日本で働きたいと思ってる本社のエンジニア、思った以上に多いよ。

Twitterで、子供が小さい片働きの人(特にエンジニア)で、一度も海外で働いたことのない人は一度アメリカで働くといい、と書いた。ある意味、損得じゃなくて経験として。いいことも悪いこともあるから、一度働いたことがある人には別に勧めない。あと、共働きの場合は片方のキャリアが途切れちゃうからね。片働きでも、その前提になってるのは、奥さんが前向きなこと。やっぱり帰りたくなっちゃう奥さんもいるし。シアトルや西海岸は日本人が多いとはいえ、外国人(って、海外じゃ僕らが外国人だけど)と友達になれる人じゃないと辛いと思う。単身赴任してでも、もしくは奥さんが我慢してでも世界と戦う?うーん、そこまで思える人はそれはそれでラッキーなんだろう。人それぞれ。

今は世界中どこにいても仕事ができるから、東京本社の会社に北海道にいながら勤めることも、シリコンバレーの会社にアイスランドから勤めることもできるだろう。だから、別に僕は、西海岸が進んでいるから、とか、シアトルにいい会社がたくさんあって待遇がいいから、とか、そういう意味で勧めてるんじゃないんだよ。でも、一度こちらに住んで、同僚とか、息子のクラスメイトのパパとかと関わると、多分生涯、人種や国籍で人に色を塗るようなことはなくなると思う。それだけでも価値はあると思う。もしくは、日本は中からみるのよりずっと良い国だと気づけると思う。その上で、将来自分がどうしたいのか、選択肢が広がると思う。あと、日本は祝日超いっぱいっていうのを知るだけでも。あ、それはどうでもいいか。

全然関係ないけど、デルタで今アイスクリームが出てきた。これは嬉しい。

人生っていうのはアイスクリームみたいなもんで、早く食べないと溶けちゃうんだよ。

って、アイスクリームをお題にそれっぽい一行を書いてみましたが、いかがでしょうか。特に意味はありません。

そういえば、これまたTwitter上で、優秀な若手(ってほど若くもないか)のエンジニアが、うちの会社は天上界のエンジニアばかりだから自分がアメリカに行っても釣り合わない、と書いていた。それは、本当かもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、彼らが、「君は日本で日本人のお客さんの対応をするからこそバリューがある」と思っているかというと?それは、全体最適のために個人を犠牲にする考え方で、少なくとも彼らはそういう観点では判断しない。そいつが、その組織にいて欲しいと思うかどうか、それだけ。僕がアメリカに呼ばれた時、後のEng のトップになった人から、「部署はどこでもいいよ。お前を手放す訳にはいかない」と言われたのは強烈な体験だった。あの頃は、合併のゴタゴタに絡んで自分の居場所が日本になくなったところだったから、とても救われた。

もうひとつ、(ネガティブな意味で)鮮明に覚えてるのは、僕が最初に参加したプロジェクトのプランを見たら、「プロジェクトのリスク: Takafumiは来たばっかりだから、戦力になるまでどのくらいかかるかわからない」って書いてあったこと。そいつは別に普通に当たり前のことをかいたんだろうし、後日、プロジェクトの打ち上げで、まさかこんなにできるとは思わなかったって言われたからいいんだけど、何か、あれだった。

あと、初日にオフィスに行って、チームのメンバーと話したら、全く聞き取れなくて焦ったな。これはいまだに聞き取れないけど(汗

日本時代を入れてもうすぐ8年、バーチャルでEngの仕事をするようになって(=このブログを始めてから)3年たった。IPO, 買収を経て、古株はみんないなくなった。さみしいけど、普通のことなんだろうな。ずっと同じメンバーで、スピード感を失わない規模で、っていうのは一見良さそうで、そこには成長がないから。一方で、組織がおっきくなって古株がみんな幹部になりましたっていうのも、エンジニア的には面白くないと思うんだよね。新陳代謝を楽しまないと。いつか自分が出て行く側になる日まで。

30過ぎた英語苦手なおじさんがアメリカで心がけた10のこと



さて、10個あるのでしょうか。まだわかりません。計画性ありません。

はじめに

僕の英語のレベルは、日本に住んでいる多分英語が得意な人から見ると本気で引くレベルのひどさです。え、二年も住んでこんなに喋れないの?という。字幕なしでは映画は見られないし、まさに片言。TOEICの点だけは高いのですが。だってあれ、ただのペーパーテクニックだし。正直、あんまり英語好きじゃないし。という感じ。


1.仕事をちゃんとする
仕事が同レベルなら、英語できないオッサンを雇っておく必要性は0です。とにかく仕事は完璧に、常に相手の期待を上回る必要があります。最初は「こいつなにいってるかわからないから無視しておこう」だったのが、「こいつはなにいってるかわからないけどちゃんとしたことを言ってるはず。でもわからない」になり、最後に「こいつはなにいってるかわからないけど大事なことを言ってるのでとにかく聞かなければ」に変れば成功です。

2.なるべくIRCを使う。

IRC、便利ですね。でも、私はおじさんなのでチャット用語はわかりません。Urban Dictionaryとか使って調べます。

3.なるべくメールを使う。

普段の業務でメールを使うのは当然として、自分のお盆にタスクがたくさんあって自分待ちになってる場合、みんなにとって有益な情報を自分が持っている場合には、だれかに聞かれる前にメールしてしまいます。聞かれてから「あとでメールで報告します」だと馬鹿さ全開なので、先手を打つことが大事です。

4.電話してくる奴には、メールしろ、という。

とりあえず電話しようとしてくるやつには、忙しいからメールしろ、と言いましょう。もちろん必要性があっての電話なら別ですが、だいたいのばあい、相手はメールする手間を省きたいから電話してきます。そんな適当な質問に答えている暇はないのでメールしろというのはValid responseです。

5.相手を慣らす

自分が英語になれるのは大変なので、相手に自分の下手な英語になれてもらいましょう。だんだんこちらの意図をエスパーしてくれるようになります。途中まで話すと、「つまりこういうこと?」と聞き返してくれるようになって、これってうちの3歳児に対して自分がやってることと全く一緒です。

6.小さな子供を育てる

子供とともに成長しましょう。渡米時点で4歳だった長男は現在1年生。もはや発音や自然な会話という意味では負けてますが、彼と一緒にフォニックスのDVDを見たり、幼稚園の宿題をやって英単語を覚えたりするととてもためになります。

7.ESLのクラスにも行ってみた。

一年ほど前、3ヶ月間 University of WashingtonのESLクラスに通いました。idiomを中心とした授業で、一度覚えると、意外に頻繁に使われていることに気づきました。なかなか楽しかったのですが、週2日、仕事の後に通うのが大変だったのでそれっきりです。基本ダメ人間なので。

8.自己評価は頑張って書く。

4半期に一度、もしくは年に一度のパフォーマンス評価での自己評価。まわりは超てきとうに書いてるのでしっかりかけば、下手な英語でも大丈夫です。

9.周りに頼る

英語わかんないから教えてくれ、と言われて、教えてくれない人はいません。教えてくれない場合は1に戻ってください。

10.とはいえ、パーティーには出る。

英語できないと思われてもいいのですが、「こいつはコミュニケーションとる気がないんだ」と思われると終わってしまうので、パーティーなどにはちゃんとでて、頑張って話します。まあ、酒が入ればなんとかなります。

まとめ

ふう。10あった。。。なんかもはや9とかぐずぐずでしたが。。つらつらと書いてみたものの、この方法には当然欠点があります。

欠点1 英語がなかなか上達しない。

あたりまえです。

欠点2 転職できない。また、異動などにより積み上げたものがゼロリセットされる可能性がある。

これ、割と切実。

欠点3 これ以上偉くなれない。

あるレベルまで来ると、個人としての仕事の内容だけでなく、リーダーシップやマネージメントや折衝といったものが求められてくるので、そのへんで行き詰まります。

ということで、いい加減やばいだろ、という気持ちと、まあ、なんとかなるだろ、という気持ちをやりくりしながら過ごす渡米3年目です。

日本の子育ては海外より辛いのか?


twitterで、「海外ママが日本の子育ては海外より10倍辛いと語る理由」というリンクがあって、
それに便乗して何が辛いか書き連ねても良かったんだけど、ネガティブを垂れ流すのは良いことでもありません。

でも、むくむくと書きたいことが湧いてくるネタなので、ひっそりとここで書き溜めておきます。

「日本は、子供を連れて歩くのは辛い」

歩くのは辛いんです。構造的に。子供を連れて歩いて電車に乗って移動する、という行為が、現状の日本の都市部とマッチしてません。車で移動すれば割りと行ける気がします。コインパーキングも意外とあるし、渋滞だって、お盆に東名に乗ろうとかさえ考えなければ、まあ、なんとかなるでしょう。シアトルにしてもベイエリアにしても渋滞はひどいし。よって、論破。

と、いうわけにも行かなんですよね、実際には。でも、もし今日本で子育てをすることになったら、妻は常に車移動にすると思います。渋谷とか新宿とかはさすがにきついけど、まあ、それはまた別の話かな、と。

「日本は、タバコ臭い」

これはいかんともしがたい。この一点だけでも生きるのが辛くなりますが、これは子育てが辛いのではなくて、生きるのが辛いのです。よって、子育てが辛いことの論証にはなりません。却下。

「レストランが子供にやさしくない」

よほどの高級レストランでなければハイチェアが用意されて、子供が騒いでも誰も気にしない国に慣れると、日本のレストランはとてもチャイルドアンフレンドリーに見えますが、これだけ美味しいごはんがファミレスで食べられる国は他にはないので、ファミレスに行きましょう。コンビニ弁当も美味しいです。

「日本人は他人のしつけに厳しい」

スーパーで買い物カートの上に2人乗ったり、地べたに座ったり、そんなことをしたら、親失格の烙印を押されます。周りの空気が冷たすぎて凍えそうです。でも、アメリカの子供も、え?どうやってそんなふうにしつけられるの?というくらい異常なほど良くしつけられています。あれはいつ見ても謎です。ま、他人には寛容なおかげで気楽に過ごせますけど。


「シッターさんがいない」

その代わり、親の近くに住むことが出来ます。それなら無料です。


「総括」

というわけで、車で点と点の間を移動して、ファミレスでご飯を食べて、都心には行かず、両親の近くに住めば、日本で子育てが辛いということはないでしょう。生きていくのは辛くなりそうだけど。





若者の海外就職離れ

と、いうわけで本題です。

たまにtwitterで、人材募集をつぶやくと、僕の規模にしては沢山リツイートしてもらえます。ひっそりとお気に入りボタンを押してくれる人もいます。が、残念ながら誰一人応募はなく、冷やかしすらありません。

無名な人間がなんかつぶやいていても胡散臭い。興味ない。自分なんて無理。興味はあるけど今の仕事に満足している、といった内訳でしょうか。まあ、みょらみょら株式会社(このブログは匿名ブログです。)の製品はニッチなので、正直興味ない人が大部分でしょうが、ビザなしでの海外転職の道が転がってることなんて滅多にないのになー、と思います。なんか残念なので、釣りっぽいタイトルをつけてお茶を濁してみることにしました。

自分も子供ができて、親も年をとって、ホイホイと軽く移住できる人ばかりではないのは理解してますが、もし30前だったら、絶対プラスになると思うんだよなー。弊社に限らず、できる人は数年でいいので外に出て見てください。日本のいいところを痛感する結果になるかもしれません。それはそれでプラスです。

ようやく取れました

少し遅くなりましたが、今回のメジャーバージョンのリリースパーティーにて。

$とりあえず、できるといってみよう!

MVPは数百人いる開発部門の中で、数人しかもらえない、それなりに意義のある賞です。

この一年は、MVPをとって、とったどー、とtwitterでつぶやくのを思い描きながら仕事してたので、ようやく、という感じです。昨年はルーキー賞。ぶっちゃけ去年MVPを欲しかったんですが、おかげで唯一の二リリース連続受賞ということで。

残念ながら次のリリースは僕はメインで入ってないので、前人未踏の3連続は無理そうです。次の目標は何にするかねー。

シアトル移住のススメ

ITエンジニアの主戦場、シリコンバレー!から、ずっと北上してカナダ国境まで行ったところにワシントン州シアトルがあります。そのシアトルの片隅で、毎日地味~に日銭を稼いでいる私。今日は、シアトルの良いとこ悪いところご紹介。僕は人生で東京(及び神奈川)とシアトル地域しか住んだことないので、他の地域は旅行や出張や伝聞の雰囲気ですので悪しからず。

いいとこ

1. 学区が良い、生活レベルが高い。そして、それと比較して(そしてシリコンバレーと比べて)家賃が安い

学区というのは、主に小学校、中学校のレベルのことです。全国統一テストみたいなのが小学校低学年のうちから始まって、その平均点がその地域の格を決め、地価が決まり、治安を左右します(もちろん、地区の裕福度と学力は鶏卵なわけですが。) なにせ、同じテストを公立小の小学生が受けて、平均90点と60点の学校が遠くない場所にあるので。

と、いうわけで、子供がいる家庭だけでなく、みんなが学区を気にしたりします。で、その学区が良いところに住もうとすると、シリコンバレーだとシアトルの2倍くらいするらしい。給料は二倍にはならないので、シリコンバレーの人は大変そう。

独身の一人暮らしならどこに住んでもいいんだけど、家族がいる場合にはシアトル(というかベルビュー)いいな、と思います。


2. IT企業が多い。スタートアップも多い。

歴史的にMicrosoftから供給される人材によってIT企業が多く、特に企業向けが多いイメージ。あんまりWeb系の会社は見かけない。ぱっと思いつくだけでも F5, Real networks, タブロー(スペルわかんない)、Isilon, Likewise, そして Amazon. 今じゃGoogleとFacebookとTwitterもオフィスあるみたいだし、ITバブル真っ盛り。


3. 夏が最高

独立記念日からLabor Dayまでが夏です。毎日快晴、朝晩は涼しく、日中も基本クーラーいらないけどプールには入れる。豊かな自然。もう最高。

4. タバコ臭くない

これはまあ、日本と比べればアメリカはどこも良いですが、南部にいくとけっこう歩きタバコととかひどいので。最近マリファナ合法化されたのがアレですが。。ちなみに、マリファナは臭いっていうけど、嗅いだことないからわからないんですが、あなたは何故臭いを知ってるの?

5. ゴッキーいない。

これ、何気にポイント高い。今の所見たことない。あったかいところはでっかいのでるらしいですぜ。あと、蚊に刺されたことも実はない。

6. 食のレベルがまあまあ良い。

日本と比べてはいかんが、海があるとこなので魚介も豊富だし、日本食スーパーもLA, ベイエリアほどじゃないけど一応あるし、お寿司もまあまあ。

7. リベラル

これはベイエリアと共通。民主党、リベラル、宗教色薄め、多国籍。

8. プロスポーツ充実
NFL, MLB, サッカー、ホッケー(よく知らない)。ないのはNBAくらい。

9. 杉花粉が飛ばない

といっても花粉症で悩む人はいるのですが、日本で辛かったけどこっちだと大丈夫、みたいなのが多そう。僕は花粉症じゃないんだけど。


悪いところ


1. 冬が長く、ずっと雨降ってる。

冬はLabor Day(九月の第一月曜日)から独立記念日(7月4日)までです。ずっと雨が降ってます。雪はあんまり降りません。鬱です。


総評

いいところと悪いところ、差し引きでギリギリプラスじゃないでしょうか。

渡米後2年でわかった英語のあれこれ

えーっと、タイトルはただの釣りです。間違ってきた方、すみませんでした。一応英語にも触れますが、あんまり関係ないです。2年前の10月にこちらに来てもう少しで2年。色々振り返ろうかと。

今のお仕事

テストプランを作って、テストツールを作って、マニュアルテストして、自動化テスト流して、バグを山ほど登録して、Fixをテストして、仕様に口出して、みたいな仕事です。

SDET (Software Development Engineer in Test)というキャリアパス

当初SDET1相当のタイトルでこちらにきて、半年後SDET2に。その一年後SDET3相当に昇格して今に至る。バグを平均の5倍くらい登録して、人の作った機能にダメだししまくってたら昇格させてくれました。わりと楽ちん。

SDETに必要なコーディング力は会社次第だと思いますが、Devがアルゴリズム、パフォーマンス等突き詰めた部分が求められる一方、僕が書いてるのはあったらいいなを形にする、みたいな感じ。某有名企業出身の人のコーディング力をみても、まあ、そんな感じかな、と。

僕はSDETの中では上から5番目くらい?キャリアパス的には上に2段階あって、一個上が2,3人、一番上が一人だけ。そのレベルがヌバヌバ(仮の会社名)の技術職のMAXらしい。その上は親会社に選ばれるポジションもある。で、普通に仕事してる分には僕には今のランクが限界っぽい。部署を超えて影響力を発揮したり、顧客対応までしたりしないと上は難しそうで、どうすっかなー、というところ。

可能性としてはSDE(コード書く人)側に移るという手もあるけど、僕の実力だと最下層にも届かない感じ。英語力的にも性格的にもマネージャーにはなれないしねー。

英語力

こんな話があります。日本人のいない職場で2年もたったというのに、ネットは日本語中心だし、ちっとも英語が上達しないな、と思っている今日この頃。先日長男の友達の誕生日に呼ばれました。苦手な英語も話さなきゃ。そしたら、メインの言語はスペイン語でした。ちゃんちゃん。ま、僕にとっての英語ってそんな感じです。そんな人間がなぜかインタビューとかしてるのが謎すぎます。

日本でやっておいて良かったこと

結婚。子供は別にこっちで作っても良かったけど、内向的、引きこもりの僕が独身でこちらにいたら間違いなく孤独死してる。

日本でやらなくても良かったな、と思うこと

マンション購入。いやー、人生何があるかわからないから、30年ローンとか組むもんじゃありません。

今後の目標

目下の目標は例のカードを取ること。これは現在進行中。そのあとは、こっちで転職するか、できると確信できるレベルになること。毎度インタビューでこの候補者はコーディングが弱いねーとかいいつつ、自分が今受けたら、今のポジションはもちろん、ジュニアレベルでも落ちる気がする。英語とコーディング、もしくは誰かに誘ってもらえるように。